プライベートジェット機に対する世間の違和感を指摘しておこう!
カルロス・ゴーンの隠密出国でバレた事:
いつも「保安検査」が問題視されるけれど、最大の問題は「税関検査」だ。
プライベートジェット機の利用者は「税関検査」はないのか。
経験上のことを記述しておきたい。
昔むかし、凡そ20年程前の事だが、某国への民間支援でセレモニーとして手渡しする場面に用いる物品(学童用品)を、当該国の外国公館の証明書付きで持ち渡航した。
本邦の出国、相手国への入国でもナンの問題もなくCIQを通過した。
そして帰国した際に、空になった大型ケースと自分の荷物ケースの2固を持っていた。
到着空港の税関は、開梱要求をした。
空だから軽い。それは怪しい。という論法だった。
「別室で検査する」と言い、移動させられ取り調べを受ける事になった。
「ナンで、空なのか」との徹底した質問も受けた。
その経験を持つ者として、プライベートジェット機に対する保安検査もCIQも疑問だらけだ。
保安検査は、その主張を是としても、CIQのキモである税関検査がフリーパスなんて、許されるワケがないだろう。
密輸の自由を推奨しているのか!?
引用開始→ 春秋
(日本経済新聞2020/1/11付)このお正月、久しぶりに飛行機に乗って、ちょっと驚いた。空港の保安検査が厳しくなっていたからだ。国内線でもくるぶしを覆う高さの靴は脱がされ、ジャケットやコートも脱いでX線のチェックを受ける。そのためなのか検査を待つ列は、以前より長く延びていた。
▼聞けば昨年9月からの措置だという。ラグビーワールドカップからこの夏の東京五輪まで大きなイベントが続く。テロに強い空港を目指します。国土交通省はこう言ってPRに努めている。そんな折に起きたのがカルロス・ゴーン被告の海外逃亡だ。プライベートジェットなら楽々空の旅に出かけられることが知れ渡った。
▼国は大慌てで改善策をとったようだが、なにしろそれまで保安検査は義務ではなく、荷物のチェックは大甘だったらしい。VIPや富裕層がテロや犯罪に手を染めないという保証はないだろうし、実際、逃亡事件が起きた。庶民は靴を脱ぎ、お金持ちは顔パスが通用するなら、長い列をなす我々の気持ちは穏やかではない。
▼同じく国策で誘致しているクルーズ船も気にかかる。入国審査が簡易化されて寄港数が激増し、対応する税関職員も手いっぱいだそうだ。いまごろ誰かの手先となったその道のプロが、各港の穴を調べ回っているやもしれぬ。どなた様に限らず不便を我慢してもらい安全を保つ。それこそが真のおもてなしだと思うのだが。←引用終わり
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