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2022/06/27

楢山節考は「姥捨て山」だが、最初から団塊の世代は日本社会には邪魔モノだったし、75歳を期に自ら「安楽死」を含め自らを処しなさいと国は希望し

「プラン 75」という映画が話題になっているらしい。
現代日本のディストピアを描き表していると言われている。

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早い話、基本というか根底に流れるのは「楢山節考」かと。


残念ながら、WWⅡ以降の歩みの中で、工業生産に依り立国を目指し農業生産(農業社会)を棄てた国には共通するテーマだろう。
工業生産を高め、国内総生産を伸ばし、利便性の高い工業製品に囲まれ形の上では「豊かさ」を実感できる社会を形成した。
「貧苦に喘ぐ農漁村を棄て、工業生産と流通サービスの整った都市」へ、生活の拠点を移し、慣れない言葉を話し、慣れない食に親しみ、慣れない味覚に美味いと言い、借家する大家に愛嬌を振り形だけの仮寓を整え只々突っ走った。


やがて、一人ひとりに幕仕舞いが訪れる。
気が付けば、駆け抜き走り抜いた日々や歳月に実態はあるのか!?
歩んだ途筋を振り返ると、あやふやな断片的な記憶は残るが、確かな記憶はないままだ。


いま、日本の社会が抱える深刻なテーマは、
一貫して抱え乗り越えてきた未解決の課題だ。
それは「団塊の世代」への有効な対処(呆策)だ。
深刻な現実だ。ディストピアの世界だ。


しかし、1980年代の日本は、それをユートピアと称し絶賛した。


思えば、
小学校も、中学校も、急拵えのベニヤ板で仕切られたトタン屋根のバラック教室だった。
高校受験では収容できず、1学年15クラスで1クラス60人が当たり前だった。
それでも昼間への進学が叶わず、多くが働きながら夜間に籍を置いた。
大学も急拵えに揃え拡充される事になった。


しかし1970年代に入ると、
これらが社会の生産戦力になった。著しい伸びを示した。
1980年代はユートピアでもあった。


しかし、絶好の機会に社会構造の改革を怠り、
1990年代以降は停滞が始まり、生産に寄与した戦力の多くが余剰になり、著しい停滞が続く端緒になった。
そして2020年代に入り、生産性は1970年代へ戻された。
ほぼ、喰い尽くしたともいえる。


国内の民間総資産は2000兆円あるという。
そのうちの1000兆円が預貯金だという。
再生産投資に回さないのだから、
利息は殆どゼロだし、現預金は黙って増えるワケがない。
それをどう考えるかだ!?


そこに現れたのが「ディストピアな日本」を描いた
「プラン 75」という映画らしい。

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