現代の世界史に至る争いの原因を形成したのは基本的にローマ帝国とキリスト教が一体化し版図を拡げ覇権を形成し滅び去り遺されし者は相争い構え
西欧について大まかに考える:
基本は、拡大されたローマ社会を基盤として「宗教律・社会律・生活律」が形成されている。
(カトリックか、プロテスタントか、その派生かを別に・・・)
同様に、
東欧について大まかに考えると、拡大拡張された東ローマ社会を基盤に「宗教律・社会律・生活律」を形成しており、とりわけその宗教律を「(各)東方正教会」が、それぞれの教義を形成確立し精神面や文化面で社会的に大きく影響している。
それを軸に考えると南側は地中海で画然と線引きされ、東側はウラルの山々が画然とシベリアと線引きしている。
南東側には黒海やカスピ海が拡がり線引きに力を与えている。
アナトリア大地は、イスラムの土地へ転化しているが、その大地を含むトルコは、キリスト教とイスラム教が混在し文化的には混交し合う存在だ。
ロシアの圏内に収容されているコーカサスの領域は明らかにイスラム社会が多数派だ。
もちろん、キリスト教はアラビア半島に起源を保つワケで、イスラム教も、ユダヤ教も、基本は同根と捉えているワケですが。
北米は、西欧社会を棄て移民した「西欧社会」の飛び地に過ぎない。
南米は、西欧のイベリア半島から乱暴者が支配できる地を求め侵攻した事で無秩序で悲惨な結果が今に至る社会を形成した。
中米は、西欧の社会から乱暴者がさらに支配地を求め侵攻し領有した事で収奪以外には為さなかった。
その意味では、北米が欧州社会の延長なら、ロシアも欧州社会の一部なのだ。
拡大した欧州社会は、従来から繰り広げてきた「テメェ~」勝手な理屈を夫々が次々に繰り出し、仲間集めをするやら、戦線離脱を図るやら、世界を席巻しようと世界を巻き込み・・・
傲慢な強欲とは真に難儀な事です。
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