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2019/04/28

平成を送る上で世界に誇る最高の日本文学「万葉集」で 都から太宰府への瀬戸内海路と皆空無常を偲び・・・

平静に「平成」の御代を送りたく、万葉集から・・・・・


万葉の頃、奈良の都から太宰府へ赴く際は、難波津から海路「瀬戸内」を船で往還し、例えば柿本人麿は、様々に思いを馳せ心象風景を歌い遺し、また大伴旅人は、赴任地の太宰府で妻を亡くし、空虚な無常観を歌として遺している。


(( 柿本人麿が瀬戸路を、神戸から明石海峡また播磨灘を往く時の心象風景として遺した歌 ))


玉藻かる敏馬を過ぎて夏草の野島の﨑に船ちかづきぬ
<万葉集巻第三・二五〇>
柿本人麿
(たまもかる みねめをすぎて なつくさの のじまのさきに ふねちかづきぬ)
*今の神戸沖を西へ進む淡路の野島の先が見えてくる、と。

稲日野も行きすぎがてに思へれば心恋しき可古の島見ゆ
<万葉集巻三・二五三>
柿本人麿
(いなびのも ゆきすぎがてに おもへれば こころこいしき かこのしまみゆ)
*「播磨灘」明石沖~加古川沖を印南の平野を眺めながら加古川の先に可児の島(高砂)を見る、と。


ともしびの明石大門に入るらむ日や榜ぎ分かれなむ家のあたり見ず
<万葉集巻三・二五四>
柿本人麿
(ともしびの あかしおおとに はいるらむ ひやこぎわかれ いへのあたりみず)
*明石海峡を通過する頃に遂に生駒の山と別れ、もぉ大和も家も見えぬ(との心情に)、と。


天ざかる夷の長路ゆ恋ひ来れば明石の門より倭島見ゆ
<万葉集巻第三・二五五>
柿本人麿
(あまざかる ひなのながじゆ こひくれば あかしのとより やまとしまみゆ)
*家も恋しく明石まで来れば向こう(東)に大和の山々を見て思う、と。

(( 大伴旅人が太宰府で、妻を亡くし弔問に報え、世の中が皆空・無常のものだと歌う ))

世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり
<万葉集巻第五・七九三>
大伴旅人
(よのなかは むなしきものと しるときし いよよますます かなしかりけり)
*都を離れ太宰府の地にあるが、妻を喪うのは辛くやはり皆空であり無常である、と。


以上、斎藤茂吉 編纂「万葉秀歌」上・下 (岩波新書) より

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