UK(連合王国=英国)はEU(欧州連合)離脱の文書を提出!
別に「スコットランド」、「北アイルランド」、「ウェールズ」が、
UK(連合王国=英国)離脱指向を強めているとか。
かつて、世界で7つの海と5つの大陸を支配した「大英帝国(連合王国)」は、
静かに幕を降ろし、スペインや、ポルトガルのような国に成り下がるのか。
何よりも、スコットランドがUKを離脱すると、
バッキンガム宮殿の衛兵軍楽隊はどうなるのか。
王室制度で、エジンバラ公、ウェールズ公は、どうなるのか。
一時は、退き下がるが、再び時の理を得て立ち上がり咆吼するのか。
真に興味深い事で、埒外者として静かに見守りたい。
引用開始→ 英首相、EU離脱の書簡に署名 29日通知へ
(日本経済新聞2017/3/29 8:07)【ロンドン=原克彦】英国のメイ首相は28日、欧州連合(EU)に離脱を通知する書簡に署名した。書簡はEUが本部を置くブリュッセルで29日午後1時30分(日本時間同日午後8時30分)をめどに、英国のEU大使がトゥスクEU大統領に手渡す。離脱条件や新たな貿易協定を協議する原則2年間の交渉が始まるが、英・EUには対立点も多く難航は必至だ。
BBCによるとメイ氏は29日午前に閣議を開き、その後に議会で離脱の通知を宣言する。「英国にいるすべての人のために、まっとうな合意を得るすさまじい決意がある」と表明し、EUからの離脱が国益にかなうことを訴える見通し。離脱派と親EU派がなお激しく対立する国内情勢に配慮し、英国民の結束を呼びかける予定だ。
離脱の通知はEU基本条約(リスボン条約)50条に基づく手続きで、通知から2年が過ぎると基本条約が適用されなくなる。全加盟国が交渉延長に同意しなければ、離脱の条件や新たな貿易協定が決まっていなくても、英国は2019年3月末にEUから離れる。
英国は16年6月の国民投票でEU離脱を決定。第2次世界大戦後に政治・経済の両面で統合と拡大を続けた欧州に大きな転機をもたらした。
本格的な離脱交渉は5月半ばに始まるとみられている。英国は離脱によりEU単一市場から完全に撤退する方針を掲げる。加盟国の国民がEU域内で自由に移住できる仕組みを脱することで移民を制限しつつ、モノやカネの行き来で経済面の利益をどれだけ残せるかが焦点になる。
一方、EU側には他の加盟国が英国に追随するのをけん制するためにも、厳しい姿勢で交渉に臨むべきだとの声が強い。英・EUの両側で交渉結果を承認する手続きも必要で、実質的な交渉期間は1年半程度だとの指摘もある。その間に交渉がまとまるかは不透明で、多国籍企業の投資判断にも影響する公算が大きい。←引用終わり
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