直接の権能を保たぬ間接的なメディアは、利害関係者に過ぎぬ者を焚き付け制度や立場を弁えず大口を叩き騒ぎ立てヒステリーに追い込む事をヤメロ!
日本の政治制度は「代議制民主主義」であり、国民は、自治体の行政でも国政でも、それを託す議員を選挙で選び代理させる。
この度の「自民党総裁選挙」は、多くの自治体の行政や国政を担う議員で「自民党員」が、党の代表を選び、それに基づく執行体制を刷新し、衆議院議員候補者、参議院議員候補者、各地方の自治体議員を公認し、それぞれの選挙で国民の多様な声を受け議員を確保し、課されたそれぞれの政治に当たるワケで。
自民党として、自ら党の代表を選ぶのが「総裁選挙」だった。
4候補が手を上げ、論戦を展開し、党員・党友また現在の国会議員は、自身の政治信条また現実の政治課題を考えに照らし、自身の希う政策に近い候補に一票を投じるのだ。
観覧席で眺めアレコレ言うのではなく、一票のために論戦し投票したいなら、自民党員になり日常的に支持者と対話し政治活動を行い政策を磨く事だ。
「自民党の総裁選挙」は、衆参の国会議員が内野で、党員・党友は外野を守るプレーヤーだ。
メディアは、観戦者で、解説者で、時にコーチを買って出るワケで。
まぁ、メディアは批判し批評し、時に非難するのが「存在理由」なので、存在を誇示する最大の機会だから俄然ガンバルのだ。
特に民放各社は絶好のカネ儲け機会であり、普通に話をしていても伝わらないため、いくつかのテーマを意識覚醒させそうな事案を3点ほど選び出し、針小棒大に盛り上げ叫ぶのだ。
それを観た方は、自分の意見や主張に沿う事を選び、一喜一憂するワケで、メディアに圧されるのは稚拙なメディアヒステリーだ。
メディアを否定する側は、更に稚拙なネットヒステリーで競い合っていた。
要するに、内野中央席には熱心な古参が観戦しアレコレと心を砕き、内野右翼席・内野左翼席にはそれぞれの議員を見守る支持者の熱い層が観戦し、外野右翼席・外野左翼席には枠外で直接的にはナンら関係性を有しない新参のエネルギッシュな観戦批評者が層を成して陣取り、なかなか賑やかな展開だった。
自民党の党員は、現在約100万人で、日本の有権者人口の約1%だ。
これが「党の規約」に基づき、選挙戦を公開の場で展開したのだ。
ナンの政策も掲げず、議論もなく「談合的」に代表を決める野党もあり、
一切の議論も批判も認めない民主集中制だとかの寝言で「党の代表」を決め、
一度決めると交代もせず居座る閉鎖的な党など一緒にする事ではない。
確かに、
政権を担う可能性のある「自民党」の総裁選挙が注目を集め、参加権も投票権もない者が、如何にも利害関係者のように騒ぎ立てるのは分かるが、代議制民主主義の社会に責任を持つ「自民党」は、地方自治体の選挙、国政の補選での推移を観て、国民の声を反映する決意で「党規約」に基づき、清々堂々の総裁選挙戦を実施した。
メディアは、新しく担う党役員に新鮮さがないとか代わり映えしないと主張するが、自民党は革命政党ではない。
人材も常識的な人材を揃え安定的な落ち着き安定した政策展開を為す政党なのだから、革命的な一新などありえない。
メディアは、矮小な自身のカネ儲けのために、自民党は、一切何もしないと断じきる事で人気を得ようと懸命だが、所詮は猿回しのサルである事が、いよいよ鮮明になり相手にされなくなるだろう。
それすらも理解しないメディアと無責任に「反権力」「反国家」「反日」を論じ展開するMCや評論家こそが、百害あって一利なしと明確に指摘しておく。
何よりも日本國から「電波利用の許認可」を受け、独占的に地位を保証され利益を得ている事を忘れるな!
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