所得格差による「中間層」の解体は世界で進行し 同時に価値観の多様化と世論の分裂を生み出した!
SNSの発展拡充により幻想的な言論空間が提供されたと。
とりわけ2011年に直面させられた「東日本大震災」に直面させられた事が大きいように考えています。
中でも、東電の福島原発の事故に対する構え方で、様々な言い放しが萌芽したように考えます。
未熟な思考を裏付けるために、自らの見解に近い論というか主張を求め、その根拠となる思考を求め彷徨い合う事で、多くのSNSが「2チャンネル」化したように見ています。
そこに「リーマンショック」で決定的に、日本の「中流階層」が分解される過程とも重なり、従来はそれぞれの人が、否定しながらも頑なに信じてきた既存の様々な権威に対する信頼崩潰が重なり、一気に言論空間に穴が空いた点が大きいように受け止めます。
個々人がいきなり得た自由な言論空間は「幻想」に満たされた夢幻空間だったかも知れません。
しかしながら、固有の確固たる見識を持つ人と、追随し拡散する人との差は大きい事もあり、追随する側は常にその時点の「感情」に沿う見識や主張に賛同を示す事で、SNSは裾野を広げ、それと共に基本的な価値観が流動性を増し続けているのではないかと眺めています。
個々人がいきなり得た自由な言論空間は「幻想」に満たされた夢幻空間だったかも知れません。
しかしながら、固有の確固たる見識を持つ人と、追随し拡散する人との差は大きい事もあり、追随する側は常にその時点の「感情」に沿う見識や主張に賛同を示す事で、SNSは裾野を広げ、それと共に基本的な価値観が流動性を増し続けているのではないかと眺めています。
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