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2022/03/14

プーチンのロシアは「ウクライナ」を踏み潰そうと自論に酔い侵略・侵攻し、ロシアはシリアのアラブ人傭兵1万6千。ウクライナは義勇兵2万が激突へ

戦争は仕掛ける側の国内的な事情により始まる。
その多くが現実からの逃避であり、空想と幻想が夢想を描き幻覚を形成し。
それに浸る事で、現実から逃れようとする「稚拙な思考」に陥るのだが。


現代社会の現実の国際関係を十分に理解する資質と能力を備えるなら、
現実の「国家間戦争」というものの悲惨や、それによる結果を考えるものだ。


ロシアは病みきっている。
同様に中国は病んでいる。
北朝鮮は病毒に冒され救えない。
イランは偏狭症に喘いでいる。
アフガニスタンは偏狭暴発症の死に至るか。
中南米の未開国家は粋がるも未開ゆえ無知だ。


これらに共通するのは、
自らの腹を満たす「喰いモノ」は、自らが生産せず他者から「強奪」する事だ。
「強奪」するための手段は厭わない。


先ずは「因縁」づけであり、
次には「威迫」であり、
そして「威嚇」に出るのだ。
やがて「脅迫」する行為におよぶ。
最後は「威力」を示す事になる。
これらの過程で、周辺の国々は「注視」し「注意」を怠らず「警告」するが、
国内で抱え込まされる様々で複雑な「問題」を解決するために「課題化」するより、
直接的な何らかの方法で一挙的に周辺から「強奪」する事で解決する方がヨイと、病んでしまった者は考えるのだ。


それがプーチンではないか?
WWⅡを引き起こしたヒトラーも同じ構図だ。


ヒトラーのドイツは、WWⅠの戦時賠償に喘ぐドイツ社会の危機を突破するために、
「偉大なドイツ、偉大な総統」というナショナリズムを煽り、ドイツの苦境を突破するためにWWⅡを仕掛け、周辺国家の隷属と、そこからの強奪を夢想し幻覚に落ちた。


プーチンのロシアは、
ロシアが貧しいままなのは、自らの手で科学技術を発展させ、工業生産を充実させ、サービス業を幅広く隆盛させず、国民の末端までロシアという国が獲得した「富」が回らないからだ。
これまでプーチンの20年でロシアが獲得した外国からの投資で得た「富」の殆どは、プーチンを取り巻く側近ドモが喰い私し、個人的な蓄財を重ね「再投資」する事には回らず、結果的にロシア国民の「収入」も「富」も伸びず、停滞したまま過ぎた。


これへの不満は累積し「爆発の機会」を待っていたのが、現実のロシアだろう。
プーチンと、それを支える一派は、力尽くで抑えつけてきたのだ。
抑えられなくなりつつある事を弁知したプーチンは、様々な事態を考え「ベラルーシ」の隷属に成功し、一進一退の「ウクライナ」に一撃を加え隷属させようと決意したのだろう。


呆気の夢見が幻覚に囚われ落ち、それを正夢と考えた時に、前後を考えない汚馬鹿は「ウクライナへの侵略・侵攻」の命令を発したのだろう。


引用開始→ 侵攻「完全な失敗」と英紙 露軍死者「1万人規模」報告書内容報じる
(産経新聞2022/3/8 22:48)

ロシアによるウクライナ侵攻は「完全な失敗」―。7日付の英紙タイムズは、ロシア情報機関、連邦保安局(FSB)の内部文書とみられる報告書の内容を報じた。真偽は不明だが、文書はロシア軍の死者が既に1万人規模に上っている恐れがあるとし「ロシアは追い詰められている。勝利の選択肢はなく、敗北のみだ」と指摘している。(共同)

ロシア軍の死者について、ウクライナ外務省は8日、最大1万2千人としている。欧米諸国による制裁の影響でロシア経済が破綻する恐れもあり、文書は6月が侵攻の「暫定的な最終期限」だと指摘。

ゼレンスキー大統領が殺害されたとしても「ウクライナ側からの最小限の抵抗に対処するため、後方支援の人員を除いた数だけで50万人超の態勢が必要になる」との見方を示し、ロシアの占領が成功する見込みはないと分析した。←引用終わり

まぁ、何よりも戦争には「戦費」が必要だ。
小銃に弾丸、対戦車砲、ミサイル、燃料に兵員の食糧、
普通は、長期の戦争でも「戦闘」は短期で、相互に収拾し合い、
その間に補給し合い、再び短期に戦い勝敗を決す。


この繰り返しだが、報じられる範囲では、ロシアは毎日毎時ダラダラと戦闘を絶やさず続け、まるでゲリラ戦のようで不思議な戦いだ。
土地勘がない戦いでのダラダラ長期戦では士気は落ちる。


戦費はかかる。ゆえに短期戦で停戦交渉を持つのだが、ロシアはウクライナを見下げ、勝っていると考えるためか高飛車な要求で、外相のラブロフなどは通過儀礼のアリバイでしかなく纏める気配などみられない。


引用開始→「1日2兆円以上」の巨額戦費にロシア国民悲鳴 プーチン氏「戦略で負ける」と識者 露軍は後方支援に大きな問題、ウクライナ侵攻「長期化」予想
(夕刊フジ2022.3/13 10:00)

ロシア軍が、ウクライナの首都キエフに近づいている。米国防総省高官は11日までに、北東部からの部隊が市中心部から約15キロにまで前進したとの分析を明らかにした。中東からの志願兵も募り、総攻撃が近いとの見方もある。ただ、ウラジーミル・プーチン大統領が当初想定していた「短期間での電撃作戦」は完全に失敗した。相次ぐ国際法違反に加え、子供や女性を含む民間人にも多数の犠牲者が出ており、「ロシア=国際社会の敵」となった。1日2兆円以上という巨額戦費と、ロシア経済を直撃する経済制裁。産経新聞論説副委員長の佐々木類氏は、軍事力でキエフを陥落させても、「ロシアの勝利はあり得ない」「ロシア国民は塗炭の苦しみを味わう」と喝破した。

キエフに迫るロシア軍だが、「国民の生命と財産」「祖国の独立」を守ろうとするウクライナ軍の激しい抵抗に遭い、プーチン氏が目指した「短期決戦によるウクライナ全土の制圧」は失敗に終わった。

侵攻開始(2月24日)当初は、専門家の「数日間でキエフは陥落する」との観測もあった。だが、ロシア軍の進撃速度は、第2次世界大戦の独ソ戦で、ドイツ陸軍機甲師団が見せた電撃作戦とは程遠い遅々としたものだった。

その理由について、吉田圭秀陸上幕僚長は10日の会見で、「ロシア軍が制空権を掌握しない中で、(ウクライナを)多方面から侵攻したのは、短期決戦を想定していたからだ」とし、今後のロシア軍の展開については「後方支援に非常に大きな問題がある」との見方を示した。

つまり、ロシアは近代戦の定石である「制空権の奪取をおろそかにした」うえ、食糧や武器弾薬、燃料などの「兵站(補給)に問題を抱えている」のだ。これに、「戦費の増大」と「経済の疲弊」も加わり、ウクライナ侵攻は長期化が予想される。

ロシア軍は数カ月前からウクライナ国境に長期滞留していた。厳寒の中で、ロシア兵は疲弊している。これに食糧不足や燃料不足が追い打ちをかければ、どんなに訓練された将兵といえども士気が下がろうものだ。

戦費の増大も深刻だ。

英国経済回復センターなどによると、侵攻開始から最初の5日間で、ロシアは装備や兵の死傷で約70億ドル(約8168億円)を失ったという。20万人規模の将兵、補給・救護などの要員、燃料や食糧などの兵站、高価な精密誘導弾など、戦費は1日約200億ドル(約2兆3338億円)かかっている可能性もあるというのだから驚きだ。

何しろ、ロシアのGDP(国内総生産)は、世界11位の1兆4785億7000万ドル(約172兆5343億円)に過ぎない(2021年、IMF=世界通貨基金調べ)。

10位の韓国を下回る額である。ロシア軍が1カ月間戦っただけでGDPの3割近くを消耗する計算となる。これが家計なら「一家離散の危機」である。

なのに、ロシア軍はヨーロッパで3番目に面積が広いウクライナ全土の制圧を目指して多方面から攻め込んでいるのである。打ち出の小づちがいくつあっても足りなかろう。

それだけではない。日米欧主導の強力な経済制裁で、ロシア通貨のルーブルが大暴落した。西側諸国への送金禁止などで、国内経済は音を立てて壊れつつある。

苦しむのは前線の将兵だけではない。ロシア国民がソ連崩壊時に経験した「経済崩壊」という塗炭の苦しみを再び味わわされるのである。

ロシア国民はソ連崩壊後、西側の自由経済という旨味を覚えてしまった。困窮する生活への不満の矛先となるプーチン氏が、内政面でも窮地に追い込まれるのは時間の問題だ。

ロシアは歴史的に、フランスのナポレオン、ドイツのヒトラーに代表されるように、外敵との「祖国防衛戦争」を戦ってきた。敵を広大な領土に深く引き込んで補給路を断つ。さらには、冬将軍の力を借りて敵を撃退する「持久戦」を得意としてきた。

経済力に裏付けされた兵站なくして、ロシアの勝利がないことは自明の理だ。プーチン氏はキエフ陥落という戦術で勝てたとしても、ウクライナ全土制圧という戦略で負けるだろう。←引用終わり

■佐々木類(ささき・るい) 1964年、東京都生まれ。89年、産経新聞入社。警視庁で汚職事件などを担当後、政治部で首相官邸、自民党など各キャップを歴任。この間、米バンダービルト大学公共政策研究所で客員研究員。2010年にワシントン支局長、九州総局長を経て、現在、論説副委員長。沖縄・尖閣諸島への上陸や、2度の訪朝など現場主義を貫く。主な著書に『チャイニーズ・ジャパン』(ハート出版)=写真、『日本が消える日』(同)、『日本復喝!』(同)など。

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