「ウクライナ」がロシアの侵攻侵略者から強いられた国家防衛・民族防衛・社会文化防衛というアイデンティティーの存亡を賭けた極めて困難な闘いだ
戦争は「ゲーム」ではない!
とりわけ、侵攻侵略を受けた側の国は「祖国防衛」「民族自衛」「文化保全」を賭け総力を挙げた戦いだ!
決して、他人事ではなく、自らの「生命・存立」を賭け「生存」のための戦いだ!
いつも違和感を否定できないのが、モノ知り、ワケ識り、それらを自慢する「戦争解説屋」の袖引くモノ言いの数々だ。
戦場取材による「報道」は、テーマが何であれ立場がどうであれ、目を惹き感じさせられる事が多い。
戦争の解説が始まった記憶は、確か「湾岸戦争」からだった。
その後、「イラクでフセイン打倒の戦争」そして「911」を踏まえた「アフガン戦争」もそうだった。
結構、世界的に厳しい「批判」を受け、その後の「ユーゴ内戦」は手控えもあった。
しかし、いま、プッチンのロシアが一方的に「ウクライナ侵攻・侵略戦争」を始めて以来、
戦場の「悲劇」と「英雄」を報じるのと共に「衛星写真」を駆使した「戦況解説」が盛んな事になった。
当初は、ワケ知り顔の「国際政治学者」を引っ張りだし、ロシアとウクライナの関係性について「解説」させ、
受けた側は、さもしい「ワケ識り」をドヤ顔で毎日毎夜にわたり解説し小銭を稼いだ・・・
お笑い堕! 大笑い開眼だ!
その後、目先を変え「使用兵器」の優劣や、その使用効果と、戦略上の有用性を語り解説する展開のようだ。
それをTV画面の涼しい顔で展開できる日本は、ナンと真に当たり障りのない平和である事かと。
引用開始→ 完全に実現不可能・固執するなら戦場で解決を…ラブロフ露外相、ゼレンスキー氏和平案に
(讀賣新聞 2023/09/24 09:00)ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は23日、米ニューヨークの国連本部で記者会見を行い、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が提唱する「10項目の和平案」について「完全に実現不可能だ」と断言した。「ウクライナと西側諸国がそれに固執するなら、紛争は戦場で解決されるだろう」とも述べた。
10項目の和平案は、ウクライナ側が露軍の完全撤退や全領土の返還などを求めているもので、ゼレンスキー氏が20日の国連安全保障理事会の演説でも説明した。ラブロフ氏は、ウクライナとの協議について「用意はあるが、停戦の提案は検討しない」と語った。
このほかラブロフ氏は、今月行われたプーチン大統領と北朝鮮の 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記の首脳会談を受け、10月に平壌を訪れ、交渉を継続するとも述べた。
これに先立ち、ラブロフ氏は国連総会の一般討論演説に臨んだ。ウクライナを支援する欧米諸国などを「世界を民主主義と専制主義に分断し、自分たちの新植民地主義的なルールだけを全ての人に指示している」と非難。国際的な議論の議題を「ウクライナ化」する試みは「西側の利己主義」だと指摘した。
日米韓や日米豪印の枠組み「クアッド」(Quad)などの連携が「新たな地政学的な緊張を生み出す危険性がある」とも批判した。
また、ナゴルノ・カラバフ自治州を巡るアゼルバイジャンとアルメニア系住民との対立について、「双方が信頼を築く時が来た。ロシアの平和維持部隊はこのプロセスを全面的に支援する」と語った。←引用終わり
引用開始→ 露軍の黒海艦隊司令部を攻撃、兵士1人が行方不明で住民が避難…ウクライナ軍「成功した」
(讀賣新聞 2023/09/23 01:25)ロシア国防省によると、ロシアが一方的に併合したウクライナのクリミア半島南西部セバストポリで22日、ウクライナ軍によるミサイル攻撃があり、露軍黒海艦隊司令部の建物が損傷した。兵士1人が行方不明になっているという。露軍は他の5発を防空システムで迎撃した。ウクライナ軍は露軍黒海艦隊司令部への攻撃について、SNSに「成功した」と投稿した。
ウクライナはミサイル攻撃を強化している。ウクライナメディアは21日、ウクライナ保安局と軍が最近、露軍が秘密基地とするメリトポリの工場をミサイルで攻撃し、ザポリージャ方面で戦う露軍第58軍の司令官ら2人が負傷、士官十数人が死亡したと報じた。20日夜にもクリミア半島のサキ軍用飛行場に大規模な攻撃を行ったという。
また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、ウクライナ軍が反転攻勢を強める南部「ザポリージャ戦線」上の集落ロボティネ近郊で、露軍の「第3防衛線」の一部を突破したと報じた。要衝トクマク方面への前進を防ぐため、三重に築かれた防衛線とみられる。突破口は小さく、露軍の砲撃でウクライナ側に死傷者が出ているという。
一方、露軍は21日から22日にかけて南部ヘルソンなどをロケット弾などで攻撃し、市民8人が死亡、13人が負傷した。←引用終わり
引用開始→ ロシア黒海艦隊司令部にウクライナが攻撃、ロマンチュク大将ら複数の将官が重傷
(讀賣新聞 2023/09/23 18:40)ウクライナ国防省情報総局のキリロ・ブダノフ局長は23日、クリミア半島南西部セバストポリの露軍黒海艦隊司令部を標的にした22日の攻撃で、少なくとも9人が死亡し、16人が負傷したと明らかにした。重傷者には、アレクサンドル・ロマンチュク大将など複数の露軍将官も含まれているという。ロシアによるウクライナ侵略は24日で1年7か月を迎え、ウクライナ軍は領土奪還に向けた反転攻勢を強めている。
米政府の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のウクライナ語版で明らかにした。
ウクライナ特殊作戦軍は23日、攻撃は露軍艦隊司令部の幹部会議中に行われたとSNSで明かした。特殊作戦軍の情報を基に空軍が攻撃したという。死傷者は「艦隊幹部を含め数十人」に及ぶとも指摘している。
英スカイニュースは、ウクライナ空軍の話として、攻撃には英仏共同開発の長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」が使われたと報じた。
ロシアが一方的に併合したクリミア半島のセバストポリにある黒海艦隊司令部は露軍のウクライナ攻撃の拠点。ウクライナ軍は13日の攻撃で露大型揚陸艦や潜水艦に損傷を与え、14日にはロシアがクリミア半島防衛のために設置した防空システムを破壊したとしている。ロシアの防衛力が低下している可能性がある。
一方、ロシア軍は22日、ウクライナ中部ポルタワ州のクレメンチュクにミサイル攻撃を行った。現地当局によると1人が死亡、子ども3人を含む31人が負傷した。←引用終わり
引用開始→ ウクライナの反転攻勢、「ロシアは止められず大慌てで兵力を動かしている」
(讀賣新聞 2023/09/06 23:27)元陸上自衛隊中部方面総監の山下裕貴氏と防衛省防衛研究所の山添博史米欧ロシア研究室長が6日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ウクライナの反転攻勢について議論した。山下氏は約3か月前の反攻開始当時と比較し「バフムトの北方などでは、ロシア軍が攻勢をかけていたが、ウクライナ軍がベリカノボシルカで少し押しているなど、少しは変わっている」と戦況を分析。山添氏は「ウクライナの進軍をロシアは止められず、大慌てで兵力を動かしている。不利な方向に進んでいるということに間違いはないと思う」との見方を示した。←引用終わり
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