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2022/07/31

77年毎に、汗と知恵で築いたナケナシの資産を喪失し雲散霧消させてはならない! 与野党ともに思考方法を整理し幼稚な「攘夷」を棄て乗り越えよう

現実の日本社会の混乱は、WWⅡの敗戦「無条件降伏」で強制された「総懺悔」を受け容れ、それまでの途を総否定しお仕着せの「民主主義」を代わりに与えられ、正誤の吟味もする事なく新しい社会の体制は「宗教」として刷り込まれ信じられ唯一絶対の「教義」となり定着してしまった。


WWⅡの敗戦から長い歳月を経て、
頑なに正しいと信じた「宗教」の「教義」にも著しい矛盾が生じ、その訂正や改善を求める一定の声も生じ形成されつつあるが、社会の体制を握る側は、改革や改善に対し後ろ向きで否定的である。


何よりも、
その原因を形成したのが、明治新政府による粗雑な統治機構とそれが主導する体制にあり、それを改革も改善もせず手を拱き続けたまま、悲惨なWWⅡを招き無惨な敗戦に至ったワケで、その結果として現在の体制を得たのだから、無批判に現在の体制を維持する事が善であるとする「宗教」の刷り込みも功を奏している。


WWⅡに至った、体制を考えてみると、陸海軍部が形成した大本営という、政府の重要機構が絶対的な「無謬性」を軸に置き、必要な情報を統制し漏洩を防ぎ、言論を統制した事による国民の被害が甚大すぎたワケで、その再来を極度に懼れる精神構造を形成し、将棋の世界でいう「穴熊囲い」へ逃げ込み、現下の国際社会で求められる標準的な価値観と大きく乖離しても猶そのまま籠もり続け平気だ。
1945年から35年の1980年頃まで、日本の社会は「総懺悔」と「戦時賠償」および「貧困脱出」にかけ、いわゆる保守と革新が激しく鍔迫り合いで叩き合う展開だった。


いずれもが、WWⅡの敗戦で得た「宗教」の「教義」を巡り、解釈で互いを牽制し縛り上げ合った。
日本は、1980年代にそれまで耐えに耐えた社会生活や生産方法を華開かせ、吾が世の春を謳歌した。
多くの日本人が自信を持ち、胸を張り颯爽と肩で風を切った。
同時にまた、この10年に亘る社会的自信や成功体験が大きな足枷として自由で発展的な思考を縛る事になるワケで。
1989年から始まった「冷戦の崩壊」というWWⅡ以降の世界秩序が大きく音を為して崩壊する過程で、日本人も日本社会も日本の政府も、それまで遵守した「宗教」や派生する「教義」に疑問も持たず、根底から思考方法を変えようともしなかった。


世界の市場は一変した。
壁が立ち開かる世界では、日本は必要で有力な財の産出提供国であったが、世界で既存の国際秩序が根源から変動した段階では、その在り方や期待される役割が当然にも大幅に変化する。
日本は、30年間に亘り、その変化を認識せず対応しようともせず、徒に時間を空費し、国内で「穴熊囲い」に閉じ籠もり、本当に深い眠りについたままとも言えた。


多くの日本人は、中国への投資すら「WWⅡで迷惑をかけたお詫び」と考える筋違いな人も多くいる。
中国は、そんな風には考えない。
ベトナムに対する投資でも、長い間「苦労し可哀想だ」と、勝手な理屈を展開して悦に入っている。
世界は日々に変化し、国としても経済力の面でも、磨き実力を付けている。
かつて、遠い地にあった筈の相手の尾が見える処まで達しているのを弁知しなければならない。


未だに、中国は日本より劣っていると頑なに信じている、無知な日本人がどれほど多い事か。
チカラを付けた中国は、過去の怨念も含め、公然と日本に対峙するようになった。
それは見下し続けた「韓国」が、日本に追いつき足元を冒すようになり、情けないヒステリーで反発する体に堕している。


変化を知れよ!
世の中で起きる変化へ適切に対応しろよ。


1867年に経験した「明治の新政」から77年で、「WWⅡの敗戦」があり、1945年の「WWⅡの敗戦」から77年が、2020年だと知った「バカぶりを吹聴する声」も聞こえるが、この間に一貫して変化を拒み、耳を閉ざし、目を瞑り、嵐を遣り過ごそうと忘却の日々を眺めている間は何も変わらない。
WWⅡまでの日本は、大半の無知が「大本営」の無謬を信じ、自信の足元だけを見て「平和」と「自信」を謳歌していたが、その体制を変えようとはせず頑なに閉じ籠もり破滅した。


その結果、
「羮に懲りて膾を吹く」に平然と陥り、哀れな姿で自らを慰めているのが実際ではないか?
言論界も、政界も、経済界も、社会全体も、深い「穴熊囲い」に身を委ね眠りこけ、間もなくトンデモナイ喪失の日を迎えようとしている。

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