平成の御代を終える「御退位の御言葉」 平成参拾壹年四月参拾日(陽暦)/皇紀貳仟六佰七拾九年
御退位の御言葉
平成参拾壹年四月参拾日(陽暦)/皇紀貳仟六佰七拾九年
引用開始→ 「国民に心から感謝」 天皇陛下の最後のお言葉全文
退位礼正殿の儀
(日本経済新聞 2019/4/30 17:09)天皇陛下が退位礼正殿の儀で述べられたお言葉は以下の通り。
今日をもち、天皇としての務めを終えることになりました。
ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。
即位から30年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。
明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。←引用終わり
日本国民を代表し安倍晋三内閣総理大臣が先立ち送った謝意の言葉:
引用開始→「深い敬愛と感謝の念、新たに」 首相が国民代表の辞
(日本経済新聞2019/4/30 17:09)安倍晋三首相は30日夕の「退位礼正殿の儀」で、国民代表の辞を述べた。「天皇陛下の御心に思いを致し、深い敬愛と感謝の念を今一度新たにする」と語った。「これまでの天皇陛下の歩みを胸に刻みながら、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来を創り上げていくため、さらに最善の努力を尽くしてまいります」とも訴えた。
首相は天皇陛下が皇室典範特例法に基づき退位されると説明した。
「国の安寧と国民の幸せを願われ、一つ一つのご公務を、心を込めてお務めになり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たしてこられました」と述べた。平成の30年間に日本で東日本大震災などの自然災害が相次いだことに触れ「天皇陛下は皇后陛下とご一緒に国民に寄り添い、被災者の身近で励まされ、国民に明日への勇気と希望を与えてくださいました」とも話した。←引用終わり
| 固定リンク