日本には「神風」が吹くと信じている人には申し訳ないけど「神風」は吹かないので! 未来へ挑戦するマインドを喪わずに生き残る道を考える事です。
「神風」は吹かない!
年越しの大晦日に投稿するのは、気が引けますが、後半4段目~5段目にかけての指摘は悔しいけれど事実なので、冷静に日本の構造や政治経済を眺め考えましょう。
この記事に続けて、ハイアールが放った全15段の広告を次に続けます。
ハイアールは、サンヨーが最初に資本と技術を供与した家電事業者です。
つまり、大阪・守口のパナソニックの兄弟分社だったサンヨーは、
中国はハイアールに、庇を貸してカネと技術を与え、母屋を乗っ取られ、世界市場は疎か日本市場からも追い立てられ、やむなく事業会社は解散となりました。
また、大阪・門真に君臨した兄貴分のパナソニックも鄧小平の甘言に惑わされ中国で吸い上げられるままに、いまやタイトロープに追い込まれ、半分「息の根」を止められようとしています。
この間、これからも「神風」は吹かなかったし、吹かないだろう。
歳の瀬に「財政赤字」について触れるのは嫌なモノ、嫌なコトですが、2021年を締める際に考えるべき事として掲げておきたいと思います。
① 国の財政赤字は、1200兆円を超えました。
② 企業は内部留保を、480兆円を保持しています。
(しかし、日本の企業は95%以上が内部留保もない中小事業者です)
③ 個人の預貯金は、2000兆円(うち1000兆円は現預金)です。
(これも、ほぼ5%ほどの上位に集中しているのですが)
事実を喚起するにも陰鬱な話題は、憚られますので、投稿を「挑戦」に変えたいと思います。
2021年12月31日に「HONDA」が放った全15段の「F-1」謝辞広告です。
頓挫し、失敗しても、原因を究明し、対策を立て、実際に改良し投入する。
再び、三度、潰れ失敗しても、諦めずに「挑戦」し続け、更に改良を加え、性能を向上させ提供し「世に問う」姿勢を喪わず。
「やらまいか!」の「HONDA SPIRIT」は、日本の中小企業そのものだった。
1980年代後半から、日本は「モノ造り」の挑戦力やその精神を喪ってしまった。
「SONY」も子供相手にカネを巻き上げる会社に堕してしまったのが残念の極みだ。
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