極小規模 " 生業的家族経営 "「ロバのパン屋」に学ぶ、マーケティングとマネジメントにビジネスマインドの原点をみる!
「ロバのパン屋」は・・・・・・・
もぅ、随分前から姿を見なくなったなぁ~。
「食の流通が大きく変わりましたからね」
その中で、全国に4店というか、4事業者が続けておられるのだ。
マーケティングとしては、
「市場に合わせたスケールで、スケールに合わせた市場を」と、いうか。
そこで確実に「顧客」を創り、着実に「顧客」を維持し。
その基本を守り、
「顧客のニーズに合う新鮮な商品を供給し」
供給提供される商品は、” 安心 ” と " 安全 " が込められ手渡しで届けられ。
++対極にあるのが「マクドナルド」だろう++
マネジメントとしては、
「最少市場かもしれないけれど、市場のスケールに合わせ、無駄なく無理なく、(維持できる)体力に見合う利益を得ながら」派手さを追わず、誰にも真似できない事を真面目にコツコツと。
基本は「規模を追わず、ボランタリーチェーンを守り」地道に維持し。
実は、一過性ではないゆえ、意外に強いのだ!
ビジネスマインド(を想像する)と、
「天しる、地しる、君しる、吾しる」ではないかと。
コンビニエンスストアに「ポプラ」があり、
今も、協力や提携をしながらも「大手3社」の軍門に降ることなく、
小規模ながら、派手さとは無縁の独自の展開を貫き「ローカル地域」で経営できる規模を守り、根を張り強く支持されている。
先端的で派手な「マネジメント」の理論からは、最も遠い存在だが、市場競争や競争条件を冷静に考えるなら、生業的事業と見下されようが、青臭い小理屈よりも当を射ている。
引用開始→ ♪ロバのおじさんチンカラリン…昭和30年代に全国で170店あった「ロバのパン」、今は4店
(讀賣新聞2020/12/26 17:55)通販サイト「アマゾン」や宅配代行サービス「ウーバーイーツ」――。家にいながら欲しいものが簡単に手に入る。そんな時代に知らん顔を決め込むように、のんびりしたメロディーが鳴り響く。♪ロバのおじさん チンカラリン――。「ロバのパン」だ。音につられた子どもたちが一斉に家を飛び出したのは遠い昔。それが今もちゃっかり営業している。舞台裏をのぞいた。(阿部俊介)
かつては本物のロバが荷車を引いていた。昭和30年代は全国で170店近く。今は本部のある京都、高知、岐阜、徳島4府県の4店が続ける。もちろんロバの姿はない。ワゴン車による移動販売に変わった。
高知県内では、高知市瀬戸東町の武島繁さん(70)、秀子さん(68)夫婦が営む。午前0時から名物・蒸しパンやカップケーキなど約20種類500個を焼く。蒸しパンは本部から届く「パンの素もと」、薄力粉、砂糖、鹿児島から取り寄せた名水を使う。「パンの素」とは謎めいているけれど、要するに膨らし粉のことらしい。
秀子さんは「質の良い素材でシンプルに焼く。しっとり柔らかく、ずっしり重いのが特徴」と胸を張る。
もとは繁さんの父親が1960年に始めた。当時は小型の木曽馬が活躍。繁さんは70年に加わった。「音楽を流せば人が集まった。1日に7000個近く売れたこともある」と懐かしむ。
今は業界も様変わり。ネットや専門店、スーパー、コンビニでも手のこんだパンが手に入る。「ライバルが多くて宅配も盛んなのに続けられるのはなぜ?」。そんな素朴な質問に、繁さんが即座に答えてくれた。「早朝に作り、その日に全て売り切るからですよ」。売れる分だけ焼く。身の丈にあった経営で無駄を省くのだ。そういえば世渡りでも、分をわきまえることは大切なことだ。
一方、販売役の榎本利男さん(68)は別の角度から「デイサービスなどを回るからかな」。たしか京都本部の桑原省三社長も「『昔の味』を喜ぶファンが支えている」と話していた。高齢化が進む高知で、まずお年寄りのハートをつかむ――。よく考えを巡らせたピンポイントの攻め方といえるだろう。
昭和レトロも追い風に。ネットで情報を知り、県外の人が工場こうばを訪れたり、帰省の土産に買い求めたりする例が、けっこうあるらしい。
オーテピア高知図書館で開かれている昭和30年代の高知の写真展。担当の坂本靖さん(59)は「40歳以下にはセピア色の時代が新鮮なようで」。昭和の匂いをかぐわしいと感じる世代が思いのほか、数多くいるというのだ。
経済のプロの話も聞いてみた。四銀地域経済研究所の西本治史・調査部長は、女性の就業率の高さと高齢化に着目し、「留守番の子どもや移動が難しいお年寄りらに一定のニーズがあるのでは」と分析していた。
かと思うと、工場近くの常連客の女性(62)は「ご夫婦が仲良さそうに作っている姿にひかれます」。ああ、そこですか。実に色々な魅力が出るものだ。そんなこんなをひと塊にして、甘く、香ばしく、あのパンが焼き上がるのだ。←引用終わり
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