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2019/10/23

UK(イギリス)はEU(欧州連合)離脱で「国論分裂」のまま、何も決められず迷走し、世界に恥を!

先日のことですが、某国・某通信社の知人(元東京特派員)が雑談に現れ、一頻り互いに「毒」を吐き合いました。


別のSNSへ、10/20 の短投稿として、

”一を成すには、実現到達事項の整理とその設計にあり、同時にゴールまでの展開・投入を共有できる組織化と、合意し決定した事に全力で取組み、その進捗を緻密に管理できないと達成は不可能だ!”を、

ビジネスにも通じる要点としてアップしています。


ここでのテーマはUK(イギリス)のEU(欧州連合)離脱を巡る混乱です。
既に離脱の期限を自ら2019年10月31日として設定し、それに向けて邁進してきたようですが、ポピュリズムのパトス(情感)だけでは本質を解決できず、目的の達成を得る事はありません。


どのような方法で「目的」を達成し、目標とする「ゴール」を得るのか?
ラグビーの対戦を観ても分かるとおり、100点満点という状況はありません。元より何が「満点」であるかなど、誰も分からないワケであり、全体の多数が「ほぼ満足」できる状態が「満点」に近いとしか言えません。


まず、貼付の写真をご覧頂ければ、子供でも分かる事ですが、イギリスの与党(保守党)は、議会(下院)で過半数を確実にしていない事実があります。
しかも、与党内には「EU(欧州連合)離脱反対」の議員を抱えています。

UK(イギリス)議会定数650

与党(298)
 「保守党」288
 「民主統一党」10

中間(47)
 「その他・無所属」47

野党(305)
 「シンフェイン党(北アイルランド)」7
 「自由民主党」19
 「スコットランド民族党」35
 「労働党」244


その賛成議決に不足部分を野党(労働党)の議員で「EU(欧州連合)離脱賛成」の議員に依拠しようというワケで、そこに北アイルランドの地域政党「シン・フェイン党」が激しく絡み、身動き不能状態に陥り、この3年の間に与党の政権は揺らぎに揺らぎ、首相が3人交代する羽目になりました。


いよいよ「離脱交渉」での「基本条件」を妥協的に纏め、EU(欧州連合)は議会承認を与えましたが、一方の言い出しっぺのイギリス議会(下院)は審議すらさせないという状況です。


この惨状に対しては、首相府の責任が、大いに追及されるべきですが、それは内政であり外交ではありません。しかも、言い出したのはイギリスなのですから。


イギリスは勿論、現代の世界は多様化し、様々な「意見」や「主張」が絡み合っています。中には無責任な主張も罷り通っています。
それが、議会の党派としての「勢力図」に「選挙」を通じ反映されていると言えます。
その現実(事実)を認識し、正確に冷静に掌握する事から始める必要があります。
それに対応出来る「国内制度」の整備を、順を追いながら進めなければ無理があります。
UK(イギリス)は、もっと冷静で沈着な国だと思っていましたが、中々、サッカーでもラグビーでも、基本の社会構造を如何なく見せてくれますが、この度のEU(欧州連合)離脱を巡る「情感」の応酬は、その本質を露呈させるに十分です。


一つの合意が不十分であっても、一先ず「目標のゴール」を得るためには「妥協」が必要で、幅広い理解と支持を得るために、まず「国内法の整備」に取組み、同時に進められなければ難しいですね。
一方的に宣言した「離脱の期限」が目前に迫る中、関連法規の整備もないまま、一時の感情のままに取組み進める首相府は、どのような思考回路であろうかと、他国の他人事ながら「悲しい」としか言いようがなく、眺めています。


概ね、そのような「毒」を投げ合いました。


これと同様の茶飯事は、何れの国の何れの社会でも、日常的に生じています。
それを吾が事に置き換え捉え、考える事ができない人がナンと多い事かと、「毒」を吐きながら、嘆きあったとも言えます。

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