怒鳴る怒・トランプが、威勢よく煽り蒔いた種の結果とも言える「花札狂把徒」が「共和党」の中で一定の数を保ち いつ、日本へもイチャモンづけするか
米国の下院も随分と賑やかなことで。
2022年11月の中間選挙で共和党は勝利したものの、
トランプを支持、トランプに指示される「狂把徒」と正真正銘の「共和党」が、激しく禿しく党内で対立し、下院議長を投票で指名できない事態に陥る。
笑っていられない。
米国の大統領に事故ある時は、副大統領に次ぐ第2位のポジションなのだから、双方ともに安易な妥協はできないという事だろうが。
中々の事態ですよ。
何よりも、下院議員定数の50%以上を票を占めなければ駄目だそうで、民主党が結束しても無理な話で、共和党は狂把徒と実質的に2分されているため、無理な話で・・・
これを眺め見て、臭禁屁もプッチンも、嘲笑っているのじゃないか?
怒鳴る怒・トランプは、花札を威勢よく打ったけれど、
その解離性障害による煽りを受け、それに乗せられた呆気の塊ドモが引き起こした無法な後遺症は重く深いデス把ねェ!?
引用開始→ 米下院議長選は6回投票でも決まらず 共和党内の造反続く
(BBCニュース 2023年1月5日)アメリカ連邦議会下院(定数435)の議長選は4日、異例の2日目の投票に入り3回投票が行われたものの、多数党・共和党の強硬右派が造反を続け、ケヴィン・マカーシー院内総務が必要な過半数票を得られなかった。下院は休憩後に再開したが、5日正午まで一時休会すると採決した。マカーシー氏はこれに先立ち今晩中の投票は状況変化につながらないとの見方を示した。下院議長選での再投票は1923年以来。
昨年11月の中間選挙の結果を受けて3日に招集された新しい顔ぶれの下院では、共和党議員は222人。マカーシー院内総務が議長になるには、議員218人の支持が必要だが、党内の強硬右派約20人が造反を続けている。
共和党内の強硬右派はこの日、マカーシー院内総務に代わる候補として、バイロン・ドナルズ下院議員(フロリダ州)を推挙。4回目の投票で共和党は、マカーシー氏が201票、ドナルズ氏が20票、1人が棄権。続く5回目と6回目の投票でも、まったく同じ結果となった。
民主党の下院議員212人は昨日に続き、この日の3回の投票でも全員が自党のハキーム・ジェフリーズ院内総務(ニューヨーク州)に投票した。
下院は休憩後に再開した午後8時(日本時間5日午前10時)、5日昼にあらためて再開するかどうかを採決。民主党は投票継続を要求したが、共和党の大半が5日の再開に賛成し、下院は一時休会した。
計6回の投票を終えて事態の膠着(こうちゃく)が続く中、下院はいったん休憩に入った。米CBSニュースによると、マカーシー院内総務と主流派の代表は、造反組の代表らと共に、トム・エマー院内幹事の執務室で協議した。
強硬右派の1人、マット・ゲイツ議員(フロリダ州)は幹事室の外で記者団に、必要な218票を得て議長になれる議員はいるのか質問されると、「218票をとれないのが誰かはわかる。それはケヴィン・マカーシーだ」と答えた。
午後8時の議事再開前にマカーシー氏は記者団に、合意が得られなかったため、今晩中にまた投票する理由がないと話した。
「もう少し話し合うのがベストだと思う。今晩中に投票しても何も変わらないと思うが、そのあとに投票すれば変わると思う」とも述べた。
下院議長は、下院の議事進行を統括し、議題や議論の規則、どの法案を採決にかけるかなどを決める。大統領権限の継承順位では副大統領に続くため、米政界有数の有力者になり得る。
下院は、過半数の票を得た議長が決まるまで投票を続ける。議長が決まるまでは、新人議員の宣誓就任も行えず、新規則や法案の採決などの議事にも着手できない。
1回目の投票で議長が決まらなかった1923年には、投票9回を経て数日かけてようやく新議長が決まった。
4日以降の投票でたとえマカーシー院内総務が過半数を得て議長になったとしても、下院の共和党は任期満了までの2年間、穏健派と強硬右派が激しい対立を続ける可能性があると、多くのアナリストが警告している。
合衆国憲法によると、下院議長の候補は、下院議員の推挙を得る必要があるものの、下院議員である必要はない。下院はこれまで常に下院議員を議長に選んできたものの、過去に議員以外を候補にしたことはある。たとえば2019年には当時、前副大統領で元上院議員だったジョー・バイデン氏が推挙された。
強硬右派はドナルズ議員を擁立
昨年11月の中間選挙で共和党は下院多数党になったものの、民主党との議席差は10議席にとどまった。このため、マカーシー院内総務が議長の席を確保するには、党内の支持を固める必要があった。その状況で強硬右派は、院内総務の議長就任を駆け引き材料に、さまざまな要求を突き付けていた。造反勢力はマカーシー議員が、中道寄り過ぎる、あるいは権力志向過ぎると批判を続けてきた。これに対してマカーシー氏はそうした議員たちの支持を得ようと、現職議長を解任するための手続き簡素化を受け入れるなど、大きく譲歩する姿勢を見せていた。
歴史的に異例の2日目の議長選に入ると、造反勢力の1人、ローレン・ボーバート議員(コロラド州)はドナルズ議員を議長候補に推挙。擁立演説ではドナルド・トランプ前大統領を「一番好きな大統領」と言及した上で、トランプ氏に向けて、マカーシー院内総務に「必要な票は得られないのだからもう退くよう、説得してください」と呼びかけた。
続く投票では、党内保守派の議員連盟「自由議員団」に属するスコット・ペリー議員(ペンシルヴェニア州)も、ドナルズ議員を推挙した。
ドナルズ議員はこの日、マカーシー院内総務が議長になるのは「非常に難しい」と述べた。ドナルズ氏は3日の最初の2回の投票では、マカーシー氏に投票していたものの、3回目に不支持に回り、4日には自分に投票した。
トランプ氏の説得は効かず
マカーシー氏にも共和党内強硬派にも影響力をもつとされていたトランプ前大統領は、議長選初日の直後は沈黙していたものの、4日にはマカーシー院内総務への支持を呼びかけていた。自らのソーシャルメディアでトランプ氏は、「ケヴィンに投票しろ。取引をまとめろ。勝利をつかめ」とすべて大文字で強調して書いた。
さらに「共和党員、偉大な勝利を、巨大で恥ずかしい敗北にするな」とすべて大文字で書いたほか、「ケヴィン・マカーシーはいい仕事をする。もしかするとすごい仕事をするかもしれない。見てるといい!」と書いた。
ボーバート議員は、ドナルズ議員を擁立する演説の中で、自分や他の造反組に対してトランプ氏が「もういい加減にしろ」と指示したのだと明らかにした。
「国にとって恥ずかしい」とバイデン大統領
下院での混乱をよそに、バイデン大統領はこの日、超党派の支持を得たインフラ投資法の意義を強調する式典のためにケンタッキー州を訪れ、地元選出の共和党幹部、ミッチ・マコネル上院院内総務とカメラの前で握手を交わした。ホワイトハウスを出発する際には記者団に、下院での共和党の内紛について「少し恥ずかしい」とコメントした大統領は、ケンタッキー州に着くと、さらに厳しい口調で共和党を批判した。
議会が機能していない状況は心配かという質問に対して、バイデン氏は「もちろんだ」と答えた。
「第一に、この国にとって恥ずかしいことだ。文字通り。機能できない議会があるなど、ともかく恥ずかしい。この国は世界で最も偉大な国なのに、どうしてそんなことになるんだ? ただでさえ国の制度や機関が攻撃される問題が続いているのに」と、大統領は述べた。
今後の可能性は
複数の米政界ウォッチャーが今後の展望についてさまざまに予測している。「最後にはマカーシー氏が勝つが、とことん弱い議長になる」という予測や、「マカーシー氏は辞退し、同党下院ナンバー2のスティーヴ・スカリス院内幹事を支持する」という予測が、あり得る可能性として取りざたされている。
さらには可能性は極めて低いものの、「共和党議員5人が民主党のジェフリーズ院内総務に投票し、民主党が下院議長の席を維持する」という奇想天外なシナリオも飛び交っている。
シカゴ大学のルース・ブロック・ルービン准教授(アメリカ政治)は、マカーシー院内総務は「党内の片方の人質になっているのが現状」だと話す。
院内総務はこれ以上譲歩するつもりはないと述べているものの、議長に就任するにはほかに手段がないかもしれず、造反議員たちに委員会ポストや党内の重要ポストを提供する可能性もある。
共和党系ロビイストのアーロン・カトラー氏は、「自分に反対した議員たちに、何か取引材料を与えないわけにはいかない」と指摘した。
「ケヴィン・マカーシーはもう長いこと、議員団の一部に友人を作らずにいた。むしろ、たくさんの敵を作ってきた」。共和党系ロビイストの1人は、議長選について率直に話すために匿名を希望した上で、こう述べた。「政治的な理由から、あるいは個人的な理由から、彼を嫌っている人たちがいる」と、このロビイストは言い、「勝利への道などまったく、何もない」と断言した。←引用終わり
(英語記事 Live Reporting/It's not over for Kevin McCarthy's House Speaker bid - here's why / US House in chaos after Kevin McCarthy loses speaker votes)
米国の議会「下院議長」の選出は、
ようやく決着し、米国の議会も共和党も漸く面目を保つ。
引用開始→ 混沌の新体制スタート 米下院議長「こんなことになるとは」
(時事通信 2023年01月08日07時16分)【ワシントン時事】米下院は通算15回にも及ぶマラソン投票の末、ようやく共和党のケビン・マッカーシー氏を下院議長に選出した。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還したものの、混沌(こんとん)とした新体制スタートとなった。
米下院議長にマッカーシー氏 決着に異例の15回投票「私は正直者だ。こんなことになるとは思わなかった」。7日未明(日本時間同日午後)まで延々と続いた投票後、マッカーシー氏は演説で率直にこう語った。顔には疲労の色がありあり。選出が決まった瞬間には、安堵(あんど)した共和党議員から「USA!」と連呼する声も上がった。
議長選出の投票が10回以上行われたのは、1859年以来164年ぶりだった。過半数に1票足りなかった14回目の投票では、造反した同僚議員にマッカーシー氏が詰め寄る場面さえあった。マッカーシー氏は演説で「父は私にいつもこう語っていた。どう始めるかではなく、どう終えるかが大事だと」とも述懐。「米国に対する責務を持ち続けることを私は諦めない」と誓った。
ただ、対峙(たいじ)する民主党下院トップのジェフリーズ院内総務は「民主党は団結し、仕事をする用意ができている。反対側(共和党)は大混乱に陥っている」と早速批判を強めている。新議長の今後の議会運営には不安が付きまとうことになりそうだ。←引用終わり
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