国会議員会館へ防衛省職員を呼び出し、パワハラで「威圧」「威迫」したゴロツキ後藤祐一へ対処もしない(できない)まま遣り過ごす!
基本的に「人として許される行為」ではない。無責任がウリの民進党は遣り過ごすようで!
全く以て、党として基本的な「統治能力」を欠いている!
引用開始→ 三原じゅん子氏、国会パワハラ事件に激怒 民進・後藤祐一氏「お前をクビにできる」…蓮舫代表はどう対応?
(夕刊フジ2017.02.24)
民進党の後藤祐一衆院議員(47)が16日夜、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題で説明に来た、防衛省の30代の女性職員を数時間にわたって怒鳴り上げ、机をたたきながら、「人事評価を下げてやる」「お前をクビにできる!」などと威圧的な言葉を繰り返した「国会パワハラ事件」が注目されている。自民党の三原じゅん子参院議員は猛烈な怒りを示した。
「これは絶対に許してはいけない問題です!」
三原氏は、前代未聞の暴挙が国会議員会館で、行われた事実が信じられないという。
「どの政党に所属しているかは関係ありません。党派を超えた人間としての問題です。後藤議員は地元有権者が見ていたら、長時間、大声で女性を罵倒するようなことができたのでしょうか。もし、国会議員という立場を利用して、立場の弱い女性職員にこのような言動が行われたとするなら、とんでもないことです。謝罪だけではすまされません」
後藤氏は21日、国会内で記者会見し、「厳しい言い方をしたことで大変ご迷惑をおかけしたことについておわびを申し上げたい」と陳謝した。
だが、被害者の女性職員はいまだショックから立ち直れず、「議員会館に近づくのも恐怖を感じる」と語っているという。三原氏は続ける。
「怖かったのでしょう。今回は表沙汰になりましたが、社会には理不尽なパワハラがたくさん隠されていると思います。そういう人たちに、もう泣き寝入りはさせたくありません。われわれは弱い者いじめをなくすために、いっそう尽力したいと思っています」
そもそも、「政治は弱い者のためにある」というのが民進党の主張だ。同党の国会議員が弱い者いじめをしていては、何をかいわんやだ。
三原氏は「民進党代表は女性ですが、こうした問題にどう対処されるのでしょうか。同じ女性として許せない気持ちにならないのでしょうか?」。
民進党の蓮舫代表の対応を見極めたい。 (ジャーナリスト・安積明子)←引用終わり
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もう一つの火種「政策議論もなく原発ゼロ2030年」を採用決定!
党内議論や手続きもなく、政策モドキを決定する。支援支持基盤と真っ向対立へ!
この際、機嫌良く「消滅」して貰いたい。残されたゴミは焼却処分してやるから。
引用開始→ 蓮舫氏窮地!電力総連、候補推薦白紙も…『30年原発ゼロ』で渦巻く不満「強行突破すれば党が割れる」
(夕刊フジ2017.02.23)
民進党の最大の支持団体である連合の傘下労組「電力総連」(岸本薫会長)が、3月12日の党大会で次期衆院選の公約として「2030年原子力発電ゼロ」方針を掲げた場合、民進党候補を推薦しない方針を蓮舫代表に伝えていたことが22日、分かった。電力総連幹部が17日、蓮舫氏と面会して表明した。蓮舫氏は党大会の発表にこだわるが、有力労組が離反すれば党の選挙戦略に大きく影響しそうだ。
蓮舫氏は、党がこれまで掲げてきた「2030年代原発ゼロ」について、省エネルギーの進展や電力需要の変化などを踏まえ、党大会で脱原発の時期を最大9年間前倒しすることや、達成過程の法制化などを公約として打ち出す方向で調整している。
そうした「30年ゼロ」方針を説明するため、蓮舫氏と玄葉光一郎党エネルギー環境調査会長は17日、電力総連の岸本氏と内田厚会長代理と都内で面会した。
複数の関係者によると、蓮舫氏は「旧民主党がエネルギー政策をまとめた後も省エネ・再生エネルギーの活用は進んだ。国際情勢や経済の影響などを踏まえてアップグレードしていく」と述べ、「30年ゼロ」に強い意欲を示した。
しかし岸本氏らは「『30年ゼロ』は唐突すぎる。エネルギー政策は広く国民生活や雇用、経済を勘案しなければならない」と反発。事前調整がないことも批判し、「民進党を支持しないという仲間もいる。前回衆院選は旧民主党候補を推薦したが、このまま党大会で表明するならば白紙に戻さざるを得ない」と強調した。
それでも蓮舫氏はエネルギー政策を安倍晋三政権との対立軸にしたい考えで、協議は平行線のまま。玄葉氏は蓮舫氏が退席した後、「蓮舫氏の思いは強く、党大会での発表をあきらめていない」と理解を求めた。引き続き総連側と話し合いを重ねる意向も伝えたが、総連側の不信感は頂点に達している。
連合の神津里季生会長も「政権を任せられる政党として国民の支持を集められるのか」などと批判しており、蓮舫氏が調整を強引に進めれば、亀裂は決定的となりかねない。
■与党との対抗軸 長妻氏らは賛同×電力総連側反発 野田氏も「無理」
エネルギー政策をめぐる民進党の混乱が収まらない。蓮舫代表が「2030年原子力発電ゼロ」の表明にこだわっていることで、党内にくすぶっていた原発政策に対する見解の不一致が一挙に火を噴いているのだ。支持団体の連合や党内の懸念に目もくれない蓮舫氏への不満も、党内には渦巻いている。(松本学、山本雄史)
「なぜ党が割れるようなことをするのか!」。22日の民進党エネルギー環境調査会で、電力総連出身の小林正夫参院議員は蓮舫氏への不信感を隠さなかった。
一方で、「2030年原発ゼロを打ち出すべきだ」(長妻昭元厚生労働相)と蓮舫氏に賛同する意見も噴出。玄葉光一郎エネルギー環境調査会長が「次期衆院選の公約が最終的なゴールだ」と引き取り、3月12日の党大会以降への結論先送りも示唆した。
蓮舫氏が党大会での「30年原発ゼロ」表明に執着するのは与党との分かりやすい対抗軸を示し、次期衆院選の旗印にしたいとの意図があるからだ。ただ、「(東日本大震災から)6年目の翌日が党大会だから」(蓮舫氏)という理由で進める姿勢には批判も多い。
蓮舫氏は17日の電力総連幹部との面会で「『明日すぐ原発ゼロ』という共産党と私は違う」と釈明。しかし電力総連側は「エネルギー政策は国家の屋台骨であり、外からは問題を整理しないまま突っ込んでいるようにみえる」と見透かしたように切り返した。
電力総連側は、「組合員がポスター貼りに行っても『民進党は駄目』といわれる。そこをはいつくばって努力している」とも指摘。「エネルギー政策に限らず足元が揺らいでいる。現実的な政策でバランスよく対応してほしい」と諭した。
蓮舫氏が所属する野田佳彦幹事長グループ(花斉会)にも異論がくすぶる。21日夜、東京・銀座でのグループ会合で野田氏は「3月の党大会での表明は無理だ」と蓮舫氏の前ではっきりと指摘した。グループ内には連合の組織内議員もおり、原発政策では一枚岩でないのだ。蓮舫氏は黙ってうなずいたが、党大会で表明する方針は変えない姿勢をにじませていたという。
「民主党崩壊の教訓は『できない約束はしない』。ここで強行突破すれば党が2つに割れる」。16日の調査会会合で大畠章宏元国土交通相が語った言葉が、蓮舫体制の今後を暗示している。
■民進党と電力総連の面会やり取り要旨
蓮舫代表 3・11(東日本大震災)から6年になる。翌日の12日が党大会だ。一つの方向性として「一定の幅」は示したいとお願いした。ただ、結論ありきではない。
電力総連
報道で「2030年原発ゼロ」と出てしまった。唐突すぎるし、幅広い意見集約がなされていなかったと受け止めている。昨年9月の党代表選前に蓮舫氏と話した経緯からすると、釈然としない。仲間は相当怒っている。民進党支持から電力総連は出て行ってもいいという仲間もいる。
情報の出し方もまずく、現場は大混乱している。エネルギー政策は国家の屋台骨であり、それを決め打ちするような議論になると、国民の目線では「民進党、駄目だよね」ということになりかねない。前回(平成26年)衆院選で約100人を推薦したが、このままの流れで3月12日となれば、白紙に戻さざるを得ない。
玄葉光一郎エネルギー環境調査会長
全て私の責任だ。3・11から6年たち、情勢変化も踏まえ目標をより高く持つか持たないかきちんと議論したい。電力の皆さんが全く立っていられないようなことは考えていない。今ある党の方針の法案化も駄目か。
電力総連
法案で「あらゆる資源を投入する」などの文言を入れても、必ず具体的な話を問われる。もう少し整理し議論した上で対応すべきだ。
蓮舫氏
省エネルギー、再生可能エネルギー(の技術)は相当進んでいる。そうしたファクト(事実)を示しながら議論している。今、決め打ちしているものはない。分かり合える部分で協力いただきたい。
電力総連
この5年余りで一般家庭の電気料金は25%増だ。2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みとなる「パリ協定」では、日本は原発が30数基稼働している前提だ。さまざまなことを多面的に議論に乗せてほしい。
蓮舫氏
政治は生き物。国際情勢や経済の影響を踏まえ随時アップグレードする。「明日すぐゼロ」と言う共産党と一緒にする気はない。現実的な政策の方向性は示さないといけない。
電力総連
ポスターを貼りに行っても民進党は駄目といわれる。そこをはいつくばって努力している。エネルギー政策に限らず足元が揺らいでいる。現実的な政策を進め、執行部も歯を食いしばって頑張ってほしい。←引用終わり
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