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2023/09/29

アッと驚く「大津祭」の曳山からの「ちまき撒き」を禁止する滋賀県警大津警察署は、イロイロ御託を並べるが、要は事故がおきた時に非難を避けるため

祭礼は、その祭礼地域の伝統文化であり、運営する側も、参加する側も、見物する側も、先ずは「混然一体」として「祭」を自ら愉しむものだ。
「祭」の種類によれば、参加する側が「神」と " 混然一体 " となり、ある者は「修羅」でもあり「祭神」でもあり、それを見守る見物の衆も、一体化し「祭」を喜び合うのだ。


例えば、
この記事にある「大津祭」で曳山から撒く「ちまき」は、祭神からの下賜されるお下がりで、それを手にする事は見物の衆であっても祭礼に参加した証だ。
それは、長年にわたり「形成確立」された知恵であり社会文化といえる。


警察は、道路交通の円滑な監督者であっても管理者ではない。
ましてや「祭礼」の運営に口出しする、できる立場ではない。あくまでも円滑な運営を扶け補助する立場に過ぎない。
「祭礼」における「事故」は、参加者、見物人、その個人が責任を負うのは当然だ。


警察が「道路の管理者」として、道路使用の取り消しの可否を含め、祭礼の方法や運営に口出しするのは基本的に間違っている。
あくまでも「円滑な運営を補助する立場に過ぎない」それを自覚しないなら、そのような警察権などは地域社会が剥奪してしまえ!


「ちまき撒き」を禁止する滋賀県警大津警察署は、イロイロ御託を並べるが、要は事故がおきた時に小心者が非難を受けたくないために、未熟な思考で傘に着た権力を横柄な態度で示しただけだ!
大津の栄町も、拈り返し投げ返す気力すら持たず、地域の生活文化を理解せず尊重もできないサラリーマンに過ぎぬデキの悪い警察官僚の成り上がりなど拈り潰してしまえ。
滋賀県議会の警察常任委員会で吊し上げてしまえ!


引用開始→ 伝統の大津祭「ちまき撒き」に警察が「待った!」…曳山は「軽車両」と指摘、そのココロは
(讀賣新聞 2023/09/28 14:49)

 江戸時代初期から続く大津祭で、運営団体は、今年の本祭(10月8日)で、移動中の 曳山ひきやま から沿道に厄よけのちまきを投げる名物の「ちまき 撒ま き」を禁止する。滋賀県警から、曳山は「軽車両」にあたり、道路交通法違反の可能性があるとの指摘を受けたからだ。雑踏事故の未然防止を図ったといい、伝統に「待った」をかけられた町人たちは困惑している。(岩崎祐也)

曳山から撒かれるちまきを受け取ろうと、手を伸ばす見物客ら(2004年10月、大津市で)
4年ぶり通常開催
 大津祭は、コロナ禍での中止や規模縮小を経て、4年ぶりに制限のない通常開催となった。巡行する13基の曳山から沿道の観客や町家の2階の窓に向けて、ちまきが撒かれる予定だった。

 ところが、滋賀県警大津署は8月上旬、運営・巡行を行う大津祭曳山連盟などとの打ち合わせの場で、道路使用許可を出す条件として、ちまき撒きの中止を要請した。大津署の担当者から「雑踏事故を懸念している」と言われたという。

 連盟によると、車輪がついた曳山は、リヤカーや人力車と同じ「軽車両」とみなされ、走行車両から物を投げることを禁じた道交法違反に問われる可能性があるとの説明を受けた。

大津祭のちまき。町によってデザインが異なる
 巡行当日に違反が確認された場合、その場で道路使用許可を取り消すこともあると警告されたという。大津署は取材に対し、「コメントはしない」としている。

祇園祭で負傷者
 ちまき撒きはかつて京都・祇園祭の 山鉾やまほこ 巡行でも行われていたが、1982年にちまきを受け取ろうとした群衆に押された女性が転倒して負傷した事故を受け、翌年から取りやめた。大津祭でも、観客の殺到を避けるため、まとめて投げないなどルールを設けて伝統を守ってきた経緯がある。

 全国的に、祭りでの事故は後を絶たない。4月には堺市でだんじりが転倒して11人が重軽傷を負い、7月には福岡市の博多祇園山笠で、山車にひかれた男性が死亡した。

 大津祭の曳山巡行には10万人以上が集まるとみられる。2022年には、韓国・ソウルの 梨泰院イテウォン で約150人が死亡した雑踏事故が起きており、滋賀県警は警戒を強めている。

 連盟は「伝統は守りたいが、事故を起こすのは本意ではない」として、移動前などに、曳山の車輪にくさびを入れて動かない状態にしてからちまきを撒くなどのガイドラインを作成し、道路使用許可を得たという。

 今回は、停止中でもちまきを撒かないと決めた曳山もあり、対応が分かれている。連盟の船橋寛明理事長(62)は「伝統を潰すことなく、次世代につなげられる方法を探りたい」と話す。

高まる安全意識
 安全意識の高まりと、祭りの伝統をどう両立させるかは課題だ。

 8月に開催された徳島市の「阿波おどり」は、台風7号が接近する中、市が中止を要請していたにもかかわらず、決行された。

 上智大の芳賀学教授(文化社会学)は「非日常を味わう祭りでは、盛り上がることに重きが置かれてきた。事故防止のための規制は強まっており、運営主体や行政などが協議し、時代に合わせていくことも重要だ」と指摘する。

  ◆大津祭 =江戸時代初期、塩を売る町人がタヌキの面を付けて踊ったのが始まりとされる。2016年には国の重要無形民俗文化財に指定された。曳山に載ったからくりを披露しながら大津市中心部を巡るのが見所。からくりは、能楽や中国の故事の一節を題材にして作られている。←引用終わり

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