« 日本の「ユニコーン」は社会に土台もなければ人材には意欲もないのか? 日本の社会は批判優先の総批評家が跋扈し、護る楯は家族主義で囲い込み | トップページ | アベノミクスは「ホウッケノミクス」と化し、盛大にカネを撒き「憲法改正」を掲げ騒ぎ、選挙での人気を画策し「投票買収」で勝った勝ったと陽気にハシャギ »

2023/03/01

ベトナムの静かな権力闘争は独裁志向のチョン共産党書記長が独断場で足場固めに向け貧しい習近平に倣えと中国への傾斜を強める傾向を懸念する

ベトナムを指揮するベトナム共産党のチョン書記長:


遂にというか、
この手の懸念を「日刊紙」に関わらず、スキャンダル「週刊誌」のレベルまでが、興味本位で取り上げるようになった!?


何れの国でも「贈収賄の汚職」は許容される事ではない。
それを取り締まる国家権力を握る側が、政治体制の維持のために強権を振るうのも致し方ない。


例えば、
コロナ禍で海外に居るベトナム人の帰国便への搭乗で、賄賂が交わされたと言い、厳罰に処するとして、日本では大阪総領事を皮切りに東京の大使館へも波及し全権大使の国内召還と解任逮捕という事態に発展した。


それらは、
チョン書記長が主導する「汚職撲滅作戦」の一端であった。


汚職は、国が貧しく、社会が貧しく、その当人の心が貧しいため、
安易な方向へ惰し堕ちるのだ。それは万国共通の事実だ。

Photo_20230301113001
(記事は、2023年2月28日の日本経済新聞 朝刊)

次々に報じられ伝えられるのは、
国家主席が責任を問われ失脚し解任。
首相も2人の副首相も失脚させられ解任へ。


次世代のエースが、次々に政権軸から追われ続け、
一方でチョン書記長の独裁が強められつつあり、許認可権を持つ行政機構の職員は巧妙に許認可を判断せず停滞が既に始まっている。
2005年に、国会議長として公式訪日の際にセットされた場で面談し会見している。
その際に、経歴を遡及し「中国留学」を識り会見に臨んだ。


何よりも、中国へ留学し中国で政治と政治権力の関係を陶冶したチョン書記長は、中国に親愛の情を保っていると政策や権力行使を疑っている。
何よりも、習近平が3期目の国家主席に選出され、真っ先に訪中し習近平との会見会談を為した事に、大きな疑問を持ったが、ベトナムとの従来の関係性や多角的多面的な友情や信頼から、万難を排し抑制し控えてきた。


しかしながら、
今日の状況は、ぶち壊しであると受け止めている。


今も猶、要所要所では肝要な人材が活躍している事もあり、政治と権力と人材および社会的な正常化を祈念して止まない。


政治権力は、
長きにわたると、必ず強権思考に陥り、人として腐敗する事を蛇足ながら付記しておきたい。

|

« 日本の「ユニコーン」は社会に土台もなければ人材には意欲もないのか? 日本の社会は批判優先の総批評家が跋扈し、護る楯は家族主義で囲い込み | トップページ | アベノミクスは「ホウッケノミクス」と化し、盛大にカネを撒き「憲法改正」を掲げ騒ぎ、選挙での人気を画策し「投票買収」で勝った勝ったと陽気にハシャギ »