日本の「軽トラ」は世界最高だ! 市場を見て製品を語ろう! 市場ニーズを観て製品開発に取り組もう!
軽トラが「フェラーリ」や「ポルシェ」級の称賛を得るのは嬉しい限りだ!
「TPP」の議論が始まった頃、経済産業省はオバマが政権を握る米国の自動車貿易についての要求「軽自動車廃止」に対し及び腰だった。
いま、トランプが政権を握る米国は、ヒステリックに同じような馬鹿げた主張を繰り広げている。
自由市場は、作り手の論理を買い手が認め支持し、供給された製品を買うかどうかに限られる。
米国が大国であり、世界の自由貿易の旗手であると誇り高く言うなら、世界の自由な市場は、世界の自由な製品が供給され、世界の自由な市民が、自らの自由な意志で選択し買う事で成り立つ事を、何よりも理解すべきである。
世界の市場が求めない製品を自分よがりで「造り続け」自国の市場でも余るから、他国へ押し付けようとし、例えば「軽自動車」を廃止しろなどと、恥もなく珍奇な理屈を繰り出すのだ。
反論は「TPP」で巨大な自由貿易市場ができるのだから、米国は自動車産業の投資を強めるべきだ。
自由市場は「投資も自由」だ、狙う消費市場に最も近い現地で、狙う市場が求める「製品」の生産に着手するのは「最高に称賛」される事だ。
米国は日本に対し「軽自動車」の廃止を求めるのではなく、日本へ進出投資し、日本で最も生産と販売量が大きな「軽自動車」の開発生産を始めるべきだ。
米国の自動車生産に懸かる歴史や資本また技術の集積を持つのだから、それは容易く可能ではないか?
ぜひ「自由貿易の原則」に則り、日本市場開発に向けた取組みを歓迎したい。と迎え撃った。
併せて、必要な2万点の部品を「米国」は設計製造する能力がないと言うなら、自由貿易の原点に立ち戻り、日本の業界は米国の自動車産業にも現在と同じく「サプライチェーン」を組み、効率的な供給をする事は拒否しない。
何よりも、日本市場では何故「軽自動車」が支持され売れ続けるか、貿易政策で議論する前に「軽自動車の日本市場研究」を徹底するべきではないか?
巨大な自由貿易市場創出と「軽自動車」について、このように議論を嗾けた。
最近、米国の自動車産業に懸かる人達ではなく、消費者としての米国市民が、日本の「軽自動車」とりわけ「軽トラック」に熱い眼差しを注いでいるらしい。とりわけピックアップタイプなどに注ぐ視線も熱いようだ。
市場を見て製品を語ろう!
市場ニーズを観て製品開発に取り組もう!
| 固定リンク
コメント