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2023/03/30

プッチン・プーチンは強欲だ! くまのプーさんと揶揄される習近平は、ロシアに取って代わりたいと強欲に考えている! 見果てぬ夢想に浸りながら

プーチンの思惑(欲得)は、習近平の思惑(欲得)を上回り続ける事ができるか?
いやいや臭い毒ガスに滅入り、途中でプッチンと切れるか?


クマの国に君臨するプッチンに、臭いクマのプーが先にプチンと切れるか?


身勝手な欲深さでは人後に落ちぬ誤塵ドモの争いに周辺はモチロン、国際社会は巻き込まれたくないと願いつつも、いやモォ難儀な事です。
この見方、是非、ご一読をお奨め申し上げたく、関連する記事を含め紹介しておきます。


引用開始→ 中国にすがるプーチン 習近平の〝思うがまま〟か?
(Wedge On Line2023/03/28 佐藤俊介/経済ジャーナリスト)

 中国の習近平国家主席が3月20日から3日間、ロシアを訪問した。その内容から鮮明に浮かび上がったのは、ロシアが米国への対決姿勢を強める中国の〝手駒〟に成り下がった実態だ。

 ウクライナ侵攻で膠着する戦況を打開できず、欧米諸国の経済制裁網に囲まれるロシアは中国への依存度を一層強めざるを得ない。一方で、軍事的に劣勢にあるロシアに中国は過度な肩入れをせず、和平の仲介役を演じることで、国際社会で求心力を高める舞台としてウクライナ侵攻を利用している印象すらある。

 ソ連時代は共産主義陣営の盟主として君臨し、中国を指導する立場にあったロシアだが、プーチン氏が主導したウクライナ侵攻により、その立場は完全に逆転した。

打開できない戦況
 「2つの共同宣言は、ロシア・中国関係の特別な性格を反映している」「われわれの関係は歴史上、最高のレベルにある」「私と習国家主席は常に連携している。首脳会談だけでなく、国際行事、電話、オンラインでも、互いの関心事項を話し合っている」

 21日、モスクワでの公式会談後に会見したプーチン大統領は、ロシアが中国といかに深く連携しているかを並べ立てたうえで、貿易、エネルギー、農業、輸送、衛生、スポーツなどの分野を一つ一つ挙げて、中国との関係強化が進んでいると強調してみせた。これに対する習氏の発言は、両国関係の発展を歓迎する内容だったが、プーチン氏より簡潔で、プーチン氏の〝前のめり〟ともいえる姿勢が鮮明だった。

 昨年2月にウクライナ侵攻に踏み切ったプーチン政権は、1年以上たった今も、戦況を打開できないままでいる。年初には軍制服組トップのワレリー・ゲラシモフ参謀総長を総司令官に据える異例の人事に打って出たが、東部戦線でロシア軍が攻略の焦点としていた要衝、バフムトは今も陥落できていない。その他の前線でも現時点では目立った戦果は上がっておらず、長かった冬も過ぎ、本格的な春を迎えようとしている。

 ウクライナに対する主力戦車の供給を決めるなど、欧米諸国が相次ぎ軍事支援のギアを上げるなか、米国のオースティン国防長官は2月中旬、ウクライナ軍が「ウクライナ軍が春ごろに反撃を行うと予想している」と明言していた。ウクライナ陸軍のシルスキー司令官も3月23日には、バフムトでの作戦でロシア軍が消耗していることを受け「ごく近いうちにわれわれはこの機会を利用する」と発言。本格的な反撃が間もなく始まるとの見通しを示した。ロシアが危機感を抱いていることは間違いない。

ロシア・中国の姿勢にずれ
 ロシアが苦戦を続けるなか、中国政府は今年の2月24日、「ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場」と題する12項目からなる文書を発表した。各国の主権の尊重を掲げる一方で、ロシアによるウクライナ侵攻への批判はせず、ウクライナ側が求めるロシア軍の撤退にも言及していないという極めてロシア寄りの内容だった。

 主権の尊重を訴えているにも関わらず、侵略した側のロシアを非難せず、ウクライナの領土の回復も要求しない中国の提案にウクライナが応じる可能性は極めて薄い。それでも形式的にでも和平を訴えることで、中国政府は〝仲介者〟としての立場を国際社会にアピールできる。

 中国は3月、7年にわたり断交状態にあったイラン、サウジアラビアの外交関係の正常化を極秘裏に仲介し、成功させた。同月には各国の政党指導者らを招き、米欧型の民主主義体制とは異なる、中国独自の近代化の方式を世界に普及させる方針も表明するなど、米国との対立姿勢を鮮明にしている。

 ウクライナ侵攻でロシアを直接的に批判しない姿勢を維持する背景には、米国と対峙するうえで、ロシアとの連携は維持した方が得策と考えている可能性がある。

習近平がキングメーカー?
 ただ、そのようなロシアに対する中国の姿勢は、両国がすでに、対等の立場にはないことを鮮明に映し出している。

 習氏は20日にモスクワに到着し、プーチン氏と非公式の会談を実施したほか、21日には公式会談を行った。20日の会談は夕食をともにしながら約4時間実施されたが、冒頭のあいさつでプーチン氏は中国が2月に公表したウクライナ侵攻をめぐる文書について「詳しく検討していた。ぜひ議論をしたい」と述べており、この場でウクライナ情勢が集中的に協議された可能性が高い。会談の全容は明かされておらず、詳細は不明だ。

 20日の会談では一方で、習氏のある発言がロシアメディアの注目を集めた。3期目に入った習氏に対してプーチン氏が祝福の言葉を述べたところ、習氏は「ロシアにおいては来年、大統領選挙が実施されることを理解している。ロシアは大統領閣下(プーチン)による強力な指導のもと、ロシアは大きな発展を遂げた。ロシアの人民は、大統領閣下を強く支持するだろう」と発言した。

 プーチン氏は、今年2月に発表した年次教書で2024年に大統領選を実施する方針を明らかにしていたが、プーチン氏自身は出馬を明確に表明してはいなかった。この習氏の発言についてロシアのペスコフ大統領報道官は「習氏は、プーチン氏が大統領選挙に出馬すると言明したわけではない」と火消しに回ったが、ロシアメディアは習氏の発言に強く注目した。

 図らずも、中国のトップがロシアの内政の行方について言及し、〝キングメーカー〟のような役割を担ったことに、ロシアの指導部は内心穏やかではなかったに違いない。

経済で圧倒的な差
 冒頭に紹介したプーチン氏の発言に見られるように、ロシアは中国との経済関係強化をことさらにアピールする。米国に対峙する中国と蜜月だとアピールし、国際的に孤立していないと強調する狙いがあるが、同時に浮かび上がるのは、両国の圧倒的な力の差だ。

 ロシアの国内総生産(GDP)は現在、1.7兆ドルだが、中国は17兆ドルで、約10倍の差がある。人口規模でもロシアの1.4億人に対して中国が14億人と、同様の差がついている。

 中国とソ連の間で国境紛争が起きていた1970年ごろは、ソ連のGDPは中国の約5倍の差があったとされ、経済力は圧倒的にソ連が優位だった。その立場は、その後のソ連経済の停滞とロシアの発展の遅れ、一方の中国の急激な経済成長で、完全に立場が逆転している。

 経済規模で米国とほぼ比肩しつつある中国の存在は、欧米や日本からの経済的な封鎖状態に置かれたロシアの命綱となっている。しかしそれは、共産主義国家として中国の手本であったソ連・ロシアが今、完全に中国の格下のパートナーに成り下がったことを意味する。

 そもそも約4000キロメートルに及ぶ国境で接し、人口規模で圧倒する中国に対してロシアは長年、慎重な関係を維持してきた。人口が希薄で経済が崩壊状態にあったシベリアや極東地方が中国の圧力にさらされれば、中国の経済圏に飲み込まれてしまうのが明白で、社会的にも中国の強い影響下に置かれてしまうからだ。

 しかし、14年のクリミア併合以降、ロシアは中国との関係強化を余儀なくされていった。中国やインド、ロシアなど新興経済国で構成する「BRICS」を重視する姿勢を示すなど、〝多極化〟を旗印に新興国と強調するという立場だったが、実態は中国の国際的な影響力の強さを借りて、自国の孤立を糊塗する思惑がある。こうしてロシアは警戒していたはずの中国と接近を続けた。

ロシアの足元を見られての交渉
 プーチン氏は21日の会談では、中国が提唱する「一帯一路構想」と、ロシアが主導する「ユーラシア経済連合(EAEU)」の連携強化などを訴えたが、中国側は内心、「何を言っているんだ」との思いだったかもしれない。EAEUは旧ソ連諸国で構成されているが、発足当初から実態が脆弱で、さらにロシアによる旧ソ連国家のウクライナへの侵攻で、その先行きが一層不透明になっているからだ。プーチン氏は、自らの手で自分の足元を突き崩しながら、中国との関係をアピールしている姿が垣間見える。

 中露関係の現実を、象徴しているかのような場面もあった。21日の会談でプーチン氏は中国への天然ガス輸出について触れ、新たなガスパイプラインの敷設計画について「われわれは〝事実上〟すべての項目で合意した」と語った。「事実上」ということは、実際には最終合意していないことを意味する。

 欧州方面へのガス輸出が困難になったロシアは、新たなパイプラインを通じて対中輸出を拡大させる構えだ。しかし中国側は過去のパイプライン輸出の案件でも、ロシアに大幅な値引きを要求してきたとされ、それが両国間の合意の遅れを引き起こしていたと指摘されている。

 ウクライナ侵攻以後の現在も、欧州に代わって莫大な規模の天然ガスや原油を中国、インドなどが購入しているが、各国は価格でロシア産燃料を買い叩いているとされる。新たなパイプラインでの対中輸出をめぐっても、中国がロシアにさらに踏み込んだ割引を要求し、価格面で折り合っていない可能性がある。

中国からウクライナへの接近はない
 ウクライナのゼレンスキー大統領は3月、日本のメディアに対するインタビューにおいて、中国からの会談要請は来ていない事実を明らかにした。軍事侵攻の手を止めないロシアと、ロシア軍の撤退を求めるウクライナの立場が余りにも異なり、和平仲介はめどがたたないのが実情で、中国が現時点で両国の間に割って入るメリットをどこまで見いだしているかは分からない。

 和平仲介・対露接近という餌につられて、ロシア側が中国に有利な条件で経済案件を飲まされているのだとしたら、プーチン氏は自らの手でロシアを中国の術中に陥れていることにほかならない。←引用終わり


 『Wedge』2022年6月号で「プーチンによる戦争に世界は決して屈しない」を特集しております。
 ロシアのウクライナ侵攻は長期戦の様相を呈し始め、ロシア軍による市民の虐殺も明らかになった。日本を含めた世界はロシアとの対峙を覚悟し、経済制裁をいっそう強めつつある。もはや「戦前」には戻れない。安全保障、エネルギー、経済……不可逆の変化と向き合わねばならない。これ以上、戦火を広げないために、世界は、そして日本は何をすべきなのか。

別にウクライナも昔の友好をと講じる流れで、習近平の招待を発表し。


引用開始→ ロシア、東部要衝65%占拠か ウクライナ、中国主席の訪問招請
(時事通信 2023年03月29日20時30分)

 【パリ、北京時事】米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は28日、ロシアがウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトで前進を続け、都市の約65%を占拠したという見方を示した。ただ、ウクライナも抗戦を続け、一部でロシア民間軍事会社「ワグネル」の部隊を押し戻しているもようだ。

 ロシアのメディアは、ワグネル部隊がバフムト北部にある工場を戦闘の末に制圧後、南下して都市中心部に進撃していると主張。ISWは関連画像などから、こうした報告は「もっともらしい」と分析した。

 これに対し英国防省は29日、前線につながる道路に迫ったワグネル部隊をウクライナ軍が迎撃し、重要な補給線を死守したと発表。ロシアは兵員不足で攻撃能力が低下しているとも指摘した。

 一方、ウクライナ紙ウクラインスカ・プラウダ(電子版)によると、ゼレンスキー大統領は米メディアのインタビューで、習近平・中国国家主席のウクライナ訪問を招請したと明らかにした。「習氏と会談したい」と訴えたという。

 中国は2月、ロシアのウクライナ侵攻を巡る「和平案」を公表。習氏は先週ロシアを訪れ、プーチン大統領と会談した。しかし、ゼレンスキー氏との接触は昨年2月の侵攻開始後に途絶えているといい、要請に応じるかは不明だ。
 中国外務省の毛寧副報道局長は29日の記者会見で、「中国はウクライナを含む関係各方面との意思疎通を保持している。(ゼレンスキー氏の要請については)提供できる情報はない」と述べるにとどめた。←引用終わり

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