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2022/09/12

嗚呼 沖縄県知事選挙は現職の玉城デニー氏が33万票弱を得て当選し幕が降りる

無念さを隠しきる事はできないが、
結果は、下されたとおりで、イライラと不安定が4年先まで続く事に。


この選挙戦で重要な事は、投票終了時間の20時の時点で、出口調査を踏まえ「沖縄タイムス」も「琉球新報」も、玉城デニー氏の当選確実報を打った事だった。
玉城票は、佐喜真票に下地票を加えても1万1千票届かなかった厳然たる現実が・・・


基本は「ボタンの掛け違い」なのだが、左右の主張が拮抗し合う半世紀だったのだが。
その真摯な要望や指摘また解決を求める声に、基本的には応えてこなかった事で、沖縄県民の不満は溜まり主張は激しくなった。
それを絶好の機会と捉えた左派は、沖縄の保守層を分断する工作に出た。


分断工作が効果を見せ始めると、いよいよ冠に据える人物を、那覇市長だった故・翁長雄志氏に白羽の矢を立て、押し上げ取り込んでしまった。
穏健な保守の故・翁長雄司氏は、沖縄の統治を司る日本国の統治権力構造が(米国との)二重構造国家である事に業を煮やし、政府に対し「根源から沖縄政策の変更を迫った」が、日本国政府は言葉巧みに、言質を与えず、これに応えず交わし続け誤魔化し続けてきた。


病に斃れた故・翁長雄志氏の後を継いだのが、明確に「反体制・反権力・反政府・反日」姿勢を隠そうともしない玉城デニー氏だった。
雑音の泡沫に過ぎぬ下地の敵対立候補も・・・


加えて、4年前に勢いを得た側を崩す事はできなかった。
この選挙戦の最中に、沖縄でも「統一教会」が炙り出され、突如として拮抗する選挙戦の壁になり、大まかな帰趨が決せられる事になった(と見ている)。

20220912
(開票結果は、沖縄県選挙管理委員会発表を沖縄タイムスがグラフ化し報道したもの)

これで、間もなく始まる那覇市長選挙も、故・翁長雄志氏のご長男が出ると表明し、既に保守も巻き込む「オール沖縄」主導で、立民+斜眠+共産+令新のサヨク主導で保守を抱き込む選挙戦が勢いを増す事になるだろう。


2度に渡り支持拡大に動いたものの、力不足もあり、壁は厚く高く手強く立ちはだかり、突き崩すことは適わなかった。
寧ろ、同情された事が情けなかったとしか言えず、真に無念でしかない。


引用開始→【速報】玉城デニー氏の再選確実 沖縄県知事選 「オール沖縄」勢力が支援  
(琉球新報 2022年9月11日 20:00)

 任期満了に伴う第14回沖縄県知事選は午後8時で投票が締め切られ、琉球新報の事前の情勢調査や、出口調査によると、無所属現職で「オール沖縄」勢力が支援する玉城デニー氏(62)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=の当選が確実となった。いずれも無所属新人で、政権与党が支援した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦、前衆院議員の下地幹郎氏(61)は及ばなかった。開票は多くの地域で午後9時から始まり、同11時ごろに当落が確定する見通し。

 選挙戦で玉城氏は、県政の課題となる米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、「新基地は軟弱地盤の存在もあり、絶対に完成させることはできない」と反対の立場を強調した。佐喜真氏は「容認」、下地氏は馬毛島(鹿児島県)への訓練移転を推進し「大浦湾を埋め立てない」と訴えるなど、争点が明確となった。玉城氏の当選によって、新基地建設に反対してきた玉城県政の継続を、多くの県民が信任した形となった。

 一方、政府による新基地建設の強行は続くことが見込まれ、国との裁判闘争も続いている。選挙結果を受けて、県民民意を政府に届け、問題を解決することができるのか注目される。
(’22知事選取材班)
  
 玉城デニー氏(たまき・でにー) 1959年10月13日生まれ、うるま市出身。上智社会福祉専門学校卒。現職。←引用終わり


引用開始→ 玉城デニー氏の再選確実 沖縄県知事選、新基地反対や経済再生を訴え
(沖縄タイムス 2022年9月11日 20:00)

 第14回沖縄県知事選が11日、投票され、現職で「オール沖縄」勢力が推す玉城デニー氏(62)の2期目の当選が確実となった。いずれも新人で前衆院議員の下地幹郎氏(61)と、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦の2氏を破った。

再選が確実となり、支持者とバンザイ三唱で喜ぶ玉城デニー氏=11日午後8時4分、那覇市古島・教育福祉会館(伊禮健撮影)

 玉城氏は、①県経済と県民生活の再生②子どもや若者、女性の支援拡充③辺野古新基地建設反対―の主要3政策を「全てが一丁目一番地の重要課題」と位置づけ、選挙戦を展開。中学卒業までの医療費無料化などの1期目の実績を強調した。

 今回の知事選は、米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古の新基地建設の賛否や、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた県経済や暮らしの立て直しが主な争点となった。

 オール沖縄は、故翁長雄志前知事の誕生で政治勢力化した2014年以降、3期連続の知事選勝利となった。

 玉城 デニー氏(たまき・でにー) 1959年10月13日生まれ。うるま市出身。上智社会福祉専門学校卒。ラジオパーソナリティーなどを経て、2002年に沖縄市議に初当選し1期、09年に衆院議員に初当選し4期務めた。18年の県知事選で初当選し、現職。←引用終わり

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