2018/06/18 07:58 M6・1 震源深度13Km のまとめ
今回の震源とエネルギー:
直下型「高槻・島本・山崎」付近の北摂山系(丹波高地)が震源で、
M6・1で震源の深さは13Km。
道理で、報じられるように激しく長く続く揺れだったと。
震源域と直近地域を除き公共基盤系(上下水道・電気・ガス・通信)も近隣地域では被害も無く維持されているようです。
私鉄各線や地下鉄、JR在来線も新幹線は停止中のままらしいですが、空の便は飛行再開しているようです。
今回の地震警報は直下型でもあり、S波とP波の感知が同時であったと考えます。
そのため激しい揺れが始まってから警報が出るという状況でした。
(教訓で、今後の課題です)
それもありますが、
" この地震による「津波」の心配はありません " というのは間抜けな感じもする。
6/19も、5分程早い 07:53 頃に、お約束どおり「余震」がありました。
都市近郊(Sub Urban Area)住宅都市域を襲った都市域直下型の「大阪北部地震」というのでしょうか。
大都心域の都市インフラは弱体ながらも、ハード面でもソフト面でも、その機能防衛は減災への取組みを含め強化されつつありますが、改めて大都市近郊住宅域での脆弱性が明らかになりました。
今後、確実に襲来するであろう「海溝(プレート)型地震」=南海トラフ地震に対し、どう備えるかを真剣に考える必要があります。...
高槻断層で発生したと思われる地震のノート:
やはり都市域直下型地震による混乱はこれからですが。
1990年頃から北摂山系(丹波高地)の「大阪府能勢町~兵庫県川西市・猪名川町」を震源に群発していた地震は、1995年1月に「阪神淡路大震災」で歪んだエネルギーを断層移動によりM7を超える放出をしたが、今日のこの地震は、20年を遙かに超え発生した「関連大余震」とも考えられる。
有馬高槻構造線とされる断層の移動と考える。
(分かりやすいのではないか)
① 長周期地震波動が観測されたとか。
② 有馬高槻構造(断層帯)線の南側平地が震源だという。
ー2) 大阪府の南北を貫く「上町台地(断層)」と大阪と奈良を区分する「生駒山系(断層)」と神戸へ抜ける「有馬高槻構造(断層帯)線」を結ぶ平地中央付近に震源と指摘され。
ー3) 上町断層(高槻~岸和田で背骨が谷町筋)は1万年ほど活動していない。
動けば巨大なエネルギーを放出すると考えられる。
-4) 伏見慶長地震から、時間的には約400年超になるが、その震源(断層帯)の南側がこの度の震源で、目が離せない。
③ 南海道地震(プレート破断型地震)は、そう遠くない時期に必ず起きる。
(予兆と考えるべきかも知れない)
都市近郊(Sub Urban Area)住宅都市域を襲った都市域直下型の「大阪北部地震」というのでしょうか。
大都心域の都市インフラは弱体ながらも、ハード面でもソフト面でも、その機能防衛は減災への取組みを含め強化されつつありますが、改めて大都市近郊住宅域での脆弱性が明らかになりました。
今後、確実に襲来するであろう「海溝(プレート)型地震」=南海トラフ地震に対し、どう備えるかを真剣に考える必要があります。
" これは「土建屋」の代弁者「ブルドック二階」の主張「日本の海岸をコンクリート堤防」で覆い固める " などという寝言に賛同してではありません。
ご自身の「考え」を整理し、自然災害に向けパニックに陥らないように「備える」のです。ご自身ができる範囲(例えば「家具固定」など)で「可能な事」を整備する事から始めましょう。ご自身の「命」を守るのはご自身です。
そして、
公共を非難する諦める前に、力を合わせ「自助と互助 共助で支え 公助待つ」を合い言葉に扶け合いましょう。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO31935620Z10C18A6MM8000/
「日本経済新聞(2018/06/19 朝刊 " 春秋 " の記事」にある寺田寅彦先生の警句を付けておきます。併せてご覧下さい。
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