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2019/04/07

セブン&アイが、セブン・イレブンを巡り 何かと騒々しい限りだ!

「子」が「親」を喰い「本家」を乗っ取ったのが「セブンイレブン」だ。


昔ムカシは「開いててヨカッタ! セブンイレブン、ヨイ気分」がフレーズだったけど。
今は「搾られマズイよ! セブンイレブン、気分ワル」に成り下がったとも云えるワケで。


「セブン&アイ」は、東京・下町のスーパー「イトーヨーカドー」が基なんですよ。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO43448090X00C19A4MM8000/?fbclid=IwAR1Sbq_Ucd2APRAXxApiicqpb6bzX2I4oTNtcDKXXwJO0Piu7xR6ebbR8JA


消費の「商機」に着眼した。
「正気」で「商機」を「勝機」へと考え「セブンイレブン」を米国から輸入した。
おそらく「純」な気持ちで「希望」に涌いていたのだろう。
米国から「輸入」した「利便」の仕組みを創出し事業化しようと!


激しい「競争」が生じた。
「競争」に勝ち抜くためには、何よりも「戦略」が重要だった。
秀でた「戦略」を策定し、それによる「資源(人材と資本と場)」を求め、
激烈ではあったが、優れた者のみが「適者生存」できると信じてガンバッタ!


先ずは、一般的には「見えない(気付かない)」事に着目した。
それは「モノ」よりも「時」であり、その底流にある「利便」の発掘だった。
その実現に向け「立地」できる「場所」が必要だった。
「場所」は提供しようとする「利便」が「潜在的」に「必要」とされる「場」でなければならない。
そこで、目を付けたのが、東京は「豊洲」だった。
当時の「豊洲」は運河に囲まれた忘れられた地ながら、それゆえに「利便」を求める人も環境も揃い、後は「潜在」する「ニーズ」を刺激し掘り起こし、創り出し形に変え「利益」化する事だった。
「ニーズ」の創り出しには「苦労惨憺」を強いられた。
しかし、当時は殆ど「流通」から忘れ去られた消費地の豊洲で徐々に浸透し「支持」された。


それなら、日本全国で、当時の豊洲以上の立地は山積するのだから、
「立地」を開発しようと考え、それを任せる人材と資金を一挙に得られる「FC」の推進で臨む事にした。
次々に、より有力な「立地」や「人材」を得る事で、次は魅力のある「商品」の開発が追究され、その後に「利便」を更に開発する「サービス」の開発拡充に舵を切った。


これらを巧妙に複合化し「公共料金」の取り扱い「小口銀行」の提供などを加えた。
向かうところ敵ナシで、利益は「鰻上り」だった!
「砦」に過ぎなかった「事業」は、やがて巨大な「本丸」を侵食し凌駕するまでになった。
そして、その余勢を駆って、さらに「立地」と「時間」と「サービス」の開発および効率化を旗印に「時」の開発と「場」の開発を「利益」を最大化するため、傘下を縛り上げる「鉄の規律」で一挙に進めた。


何よりも特筆できる事は「子」が「親」を呑み込み、立場を逆転させ「家庭内暴力」に出た。そして何よりも「本家」を買収するにおよび、向かうところ敵ナシで、市場でも家庭内でも一族内でも「DV」が絶えなくなった。
「錦の御旗」は「誰が稼いで、喰わせていると考えているんだ!?」であった。


後ろに控えた巨大な「ゴリラ」は、サルを威迫し続けもっと「カネ(配分)」を寄越せと、喧しかった。


「FC」のオーナーも含め「人」は「業」に従属する部品になり下がった。
「利益」の為なら、少々の事は「赦される」とする論理を掲げ「資本への奴隷化」を邁進する事になっていたが、大本営で号令する側には、実際の「現場の苦悩」は理解できなかった。


遂に「玉砕」を求められた側が「叛旗」を翻し、世に「問う」行為に出た事で、モヤモヤが一挙に明るみに出始めた。


これらの過程で「親」は追い詰められ「身売り」も囁かれ始めた。
が、しかし「親」は「綿の御旗」を立てようと、
元の原点の「事業」を見つめ直し、親の「原点の店」を振り返り、その地域「北千住」に根ざす事を示す「綿の御旗」を掲げ、店を造り上げた。
何事も、熱心に過剰な追求をすると「齟齬」が生じる。


サル山のボス争いは見苦しい。資本の奴隷として「隷属」を要求された事で「責任ある自由」を失った瞬間に、その事業は社会的な使命と役割を終える。


鈴木は、優秀な指揮者で指導者で司令官だったが、事業の本来の使命や周囲が見えなくなり、育て上げた「親」を喰い「本家」を傘下に収め支配したものの、その資本を握る側(ゴリラ)に追われる事になった。
後を嗣いだ井坂は、サル山のボス争いの暗闘を勝ち抜きはしたが、結果は暗く近々に幕を降ろされるが、その前に大きな「社会的糾弾」を受ける事になった。


カルロス・ゴーンも同じだが、私欲に過ぎぬ「利益」の追求で社会の変化が見えなくなるとオシマイだ!

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