« ミシミシミンシン+希望の(ない)党+タツケンにチャビンを加えりゃニポンサッカクトォ再建か!? | トップページ | 過酷な冬のアスリート達 その苦しみを乗り越え世界の頂点への「メダル」を手にしたオメデトウ! »

2018/02/12

「泰明小学校」の標準服・制服で思い出した事 噛み合わない「ポン助オヂサン」の思考レベル

「ポン助オヂサン」は底抜けに善い人である。それだけを手に世間を渡ってきた人である。


ある時(2年半前)、仕事が巧く運ばない(受注できない)と言うので、話(愚痴)を聞く羽目(此方も親切)になった。


現代社会の手法とは全く合わない「人に頼り、人伝の営業」で、そこに何らの「提案性」も「付加価値」もない。
スピードとクオリティに評価価格が付くのであるが、スピードもなければクオリティも低い。価格だけは一人前で、努力など微塵もない。


そこで「付加価値」とは関与する全ての人の労働生産力なのであり、右のAから左のBへの手渡しを仲介するだけなら「ポン助オヂサン」の喰い扶持程度は稼げても、事業として期待される「労働生産」には達しないだろうと批評した。
「そのとおりで、痛い点を衝かれました。辛いです」と応えたので、職制と年齢に見合い期待される「労働生産」を提供できなければ、社内でも居場所はないだろう。
「それは痛いほどですが、方法が分りません」という。


その時、改めて「ポン助オヂサン」の営業用の服装を見た。量販店で求めたであろう「革靴」は汚れ、杢の綿ソックス、ボトムは化合繊、ナンの付加価値も感じられない。


そのスタイリングでは「ポン助オヂサン」に「付加価値」など感じないし、敢えて言えば「実直」さだけですね!?


仰る事は分かりますが、其方のように砕けたスタイリングでは出かけられませんので、と言い返す。
そうですか、銀行とか、証券とか、金融に懸かる先を抱えておられるのですか?
聞けば「ライフスタイル」に懸かる消費市場を相手にする先だ。
相手にする先は、自社の「付加価値」を見せ「モノに含まれる付加価値」を消費者に売っているのだ。
そこへ全く「付加価値」の欠片もない「量販品」で身を固め「モノ」を売りに行くのだ。


例えば、最近の此方は日々「砕けたスタイリング」である。
ボトムのデニム原反は「18 oz の天然藍染」を用いた世界市場で戦い高い評価を受ける製品で、最終製品も少量生産品で右後の商標マークを打つ素材は「鹿革」だし。
深みが違う事は「服飾に従事する者なら分かる事」で、分からない人物は「服飾に従事する資格」はないのだ。


市場にある「モノに含まれる付加価値」を見出し、それを評価し適正な価格を支払う。
その相互作用により「付加価値」は高められるのだと。
「付加価値」を評価する思考や姿勢や目利きがないなら、他の競争者の「足元」を掬う事しかできないし、一度成功しても仕返しされ、継続できる事はない。


此方は、初対面の人物と相対する時には必ず「足元」の「靴」を見る。次に「襟元」と「袖口」に注目する。
それで、相手がどの程度の「生活環境」や「価値観」を持つか判定する。


そんな「付加価値創造と付加価値生産」に伴う話をした後、ある日「ポン助オヂサン」が得意気に着座し、
「ジーンズを買いました。けど、仰るような 天然藍染め 18 oz のデニムを店の人は知りませんでしたよ」と言うのである。
「そうですか、仕方がないですね。ところで、どちらでお買い求めになったのですか?」と、問い返すと。
「ポン助オヂサン」は得意気に、
「そこの、GAPです!」と、応え返してきた。
まぁナンと見事な「ギャップ」である事か。


アホだろ!
まぁ、世間はその程度なのだ。
「素材の持つ良さ」とか「モノの付加価値」の本質なんて考えないのだ。
その程度のオツムや感性の野郎が巷間で、エッラそうに「泰明小学校」の標準服・制服について喧しく騒いでいるのだ。
このすれ違いは「埋めようがない」のであり、これらの「付加価値生産」や「労働生産力」を高めるなどの議論は「夢のまた夢」なのだろう。


真に難しい「付加価値創造」についての愚痴なのだが。

|

« ミシミシミンシン+希望の(ない)党+タツケンにチャビンを加えりゃニポンサッカクトォ再建か!? | トップページ | 過酷な冬のアスリート達 その苦しみを乗り越え世界の頂点への「メダル」を手にしたオメデトウ! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ミシミシミンシン+希望の(ない)党+タツケンにチャビンを加えりゃニポンサッカクトォ再建か!? | トップページ | 過酷な冬のアスリート達 その苦しみを乗り越え世界の頂点への「メダル」を手にしたオメデトウ! »