「重要伝統的建築群保存地区」を大切に「古民家再生は地方創生に重要」です 都市圏へ出た者たちよ、祖先の過去の生活文化・社会文化を棄て去るな
「古民家」や「重伝建群」を大切にしよう。
重伝建地区とは「重要伝統的建築群保存地区」の事です。
丹波篠山市には、河原町に集中しています。
併せて、日本遺産にも認定されている元の多紀町(現在の丹波篠山市福住)に2キロにわたり伝建群が遺されています。
福住は篠山の城下を前に、京都を出て、樫原(西京区の桂)~亀岡と進み、丹波から但馬を経る山陰街道の途上を飾る宿場町でした。
見事な建築群が圧するように遺り超過疎の地域で燦然としています。
これらを巧く保存活用し、日本の中世や近世から近代に至る「街道」と「宿場」や「駅」を考え、日本の文化を発信する上でも実に貴重な資産です。
既に、福住(地区)は、現在でも消滅の可能性が迫ります。
単独では維持できず、平成の大合併の遙か以前に当時の篠山市と合併しました。
距離的には福知山線の「篠山口」から20キロ、また山陰本線の「園部」からも20キロで、東側は京都府と兵庫県の府県境(天引峠)に位置し、南側は(天王峠)大阪府との境を越え能勢町と接する地域で、国道372号線(姫路=亀岡)と隣接しながら、近現代史では本当に忘れ去られた地域です。
日本の各地には、中山道の「妻籠宿」や「馬込宿」に匹敵する「地域文化資産」が数多く遺されています。
「福住」から遠くない京都府の南丹市美山町は「古民家」を上手く遺し、今や内外から観光客を集める有力な地域になりました。
それらの資産を大切に守り、地域文化として積極的に発信し、利活用する事こそが「地域おこし」の上でも大切です。
大半の日本人(都市域住民の皆様)の、ご祖先の故郷で心の故郷でもあり、本当に大切な大切な資産なのですよ。
日本の大切な歴史・文化を棄て去らないで下さい!
本来「ふるさと納税」で集めた「納税資金」は、この種の地域保全の予算などに積極的に利活用すべきです。
何か言えば「予算がない」と、分かり易い「言い訳」を探し弁明しますが、行政全般を冷静に眺め、工夫をする事はできないか、する余地はないか?
よくよく眺め考えてみると「無駄」はないのか? 見直す事はしないのか? 未来への投資(過去の文化保全という未来への投資)を考えませんと。
引用開始→「古民家再生は地方創生に重要」菅前首相が文化財活用の持論語る 丹波篠山で重伝建地区の全国大会
(2023/5/22 20:23 神戸新聞NEXT)国重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)のある自治体の職員らが全国から集う「全国伝統的建造物群保存地区協議会丹波篠山市大会」が22日、兵庫県丹波篠山市北新町の田園交響ホールで開幕した。菅義偉前首相が特別基調講演したほか、県内5市の「首長サミット」もあった。
菅氏は講演で、内閣官房長官時代の2016年、同市内の丸山集落を視察した経験を振り返った。同集落はいわゆる限界集落の農村だったが、改修した古民家を宿泊施設やレストランにして地域で運営。耕作放棄地も解消され、過疎化した集落に活気がよみがえった。
「古民家再生は、地域の歴史や文化の保存継続、地方創生に極めて重要だと認識した」と菅氏。「文化財の保存から活用への転換に、より一層力を入れる必要がある」と強調し、丹波篠山の今後については「大いに期待できる」とエールを送った。
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首長サミットでは神戸、豊岡、養父、たつの、丹波篠山市の市長らが、異人館のある神戸・北野地区など、それぞれの重伝建地区の現状や課題について意見交換。かやぶき民家の維持補修について、職人育成の重要性や、素材のかや確保のため他地域との連携の必要性なども指摘された。酒井隆明丹波篠山市長は、城下町の将来像として、資金面で難しいとしつつ全域の無電柱化という市民らの夢についても語った。
大会には市民や各地の自治体職員ら約400人が参加。23、24日には講演会や現地視察などがある。(堀井正純)←引用終わり
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