沖縄の施政権返還から50年を経て表面は変わったが、本質は米軍統治の27年間と変えず、日本の安全を沖縄へ押し付けたまま平気で文化も潰すか
改めて日本は、国土がコンパクトで「母語」が統一され、文化の波及もスムースであり、徹底した「中央集権国家」だと思わされる。
沖縄はアジアの重要なキーポイントだ。
日本は、違う個性を認めないのか?
他国(欧州や米国)の文化が優れていると憧れ、自らが依り立つ文化を大切にせず。
奈良や京都を観光しても、その人物にはそれが「外国」を観光する気分だともいわれ。
それは、北海道や沖縄も同じく観光気分で訪ねる土地だとか。
それが昂じると「移住」するのだともいうが、移住者は土地の「食文化」をも変えてしまう。
沖縄の施政権が米国から日本へ返還され今日で50年が経過した。
沖縄を語る時、沖縄が抱え込まされた「基地」の問題は一向に埒が開かず、周辺の国際環境は「地政学的」に困難さが増すばかりで・・・
日本の安全に向けて「沖縄は大事な存在だ」というが、沖縄の苦しみを一向に考えない事に不満や苛立ちが鬱積している。
日本全体で相互に違いを認め、分担し合うなら、押し付けるばかりじゃなく、その負担や費用を支弁しなきゃダメだろう。
この50年、日本の他都道府県は素知らぬ顔で過ごしてきた事を反省すべきじゃないか。
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