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2022/04/16

フィンランドとスウェーデンは「NATO」加盟を申請を表明し、強奪が得意のロシアは空かさずミサイル部隊をフィンランド国境へ移動させ威嚇に出る

フィンランドはスェーデンと共にNATO加盟申請を!


引用開始→ フィンランド、NATO加盟「数週間以内に」申請判断へ…ロシアに配慮していたが「全て変わった」
(讀賣新聞 2022/04/14 06:40)

 【ロンドン=池田慶太】ロイター通信によると、北欧フィンランドのサンナ・マリン首相は13日、北大西洋条約機構(NATO)加盟に意欲を示し、加盟を申請するかどうかの是非を「数週間以内」に判断する方針を明らかにした。

 訪問先のスウェーデンで、同国のマグダレナ・アンデション首相との共同記者会見で述べた。フィンランドはNATOのパートナー国だが、隣国ロシアに配慮し、加盟はしていない。マリン氏はウクライナ侵攻で「全てが変わった」と強調し、NATOの集団防衛と抑止力以外に国の安全を保証する手段はないとの見解も示した。

 ロシアと約1300キロ・メートルにわたって国境を接するフィンランドは、冷戦期からどの軍事同盟にも属さない「軍事的中立」を外交方針に掲げてきた。しかし、ウクライナ侵攻後に安全保障の危機感が強まり、最近の世論調査ではNATO加盟支持が過半数に達していた。

 スウェーデンもNATO加盟を排除しない立場で、フィンランドと同時に加盟申請するとの見方も出ている。

 フィンランドなどが加盟の動きに出ればロシアが反発するのは確実とみられる。加盟国から慎重論が出る可能性もあり、早期に実現するかどうかは不透明だ。←引用終わり

それを牽制するために、ロシアはフィンランド国境へミサイルシステムを含め緊急配備していると報じられている。

ロシア軍のミサイル部隊がフィンランドとの国境に移動。


それは、フィンランドのNATO加盟表明を牽制し威迫する目的が明白だ。
もぉ、基本的にプーチンのロシア連邦は解体する以外に、
国際社会には遺された手はないと考える。


何よりも、フィンランドはWWⅡのドサクサに紛れ、領土をロシアに占領され、
重大な領土問題を抱えている。
(日本と同じ立場にある)


ヨーロッパの安定を覆し、国際社会の平和を損なう原因を造り出したのは、
ロシアそのものだが、そんな事には素知らぬ顔だ。


さてさて、フランスだが、
大統領候補者として決選投票に臨む、ウヨク専制主義の国民連合を率いるルペンが、本性を表し「親ロシア」の姿勢を明確に表し、NATOから脱胎すると表明している。


失礼ながら、
専制主義を掲げる国民連合の親玉、
ルペンは、ルンペンかよ!? ワンワン尻尾を振る塵だろ!
まぁ、フランスの社会構図もロシアの底辺社会と同じだが。


引用開始→「NATO軍事機構を離脱」 ルペン氏が提唱―仏大統領選
(時事通信 2022年04月14日07時42分)

 【パリ時事】フランス大統領選の決選投票でマクロン大統領と2度目の対決に臨む極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補は13日、記者会見し、大統領に就任すれば「北大西洋条約機構(NATO)の統合軍事機構から離脱したい」と述べた。その上で、ウクライナ戦争が終結したらNATOとロシアは「戦略的和解」に至るべきだと主張した。

 フランスでは、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ルペン氏とロシアのプーチン大統領との交遊を問題視する声が高まっている。ルペン氏は会見で、ロシアとNATOの関係改善は「フランスと欧州の利益だ」と強調。ロシアとの協調はフランスの国益だと正当化することで、批判をかわす思惑があるとみられる。←引用終わり

ルペンの主張は、プーチンの思う壺だろ!
フランスの底辺層や下層が生きて行くためなら、
ウクライナなどに構ってられない。プーチン第一を主張し!


引用開始→ 仏極右ルペン氏、インフレ批判で「親プーチン」脱却
(ロイター 2022年4月14日7:30)

[パリ 12日 ロイター] - ロシアがウクライナで戦争をしている影響で、食品や肥料、生活必需品は値上がりを続けるだろう。フランス政府が行動を起こさない限り――。フランス大統領選に挑む極右政党、国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏(53)はパリ南郊の農村部で、農家の人々を前にシンプルなメッセージを発していた。

 ロシアがウクライナで戦争をしている影響で、食品や肥料、生活必需品は値上がりを続けるだろう。フランス政府が行動を起こさない限り――。フランス大統領選に挑む極右政党、国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏(53)はパリ南郊の農村部で、農家の人々を前にシンプルなメッセージを発していた。4月12日、仏北部ベルノンで撮影(2022年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
自分が大統領になれば、欧州によるロシアの石油と天然ガスへの制裁を阻止し、エネルギー価格の上昇を抑えるとルペン氏は訴える。塩や調理用油など数十品目について付加価値税(VAT)を廃止し、インフレを退治して家計の所得を守るという。 

ウクライナ侵攻前、ロシアのプーチン大統領を公に称賛していたルペン氏にとって、ロシアの話題に踏み込むのは神経を使うことかもしれない。しかし、生活費への影響に的を絞った演説は、投票先選びに外交問題はほとんど関係ないと考える多くの有権者の心に響いている。

ルペン氏は、フランスのラジオで「ロシアへの制裁に反対しているわけではない。その他の制裁には全面的に賛成だ」と主張。「石油と天然ガスの輸入を止めるという決定によって、フランス国民が大打撃を被ることのないようにしたいのだ」と述べた。

ルペン氏は大統領選の決選投票で、現職のマクロン氏と対決する。仮にルペン氏が勝利すれば、欧州全体だけでなく、米政府までも震撼(しんかん)させるだろう。フランスに強度の欧州連合(EU)懐疑派の大統領が誕生し、北大西洋条約機構(NATO)を不安定化させる可能性もあるからだ。

2017年の大統領選決選投票で、ルペン氏はマクロン氏に大敗を喫した。その前、プーチン氏はルペン氏を大統領府に暖かく迎えた。ルペン氏はプーチン氏に敬意を表し、同氏と同じ価値観を共有していると宣言。プーチン氏と当時のトランプ米大統領、そして自身がトップに立つことで「新しい世界秩序」が生まれるとぶち上げた。

当時のルペン氏陣営の選挙資金はロシアの銀行が一部融資し、ルペン氏は今も返済を続けている。

ルペン氏は、弁護士から政治家に転じた人物。欧米関係を是正し、フランスの国益にかなう形にするべきだと述べたことがある。また、フランスが望まない紛争に巻き込まれないよう、自国軍をNATOの指揮下から外すべきだというルペン氏の提案が通れば、プーチン氏にとって願ってもないことだろう。

米シンクタンク、大西洋評議会の欧州センターでシニアディレクターを務めるバンジャマン・アダッド氏は、仏ルフィガロ紙に寄稿し「全面戦争に再着火したいプーチン氏にとって、西側陣営の分断は最も望むところだ」と指摘した。「マリーヌ・ルペン氏のような姿勢でウクライナ問題に臨めば、ウクライナ国民の大虐殺につながり、国土全体に紛争が広がって長期化し、欧州は長きにわたって経済的な影響を被るだろう」と批判的な目を向ける。

<自責の念を否定>

ロシアがウクライナに侵攻して以来、ルペン氏はプーチン氏称賛の火消しに努め、自身が心変わりをしたと述べている。ロシアの行動を非難し、ウクライナ難民の受け入れに前向きな姿勢を示し、難民移送のバスを手配するために党員を送り込んだ。

ウクライナへの防衛用兵器の支援にも前向きだ。ウクライナで戦争犯罪が行われているとして、ロシアからフランス公使を引き揚げるようマクロン大統領に進言までしている。

ルペン氏は、3月末にロイターに対し「一度しか会ったことのない人物と知り合いだからといって、自分を責めようとは思わない」と語った。

歴史的にフランスの選挙では、外交政策が有権者の心をつかんだことはない。それでもマクロン大統領は、外交で点を稼ごうと試みている。

<プーチンの共犯者>

「プーチン氏と共謀しているのは私ではない。ロシアから資金提供を受けているのも私ではない。それはもうひとりの候補者だ」──。マクロン氏は5日、記者団にこう述べた。

とは言えルペン氏側も、マクロン氏自身のプーチン氏に対するあいまいな態度を突くことに成功している。マクロン氏は大統領任期中に、プーチン氏を西側陣営に引き入れようと手を尽くし、ベルサイユ宮殿や南フランスの大統領別荘に招いてきた。

こうした行動は、東欧諸国やバルト諸国を幻滅させた。

ルペン氏はラジオで「ロシアが消滅することはないし、ロシアが中国と確実に同盟関係を結ぶことは、欧州にとって非常にマイナスだ。これはエマヌエル・マクロン氏が5年の任期全てを通じて避けようと努めてきたことだ」と皮肉った。

ロシアがウクライナに侵攻する直前、マクロン氏は鳴り物入りでモスクワを訪問してプーチン氏と会談したが、手ぶらで帰国することになった。マクロン氏は批判を浴びながらも、プーチン氏と交渉を続けたのは正しかったと主張し続けている。

だが、多くの有権者から見れば、マクロン氏は外交に気を取られるあまり喫緊の国内問題をおざなりにしてしまった、ということになる。

イプソスの世論調査では、約6割の人々が「購買力」を最大の関心事に挙げたのに対し、ウクライナを挙げた割合は2割にとどまった。

ノルマンディー地域の街、ビールに住む元葬儀屋のアンドレさんは「ウクライナには関心がない。懐を温かくしたい。それが望みだ」と語った。
(John Irish記者)←引用終わり

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