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2023/01/05

ロシア軍は占領したドネツクで臨時兵舎をウクライナ軍に察知されハイマースの砲撃で開戦以来、壊滅的な「大量の戦死者」を出した模様が報じられ

ウクライナ東部のドネツクで攻撃により63人の兵を失ったとの外電速報を受けた時は、またロシアによる卑劣な攻撃かと・・・!?


しかしながら続報で、攻撃したのはウクライナで、兵力を失ったのはロシアだと分かる。


更に続く続報で、臨時に駐留展開するロシア軍が兵力の多数を一瞬にして失った事を識る。
原因は兵隊が禁止されている「私物の携帯」を使用し、電波を発したのを空かさず位置情報をキャッチし、ウクライナ側が捉えハイマースで果敢に攻

撃したという。


伝えられる処によると、現地を指揮するロシア軍の指揮官も死亡したと報じられ、更に死亡する兵は増えると見込まれるとか。
ロシア軍も相変わらず規律の維持が伝統的に難しいように見受ける。


引用開始→ 規則違反の私物携帯を探知か ロシア兵63人死亡の攻撃
(産経新聞 佐藤 貴生 2023/1/3 22:27)

【キーウ=佐藤貴生】ロシア国防省が2日、ウクライナ東部ドネツク州マケエフカの拠点で露軍兵士63人が死亡したと発表した攻撃で、米シンクタンク「戦争研究所」は2日の報告書で、地元当局者の話として、露軍兵士が規則に違反して私物の携帯電話を使用したため、電波を探知されてウクライナ軍の精密誘導攻撃を受けたと指摘した。

英BBC放送は、露軍が発表した1回の攻撃による犠牲者としては昨年2月の侵攻開始以来で最多だとし、ウクライナ側に報復する可能性があるとの見方を報じた。

ロイター通信などによると、攻撃を受けたのは露側の実効支配地域にある職業訓練学校で、露軍兵士約600人が建物内にいた。露国防省は米高機動ロケット砲システム「ハイマース」が使われ、6発のうち4発が着弾したとしている。

近くに弾薬が保管されていたため被害が拡大したとの情報もあり、ロシアの国会議員らの間で軍の対応を批判する声が出ている。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は2日のビデオ演説で、新年に入り露軍のイラン製ドローン(無人機)計約80機以上を撃墜したとし、露軍がさらなる無人機攻撃を計画しているとして警戒を呼びかけた。←引用終わり

ウクライナ軍の攻撃を受け、
死亡したロシア兵士は89人と発表もあり。


引用開始→ 砲撃受けたウクライナ東部の露軍臨時兵舎、死者89人に…露側「原因」は兵士が携帯使用と主張
(讀賣新聞 2023/01/04 14:33)

 ロシア国防省は4日、ウクライナ東部ドネツク州マキイウカの露軍の臨時兵舎がウクライナ軍の砲撃を受けたことに伴う露軍兵士の死者数が63人から89人に増えたと発表した。多くの露軍兵士が携帯電話を使用したことが標的となった一因とし、関係者を訴追する方針を示した。兵士の責任とすることで、国防省や軍指導部への批判を避ける意図と指摘されている。

 同省の発表によると、ウクライナ軍は1日午前0時1分に高機動ロケット砲システム(HIMARS)で、ロシアが一方的に併合した地域にある臨時の兵舎を攻撃した。がれきを捜索したところ、死者が2日の発表時点から増えたという。犠牲者には部隊の副司令官も含まれているとしている。

 攻撃された原因について、露国防省はウクライナ軍の射程圏内にもかかわらず、多くの兵士が携帯電話の使用を禁じる規則に違反して集中的に使ったことを挙げ、報復として、攻撃に使われたHIMARSなどを「破壊した」と主張した。

 一方、ウクライナ側は、ウクライナ軍の管理下にあるドネツク州の主要都市クラマトルスク郊外のスケート施設が露軍によるミサイル攻撃で破壊され、民家20軒以上が被害を受けたと発表した。

 ウクライナ空軍の報道官は3日の公共放送で、露軍がイラン製自爆型無人機を投入し始めた昨年9月から約500機を撃墜したと明らかにした。年末年始の2日間は飛来してきた84機すべてを撃墜したとし、迎撃率の高さを強調した。←引用終わり

難しいネ。
ロシアは、WWⅡの米国が日本全土を重爆撃し社会基盤を破壊したように、ウクライナへ無手勝流の攻撃をかけ続け、ウクライナの社会基盤を破壊し続けている。


引用開始→ プーチン大統領〝犯罪的過失〟ロシア軍「ハイマース」攻撃で400人死亡か 侵攻開始以来最大、1カ所に兵を配置…ウクライナ側が探知
(夕刊フジ 2023.1/4 11:47)

ロシア国防省は2日、ウクライナ東部ドネツク州の都市マケエフカで高機動ロケット砲システム「ハイマース」による攻撃を受け、軍関係者ら63人が死亡したと発表した。ロシア軍が認めた一度の攻撃による死者数では昨年2月の侵攻開始以来最大だが、ウクライナ側は動員兵ら約400人が死亡したと主張している。ロシア国内では軍指導部を追及する声が強く、プーチン大統領の責任も問われそうだ。

米調査会社ユーラシア・グループが3日、今年の10大リスクの筆頭に掲げた「ならず者国家ロシア」だが、ウクライナで苦戦が続いている。

ウクライナ軍のハイマースによる攻撃は昨年12月31日深夜に行われ、多数のロシア兵が住んでいたマケエフカの職業訓練校が全壊した。米軍供与のハイマース6発のうち4発が着弾した。

英BBC放送ロシア語版は、兵士らが新年を祝う食事を並べ、日付が変わる直前のプーチン大統領の国民向けメッセージが放送されている時刻に攻撃があったと伝えた。

BBCによると、ドネツクにあるロシアの代理機関の元高官は、1つの建物に多数の兵を配置した判断を「犯罪的過失」と非難した。

タス通信は2日、親露派「ドネツク人民共和国」筋の話として、多数の兵士が携帯電話を使ったためウクライナ側に探知されたとみられると報じており、軍の規律の乱れもうかがえる。

プーチン氏は国民向け新年メッセージで「ロシアの主権と独立、将来の安全保障は全てわれわれの力と意思にかかっている」と述べ、今が国にとって歴史的な転換点だとの認識を強調した。

「重要なのはロシアの運命だ。祖国の防衛は先人と未来の世代に対する神聖な義務だ」と語るなど、過去最長の9分間に及んだメッセージでは、停戦交渉に全く触れず、長期戦の構えを見せる。

だが、ウクライナ側が米軍の「パトリオット」など防空システムを強化する一方、ロシア側は兵力の枯渇が懸念されている。不利な戦況が続けば、プーチン氏に反旗を翻す強硬派が台頭する可能性もある。

前出のユーラシア・グループは、プーチン氏には戦争をウクライナ国内にとどめる余裕がなくなっており、戦術核をウクライナ近くに移動させるなど、核の威嚇がより強まると指摘する。ロシアとプーチン氏をどう打ち負かすかが、2023年の西側陣営の重大課題となる。←引用終わり

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