凶人プッチン・プーチンのウラジ(地獄)見たさの名誉欲を充たすため、どれだけ多くの生命が消耗させられ無惨に踏み潰され断たれ喪わされた事か?
やはり「マリウポリ」は、
事前のウワサどおり自立型の巨大な「地下要塞都市」だったのだ。
ロシアが、2月24日にウクライナへ侵略侵攻して以降、不思議だったのが攻囲された「マリウポリ」が陥落しない事だった。
以前から、ソ連(ロシア)の主要地域の主要都市には、対米核戦争(WWⅢ)を想定した巨大な地下要塞都市が形成され、自給自足しながら生存し2年程度は戦い抜けると聞いた事があった。
その一つが「マリウポリ」なのだろう。
攻囲され既に50日を超え、地上の破壊はほぼ100%で使用に耐える建物は殆ど残されていない。
しかしながら、攻囲する側が音を上げているように見聞きする。
どのように補給されているのか知る由もないが、地の利を知り尽くす「都市ゲリラ戦」で、個別のロシア軍を撃破し続けているらしい。
身を隠し補給できる基地を保つなら「ゲリラ戦」は「正規軍」より、勇猛果敢であり遙かに強い。
いま一つ理解できない事は、
ウクライナ軍は、東部地域に展開するロシア軍を各個撃破し殲滅させ撤退させるための戦線を構築する動きを殆ど見せない。
基本的に広大で長大に延びた戦線の何処かを衝く消耗戦ではなく、拠点都市の地下要塞に身を潜め「都市ゲリラ戦」を果敢に仕掛け、各個撃破し追い返す方法を戦術採用しているのか。
侵略侵攻が始まった時点で、6月末まで4ヵ月、ウクライナが戦いきれば、ロシアは財政的にも続けられなくなり、掲げた目標を得る事もなく「停戦」し撤退する以外に途はなくなる。
そして、プーチンが率いる「ロシア連邦」は、崩壊へ向かう。
引用開始→ 難攻不落、ウクライナ地下要塞 歯ぎしりプーチン大統領 東京ドーム235個分、要衝マリウポリの製鉄所 ソ連が核攻撃に耐えらえれるよう建造
(夕刊フジ2022.4/20 11:27)ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍は19日、東部の制圧を狙ってミサイルや大砲による無差別攻撃を強めた。ウクライナ軍は祖国と独立を守るため徹底抗戦の構えだ。ジョー・バイデン米大統領は同日、日本や欧州の同盟国首脳らとオンライン会合を開催し、ロシアへの圧力強化やウクライナ追加支援を協議した。こうしたなか、ウクライナ軍が立てこもり、一般市民も避難している南東部の要衝マリウポリの「アゾフスタリ製鉄所」が注目されている。東京ドーム約235個分という敷地内には巨大な地下要塞が建設され、核攻撃にも耐えられるというのだ。
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「作戦は次の段階が始まった。作戦全体にとって重要な局面だ」「(東部2州を制圧するまで)作戦は続けられる」
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は19日、インドのテレビ局のインタビューでこう語った。ロシア国防省は同日、東部のルガンスク州のほか南部で計1260カ所をミサイルなどで攻撃したと発表した。
米国防総省高官によると、ウラジーミル・プーチン大統領率いるロシア軍は過去数日間で11の「大隊戦術群」を戦線に投入し、現在76の大隊戦術群がウクライナの東部と南部で活動しているという。AP通信によれば、概算で兵力は5万~6万人に上る。
これに対し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日のビデオ声明で、「ロシア軍がどれだけ来ようとも、われわれは戦う」「われわれは何も引き渡さない」と徹底抗戦の決意を示した。
ロシアによる軍事侵攻の激化を受けて、G7(先進7カ国)首脳と、ポーランドとルーマニアの両大統領、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)のトップは19日、オンライン会合を開催した。
参加者は、攻防激化でウクライナ市民の被害が深く懸念されるとの認識を共有し、迅速な支援が共通の責務だとの考えで一致した。
米欧は火力を重視した軍事支援を加速。米国は13日に8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を発表し、打撃力の強いりゅう弾砲などを新たに供与することを決めた。
岸田文雄首相は、借款供与を3億ドル(約380億円)に増額すると表明した。新たに監視用ドローンと化学兵器対応用防護マスク、防護衣を提供する方針も説明した。
西側諸国の反発を無視するように、ロシア軍は19日、「マリウポリの最後の砦(とりで)」とされるアゾフスタリ製鉄所への攻撃を開始したようだ。同製鉄所内には、ウクライナ軍とともに、内務省系「アゾフ連隊」が立てこもり、約2500人もの部隊が徹底抗戦の構えを見せている。
アゾフスタリ製鉄所は1930年、当時のソ連が建設を決定し、
33年に生産が開始された。アゾフ海に面しており、第二次世界大戦中はナチス・ドイツに占領されたが、その後、再建された。
ロイター通信によると、東京ドーム約235個分という敷地内では、年間400万トンの鋼、350万トンの溶銑、120万トンの圧延鋼を生産することができる。欧州最大の製鉄所の1つだが、それだけではない。
新ロシア派勢力の「ドネツク人民共和国」の幹部は「アゾフスタリ製鉄所には、広大な地下要塞が広がっている」とロシアの通信社に指摘する。爆撃や封鎖に加え、一部は核攻撃にも耐えられるよう考慮して建造されているという。多数の弾薬や兵器、食糧も備蓄されているという。
英BBC放送も、軍事専門家の話として、製鉄所には核シェルターやトンネルがあると指摘し、「防御態勢が整っている」と説明する。つまり、籠城を意識した「難攻不落の城」なのだ。
そのためか、製鉄所内には多数の民間人も避難しており、マリウポリ市議会によれば、女性や子供を含む少なくとも1000人が避難していると訴える。アゾフ連隊のSNSでは、製鉄所内部とみられる場所で避難する女性や子供の映像を公開している。
ロシア側は、「独ソ戦・戦勝記念日」である5月9日までに何らかの戦果を誇示したい思惑がある。「特殊部隊投入」という報道がある一方、難航しているのか「再び投降を要求した」という報道もある。
完全制圧は可能なのか。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「製鉄所の地下は8階構造で、至るところに市内へつながるトンネルがあるとされる。ソ連が核戦争を想定してつくったため、居住空間や食堂、診療所、園芸場まである。ウクライナ側は、ロシアによる2014年のクリミア併合以降、地下空間をさらに充実させてきたといわれる。アゾフ連隊が兵力を増強したこともあり、ロシア側も攻略が難しいことは知っている。だからこそ、降伏を呼び掛けた。5月9日までの完全制圧は間に合わないのではないか」と指摘した。←引用終わり
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