社会に背を向けた落ち零れは、楽に生きようと生業を求めるが、先に落ち零れた社会に背を向ける悪に体よく喰われ「犯罪」に手を染めるワケである
先般
「少年院の収容者への聞き取り調査で " 闇バイト " の経験がある」と答えた少年が20%だったとの集計が示され。
その理由の第一が、
その日に予定していた「仕事」を一方的にキャンセルされ、戸惑った時に発見したのが「闇バイト」だったと。
その日の収入を得ようと「闇バイト」に応募した。
応募した時に、詳細な「個人情報」を取られ、運転免許証の写真を撮り送信させられたという。
そしてマウントを取られ「主従隷属」の関係が始まる。
結局、その日の「収入」はなく、やがて次々に「受け子」としての指示がくる。
一番は、○○へ行き「カードを受け取り」次にATMで「現金を引き出し」その後は指示されたトイレへ入り、指示に従い「トイレのドア下から(現金)の入った封筒を出す」ように命じられ。
その指示や命令のとおりにしたが、結局は「闇バイト」で利用されたが、カネを得る事はできなかった。
そして挙げ句の果てに「受け子」として突き止められ警察に捕まった。
と、紹介されたとか。
喰いものにされただけなのだが、実際に深刻な話だと考える。
これを評する学識経験者が言うには、
「闇バイト」に落ちない「社会的救済措置/政策」が必要だと・・・
それもそうだけれど・・・
果たして、そうだろうか!?
その種の社会を救うとの単細胞的な単純思考が「悪質犯罪」を招く陥穽の元じゃないの?
都市または都市化した国は、
農水の現場に就くか、廃棄物の組織的回収事業の現場に就くかなど、限定されても「生産手段」を選ぶ限り生業労働はない。
都市域に蝟集する者は、基本的に大半は「無産階級」であり、職を失うと生計は立たず。
基本は、都市域での「生業」を得るには「それぞれのポジション」を得るための「スキル」を保たない限り無理だ。
その「スキル」は、最も基本の基礎学力にあり、社会の枠組みから落ち零れない努力も必要不可欠です。
それに背を向けると、全く難しいワケで。
例えば、高給の「鳶」は人手不足で引く手は数多でも「度胸とスキル」が不可欠で。それもなければ難しいかと。
難しい事ですね!
救済の政策や施策は「無駄の象徴」でバラ撒きでしたから。
それは1970年代~30年間にわたりバラ撒き続けましたが、
荊ネズミに喰われ続け何の解決にもならなかったので・・・
それで得たスキルもあるかと!?
しかしながら、そのスキルというか磨いたのが「パチスロ」だったりしましてね!?
結局、楽して生きようとする落ち零れは、更に先行の落ち零れに喰われる構造は変わらずですからね。
| 固定リンク