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2022/11/11

USが文字どおり「The United States of America」であるために政策より祭典を騒ぐ選挙という儀式を実施し、結果が期待に沿わず気に入らぬと罵倒し

米国の中間選挙は、
予想どおり「青の民主」と「赤の共和」が「花札爺の狂把」を抱え込みながら、花札爺が撒き散らす「乖離性障害」に煽られ脅迫されながら僅差の争いを続けている。
「冷静な理性」と「煽り呆気」の戦いだ。


米国社会は、北米の豊かさを周辺との比較において表徴している。
当然にも、周辺の中南米の貧しい国からは仰ぎ見る耀く地域で憧れの国だ。


喰うや喰わずなら、生命を賭して北上し米国へ不法でも移民しようと押し寄せる。
それに成功すれば、米国社会の最下層を支える労働階層になる。
それは同時に玉突きで、それまでの最下層の労働を奪う。
そこで従来の最下層は下層の職を奪う玉突きがおきる。


更に、従来の豊かな米国社会を支えた下層上位から中間層の労働市場は、グローバリゼーションの流れを受け製造拠点を海外へ移した事もあり、構造的に完全失業者や潜在失業者を抱え、地域全体が不安定な社会に陥った。
それは構造的に「社会不安」と「政治の不安定」要因になり、根源の宗教観や思考また思想も影響し、自らより弱体な層の攻撃や排除に向かう。
それが現在の米国社会の主流をなし「分断社会」を現している。


それは、政治的に権力を握ろうとする者は、絶好の機会と捉え、寄り不満の多い層を目的達成のために煽り倒す。
その「釣り餌」は、目の前の敵を無能扱いし激しく非難し糾弾する方法であり、架空の敵を目に見えるようで見えないまま更に大きく造り上げるのだ。
(花札爺は、これに長けている)


熱狂させる事で得票が進めば善だとの考え方が全てだ。
4年に一度の大統領選挙と、その中間に行われる「中間選挙(上下両院と州知事選)は、民主主義社会の権化を体面で死守する米国政治の社会的祭典に過ぎない。


トランプが去っても、次にマスクのような自信過剰の権力亡者の人物が現れ、乖離性障害を煽り巧妙に騙し、考え方を欠く単純な一家言を保つ人物は巧妙に宣伝戦に動員され使い倒され踏み付けられるのだが・・・


讀賣新聞のフォローを拾ってみます。
怒鳴る怒・花札爺が撒き散らす乖離性障害には厭気が立つ!
それを自覚しない無知で無教養な尾馬鹿は自身の手を見よ!


引用開始→ 中間選挙の開票長引く、作業完了は数日後か…上院ジョージア州は決選投票へ
(讀賣新聞 2022/11/11 00:40)

 【ワシントン=淵上隆悠】8日に投票が行われた米中間選挙は、10日も開票作業が続いた。上院選、下院選ともに、与党・民主党と野党・共和党が多数派を巡って接戦を繰り広げている状況だ。郵便投票の集計に時間がかかっていることなどが影響し、作業完了は数日後にずれ込むとの見方が出ている。

 AP通信の日本時間11日午前0時40分現在の集計によると、上院(定数100)は非改選を含め、民主党が48議席、共和党が49議席を確定させた。残りはジョージア、ネバダ、アリゾナの3州となっている。

 このうち大接戦のジョージア州では、12月6日に民主党現職と共和党新人の上位2人による決選投票の実施が決まった。候補者3人の得票率がいずれも50%を下回ったため、州の規定に基づく措置が取られた。ネバダ、アリゾナ両州は、郵便投票の集計作業が長引いている。作業は週末以降まで完了しない可能性もある。

 民主、共和両党とも、3州のうち2州で勝利できれば、上院の主導権を掌握できる。民主党は50議席でも、議長を兼ねるハリス副大統領が可否同数の場合に票を投じることができるためだ。

 定数435の全議席が改選される下院選では、民主党が185議席、共和党が208議席を確実にした。複数の米メディアは、共和党が僅差で民主党を上回って勝利する可能性があると報じている。36州で行われた知事選は、民主、共和両党ともに16州ずつを制し、4州で開票が続いている。←引用終わり

また始まった、面白いねぇ! トランプ氏「郵便投票は不正の温床」…自身が敗れた大統領選は「リードが手品のように消えた」


引用開始→ トランプ氏「郵便投票は不正の温床」…自身が敗れた大統領選は「リードが手品のように消えた」
(讀賣新聞 2022/11/10 23:34)

 【ワシントン=淵上隆悠】トランプ前米大統領は中間選挙の選挙期間中、郵便投票が不正の温床になると強く主張し、各地の集会で支持者に投票日当日の投票を呼びかけていた。

 5日のペンシルベニア州の集会では、バイデン大統領と戦って敗れた2020年大統領選について、「開票直後は大きかったリードが、突然マジックのように消えた」と述べ、遅れて開票された郵便投票が勝敗に影響したことを強調した。その上で今回の中間選挙について、「投票所に行って投票してほしい」と訴えた。

 7日にあったオハイオ州での集会でも、身分確認が不十分な可能性がある郵便投票への不信感を念頭に、「必要なのは、身分証を持ち、紙の投票用紙でみな同じ日に投票することだ」と話していた。←引用終わり

怒鳴る怒・花札爺、
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉を贈っておこう!
ワハハ! 全米で投票が盗まれたと、また主張するのか!?


引用開始→ どなり散らすトランプ氏「ダメな候補者ばかりだ」…共和党の議席数伸び悩みにいら立つ
(讀賣新聞 2022/11/10 11:42)

 【ワシントン=蒔田一彦】米CNNは9日、共和党のトランプ前大統領が8日に行われた中間選挙で与野党が接戦となっていることに「激怒」し、「どなり散らしている」と報じた。トランプ氏の顧問の話として伝えた。共和党の獲得議席が事前の予測に比べて伸び悩んでいることにいら立ちを募らせているとみられる。

 顧問は、トランプ氏が接戦州で推薦した候補について「彼らはダメな候補者ばかりだった」と語ったという。トランプ氏は、中間選挙で自らの推薦した候補を多数当選させ、2024年大統領選への出馬に向けた弾みとする狙いがあった。

 トランプ氏は選挙前、15日に「大きな発表」をすると述べ、出馬表明をにおわせていた。CNNの記者は9日、トランプ氏の顧問が、発表を遅らせる可能性は低いと見ているとツイッターで明らかにした。この顧問は「遅らせることはあまりに屈辱的だからだ」と話したという。←引用終わり

確かに、米国の選挙民(市民)は、比較的「冷静」だった。
レッドオーシャンのレッドウェーブは潜在化したままだが。
ブルーオーシャンのブルーウェーブが打ち消し波となるか?


引用開始→ 米中間選挙、共和党伸び悩み上下院とも接戦…バイデン氏「赤い波は起きなかった」
(讀賣新聞 2022/11/10 11:25)

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のバイデン政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は、投票から一夜明けた9日も開票作業が続いた。上院選、下院選ともに、多数派を巡って与党・民主党と野党・共和党の接戦が続いている。

 AP通信の日本時間10日午前11時現在の集計によると、上院(定数100)は35議席が改選対象で、非改選を含め、民主党が48議席、共和党が49議席を占めた。同10日未明時点から、共和党がウィスコンシン州で1議席を積み上げた。

 ジョージア州では、12月6日に決選投票を行うことが決まった。民主、共和両党と「リバタリアン党」の候補の得票率がいずれも50%を下回ったためで、州の規定に基づき、民主党現職とトランプ前大統領の推薦を受けた共和党新人が一騎打ちで戦うことになった。ジョージア州では、2020年11月の上院選でも勝敗が決まらず、21年1月に決選投票が行われた。

 残りのネバダ、アリゾナの2州では、郵便投票の集計に時間がかかっている。郵便投票を巡っては、20年大統領選でも一部の州で開票作業に混乱があり、バイデン氏が勝利を宣言したのは、投票日から4日後だった。両州の結果が出ても、1勝1敗ならば、上院の主導権を巡る戦いの結果は、ジョージア州の決選投票に委ねられることになる。

 定数435の全議席が改選される下院選では、民主党が184議席、共和党が207議席を確実にした。改選前、民主党は過半数(218)を上回る220議席を確保していた。米メディアは依然、僅差で共和党が勝利するとの予測を伝えている。

 選挙前の世論調査に比べ、共和党は伸び悩んだとの見方が大勢だ。バイデン大統領は9日、投開票後初めて記者会見し、「米国と民主主義にとって、とても良い一日だった。(共和党のシンボルカラーである)『赤い波』は起きなかった」と語った。←引用終わり


引用開始→ 下院で共和優勢、民主猛追 事前予想覆す接戦、開票に時間―上院は一部州で決選投票へ・米中間選挙
(時事通信 2022年11月10日12時13分)

 【ワシントン時事】米中間選挙(8日投開票)は、9日も開票作業が続いた。郵便投票の増加などによって結果判明に時間がかかっている。米メディアによると、野党・共和党が連邦議会の下院で優勢。上院では与党・民主、共和両党が一部の州で大接戦となり、大勢判明が大幅にずれ込む可能性がある。また、36州で知事選が行われた。

 選挙戦は歴史的なインフレへの対応や人工妊娠中絶の是非、民主主義に対する脅威などが主要争点となった。事前調査で民主党の劣勢が伝えられていたが、上下両院でもつれている。民間の調査によると、投票率は9日時点で48.1%。
 バイデン大統領は9日、ホワイトハウスで記者会見し、「メディアや専門家は(共和党の地滑り的勝利を意味する)『赤い波』を予測したが、それは起きなかった」と指摘。民主党の善戦を強調した。

 CNNテレビによると、9日午後10時(日本時間10日正午)現在、全435議席が改選される下院では共和党が208議席、民主党は188議席をそれぞれ押さえている。
 上院(定数100)は35議席が改選対象となり、非改選を含め民主が48議席、共和が49議席を確保。両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」のジョージア州ではいずれの候補も過半数に達せず、決着は12月の決選投票に持ち越された。←引用終わり

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