「大間マグロ」の初競りは落ち着いた祝儀価格で収まった!
大間のマグロ!
それは大間の漁師が釣り上げたマグロなので、
別に、他地域の漁師が釣り上げても変わらないのですが、
それはそれで自然に「漁場」という縄張りが、あるわけでして・・・
「関サバ」も同じく大分県は国東半島の佐賀関ですが、
対岸の周防へも同じく回遊しているのし、愛媛県側の佐多岬へも回遊するワケですが、
何分にも流通段階で名を成した地域がエライと言えますね。
ノルウェー産のサーモンもそうです。
最初に市場を拓き形成構築した側は常にイニシャティブがあります。
最近は、
黒毛和牛でも、各地でブランド化を競い合う展開で、
王者とされる「神戸牛」やら「松阪牛」に迫ろうと、相乱れながら熾烈な闘いを。
松阪牛も、元の肥育牛は主として近江牛だし。
神戸牛も、元の肥育牛は主として但馬牛だが、最近はその肥育地は拡がりを見せている。
牛は、生まれてから個体識別番号が当てられ管理されているけれど、マグロは大海を自由に回遊している。
大間のマグロが珍重される理由は、太平洋を黒潮に乗り東シナ海へ入り、更に対馬海流に揉まれ体内に十分な油脂分を蓄え、
津軽海峡に入り太平洋を目指す途中で、大間のマグロ漁師に釣り上げられるため、体格体躯とも格別なのだそうで。
ここに「大間のマグロ」は、世界に向けブランドを確立したとも言えるので。
引用開始→ 大間マグロに1688万円 東京・豊洲市場で初競り
(産経新聞 2022/1/5 11:37)東京・豊洲市場(江東区)で5日、今年最初の取引となる「初競り」が開かれた。211キロの青森県大間産クロマグロが、この日最高価格の1688万円で競り落とされた。新型コロナウイルスの影響で外食産業が低迷し、昨年の2084万円を下回った。都によると、記録に残る1999年以降では10番目となる。
落札したのは仲卸の「やま幸」(江東区)。山口幸隆社長は報道陣にマグロを披露し「脂ののりも色味も良い。コロナで厳しかった外食産業が少し先行きが見通せるようになってきたので、明るいニュースを届けたかった」と顔をほころばせた。
落札額の最高は2019年が3億3360万円、20年は1億9320万円だった。今回の価格について、山口社長は「初売りというお祝いごとに適正な価格だ」と話した。←引用終わり
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