来年(2019年)度 設置開設が認可された専門職大学・大学院は1大学でした!
専門職大学と専門職大学院の2019年4月設置開設は、17大学・大学院が申請し、大学設置基準審議会の審査を経て認可されたのは1大学のみでした。
後期の講義も始まりました。
学習と研究について端的な例を記述します。
学部教育での学習:教員は参考書籍を含め例証を上げ解説もしてくれます。
修士過程での研究:例を先行研究も含め検証し助言を得ながら論として纏めます。
博士過程での研究:自ら研究テーマを設定し、先行研究も含め仮説(試論)を立て、様々なデータを採り上げ検証し、仮説を論証します。
専門職を教育し研究を深め、優位な人材の形成を側面から取り組むと言っても、ナンでも良いワケではありません。
少なくとも、基本の教育研究体系が整理され、その上で「教員組織」が形成され、それを支える教育職員と事務職員が組織され、確かな財政計画があり、その収入の根拠となる「授業料・手数料」が、完成年度を得るまでの裏付けを含む計画が示され、尚且つ第三者による公平公正で透明な検証が可能である事。
それに尽きます。
また、完成年度以降は「大学評価基準協会」による評価に耐える事が求められます。(これは規制ではなく品質保証です)
昨年は、加計学園を巡る「是非」の混乱で、正常な議論ができませんでした。
「品質保証」など不要だとの意見が大勢を占めるなら、自由にすれば善いのでしょうが、年月の経過と共に、その成果に対し批判が生じる事でしょう。
社会の完成度が高く安定していれば、規制と自由な評価の関係について、高く安定するともいえます。
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