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2022/09/20

行政が行う改革案は、行政手続きに従い入念に時間をかけ準備し検討され手順に従い必要な検討会や審議会を経て「原案」を決定し議会で議決を得る

何れの自治体も住民の流出入や年齢別構成の変化、また総人口と平均年齢の変化などに合わせた提供サービスや行財政改革が必要で、来年度の予算に取組む時期だ。
何より来年度は年度初めに統一地方選挙も控えている。


そのような中、中核規模の基礎自治体が市内に3つある「市立高校」の統合を年明けに「検討会議の答申」を発表(観測気球)し、反応の様子見に出た。
人口急増期には1校1学年10クラス(55人学級)で、3校合計で1年度当たり1650人を収容してきた。全体ではデコボコもあり5000人程になっていた。


現在は、3校とも30人学級で5クラス。全体で450人だとか3分の1以下なのだという。
その状況で3校を維持する必要性があるのかとの議論が提起されるのは自然な流れだ。


「公立高校へ進学できないのをナンとかしろ」と、騒がれた時代には、当の基礎自治体の財政も厳しく、打開に向け「私立高校」を誘致し開校させた。
当初は「落ち零れ」の進学先と揶揄されもしたが、徐々に「文武」で実力を付け、現在では一定の地歩を築き上げ名を馳せるようにもなっている。
すると、現金なモノで、生活環境が一定の改善を得た事もあり、今では人気校の一角を占めるようになっている。


人口減少などの環境条件や、親の希望の変化を受け、当然にも市立高校は弱体な処から敬遠されるようになり、一部では廃校の危機が囁かれ始める事態を迎えていた。
ところが、何れの高校も立地する周辺地域の要望を受け、多くの寄付を募り設立した点もあり、経緯や事情を踏まえると、例えば経済合理性を理由に廃校を選ぶ事もできず、アタマの痛い問題として遺されてきた。


しかし基礎自治体として手付かずのまま放置もできず、学識経験者を交えた検討会を組織し諮問の上、3校の統合を報告させた。
当該基礎自治体の財政は非常に健全で膨大な余剰金を持つが、公的施設の建て替え強化や、年齢構成に対応した「税収」と「財政支出」を考えると、周辺の基礎自治体に比べ如何に裕福優良に見えても、決して先も潤沢とはいえない。
そこで、体力に見合う「財政」を、健全な間に形成しようというワケだ。


それが公表され(漏れ聞い)て以降、
志学から弱冠の手前まで僅かな時間を共に過ごした同窓が、智慧を出せと節分を前に引っ張り出そうと口説きにきた。
致し方なく、行政プロジェクトの進め方(プログラム)と手続きを説明し、大凡のスケジュールを分かり易く時系列に図解し、先ず阻止し白紙化させるには、いつ何が必要で、どのような行動が求められるかを説いたが、その時は分かったような高揚感に包まれたのか知る由もないが、この半年ほど何も具体的に必要な行動すらしなかった。


そして、先日、議会の小委員会で、統合計画原案と施設計画を含む概略発表があった。
次月中に実施に向けた具体的な「調査予算」が要求され、来年度以降に研究・構想の段階から実施計画の策定に入り、やがて施行計画が示される事になる。


やがて詳細が明らかにされる頃に「賛否」両論が喧しく飛び交うのだが、当初の「小案」段階に描かれた下敷きを軸に一貫して「概案」に沿い卒なく粛々と進められるのだ。
目前で反対しようが頓挫する事など、余程の過程における瑕疵がない限りあり得ない。
既に、現在時点で明らかに「敗北」しているのだと言い放っておいた。


社会の構造的改革と行財政改革の制度化を含め一体的に求める側に、過去の郷愁を追い、行財政の構造改革を嫌う事(反対)への加担を求められてもですね・・・

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