バレンタイン商戦も「モノ・チョコレート」の商品提案で商いせず「時間消費」を企画・計画し他との差別化や新たなライフスタイル形成に繋ぐ提案を
マチバのD級グルメとして洋食屋を経営してきた馴染みの知人が、喫茶の部門を含め月暦の大晦日に閉店した。
先代から受け継いだ超一等地で約70年続いた店をたたむ事にしたワケで、コックにもサービス係にもナケナシの資金を割き退職金に当て、店の権利を譲渡しても借入金の返済などで事実上の相殺になり身綺麗にはなる。
超一等地であっても、時代の価値観に見合う飲食業として、提供価値をリードし訴求し顧客の支持を開発しなければ店の維持も存続も無理な話である事は、「ナニワの金融道」で、青木雄二がマチ金や闇金の掟を描くとうりだ。
また「難波金融伝・ミナミの帝王」で萬田金融の萬田銀次郎を演じた竹内力が迫力演技で見せたのも同じ種類だが。
さて、バレンタイン商戦ですが、チョコレート🍫という「モノ」としての「商品」だけを提案し商いを考えても、他との差別化や新たなライフスタイルに繋がるトータルな提案ができないなら、単にモノを売りたいだけを見透かされ、結局は「宝の持ち腐れ」になってしまいます。
何よりも、主宰者は「場」と「体験」と、そこに生み出される「価値」やその「経験」の魅力を示し、誘い支持を受けなければダメですよね。
いま、平日の昼間に、これだけの女性客を集め、収容し消え物を効率よく売る(現金収入)事、即ち「時間消費」を企画し計画しMDを整え展開し、結果を冷静に受け止め、総合的に考え評価する事です。
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