最先端の事業分野だと自慢するなら、何よりも事業戦略を間違えず、そして対象にしたいターゲットを絞り込み「生産システム」を形成し供給する事だ
PCの画面はもちろん、
特にモバイル機器の画像鮮明化は必須課題で、
眼への負担軽減など、取組み事業拡大する課題は山積し、
それを出身母体の優位性で「方法論」と「技術論」に籠もり、
市場ニーズへの戦略的な対応も為せず、バカにしたLGに追いつかれ追い越され市場を獲得できずに喪失したワケです。
娯楽用の画像を大きくするとか美しくするとか、それは単なる与件に過ぎず、道具としての有用性に応えなかったのは、シャープの失敗と同じく、蛸壺に閉じ籠もり自慢する「日本の閉塞性」を象徴していると考えます。
プラズマの戦略的失敗、シャープの戦略的大敗、パナソニックの大損失、そしてJOLEDの大失敗破綻は、誤謬によるターゲット設定の失敗と市場開発に生産しステムの設定を、JDLも、根源で間違えているワケです。此処に最大の敗因があります。
そのように突き放して眺めています。
引用開始→ JOLED、民事再生法を申請 負債337億円、生産拠点閉鎖
(時事通信 2023年03月27日22時19分)パナソニックホールディングスとソニーグループの有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレー部門を統合したJOLED(東京)は27日、東京地裁に民事再生法の手続き開始を申請し、受理されたと発表した。負債総額は約337億円。価格競争の激化で自力での事業継続は難しいと判断。製造・販売から撤退し、石川県能美市と千葉県茂原市の生産拠点は1年後をめどに閉鎖する。製造部門の従業員は解雇する方針。←引用終わり
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