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2019/06/16

傭われマダムの香港行政長官は「逃亡犯引き渡し条例改正案」の審議を中断し「延期」すると表明したが「撤回」するとは言っていない!

香港について記述します:


中国が「香港」の施政権を回復してから22年。


中国は主権下に戻した「香港」を、「一国二制度」の下で、100年かけて中国化に向け統治し「香港」と「中国」の一体化を進める事を宣言しています。
添付の「香港旗」と「香港紋章」をご覧下さい。
(紋章に「中華人民共和国 香港特別行政区」と主権の在りかを記述)
その「本質的な中身」を、安穏とした国際社会も「香港市民」も理解していない。


「香港市民」の大半は、中国への一体化などを基本的に望んでいるワケじゃなく、然りとて「UKHong Kong」を承服してもいなかった。
「香港市民」の願いは「香港」が「自分達の香港」である事だった。
しかしながら「疲弊」したUKは、新界を「99年間とした租借」期限が切れる香港を維持できず、既に「上海」を手放したように「香港」の統治権も「中国」に返還する事をサッチャー首相の政権下で合意し、1997年7月1日を迎える事になった。
「香港市民」の多くは「中国」の統治権に懐疑的であったが、さすがに中国も直接統治を避け従属的な香港政府を打ち立て「一国二制度」を維持する懐柔策を採った。


しかしながら、一方では宣言どおり50年かけて「UK」色を消す作業に着手し、次の50年で「中国」色に染め直す手を打ち続けている。
「香港市民」の危機感は相当深刻であるが、彼らに直接の政治を選択する権利を、過去から一貫して「UK」からも「中国」からも与えられていなかった厳しく悲しい事実を理解しなければならない。


「中国」が「香港」を一気に「中国化」しない理由、それは「香港」を曖昧なまま置き続ける事が、貿易上からも「金融戦略上」からも「有利」だからに過ぎない。


まず、経済的な一体化として貿易と金融で「香港」を経由する目的を掲げ「中国」は、経済連携協定(CEPA)を結び、膨大な利益を香港と共にシェアし得ている。


前回の「雨傘デモ」の時も指摘したが、これらは、50年かけて全て「UK」色を薄め消し去る通過儀礼であり、香港の主権を中国が握っているのだから、基本は「内政問題」であり、いずれの国の誰もが介入できない事を意味し、次の50年に向け「中国」色に塗り替えるプロセスでしかないワケで、残念だが、そのとおりの進め方をしているに過ぎない。


これらは、西蔵(チベット族)自治区で、新疆維吾爾(ウイグル族)自治区で、繰り返される文化や制度の破却と同じ事で、国際社会は激しく批判し様々な同情をしても具体的には何もできないのだ。


もし国際社会の介入が可能なら、パレスチナ難民も、シリア難民も、南スーダン難民も、ミャンマーのロヒンギャ難民も、先にも指摘した「チベット族」や「ウイグル族」への虐殺も生じないのだが・・・・・


大きな政治の意思は巨大で強大であり、欧州世界が掲げる「自由」や「人権」あるいは「平等」などは、便利な「建前」に過ぎない事を世界は弁知するべきである。


国際社会の力による対立を皮肉った挿話を紹介しておきたい。
これはベトナムが解放戦争を背負い塗炭の苦しみを味合わされた時に、当時のサイゴン市民の間で交わされた言葉です。
" 二頭の「水牛」が激しくぶつかり合えば、その角の上に居る「蚊」は確実に押し潰され「命」を失う!"
これこそが現実に逃れられない「世界」の真実なのだ!


ほぼ、香港は7年毎に大きなターニングポイントの「政治(統治)制度」改革を重ねているとも言えます。


引用開始→ 逃亡犯条例、香港政府が改正延期 行政長官が表明
(日本経済新聞2019/6/15 16:43)

【香港=木原雄士】香港政府トップの林鄭月娥行政長官は15日、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」の改正を期限を定めず延期すると表明した。市民や学生らが反発し、12日にはデモ隊と警察の衝突で80人以上が負傷した。対立が深まる中で改正手続きを進めるのは難しいと判断した。

林鄭氏は記者会見で「条例改正は深刻な対立を引き起こしている。責任ある政府として社会の平穏を取り戻す必要がある」と述べた。あくまで撤回ではないとの見方を示し、今後は特定の期限を設けず「人々の意見に耳を傾ける」とした。中国政府も15日、審議延期の決定を「支持する」との談話を発表した。

条例改正をめぐっては、中国に都合の悪い人物が引き渡しの対象になりかねないとの懸念が広がっていた。9日のデモには主催者発表で103万人が参加し、1997年の中国返還以来で最大規模になった。

香港では2003年に国家分裂を図る政治活動を取り締まる「国家安全条例」に反対する大規模なデモが起きて、政府が制定を断念したことがある。←引用終わり

傭われマダムに過ぎない香港行政長官の「娥」は条例審議を延期すると表明しただけであって、
提議した条例案を撤回するとは言っていない。
それは「中国」の堅く強い意志だから、任命された行政長官には、
その権限は与えられていない。中国相手にヌカ喜びしてはダメだ!


取り組ませ、進めさせた側が、
条例案の審議延期を評価すると、その言い種が噴飯物だ!
「中華毒入饅頭珍民低国」は、中毒狂惨倒が一党独裁するのではなく、それぞれの実情に合う地域国家による「連邦国家」に再編されるのが幸せ実現への途だ!


引用開始→ 中国政府、香港の審議延期に「支持と理解」
(産経新聞2019.6.15 20:01)

 【北京=西見由章】香港政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官が「逃亡犯条例」改正案の審議延期を発表したことについて、中国国務院(政府)香港マカオ事務弁公室は16日、「支持と尊重、理解」を表明する報道官談話を発表した。林鄭氏の後ろ盾である中国政府も審議延期を容認した形だ。

 談話は一方で、香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例改正案について「現行法制度の抜け穴を埋める」ために必要だとし、改正を支持する中国政府の立場を改めて表明。これまでの林鄭氏や香港政府の施政を評価し、今後も「揺るぎなく支持」する考えを示した。

立法会(議会)は20日に改正案を採決する予定だったが、12日の衝突を受けて審議できない状態が続いていた。民主派は16日にデモ行進、17日に立法会周辺で集会を開く計画を発表して、再び大きな混乱が起きる懸念が出ていた。←引用終わり

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