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2022/10/10

北の大地、道北をオロロン街道沿いに、天塩山地に沿い、往還し実際を学ぶ事が多く・・・

道北を回廊し:


オロロン街道は、札幌から石狩を231号で増毛、留萌へ。
留萌から232号を小平、苫前、羽幌、初山別、遠別、天塩。道道106号で、豊富、サロベツ、抜海、稚内を結ぶ路。
苫前(ここまで232号は239号と共用)でオホーツクへの路239号を霧立峠も越えると幌加内。
そこで275号を北へ向かい朱鞠内に、反転し南北が長い幌加内を南へ戻り、秩父別で留萌へ周回。


数々の意見交換で、改めて認識した点は、生活手段を支える上での業に著しい偏りがあれば、地域社会を維持するために生活圏内で相互の依存性を高める事が不可欠で、その経済循環を保つ事で維持する極めて「原始社会主義経済」のようになるのも否定できず。


「交易できる財(換金できる)」を如何に創出形成し、他の地域へ「移出」し他の財と交換するかだが、先ず「移出」がなければ「移入」もできないワケで、多くが「一次産品」なら「季節限定性」が高く「現金収入」は限られる。
仕方なく「他地域」へ現金収入を求め「移住」し、若年人口は減少し地域として維持の限界に直面する。


鉱工業だけに依存せざるを得なかった地域は、掘り尽くし採算を得られなくなった時点で限界が訪れ、地域ごと放棄され取り残され忘れられた人だけが辛うじて今日を暮らし生を繋いでいる。
林業も同じ事で、輸入外材に敗退し多くが放棄され、開拓以来守り育ててきた「財」を棄てざるを得ず猛烈な勢いで過疎化が進む。


例えば、東西に約20キロ余り南北に約60キロ余りの広大な幌加内は、人口1300人ほどで、北にある「朱鞠内湖(ダム湖)」から南の秩父別との境まで長いのだ。放棄され消滅した集落もあり、4人の散居地もあり。
天塩山地に隔てられるが、美深の付近から名寄を超え旭川の北までの距離が一つの基礎自治体「幌加内町」だ。
南の地域は日本最大の蕎麦の産地として蕎麦畑が拡がる。

町立の「北海道幌加内高校」は、蕎麦打ちが必須科目で、内地を始め全道からの入学生を集め「全寮制」を備えている。


これは、音威子府村(1000人を切る)の村立の工芸高校も同じスタイルで、ナンとしても地域に根ざす事のできる人材の育成に苦闘している。
例えば、遠別は「稲作の北限」で、最北の餅米「はくちょう」を用い純米酒「北吹雪」を醸造し根付かせている。

これは地道な人の努力と挑戦力の賜だ。


蕎麦は、更に北の「音威子府」が北限で、黒い蕎麦(玄蕎麦)を特徴に取り組み定着させてきた。
留萌管内、上川管内、宗谷管内、それらに拡がる道北は、他の地域と交易し「移出」できる産品を年間を通じ如何に生産し「財」を創出形成できるか、厳しい自然条件が与えるそれは「日本の中の " 発展途上地域 " としての課題」でもある。


幸いにして「北海道開発局」は、道路の維持管理に注力している事(産業・雇用の一翼)で、各地の往還は快適だ。
物産の発見、位置づけ、産業化に向けた取組みに、声掛け頂き参考に同道できた事に感謝し、何か少しでも知恵の汗を提供できればと。

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