終わり往く「平成の春」を眺める弥生月の末
「桜」を「染井吉野」だけ持ち上げ大きく報じるのは疑問だ。
河津桜は見事に満開、いま咲き盛りの彼岸桜は染井吉野の親で、枝垂れ桜も「山桜」も可憐に見事、やがて八重桜も花を点ける。
一律ではなく、様々な種類が妍を競う姿を愛で喜ぶべきと考えるが。
野にも山にも街にも春が来て、三寒四温が交錯する冷たい空気の中に、「春」を愛でる「花」の写真が SNS にも溢れ、鶯が啼く、ホノボノとした弥生月の末です。
桜(はな)が咲きますやろ、
北野をどり、都をどり、鴨川をどり、祗園をどり、宮川をどり と、
綺麗姐(どころ)が負けんように、小粋に艶やかに妍を競うのが
京の春ですよって・・・
久々の車窓から、景色が何気に違うなと、原因は線路際を飾っていた桜の老木が開花を前に、3本伐り倒され生じたワケで、
他者の土地ながら風情が消え・・・
年度末が土日で、時の流れを緩く眺め欠伸をしています。
4年前は傘下に4期目を目指させ選挙戦の切り盛りなど惰呆にも多忙な毎日でしたが、今回は後継に譲らせ引退で、浮動票を取り合う売名騒ぎの世間を冷たく見下ろし、大阪の決戦に徳島と北海道の知事選が気になる程度でノンビリと・・・
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