稚拙な臆病者が権力を独裁し他者の強奪を得て自身の名誉欲を強引に充たそうとして「戦争」を起こす!
戦争は悲惨だ!
特に地上戦の前に加える空爆やミサイル攻撃は、その多くが民間人の生活を破壊する。
そして本格的な地上戦に移れば、軍民の区別も差別もなく徹底破壊と徹底殺戮が始まる。
戦争で民間の犠牲を避け抑制できれば、それはなかなかの英断だろうが・・・
近現代の都市域で展開する戦争は、パルチザンによるゲリラ戦を含め凄惨な事になる。
ゆえに知恵ある側は、戦争という事態に至る事を避けるのだが、戦争は侵攻される側は避けようと努力しても、侵略侵攻しようとする側の意図を押さえ込むのは容易ではない。
多くは、緒戦の段階で意表を突かれ、アタフタさせられるものだが、この度の稚拙としか言いようがないプーチンのロシアによる一方的な侵略侵攻は、事態を想定し待ち構えたウクライナの激しい抵抗を受け、頓挫するまでには至っていないが、攻めあぐねているのは事実のようだ。
間もなく、首都キエフの激しい攻防戦が繰り広げられるのだろう。
そこには「人道主義」などという寝言は入り込む隙間もないのでは・・・
向き合う「水牛」があり、その角に止まる蚊があれば、二頭の「水牛」がぶつかった時、
確実に潰され「死」に至る。
これは1965年頃に南部ベトナムで囁かれた「戦争と民衆」の関係を表した逸話だ。
ウクライナを巡る戦争は、プーチンの一方的な猜疑心が昂じた結果の思い込みが原因だ。
ゆえに、停戦など眼中になく一方的な破壊と略奪および強奪でしかない。
プーチンの頭の中には、100年後、200年後の統治や関係性など全く存在しないのだろう。
引用開始→ ウクライナ軍の激しい反撃、ロシア軍停滞の主な要因か…市街地への無差別攻撃「明らかに増加」
(讀賣新聞 2022/03/15 12:41)【ワルシャワ=寺口亮一、ワシントン=田島大志】ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍は14日、西部リウネ近郊のテレビ塔をミサイルで攻撃し、地元メディアによると、9人が死亡、9人が負傷した。露軍は西部で訓練施設や軍用空港といった兵員や物資の補給拠点を攻撃してきたが、通信施設にも対象を拡大した。
地元リウネ州の知事によると、テレビ塔ではがれきの下敷きになっている人がいるといい、死傷者はさらに増える可能性がある。東部ハリコフでも断続的に攻撃が続いた模様だ。
14日、ウクライナ東部ドネツクで、道路に落下したミサイルの残骸を調べる親露派武装集団のメンバー(ロイター)
一方、露国防省は14日、ウクライナ軍が短距離弾道ミサイル「トーチカU」を親露派武装集団が実効支配する東部ドネツク市の住宅街に向けて発射し、民間人20人が死亡したと発表した。同省はウクライナの軍需産業に「迅速な行動を取る」と警告しており、攻撃強化の口実にする可能性がある。
露大統領府によると、プーチン大統領は14日のイスラエルのナフタリ・ベネット首相との電話会談でドネツクへのミサイル攻撃を「野蛮な行動」と批判した。ワルシャワ行きのバスに乗り込む前に抱き合うウクライナから避難してきた人(14日、ポーランド・モシュツァニで)=冨田大介撮影
ウクライナ軍はロイター通信にミサイル発射を否定し、露軍がウクライナ軍がミサイルを発射したと偽装したとの可能性を指摘した。14日に行われたロシア、ウクライナ両国の代表団による停戦協議は、15日も続けられる予定だ。露側はウクライナの「非武装化」と「中立化」を目指す原則的な立場を崩しておらず、交渉は難航が予想される。
米国防総省高官は14日、首都キエフに向けた露軍の進軍が停滞しているとの見方を記者団に明らかにした。キエフ中心部から北西約15キロ・メートルと北東20~30キロ・メートルの地点でそれぞれ確認され、3日前とほぼ同じ場所にとどまっているという。
高官はウクライナ軍の激しい反撃が主な要因だとし、作戦変更で意図的に停止している可能性もあると指摘した。市街地への無差別砲撃が「明らかに増えている」といい、露軍が引き続き主要都市を包囲しようとしているとも分析している。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、ウクライナから国外に逃れた難民が13日の時点で282万人を超えたと明らかにした。
国際原子力機関(IAEA)は14日、露軍がウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所の敷地内で弾薬を爆発させたとの報道に関し、放射線量は通常の範囲内だと明らかにした。
同原発の敷地内では、今月4日の露軍の攻撃で残された不発弾を処理する作業が続いていたという。←引用終わり
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