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2023年11月

2023/11/30

情弱無知の善意に付け込み24時間TV「愛は地球を救う!」を掲げ、実際は「哀は日テレに巣喰う!(ヤツラを救う)」が本音で、遂に末端でボロが出てバレ

真面目そうなヒトが「茶番」について正面から質問されまして、
「人生は大半が茶番なのだ」と、分かりやすく応えたのですが、
「人生は茶番じゃないでしょう」と、返されました。
洒落やユーモアでセンスのないヒトとは付き合いきれませんワ。


「日本海テレビ」の不祥事をご覧なさい余。
日テレが始めた胡散臭いお涙頂戴の感動物語を押し付け、(ムカシは)徳光和夫が悦に浸る特番「愛は地球を救う」で、寄せられた「募金」の中から1100万円を「チョロまかし、自分の懐へポッポ内々」していた担当者の、悪事が露見し懲戒解雇されたと報じられ、当然、自社ではナイもののバツの悪い日テレは、ニュースを小さな扱いで伝え(報じたのではなく)たようですが。


これって、社会の公器だと言いふらす「痴情波TV」が、自己満足で仕掛ける典型的な「茶番」ですよ。
世の中の大半は「真面目な顔をして茶番を演じ満足するのが普通」です世。
ゆえに「茶番」を「茶番」として閑を持て余し気味なら臥して眺め、ミナサンで拈った皮肉の一つも飛ばし合い、大いに嗤おうというワケです。
「それは不健康ですね」と言われましたが、
そもそも現実の社会は健康な社会でしょうか寝ェ!?


これまで出会った人で、最も印象に残された人は、
ユーモアのセンスが溢れ出る 「阿呆屋 太郎」さんでした。
本当は「阿保 弥太郎」さんなのですが、それでは印象に残らないと。
ワザワザ「阿呆屋 太郎」と名刺に記述し、貰った方は戸惑いながら、
恐る恐る「お名前は、どのように " お読み " 申し上げればヨロシイのでしょうか?」と、大体が質問するのだそうで・・・


印象付ける狙いはサァィコォ~ですよねぇ。
大笑いし合う事で内溶けるワケで、阿保 弥太郎 さんは記憶されるワケで、プレテの掴みとしては成功でしょう。
マッ、周囲には、その種のヒトが爪を研ぎ磨き合っているのでして。


呆気が自覚せずカシコぶる振る舞いやら言動は、滑稽、コッケイ、もぉケッコォ~ですよ。
だからユーモアのセンスもない「カシコアホォ~」とは付き合いにくいの駄把。


痴情波TVのクソメディアぶりは「大笑い開眼」じゃないですか?
ギャンブル狂の大王「徳光和夫」の、押し付けお涙頂戴「馬鹿ン動TV」
” 愛は日本テレビを救う " だろうと揶揄し、傘下系列局の「日本海TV」の経営戦略局長が、24時間TV「愛は地球を救う」で、集めたカネを略取着服し、テメ~のギャンブルやら飲み喰いの代金に1100万円を充てていたのは、さすがにギャンブル狂の「徳光和夫」のお涙押し付けだけアリマス把寝ェ!


これほどの茶番は観た事がない。


晩夏から秋にかけて「ジャニーズ事務所」の茶番で湧きましたが、
「マスメディア」は、ヒダリどんべのテロビーエスを先頭(戦闘)にテロアサもオダイバTVもニ恥テレも「ハジの茶番」を見事に競い合っているのですよ。


だから真剣な汚ツラで茶番を演じる汚バカをせせら笑い罵倒するのはヒマ潰しの時間潰しにヨイですよ・・・
ガン首揃えて、いや癌クビ揃えて
「ご迷惑をおかけしました、どぉもスミマセン。心(の外)よりお詫び申し上げます」と、アタマを下げて赦されるならケェ~サツは要りませんデ。


こんな茶番でお詫びしたという側もヒドイが、
それでチャラにする社会も社会で、真に「茶番」の儀式です把ナァ。


引用開始→「24時間テレビ」寄付金着服の〝クズっぷり〟日本海テレビ元経営戦略局長を懲戒解雇 飲食代やギャンブルに使ったか
(夕刊フジ 2023.11/29 15:30)

善意をふみにじる行為だ。日本テレビ系の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の経営戦略局長の男性(53)が2014年以降、チャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金264万6020円と、会社の売上金など合わせて約1118万円を着服していたことが明らかになった。

男性は14年からほぼ毎年募金から20万~50万円の着服を続けていた。その手口は募金終了後、金融機関に運ぶまで局内に保管していた紙幣などを持ち出し、自分の銀行口座に入金するというものだった。

男性は税務調査で発覚するのを恐れて会社に申告。社内調査に「親族のために金を用立てる必要があった。口座の残高を見るのが好きだった」と話しているが、飲食代やギャンブルに使ったとみられ、あきれるばかりだ。同社は27日付で男性を懲戒解雇とし、28日に鳥取署に被害を相談している。

「24時間テレビチャリティー委員会」は28日、公式サイトで「お詫び」を公表。寄付金の着服は断じて許されないとした上で「日本海テレビに対し、着服された寄付金全額の回収又は同額の補填を強く求める」としている。

元毎日放送プロデューサーで同志社女子大学の影山貴彦教授(メディアエンターテインメント論)は、「それでなくても最近の24時間テレビは否定的な意見も多くなっているだけに最悪のタイミング。これ以上、テレビの信頼を失墜させないでほしいとまずは言いたい。そして日本海テレビだけの問題で済ませるのではなく、系列各局も対岸の火事とせずに徹底に調査しないと、信頼は取り戻せない」と指摘する。←引用終わり

前々から「胡散臭さ」を指摘され続けても、
徳光和夫の涙の騙りで、D社も喝上げに協力するため、
容易に寄付金を集める事ができ、ワケが分からぬまま、CXオダイバも後追いし競い合う茶番を展開しています。


キー局の懐は傷まないワケで、闇は更にもっと深いかと。初めの頃は「日テレ+D社」でチャリティーゴルフなども別日程で開催しカネを喝上げしていましたのでねぇ~。
まぁ、基本がヤクザな業界ですから、何をか況んやで。

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2023/11/29

嗚呼! 日大! 現代社会でも「幕藩支配体制」を、旧弊な思想思考を身に纏い尊皇攘夷派が実権を握り「新撰組」が跋扈し開明維新派を斬り捨て止まず

日大のゴタゴタは、組織に蔓延する「思考体質」に主な要因があり、その底流を支え成す組織体質は「思考停止の旧弊な幕藩体質」そのもので、幕閣(理事会)の要諦を占める役員を始め、運営や経営に意見を述べる議会(評議員会)は、全く機能停止で役割を果たせず責任を放棄している。


従って内部は固より外部の監査機能も全く法的機能を果たすことなく、監事・監査役も名前だけ、帽子と椅子を名誉と喰うために回し合い溜飲を下げ恥とも思わない無責任体質そのものだ。
これは、幕末の幕藩体制(政治)そのものだ。


アタマも肉質も本来の役割を果たす事なく、期待される機能は発揮されず。
真に「切られたミミズ」であり、部分は動き生命を繋いでも、全体としての「ミミズ」ではない状態で、幕末の頃に庶民は狼狽えず争いに巻き込まれず自らを護り暮らしを守り抜くのに似ている。

幕末の庶民の姿は、現在の日大の学生ではないだろうか。


1867年秋~1868年夏に「戊辰戦争」が戦われ。
狂気の「尊皇攘夷」と、開明の[開国維新」かと・・・


基本的に「日本大学」を牛耳り学生を吸い尽くす巨大な利権構造を築き上げ、学生にタカリ続ける小汚い体質を現代に至るまで温存し開き直り。


丁度、1967年~1968年に、その日大の巨大な「学生タカリ体質」が問題提起され、当時の超ワンマン古田良二会頭(理事長)は、両国講堂で、余りの不正や腐敗体質から派生する巨大な「利権構造」と「収奪体質」を、秋田明大が指導した「日本大学全学共闘会議」の追及に白旗を揚げ、全面的に改革する事を文書確約し署名押印しながら、体育会の武道系学生を総動員し、あらゆる学部で徹底的に「全共闘学生」を排除し、基の体質体制を守り抜き、文書確約を公然と反故にし、その後の半世紀を過ごし今日に至る。


この間に、不正な思考、腐敗体質、改革否定の旧弊な「幕藩統治」を強化し、羊の学生を全国に展開する「日大絶対忠誠」の傘下中・高校から寄せ集め、足らずを形だけの入試選抜で集める事で生き抜き、国(文科省)から年間300億円の公金を得る最大の学校法人として生きていた。
(現在は補助金支給停止中)


この間に、同様思考型の「國學院」も「国士舘」も「近畿大学」も家父長的な思考体質の改善に取組み、社会に有用な大学として存在している。
日大は、シーラカンスか? マンモスか?


旧弊思考の「尊皇攘夷」が跋扈し、新撰組が徘徊する不思議な特異体質のままで150年余り前の空気のまま生きている。
ゆえに、現代社会の基盤を成す基本的な法令遵守の価値観と合うことなどあり得ない。


日大を卒えた「友人」「知人」たちの多くが、
前回の「アメフト騒動」では、喧しく熱意を持ち「日大は改革」が必要と言っていたが、この度は「恥ずかしい」のか沈黙を貫いている。


日大が長い歳月をかけ築き上げた「思想」「思考」「体制順応強要志向」こそが「日本の社会」を形成する「思想」であり、象徴的な「論理(情理)」であり「社会基盤の刷り込み思想」とも言え「怒濤」より「順応」を、全ての根幹秩序としているのではないか?
日大の抱える「闇」は、日本社会が根源に抱え克服を求められても、まず克服しようとしない日本社会の深い「闇」と現実の姿の反映だろう。

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2023/11/28

嗚呼! 日大! オォ~日大! さすが日大! スゴイね日大! オットロシィナァ日大! 小銭稼ぎの手段でも大学という「社会の公器」の認識すらナイのだ

日大って、組織化されているようで、
強欲な個人が誤塵の名誉欲に金銭欲と権勢欲を満たす為の場に過ぎないんだ。


日大という大学や傘下の中・高校も含め、単に喰らい付き血を吸い金銭を得る為の装置と機能に過ぎず、学生は自動金銭巻き上げ利権確保の対象で手段に過ぎないのだ。
オドロキ、オロロキ、モモノキ、サンショノキ、あぁコリャこりゃ堕!


副学長は、検察官あがりの「ヤメ検」ですよ。
法治を担った者が、生じた事案に法的対処もせず放置し、警視庁に踏み込まれ、その無責任な呆痴を衝かれ、世間から呆恥を激しく非難され。
しかし、自らは正当だと開き直り、辞任を求められても地位に連綿と固執し続け・・・

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引用開始→ 日大 薬物問題の次は、副学長がパワハラ訴訟の“内輪揉め”止まらぬ泥沼化に「真面目な学生が一番被害受けてる」
(2023年11月27日 18時34分 女性自身)


11月27日、日本大学の澤田康広副学長が林真理子理事長に1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたと報じられた。

各メディアによると、澤田副学長は訴状で、林理事長から9月に薬物事件対応の責任を取るよう伝えられ、「警視庁による澤田副学長への捜査が進んでいる」などと言われたと主張。このことについて、澤田副学長側は「故意に相手をおとしめる違法なパワハラだ」と指摘しているという。

上層部同士の“内輪揉め”が発覚した日本大学だが7月に、都内にあるアメフト部の寮で大麻に関する情報が寄せられ、大学関係者が調べたところ、ロッカーから不審な植物片が見つかっていた。

当時、林理事長は「報道されていますように違法な薬物が見つかったとか、そういうことは一切ございません」と真っ向から疑惑を否定。ところが8月5日、アメフト部員が寮で覚醒剤や大麻を所持していたとして逮捕され、その3日後に開いた会見では大学側の隠蔽疑惑も浮上した。
「警察から『アメフト部の寮で大麻を使用している可能性がある』と大学側に連絡があったのは7月6日のこと。同日、大学側は自主調査を行い、大麻と思しき物質を見つけました。しかし、この時点では警察に知らせず、結果的にこのことを報告したのは12日後となる7月18日だったそうです」(全国紙記者)

ところが会見で澤田副学長は不審な植物片について「見た感じは、微量で細かく大麻のカスかもしれないと思った」と明かしつつも、「我々は捜査機関ではなく教育機関。反省させて自首させたいと考えた。その日には自首できる状況ではないと判断した。すぐにブツを引き渡すことはしなかった」と発言。

また林理事長も会見が遅れたことについて「隠蔽と言われることは非常に遺憾」などとコメントしたため、ネットでは《逆ギレ、開き直り、そして、言い訳。この組織、ここまでひどいとは…》など呆れるような声が上がっていた。

そして今回パワハラ訴訟が伝えられ、騒動はさらに泥沼化することに。上層部の迷走ぶりに、ネットでは「学生がかわいそう」といった声が相次いでいる。

《今そんなことしてる場合じゃねーだろとしか もう少し事が落ち着いてからやれや 見事なぐらい登場人物アホしかいねーな 本当に関係のない学生たちがかわいそうだわ…》

《学園トップがこんな事を始めたんだから日大はもう学生達の事はどうでもいいみたいになってるな 学生たちは可哀想に》

《確かに在学している日本大学の学生が一番可哀想よな。大学を運営しているトップ達が喧嘩をしてどうするんだかね…》

《真面目な日本大学の学生が一番被害受けてる事を早く気付けとしか思えない》←引用終わり


まぁ、ホンマに笑わしょり増す把ナァ!
澤田副学長は「ヤメ検」ですからねぇ~


法治を担った汚ヒトが、大麻と識らなかったと居直り、10日以上も届けず呆痴し、警視庁に踏み込まれバレたって。
それだけで「辞任」し、潔く社会から身を退くべきは当然だ。


それを林理事長から促された事に腹を立て!?
追い込まれ、立場を無くし、退路も断たれそうになり、辞任を表明したものの、道連れに理事長からパワハラを受けたと開き直り、直ちに辞任ではなく、引き継ぎを理由に年内いっぱいは食に止まるという。証拠隠滅の画策と事態の粉飾を画策し、自己に法的責任が及ばぬようにと隠滅して退くようで。


それを赦す「日大」には巨大な闇があると自ら宣伝しているようなもの。


ホンマに、笑わしょるナァ!

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2023/11/27

「補助金受給申請」を、明らかに対象ではない側に持ちかける詐欺(騙り)モドキ行為が目立つようで・・・ ワルが徒党を組む社会犯罪は手を替え対象を変え

最近、気になる「補助金受給申請」を、明らかに対象ではない側に持ちかける詐欺(騙り)モドキ行為が目立つように・・・


補正予算は衆議院を通過しましたが、軌を一にするかの如くに、
「国の補助金を受給しませんか!?」との「騙り」が姿を現し始めたようで。


まず、漏れ聞こえる中身から判断すると、持ちかけられた側は「明らかに対象ではない」のですが、釣り上げようとする側は「そんな事に構わず話を進め」熱心に騙ります。


話の要点は、

 ① 広告宣伝を強化するHPの改善強化。

 ② 現状の経営実態を示す過去3期の決算書を開示。

 ③ 現状分析と経営目標(経営戦略)の明示確立。

 ④ そのための機材・機器導入およびオペレーターの獲得採用。

 ⑤ 経営改善効果(経営計画数値化)を示す。

例えば、全体の推進で1000万円を要すと仮定し、

  a) 330万円の補助を申請する。

  b) 残は市中の金融機関から借入で充当する。

  c) ①~⑤までの過程を総合的なマネジメント支援を行います。

  d) 着手金 〇〇円を契約時に頂戴します。

  e) マネジメント費用を契約期間内の毎月〇〇円を頂戴します。

  f) 終了時点で完了金の残金を申し受けます。

漏れ聞こえる内容の主要点の概要は以上だった。


他に漏れ聞こえた内容からすると、
基本的に、申請しても国が想定する必要な「競争力」を持つとは思えない事業のようで・・・


先ず、競争力があるなら、市中金融機関(信金・信組)が助けるワケで、金融を絞り退場を促している事業先ともいえる。
即ち「借入」ができない点に総ての現状評価が一義的に集約されている。


その先に「オイシイ話」を釣り下げ、無知が喰い付けば、根刮ぎ釣り上げタカリ斃そうとの魂胆が丸聞こえだった。
実に言葉巧みだ・・・

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2023/11/26

11月23日に大阪と神戸で行われた「阪神タイガース」と「オリックス・バファローズ」の優勝記念パレードの見物人50万人が翌24日に100万人へ盛られ

11/23に、神戸と大阪で開催された阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝を祝すパレードですが、終了時点というか中間時点の発表では、神戸で15万人、大阪で35万人の合計50万人でしたが、今日(11/24)に改めて盛りに盛った数値100万人だと、主催者側から修正発表(検証などできず「言った者の勝ち」で)されました。


ケチを付けるワケじゃナイですが、盛ればヨイ、多けりゃヨイというものでもなかろうと思いますが。


大アアかでは、一時的に、御堂筋の両側に設けられた右左折用低速車道と歩道は、立錐の余地もないといわれるまでに埋め尽くされ、見物の衆が夫々に放った熱気は尋常ではなかったとも言われますが・・・


幾らナンでも盛り過ぎは良くないと思いますがネェ。
如何に「維新」が人気を回復しようと手立てを講じ、兵庫と大阪の知事(維新)が優勝パレードを呼びかけ、大阪府と大阪市の職員には「ボランティア提供(参加)」を呼びかけ、2500人の職員が無報酬で動員されたそうですが。


権力行使(ほぼ業務命令)と、動員数を誇り権力執行の威力と維持を見せつけるのに、体よく利用しようとしたワケで。
併せて「大阪・関西万博」のアピールを狙い平然と悪乗りまで考え。


聞かされる度に「辟易」の繰り返しでした・・・
まぁ、そんな背景もあり「盛りに盛った見物人の数値100万人」ですが、ハジィ(恥)とも思わぬオツラは、もぉ救いようがないネ。


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④オリックスのパレードに手を振り応える中島監督、杉本選手
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最初の4枚は神戸新聞NEXT(撮影者記載アリ)からDL。

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最後の1枚(大阪・御堂筋/今橋付近)はサンスポ(撮影者記載ナシ)からのDLです。

主催者発表を水増し盛るのはサヨカの得意技ですから、如何に様々な思惑を秘めるとはいえ、合計50万人が大袈裟な100万人はあり得ないでショ!


引用開始→ 大盛況の阪神・オリックス優勝記念パレードの裏で・・・大阪府市職員「ボランティア」稼働に相次ぐ批判 吉村知事が終了翌日に明かした”胸の内”は
(MBS NEWS 2023/11/25(土) 6:01)

23日に行われた「阪神・オリックス優勝記念パレード」。大阪の会場では、大阪府と市の職員が”ボランティア”として来場者の誘導などに当たっていましたが、吉村知事は24日、給料を支払うなどの「職務の扱いとすることも考えていた」と明らかにしました。

府市職員「ボランティア」に相次ぐ批判
23日の阪神・オリックス優勝記念パレード。大阪と神戸の2つの会場には、合計100万人が来場し、両チームのファンらが選手らの健闘を称えました。

このうち大阪会場では、約2500人の大阪府と大阪市の職員が、”ボランティア”で警備や来場者の誘導に当たっていました。

これには、「事故が起こった場合の責任の所在があいまいになっている」などとして、労働組合などから批判の声が上がったほか、神戸会場で同じ仕事に当たった兵庫県職員が「公務」扱いとされたことで、大阪と神戸の”待遇の差”が波紋を広げていました。

パレード開催前の吉村知事「職務として行うのは趣旨に反する」
こうした批判の声に対し、パレード開催前、吉村知事は・・・。

(大阪府 吉村洋文知事)
〇11月6日の囲み会見
「これは任意ですから、あくまでボランティア。参加するもしないも、職員に強制するものではない」

〇11月9日の定例会見
「業務命令でもありませんし、何か義務としてやるものではないというものになります」

そのうえで、「府の税金を投入せずに寄付や企業協賛で行うイベントであり、職務として行うのはパレードの趣旨に反する」として、あくまでも”ボランティア”として参加してもらうことを強調。

終了翌日に明かした”胸の内”「本来公費を投入してもいいんじゃないか」
 ところが、パレードが終わった24日、改めて認識を問われた吉村知事は・・・。

大阪府 吉村洋文知事
「すごく大阪関西に経済効果が大きいので、本来公費を投入してもいいんじゃないかと思ってる」
「僕の気持ちは、オリックスも阪神も応援して、公費を投入して、ある意味職務としてパレードをする価値はあると思っている」

 これまで明かさなかった”胸の内”を暴露。さらに、「ボランティア」にこだわった裏事情を話しました。

 吉村知事によると、複数の弁護士から、「特定の企業のパレードに公費を全面投入するのは違法な支出となってしまう疑いがある」という指摘があったということです。

 2003年や2005年の阪神優勝パレードでも、府職員に対してボランティアを募集したことも踏まえ、今回もボランティアで進めることにしたということです。

 吉村知事は、「単独の判断でボランティアを募集すべきだとやっているわけではない」と説明しました。←引用終わり

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2023/11/25

「ハマス」は依怙地だ!「イスラエル」も依怙地だ!4日間の停戦で人質解放(外国の国籍者を含め)が僅かな数をハマスは解放し交換にテロリストを解放へ

パレスチナ・ガザでの「4日間の戦闘停止」


これを「ハマス」は本当に守り、期間中に50人の人質を解放するか!?
「ハマス」は「ダマス」であり、信用ならない「武装テロ組織」だという事を忘れるな。
クズ屋の「カタール」が仲介などといい、カタルに落ちる類いのモノだ。


この度の戦闘で、全く分からない事がある。
ガザの自治政府(というハマスに操られの行政組織)は、
「水も電気もガソリンも食料すらナイ」と連日にわたり国際社会へ叫び続けていたが、

 ①ガザの救急車は激しく走行し廻っていた。

 ②人質の食糧はどのように調達しているのか?
  (餓死者はいないのか?)

 ③シファ病院に、避難民が1万5千人いるとされたが、あの狭い病院の区域内の何処に収容していたのだ!?
  (イスラエル軍が突入した時に病院にいた避難民は1500人だった)

とにかく「ハマス」は「ダマス」で、彼らの主張は大袈裟なウソ八百だ。


上空からのドローン画像を見るだけでも、避難民が1万5千人もいない事は明白だ。
パレスチナ人というのは、基本的に大枠ではアラビア人だ。


アッラーの神を信じ「神のご意志のまま(忠実)に」が絶対的な価値観だ。
(実に単純明快なお思想・思考で自分自身がナイ)
ある日、突然に「アッラー アクバル(神のご意志)」を唱え、
総ての約束や契約を破棄し葬り去る事を厭わぬ(非合理で非近代が得意)な、アタマの悪い都合のヨイ、無茶苦茶な価値観の持ち主ドモだ。


それが権利だけは一人前に主張するのだから厄介で手に負えない。
イスラエルは、今のところ戦闘停止を守っているようだが、人質が解放されたとは耳にしない。


まぁ、バイデンも首が懸かっているから下手には動けないだろう。
これが解決されるまで、ウクライナはロシアの狙いどおり苦しい立場へ追い込まれる。


引用開始→ ハマス、人質24人解放 ガザ「戦闘休止期間」入り―支援物資や燃料の搬入開始
(時事通信 2023年11月25日 01時35分)

 【エルサレム時事】イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止合意が24日、発効した。双方は合意に基づき、同日午前7時(日本時間午後2時)から4日間の戦闘休止に入った。また、ハマスは、イスラエルからパレスチナ自治区ガザに拉致した人質のうち、イスラエル人の女性や子供13人の引き渡しを始めた。カタール外務省によると、ハマスはさらに、合意とは別にタイ人10人とフィリピン人1人の計11人も解放した。

 これより先、タイのセター首相はX(旧ツイッター)に、タイ人12人が解放されたと投稿しており、情報が錯綜(さくそう)した。
 10月7日にハマスがイスラエルを急襲して以降、激しい衝突が続いてきたガザで、双方の合意による戦闘休止は初めて。支援物資や燃料の搬入も開始された。報道によれば、解放されたイスラエル人の人質は、ガザ南部のラファ検問所からエジプトに入り、空路でイスラエルに帰還。その後病院で治療を受け、家族と面会する。

 イスラエル軍はこれより先、声明で「(戦闘休止の)準備を完了した」と発表。ロイター通信は、イスラエル軍の戦車を含む車両がガザから離れるのを記者が目撃したと報じた。ハマスは23日の声明で、他のパレスチナ勢力を含む「全ての軍事行動が停止される」と述べ、戦闘休止を履行する意思を表明した。

 戦闘休止入り直後には、ガザに近いイスラエル領内で空襲警報が鳴った。ガザ南部から北部に向かおうとした住民がイスラエル軍に撃たれ、負傷したとの情報もある。大きな衝突は伝えられていないが、戦闘休止が維持されるか不安定な状況だ。

 カタール政府が仲介した合意によれば、ハマスは、人質約240人のうち女性や子供計50人を解放する。13人の引き渡しはこの第1陣で、ハマスは追加でタイ人らも解放した。タイ人に関しては、イランが仲介したとの情報がある。戦闘休止期間の延長を視野に、ハマスは追加の人質解放を検討する。

 イスラエル側も、収監するパレスチナ人の女性や子供150人を順次釈放する。ロイターがパレスチナ当局者の話として伝えたところでは、24日は女性24人と10代の男性15人の釈放が見込まれる。

 期間中は人道支援物資のガザ搬入が拡大し、ハマスは、トラック200台分の支援物資と4台分の燃料が毎日搬入されると説明。荷物を積んだトラックが24日朝以降、エジプト側から境界のラファ検問所に入った。イスラエル軍はトラック8台分の燃料などがガザ内の国連当局者に渡ったと明かした。支援拡大により、イスラエル軍の攻撃で悪化したガザの人道状況が改善するかが焦点だ。←引用終わり


引用開始→ バイデン米大統領、人質解放を歓迎 合意の完全履行注視―パレスチナ
(時事通信 2023年11月25日 05時59分)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は24日、滞在先の東部マサチューセッツ州ナンタケット島で演説し、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスが拉致していたイスラエル人らの一部を解放したことについて「人質が救出され、愛する人と再会できたことに感謝しなければならない」と歓迎した。米国はカタールやエジプトと共に、イスラエルとハマスの合意を仲介した。

 バイデン氏は「始まったばかりだが、今のところは順調だ」と指摘。「あすにはさらに多くの人質が解放され、その後も続くだろう」との見方を示した。また、カタール、エジプト、イスラエルの各首脳と連絡を取り、合意の完全履行を目指す方針を確認したとも明らかにした。←引用終わり


引用開始→ ハマス、24人解放 イスラエルは39人釈放
(産経新聞 2023/11/25 08:39 佐藤 貴生)

【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの4日間の戦闘休止合意が発効した24日、ハマスは合意に基づきパレスチナ自治区ガザに連行したイスラエル人の子供や高齢者ら24人を解放した。イスラエルは引き換えに獄中のパレスチナ人女性や未成年者39人を釈放した。ロイター通信などが報じた。

ハマスが解放したのは、二重国籍者を含むイスラエル人13人とタイ人10人、フィリピン人1人で、全員イスラエルの医療施設に入ったもよう。タイ人とフィリピン人の解放にはエジプトも関与したとされる。

一方、イスラエルが釈放したのはパレスチナ人の女性24人と未成年者15人。ガザと分断状態にありパレスチナ自治政府が統治するヨルダン川西岸地区に入ったとみられる。

イスラエルのネタニヤフ首相は24日、「人質の最初のグループの返還が完了した」とし、全員の解放に全力を挙げると強調した。ハマスの元には210人以上が残っているもよう。イスラエルは休止期間の終了後、ハマスが人質10人を解放するごとに、戦闘を1日休止するとしている。

バイデン米大統領は、ハマスによる人質解放は「合意(履行)の始まりでしかない」とし、さらなる解放継続を求めた。

24日朝にはハマスとイスラエルが10月7日に戦闘を開始して以来、初めて交戦が停止された。イスラエル軍が激しい攻撃を展開してきたガザ北部から、戦車の車列が去ったとの目撃証言がある。ガザの住民からは喜びの声が聞かれたが、双方は休止期間終了後、戦闘を再開する方針を示している。←引用終わり

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2023/11/24

釈迦が説き遺した佛教は宗教というより生の「大哲学書」だ! 「衆生無邊 煩悩無盡 法門無量 佛道無上」であり生きる事は生も悩みも学びも佛も限りなく

釈迦が説いたとされる教えを捉え、様々な言語に書き写し遺した「佛教」は、末端では「宗教」として認識され信仰されているが、基本は「真理」を追究する「哲学」であり、その過程で求道者は自らの悟りを得ようとするので、様々な理解や悟りが存るのが普通だ。


人が生きる過程で、様々な軋轢や葛藤があり、その克服に人は悩み苦悩する。時に救いを求め幻影に惑わされ、その都度に救いを求めようとするが、釈迦は「答」ではなく「思考の方法」を述べたのであり、それをどう受け止め思考し求道するかは夫々であるかと・・・


釈迦の遺した言葉は、佛の言葉(佛陀の言葉)として弟子により様々な言語(言語)の文字で記され伝えられ、求道者には「真理追究」の「大哲学書」の教科書(佛典)として用いられ、各地へ各国へ伝えられた。


ゆえに、例えば最澄が開いた「天台」の延暦寺も、空海が開いた「真言」の金剛峯寺も、基本は「大学」であり、奈良では南都六宗は哲学を追究すると共に、燦然と輝く最先端の「知(インテリジェンス)」としての学問修行所だったと考えられる。


そこから派生しながら、日本では様々な修行の場としての「学びの道場」として初期の寺院が形成されている。
やがて、いくつもの理解や学びを得た上で、幾つもの教義が打ち立てられ、様々な「宗派」が林立したとも言える。


いくつかの新興宗派は、
残念な事に釈迦の「自由な哲学(理解)」から、大きく踏み出し「宗派としての理解・教義」を押し付け、入信を求め、自由な解釈や理解を悉く縛り上げるのは教義ではなく狭義の強制ともいえ、偏執な世界を強制したがるのは何よりも未熟であり胡散臭い事を示している。


一神教の信仰は洗礼を受け「入信(契約=制約=縛徒)」が先だが。


佛教では釈迦の説いた事に触れ学ぶのは自由で縛られる事(修行の確立された所作などの方法を除き)はない。
未熟な宗教概念の押し付けは、宗教上の「教義を真理」としての強制として為すため、小さな僅かな事でも「争い」に連なる。


宗教は、悩み苦しむ人の解放の途筋を考え得ないようなら、その存在は闇であり存立する意義はない。
とは言うものの何れの「宗教」も、人の苦しみや悩みを解決できるワケなどなく、その対象の人が抱える苦しみや悩みに寄り添い、心に抱える解決のヒントを幾つかでも提供できれば、その存在は大きいのではないか。


「佛教」は釈迦が遺した「大哲学」であり、
その「教義」は様々であり、求道する者が自由に理解や発展を縛るものではなく、しかしながら釈迦が遺した「佛典」の多くを学び識り理解するのは容易ではなく、その一部とも言える「経典」に触れるのではあるが、末端の寺院では、その不勉強もあり十分に伝達伝承する事も叶わず、死者の葬送としての葬儀に「経典」を唱える事に終始しているのが実際だろう。


例えば、
端的な「般若心経」の理解を巡っても、その壮大さに圧倒されるが、多くは唱える事で平安に浸れると喧伝した者があり、深く追究する事もなく追随する側は「般若心経」を唱える事で修められていると考えるワケで、会得し体得し得ていないとも言えるが、佛教は一々個々人の細かい事などには触れないのだ。

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2023/11/23

「年末ドリームジャンボ宝くじ」が発売され、民は「細やかな夢」を手に入れようと! まずは長い行列をも省みずケガのないお小遣い程度のカネを叩き

「年末ドリームジャンボ宝くじ」発売だそうで。


先日まで「ハローウィン宝くじ」を売ってましたね!


この記事によると100枚(3万円)買った人を取材し。
1当前後賞なら3万3333倍に変わるワケで、


確かにそりゃドリームですよねぇ!
何より今日から41日間の限定で「夢を見る権利」を得るワケで・・・


以前、不思議なヒトが、
東京は「銀座チャンスセンター」で買い求め、
大阪で「大阪駅前(梅田)チャンスセンター」で別に買い、2本当選すればどうしようと。


真に「取らぬ狸の皮算用」をしてニンマリしておりましたが。


年明けに「どうだった!?」と訊けば、
「オマエねぇ、600円も当たったヨ」と言っておりました・・・
「呆ッ~、それぁ屁把なことでヨカチタねぇ」と言ってやりマス多。


細やかな「夢」ですが、
直ぐに露見する「法螺や夢」は大きい方が罪も軽いですからね。

引用開始→ 年末ジャンボ発売、10億円の夢求め銀座に300人行列…100枚購入の男性「新婚旅行のグアムにもう一度妻を」 (讀賣新聞 2023/11/21 10:59)

 1等・前後賞合わせて10億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」の販売が21日、全国で始まった。東京・銀座の宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」では、販売開始の午前8時半に約300人の列ができた。

列を作り、「年末ジャンボ宝くじ」を買い求める人たち(21日午前、東京都中央区で)=木田諒一朗撮影
 寝袋を持って18日から並び、100枚を購入したという埼玉県川越市の男性(76)は「当選したら新婚旅行で訪れたグアムにもう一度、妻を連れて行きたい」と話した。

 賞金は1等(23本)が7億円、前後賞が1億5000万円。1等・前後賞で計5000万円が当たる「年末ジャンボミニ」も同時に売り出された。いずれも販売は12月22日までで、抽選は大みそかに行われる。←引用終わり

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2023/11/22

戦争を終わらせるには、地域の安定を乱す要因を排除し無条件に解体し、武力に頼らない確かな統治機能を形成し安全で安寧な地域社会を造り出す事

パレスチナ・ガザ北部へ、イスラエルが反撃の猛攻を始めた時。
「ハマス」は阿呆でもマヌケではないから、民間人に身を隠し「人質」を伴い南部地域へ逃亡するのは当たり前の事だ。


検問所で誰何され尋問された処で
「はい、ハイ、確かに、私はハマスの戦闘員でございます」という事など、
あり得ない。


これが、ゲリラ戦の難しい処で、
善良な「市民はゲリラ兵士であり、ゲリラ兵士は市民」だ。
この線引きは困難を極めるのが共有された認識だ。


平和な戦いでは、
「スパイ(工作員)は平静で善良な市民であり、善良で平静な市民は多くがスパイ(工作員)に利用され、結果的に協力者としてスパイ工作に寄与」しているワケだ。

ゆえに検挙し逮捕しても「本人に自覚はない」のが一般的な事例で、世間は驚き、公然と反権力・反国家を掲げて止まぬ特定の司法者は「国家権力によるデッチ上げ。国家による市民弾圧の証左だ」と、メディアを嗾けお決まりの非難を口を極め大騒ぎを展開する。


日本の現代社会構図ゆえ、
日本人の大半は理解せず、サヨカが流す誇大妄想に悪乗りし騒ぎ立てるのが、いつもの光景だ。
ゆえに、追う側は「人的に非道」で、追われる側は「社会正義の英雄」だから、何が正しいのか議論も成立せず手に負えない。


それは「戦争の度に繰り返される混乱・混迷・混沌」で、正邪はないのだ。

引用開始→ ハマス主力は南部へ逃走か ガザ戦争は第二段階に (Wedge 2023年11月21日 佐々木伸 [星槎大学大学院教授])

 パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの指導部や戦闘員の多くがイスラエル軍の制圧した北部を抜け出し、住民が避難する南部にすでに逃走している疑いが濃厚になってきた。イスラエル軍はハマスの司令部があるとしていたガザ最大のシファ病院に突入したが、軍事利用の証拠を見つけられず、焦りを強めている。前線は今後南部に移るのは必至で、戦争は第二段階に入った。

思惑外れた掃討作戦
 ガザ北部にハマスの拠点があるとにらんでいたイスラエル軍は北部と南部を分断し、民間人を攻撃しているとの国際的な非難を避けるため、北部の住民を南部へ避難させてきた。これまでに住民ら約70万人が南部に移動、北部にはなお25万人ほどが残留しているとみられている。

 イスラエル軍は北部を戦車部隊などで完全包囲し、ハマスのトンネル網を壊滅するため徹底的に空爆、北部の建物の7割近くが破壊され、がれきと化している。特にイスラエルが標的にしていたのがシファ病院だ。イスラエル側は病院の地下にハマスの司令部が置かれ、ここから10月7日のイスラエル越境攻撃が指揮されたとみていたからだ。最大の軍事的な攻略目標だった。

 イスラエル軍は4万人の兵力で病院を包囲した。地元の情報などによると、イスラエル軍は病院に到達するまでのハマスとの戦闘で、戦闘員約1000人を殺害し、多くのトンネル網をつぶした。

 イスラエル軍側にも戦闘で55人の死者が出た。ハマスは病院を軍事利用していることを否定していたが、イスラエル軍はハマス側が病院に立てこもるなどして激しく抵抗するとみていた。

 しかし、イスラエル軍が11月15日に病院に突入した時には、抵抗はなく、銃撃戦も起きなかった。勢力4万人ともいわれたハマス戦闘員の姿はなかったのである。

 イスラエル側は病院内の地下や病室などをくまなく捜索したが、ハマスの明確な痕跡を発見することができなかった。ただ敷地内に人が1人通れるほどの深い縦穴が見つかった。

 深さ10メートルの縦穴はトンネルに通じており、50メートルほどその先には爆発物にも耐えられるように補強されたドアがあるという。ドアには爆弾が仕掛けられている可能性があり、犬なども動員してさらに詳しく調べる方針で、イスラエルはハマスの活動の証拠と主張している。だが、イスラエルの思惑に反して、ハマスが活動していた決定的な証拠をみつけることができず、掃討作戦は暗礁に乗り上げた。

 軍事専門家らによると、ハマスの幹部や戦闘員多数がすでに北部から南部に逃走した可能性が高いという。衝突当初は北部に拠点があったのは事実のようだが、イスラエル軍がガザを南北に分断して侵攻作戦を加速させ始めた頃までに、ハマス側が裏をかき、南部に逃れたのではないかとみられている。トンネル網を使ったり、避難民に紛れて脱出を図ったりした戦闘員もいたようだ。

戦線の拡大は必至
 イスラエル軍はシファ病院の入院患者や、病院に避難していた住民ら約2500人に退去を命じ、世界保健機関(WHO)によると、病院には現在、医療関係者25人と入院患者約290人が残っているだけだという。重体の乳児が30人以上含まれていたが、WHOの手で南部の病院に移送された。18日に短時間、病院を訪問したWHOの職員は「死の領域」と語った。

 イスラエル軍がなぜ避難住民らの退去を命じたのかは明らかではないが、「ハマス戦闘員らが潜伏している可能性のある病院の地下を一気に吹き飛ばすためではないか」(中東専門家)との見方が出ている。

 イスラエル軍の報道官は「ハマスの潜んでいるあらゆる場所に前進する。南部にもハマスはいる」などと述べ、ハマスの戦闘員らが南部に逃走したとの見方を間接的に認めた。イスラエル軍はこのほど、北部の難民キャンプにある学校を空爆、数十人を殺害する一方、南部ハンユニスの住宅を爆撃、28人が犠牲になった。

 現地からの情報によると、イスラエル軍はハンユニス周辺で空からビラを撒き、住民に避難を呼び掛けているとされ、南部への進撃が近いとの観測を呼んでいる。イスラエルは北部を封鎖した際、北部の住民らを南部に移動させた。南部の国連施設などは数十万人の難民であふれ、食料、水などが不足し、衛生状態の悪化で伝染病のまん延も懸念されている。

 一度強制的に避難させられた住民を再び移動させるようなことになれば、大混乱に陥り、人道危機はさらに深刻なものになるだろう。かといって破壊し尽された北部の住居に戻ることはできない。イスラエルは避難民の中に、ハマスの戦闘員が紛れているとみており、どのような攻撃に出るのか避難住民の恐れは募る一方だ。

「ポスト・ハマス」で綱引き激化
 戦争に終わりが見えない中、イスラエルのネタニヤフ首相と米国のバイデン大統領との間で、「ポスト・ハマス」(ハマス以後)のガザ統治を巡って綱引きも激しくなっている。火を付けたのはネタニヤフ首相だ。首相は12日、米テレビとのインタビューで、戦後もガザの治安の責任を担うと述べ、ガザの占領を続ける考えを明らかにした。

 だが、これにはバイデン政権が反発。バイデン大統領自身が18日付のワシントン・ポストに寄稿し、イスラエルの占領に反対する考えを表明、イスラエルとパレスチナ独立国家による「2国家共存」が永続的な中東和平の道だとして、イスラエル側に譲歩を迫った。

 大統領はガザの統治は最終的にパレスチナ自治政府に委ねるべきだとの見解を示し、それまでの間、戦後のガザの治安を守るために「国際社会の支援」が必要であることを強調した。大統領の頭にある「国際社会」とは「アラブ平和維持軍」とみられており、すでにアラブ諸国の一部には打診しているようだ。

 しかし、ネタニヤフ首相はハマスのテロを非難しないようなアラブ側にガザの治安は任せられないと強く反対しており、すでに停戦をめぐって緊張している両国に新たな難題が持ち上がった格好だ。ハマスに捕らわれた人質解放交渉でも対立しており、ここにきて米、イスラエルの軋みが目立ってきた。←引用終わり

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2023/11/21

産経新聞が、元自民党総裁の谷垣禎一氏を訪問取材した懇談記事全文を10月末に報じ、改めて慧眼と深い知性に触れる事ができました引用紹介します

産経新聞が10月末に「谷垣禎一」元自民党総裁を雑談取材として単独会見し、それを記事に纏め奉じた事を記憶のため記録しておきます。
久々に、谷垣禎一氏の慧眼に触れる事ができた思いです。
やはり、希有な貴重な人材ですね。
サイクリング中の転倒で政治家としての生命を喪った事が、つくづく残念無念だなぁと。


見落とされた方もあるかと考え、3週間の日時をおき全文を引用し紹介しておきます。


谷垣禎一さんに聞く岸田首相の支持低迷の理由「政治家はまれにみる嫌な時代」~夜の政論①
(産経新聞 2023/10/28 17:00 水内 茂幸)

岸田文雄内閣の支持率はなぜ低迷を続けるのか。防衛や原子力政策の抜本的転換を図った評価より、今は悪評ばかり目立つ。答えを探して、首相と同じ自民党宏池会(現岸田派)出身の谷垣禎一元総裁(78)を尋ねた。谷垣さんはロシアのウクライナ侵略が日本でも生活の隅々に影響し、「今は日本の戦後の政治家が経験したことのない、まれにみる嫌な時代だ」と指摘。とりわけ繊細な政権運営が必要だと説く。

コロナ禍も落ち着きつつあるし、久々に一杯やりませんか-。こう打診すると、谷垣さんは私を自宅に招いてくれた。

「リハビリのために鉄の手すりを付けたんですが、この夏は触っただけで熱く、自宅にとどまることが多かった。リハビリも工夫しないとね」

電動車いすで出迎えた谷垣さんが、まず話題に出したのが庭先に設けたデッキと手すりだった。自転車事故で頚髄を損傷し、長い入院生活を終えて帰宅した際、1階のリビングから段差なく庭に出られるようしつらえたのだ。

手すりはつかまりながら数歩、歩ける長さがある。日によって差はあるが、支えがあれば数百メートル程度歩けるまで回復したという。

「リハビリ仲間に、私のようなお酒好きがいるんですよ。私はビールグラスを持つことができるが、自分で持てない人もいる。『あの人は杯を自分の口まで持ってくる。俺もああなりたい』と、私を目標にしてくれる人もいるんですよ」

普段はヘルパーに夕食を作ってもらい、午後5時ごろから晩酌を始める。9時には就寝し、翌朝6時に起きる日常だ。新聞はめくることはできないが、毎朝タブレットを使って目を通す。

案内されたテーブルに、冷たいビールがやってきた。まずは乾杯! 谷垣さんもグラスをひょいと持ち上げ、おいしそうにのどを潤す。

先出しとして、この日おつまみを作ってくれた娘さんアレンジの冷ややっこが登場した。冷たい絹ごし豆腐の上に、ジャコとみょうがと小葱、大葉のあえ物が添えてある。「ジャコは油で揚げました。お母さんがよくやっていたんですよ」。台所から娘さんの快活な声が聞こえてきた。谷垣さんの妻、佳子さんは今年13回忌を迎える。

シンプルだが、ジャコの香ばしさが他の薬味とうまく交じり、豆腐のうまさを引き立てる。

谷垣さんは、手指の障害者でも持ちやすく工夫された箸を駆使しながら、一緒に出されたカンパチの刺し身を口に運んだ。「箸ぞうくん」の名を持つ箸は、片端がちょうつがいのようにつながり、指を挟みやすい補助器具もある。

「ヘルパーには『できるだけ(補助器具のない)ピンセットの箸を使って』といわれるが、持つのは難しいんだよね‥おい、ちょっと日本酒を出してよ」

テーブルに、キンキンに冷えた新潟の地酒「久保田千寿」の一升瓶がやってきた。ワイングラスでいただく。フルーティーで芳醇なコメのうまみが口に広がる。

「しかしねえ、なんであんなに支持率が下がるのかと思うんですよね」

谷垣さんがグラスを傾けながら語りだした。

「今回のような世界中が影響を受ける戦争というのは、戦後の日本にとって初めての経験ではないか。これまで国際秩序の基本にあった国連安全保障理事会が機能しなくなるほどの戦争というのは」

昨年2月の侵略開始以降、安保理は当事国のロシアと連携する中国に米英仏が対峙する構図が続き、ほぼ何も決められない機能不全に陥っている。

「独立国家の主権を侵すロシアに非があるのが明らかだけど、現実的なことをいえば、この戦争をやめるはかなり難しいよね。往時の日本も、沖縄の地上戦に敗れ、大都市がB29に焼かれ、広島と長崎に原爆を落とされ、あれ以上ないところまで追い込まれた末に降伏を決断した。今回の戦争を止める際は、新しい国際秩序の仕組みづくりとセットでなければならないから余計に難しいと思う」

こうした局面で、岸田首相は厳しい対露制裁を決断した。「今日のウクライナは明日の東アジアの姿かもしれない」として、軍事的圧力を強める中国も念頭に、防衛力の抜本的強化に乗り出した。本来なら、首相の求心力が高まってもいいと思うのですが。

「こういう戦争が起きるときは、日常生活への不満が日本でも募る。物価が上がり、特にエネルギー価格なんて『こんな暑いのに電気代の値上げかよ』となる。戦争が始まった昨冬は、コロナ禍の傷をどう修復して国民生活を正常に戻すか-という局面だった。そこで戦争が勃発し、モノの値段が上がった。日本の安全保障環境も踏まえれば、自衛隊を充実させる必要にも迫られた」

「戦時にすごく評判のいい政府を作るのは難しい。昭和の初期にも、世界恐慌後、金解禁の中止を決断した高橋是清蔵相が凶弾に倒れた。誰がやっても『こんなにうまくやった』と喝采を浴びる時代ではない」

グラスを置いて、谷垣さんがつぶやいた。

「今はね、日本の政治家にとってまれにみる嫌な時代が来ているんですよ」

生きづらい時代には、国民の不満が総じて募るというのだ。

「国民がわっと前に進めない状況になっていることを、政治家はわからなければならないね」

今の世相が分からずに批判を高めた例として、谷垣さんはマイナンバーカードの問題をあげる。

「住民票や健康保険証と結びつく、国民生活の基本になるものだ。今後はなければ困る制度になっていくでしょう。しかし、このタイミングで『うまくいくまで多少の失敗があるのはやむを得ない』なんてやったらどうなるか」

それにしても、外交面の成果が知らぬ間に立ち消えになってはいませんか。(聞き手 水内茂幸)

谷垣さんの「夜の政論」を本日から4回連載します。第2回は29日午後5時にアップします。


谷垣禎一氏が語る文在寅氏と鳩山由紀夫氏が同類の理由「日本が損しない国際秩序作れるか」~夜の政論②
(産経新聞 2023/10/29 17:00 水内 茂幸)

自民党の谷垣禎一元総裁(78)の自宅を訪ね、岸田文雄内閣の支持率がなぜ上がらないのか、一杯やりながら率直に質問をぶつけてみた。岸田首相の外交面の成果は、知らぬ間に立ち消えになってはいませんか。

「確かにね。今回のウクライナ戦争で存在感が高まっているグローバルサウス(新興国・途上国)の取り込みなどは、日本の強みを生かしてよくやっている。彼らの一部には、西側の先進国に『あいつらは今も上から目線だ』と腹を立てている国が多い。事実上の『一強』となった米国や植民地支配の過去を抱える英仏に対し、『西側リベラリズムのおごり』と批判する国さえある。その中で、日本は独自のODA(政府開発援助)を駆使して努力を重ね、『欧州はうんざりするが、日本は違う』と評価も集めた。首相はここをうまくすくい、西側とつなぐ役割を果たしている」

ただ、今後はこの外交でも、首相にとって厳しい難局面が待つと説く。

「この戦争が終わったとき、どう新しい国際秩序を作っていくのかが焦点となる。そこでは、日本がすごく損な立場になるわけにはいかない。日本は必ず、それなりの地位を占めなければならない。国内では国民生活に目配りしながら、対外的にはこの難題に挑まなければならない。岸田さんに限らず、自分が首相になりたいと狙っている人にとっても、答えを出すのは簡単ではないはずだ」

テーブルには『野菜の揚げびたし』が登場した。パプリカとカボチャ、なすを素揚げして、甘辛いマリネ液にしっかりしみこませている。香ばしい夏野菜の香りと甘さが、冷えた久保田によく会う。

谷垣さんが「水内さんは産経新聞だからこっちが好きかな」といいながら、テーブルには白い陶器に「中華民国立法院」と書かれた蒸留酒「白酒(バイジュウ)がやってきた。テーブルには、「中華人民共和国」と書かれた「貴州芽台酒」も登場。「酒に国境はありませんよ」と酒巻俊介カメラマンが笑ったが、私はなんとなく中華民国を注ぐ。

谷垣さんに「一気に飲み干すんですよ」と言われたが、アルコール度数は50度! しかし、独特の香ばしい匂いがさわやかだ。昨年、谷垣さんのインタビュー連載を担当し、今回同席した豊田真由美記者は「食道の位置が分かる」とむせながら飲んでいる。

「この前、フランスのマクロン大統領がNATO(北大西洋条約機構)の東京事務所開設に反対したでしょ。私は心理がよくわかるんですよ」

谷垣さんが語りだした。 「海洋国家の道を選ぶか、大陸のつながりを大切にするか。各国が個別の事情を抱えていますよね。英国は海洋国家の道を選び、EU(欧州連合)から抜けた。残った独仏を中心とするEUはどうするか。陸続きの中国に経済などの利益を全部取られては大変だ。中国とうまく付き合いつつ、必然的に、カザフスタンなど中国の周辺国とも協力する。フランスがNATO日本事務所に反応した背景は、ここまで見なければならないと思うんです」

谷垣さんも白酒をなめる。

「日本もずっと、2つの選択を迫られていたでしょう。海洋国家としてアングロサクソンと組むか、大陸につながるところと組むか。日本では明治以降、右翼を中心に、中国や韓国と組んで欧州に踏みにじられない大義の旗を立てろという議論があった。しかし、当時は日英同盟を選び、今は日米同盟。アングロサクソンと組む流れを継いでいる」

「韓国も、似たような選択を迫られてきましたよね。北朝鮮との関係強化を図った文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は、日本でいえば、沖縄県の米軍普天間飛行場の辺野古移設にブレーキをかけた鳩山由紀夫元首相の言動に近いと思っているんですよ。韓国では『北と南の連携を強くしていこう』という訴えが国民の喝采を浴びる面もあるでしょう。ただ、今の時代に文政権みたいな道をとるとあまりに支離滅裂になる。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が誕生したのは、日本にとっても本当によかった‥、ああ、すっかりいい気になってペラペラしゃべっているなあ」

谷垣さんが車いすを少し動かしながら話題を変えた。

「最近は新聞を読みながら、私と同世代の方の回顧録をよく読むんですよ。私たちの世代は一体何を残したか-と考えながらね」

谷垣さんは昭和20年生まれだ。

「例えば歌手の加藤登紀子さん。読売新聞で連載していたが、彼女は私の1歳年上で、東大の五月蔡でシャンソンの『赤い風船』を歌っているのを聞いたことがあります。彼女と政治的立場は大きく異なりますが、同じ時代の空気を吸ってきた。もう1人挙げれば、ピアニストの山下洋輔さん。彼は麻布高校の先輩で、文化祭でピアノを弾いていたのを覚えている。ジャズという日本でまだ珍しかったやり方に挑んでいた」

「もう1人、倉本聰さん。彼は喫茶店でアベックのすぐ横に座り、会話をじっくりと聞きながらシナリオを練ってきた。テレビをどう活用するのか、一生懸命考えてきたんですね。戦後日本の可能性を開くためさまざま頑張ってきた」

「逆にいえば、そうそうたる大会社に行き、少し前まで『半導体は日本だ』と頑張った友人がいた。しかし、今は見る影もない-。俺たちの世代は何をやってきたんだろう。私とすべてジャンルは異なるが、この年になって、じっくり考えるんですよ」

少し遠い目をする谷垣さん。自らも、政治の中枢で時代を動かしてきたじゃないですか。

「自分のやってきたことはこんな副作用を生んでいたのかと考えるものばかりですよ。自分の思った通りになったことは絶対ない。ほとんど、予期しないことが起きている。例えば難民の問題。私は議員になりたての頃、自民党法務部会の副部会長としてこの問題に取り組みました。当時は無制限に外国人を入れるととんでもないという議論があり、入国には『職業訓練』という形を取り入れたが、今から思えば、物の見方が足りなかったと自省することが多い。『こんなこと考えもしなかった』という問題が次々と起きてね」

もう一例として挙げたのが、女性の社会進出の遅れだ。

「私は昭和20年生まれだから、現行憲法の『男女同権』は素晴らしいと教わった。しかしその私が何をやってきたかといえば、政治家の傍らで、家事は全部女房に押しつけた。家事はやってみると結構大変ですよ。こんなこと言ったら、あの世の女房に怒られるかもしれないが、専業主婦じゃない人が家事に取り組むのは大変だ。今は働く女性が圧倒的に増えたでしょ。亭主と女房がどっちも働いているのに、家事は女房だというんじゃね。子育てしながら政治に携わる上川陽子外相や加藤鮎子こども担当相は相当優秀ですよ」

子供2人を育てる豊田記者が「家事をしない人と結婚できませんよ」と合いの手を入れる。

「でも、少子化対策って、政府の政策でこなせるものなんですかね」

シャッターを切っていた酒巻俊介カメラマンが尋ねた。(聞き手 水内茂幸)

谷垣さんの「夜の政論」第3回は、30日午後4時にアップします。

谷垣禎一氏が語るLGBT「政治だけで解決できぬものがある」~夜の政論③ (産経新聞 2023/10/30 16:00水内 茂幸)

岸田文雄内閣の支持率がなかなか上がらない要因はどこにあるのか。首相は「次元の異なる」少子化対策や、性的少数者(LGBT)などの理解増進法も進めたが、自民党の谷垣禎一元総裁(78)は「政治だけで解決できない問題がある」と指摘する。

「少子化対策って、政府の政策だけでこなせるものなんですかね」

酒巻俊介カメラマンがつぶやくように尋ねた。

「私が生まれたのは昭和20年、第1次ベビーブームの直前だ。私の直後から出生数がばっと増えたのは、終戦で安定感が生まれたことが一因だ。そこから高度経済成長に向け、日本はどんどん豊かになった。私と弟は歳が6つ違うが、2人が育った時代は豊かさが違う。私のときは、学校に裸足の子がたくさんいたんですよ。満州や朝鮮から引き揚げてきた家庭は特に貧しかった。私が中学に入ったのは1957年頃だが、当時から目に見えて経済がよくなってきた」

「子供を持つかどうかは、国民の意識や生活力と結びついている。今は女性が働くのは当然となり、男性の育児休業取得も進めようとしているが、社会や企業全体の意識は追い付いているか。男性は、家事を理解して家で働いているか。そこまで一気に政治が変えるのは難しいよね。もちろん、弊害を取り除き、女性の社会進出と子育てしやすい政策を進めなければならないのは当然だけど」

谷垣さんの酒をあおるピッチが上がってきた。

「そもそもね、政治でさばくことができるものにも限界があるんですよ。最近のLGBTを巡る問題なんか典型でしょう」

6月には、自民が主導する形でLGBT理解増進法が成立した。基本理念に「性的指向およびジェンダーアイデンティティーを理由とする不当な差別はあってはならない」とうたっているが、「不当な差別」の定義など問題が多い。生まれつき女性の権利を守れないのでないか、といった懸念も巻き起こっている。

「日本は昔から、こういうことに関してはおおらかだったでしょ。(法規制を進めた)欧州とは違うんですよ。私のおじはドイツのミュンヘン大学に留学していたが、当時、日本から来た友人を宿舎に泊めたら、翌日警察に呼ばれたそうだ。その頃のドイツは同性愛が犯罪の対象だった。それほど厳しく取り締まってきた欧州諸国が、今ではLGBTを認めるようになり、日本に『お前ら遅れている』という。私は『上から目線じゃないか』と思わないでもない」

自民に導入論がある選択的夫婦別姓制度に関しても、日本の文化まで含めた議論が必要だと説く。

「例えばお盆。家のご先祖様をお迎えして霊を慰め、お送りするお祭りですよね。そのご先祖様の遺骨は、都市部などもう違うのかもしれないが、それぞれの家のお墓にあるでしょ。夫婦別姓になったとき、この『○○家の墓』はどうするんだろう。こうなると、政治だけでなく、ある意味宗教界まで含めて幅広く議論しなければならないとも思うんですよ」

夫婦でも姓が違えば、お墓はどうなるのか。日本の家族制度は大きく変化しているだろうが、単純に解決できない問題はあるだろう。

「私はかつて、あるクリスチャンに『キリスト教徒は神と自分が一対一で対峙する。だから神に対する責任は自分一人で背負う。だが、日本人はそうでない。そこが日本人の欠点だ』と言われたことがある。私のような人間は、神と一対一でなく、多くのご先祖様と向き合うと思うんだよね。LGBTも夫婦別姓も、日本が培ってきた文化の深いところまで、よく考えなければならない。これを政治だけで解決できるかといえば、どうなんだろうね。ああ、調子に乗ってペラペラしゃべっちゃってるなあ」

谷垣さんが娘さんに、「カメを持ってきて」と指示を出した。居間の奥から出てきたのは、沖縄の泡盛「瑞泉」の一斗(18リットル)瓶3つだ。

3つの瓶は1年ごとに買い足しており、一番瓶がなくなると2番瓶からつぎ足す作業を繰り返しているという。飲む酒は、長期間少熟成された古酒(クース)になっている。「わが家の門外不出のお酒ですよ」

口に含むと、熟成されたなんともまろやかな味だ!

谷垣さんが、銀製の小さなおちょこを出してきた。「これはのろけるわけじゃないけど、女房がフランスに行ったとき、私に買ってきてくれたものですよ。銀は年が経つと黒い錆が出てきちゃうけど‥もう30年ぐらいたってるかな」

妻の佳子さんと谷垣さんは司法試験を目指す学生が通う予備校で出会った。谷垣さんが数年かけて合格した際、同じく数年在籍していた奥さんは不合格。そのとき「なら、私のところに来たらどうか」とプロポーズしたという。

「まあ、いい女房でしたよ。法律には向いていないと思うけど‥。こんなこと言ったらあの世で怒っているかもしれないが」

今年で13回忌。今でも思い出しますか。

「思い出すねえ。女房は孫をみていない。ただ、娘が亭主になる人を連れてわが家に来たとき、女房がえらく張り切ってね。私に肉を買いに行かせたんですよ。『変な肉を買ってきてはダメだ』と気合が入ってね」

台所から娘さんが「あのとき、自転車で肉を買いに行ったでしょ。(東京都の)二子玉川まで」と合いの手を入れる。

「子育てって大変だけど面白いですよね。『こんなにかわいい子がなんであんな憎たらしいことをいうんだ』と思うこともあったが、終わってみるとすべてが宝物だ。私は女房に『男の子も育てたかったな』とぽろっとこぼしたことがあるが、『あなたそんな風に思っていたの?私は満足してたわよ』と言われた」

谷垣さんは、父が文相を務めた専一さんを持つ政治家一家だ。「跡取り息子」にこだわりましたか。

「そんな風には全然思いませんでしたね。ただ、私の母が3人姉妹の長女だった」

といいながら、谷垣さんがリビングに飾られた1枚の写真を手にした。

「私の母方の祖父ですよ」

フレームの中で凛々しい軍服に身を包んでいるのは、陸軍中将だった影佐禎昭だ。(聞き手 水内茂幸)

「夜の政論」、第4回は31日午後4時にアップします。


谷垣禎一氏「ロシアは潜在的に西側怖い」国会議員の観光馬鹿にするな~夜の政論④終
(産経新聞 2023/10/31 16:00水内 茂幸)

自民党の谷垣禎一元総裁(78)の自宅を訪ねた。杯をかなり重ねた後、谷垣さんが「母方の祖父だ」といいながら、一枚の写真を手にした。フレームの中で凛々しい軍服に身を包んでいるのは、中国で謀略活動を進めた陸軍中将、影佐禎昭だ。名前の「禎一」は、影佐から一文字を取ったという。

「祖父は硫黄島で自決した栗林忠道中将と陸軍大学校の同期で、当時の陸軍参謀本部第8課(宣伝謀略課)の初代課長を務めたそうです。米国のCIAのような組織ですよ。戦争を始めようとするとき、そんなところがないとできないから」

影佐は、日中戦争初期の戦争指導に携わり、昭和14年には蒋介石と対立していた親日の汪兆銘政権を樹立する際の中心人物となったという。

「どうすれば停戦交渉に持ち込むことができるか、考えながら任務にあたっていたはずだ。そんなとき、当時の近衛文麿首相が突然『今後は蒋介石を相手にせず』と宣言した。祖父は相当困ったはずだ。仮にロシアのプーチン大統領が『今後はウクライナのゼレンスキー大統領を相手にしない』と言ったら、停戦交渉を考えているロシアの人は『じゃあ今後はだれを相手にすればいいのか』と思うはずだ。それだけ戦争を止めるというのは難しい」

「当時できた南京政府で、祖父は軍事顧問。そのときの財政顧問が、後の福田赳夫元首相だったそうです。だから息子の福田康夫元首相は、幼少期に南京に住んでいた。私が衆院選で初当選したとき、何かの舞台で赳夫元首相とご一緒したことがある。『君が谷垣君か。私は君のおじいちゃんを知っておるよ』と声をかけられました」

おじいさんからみれば、今の日本はどう映るだろうか。

「昔も今も、日本は同じような選択を迫られている。例えばね、加藤紘一元幹事長の縁戚に石原莞爾がいた。彼の本は面白い。『日本は英米のような海洋国家と手を結ぶか、それとも大陸の国家と結ぶか。大陸国家と結ぶのならば、シベリアから新疆(しんきょう)までにらんだ政策を考えなければならない』と書いている。今でも全部通用する議論ですよ。(現代の中国の巨大経済圏構想)『一帯一路』のようなものを日本が考え、中国だけでなくシベリアまで日本が関与できるかどうか。そこまで考えなければならないと説いている」

海洋国家か大陸と手を結ぶか。どちらを選ぶべきだと思いますか。

「今の日本はG7(先進7カ国)だけに目を止めてはならないと思う。難しいけどね」

妻の佳子さんが遺した銀のおちょこを傾けながら、谷垣さんは今度はロシアの話を始めた。舞台は2006年、モスクワで行ったG8(主要8カ国)財務相会合だ。

「このときのロシアの張り切りぶりはなかった。モスクワで会合に臨んだとき、私は有名なオペラに招待された。劇場に足を運ぶと、『今日は日本の財務相がお見えだ。皆さん歓迎の拍手をお願いしたい』となるのだ。歓迎の夕食会では、出演したトップバレリーナが来た。最後は大統領のプーチン氏との面会だ」

「つまりそのときは、ロシアもG8で生きていこうとしていたのでしょう。今のように西側と対立することは望んでいなかったはずだ。もちろん、一国の主権を侵害する今のウクライナ侵略を許すわけにはいかないが、西側も冷戦崩壊後、もう少しロシアを抱き込むためのうまいさばき方がなかったのかと思うのです」

谷垣さんは、米国務省のロシア担当者から聞いた話を続ける。

「『ロシアは潜在的に西側が怖いのだ。かつてはナポレオンに、そしてヒトラーにも攻め込まれた。なんとかあそこに耐えられるようになりたい。こういう気持ちが本能的にある』というのですよ。日本も怖がられているかもしれませんね。小さな国と思っていたら、日露戦争であんな結果になって」

こう言った後、谷垣さんがつぶやいた。

「日本の戦後教育は、こういうことを身に染みて感じるような教え方をしていないと思うんですよね。われわれは、過去の歴史を相当目を広げてみなければならない。例えば民族を寄せ集めた国は、なぜ統合を図ろうとしているのか。米国、中国、ロシアも、日本にはわからない苦労がある。だからさ‥」

谷垣さんは、昨今話題になる国会議員の海外視察に話を転じた。

「向こうの議員と会って、会議だけしているんじゃわからない。往年の建築物を見て、何のためにこれを作ったのか、一体この国は何を恐れているのか。歴史を深く体感する必要があるんですよ。国会議員であっても、観光を馬鹿にしちゃいけないんだ。外国の要人で日本の首相や外相と会った人はたくさんいるだろうが、伊勢神宮や出雲大社を知らない人が、本当に日本のことが分かるのか、と素朴に思う」

「例えばフランスに行ったらルーブル美術館を見て、焼けたけどノートルダム大聖堂を見て、『フランスの歴史はふくらみがある』と感じてほしい。現地でしっかり観光し、歴史を学び、建築物に触れ、そこの酒を飲めというのが私の考えですよ」

酒をすっかりたいらげた谷垣さん。

「世論もね、そういうものに触れるゆとりまで叱らないでほしいんですよ」(聞き手 水内茂幸)

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2023/11/20

遂に「日本郵船(NYK)」のチャーター輸送船が、イエメンの武装テロ組織「フーシ」に拿捕されたニュースが世界を駆け巡り、日本はオタオタするだけで

遂に「日本郵船」がチャーターした輸送船が、
イエメンの武装テロ組織「フーシ」に、イエメン沖で拿捕されたと外電が。


イランの指揮下にある「フーシ」は、南イエメンの武装テロ組織だ。
これで明らかに、パレスチナのガザを支配する「ハマス」。


レバノンの反政府武装組織「ヒズボラ」が、シリアでは阿呆「アサド」の私兵が、
そしてアラビア半島の南を押さえる「フーシ」が、手柄を上げようと競い。


イランからのオジェジェと武器支援を得ようと競い合うように、イスラエルのゼニカネに係る対象へのテロ行為を、海上では拿捕行為を!


「フーシ」は、米軍の無人偵察機をミサイルで撃墜し、イスラエルとの友好を視野に入れるサウジアラビアを後方から軍事的に牽制する。
徐々に、この戦線は膨脹拡大し、イランはロシアの尻を叩き、東ヨーロッパから中東地域の再分割を求め「WWⅢ」を視野に入れた展開になるだろう。


日本は、国会で司法の手に委ねる事案を、スキャンダルを投げ合いヒステリックに交わしている場合じゃナイだろう。
PMキッシーは、一日も早く退陣すべきだが、次に代わる人材を与野党ともに欠くのが情けない。


存亡の危機は、いま、着実に「足下」まで迫り来ているのだが。

萩生田光一は、矢張りスカでスカのままだ。

世耕弘成は、チビが日々に怨嗟の餅を焼き。

高市早苗は、口裂けヲンナで近づき難く朋おらず。

青山繁昭は、最も孤独でヒッピキ狼が吠えた処で。

百田尚樹は、バーチャル空間で圧倒的な人気でも政治は怒シロォトだ。

石破茂は、日本語のような何を言うのか貧殻の話は、何回も聞き返しても分からず。

河野太郎は、やはり言われるとおりのキワモノダロォでキモイまま。

小泉進次郎は、極め付けのチンジロォ~で親子の道化でしかない。


日本は豊かな国だ!


民は、日々に苦しく、喰いモノを求め、安価を求め西に東に彷徨い、苦闘しながらも、然したる国家観も持たぬ「凡そ700余人」に年間5億円=3500億円を笑って支給するのだから、辞められませんワなぁ!


いま、そこに破綻の危機が迫っていますよ!


引用開始→ 日本郵船の運搬船を紅海で拿捕 イエメン武装組織、邦人乗員なし
(時事通信 2023年11月20日 07時52分)

 【エルサレム時事】イスラエル軍は19日、紅海南部のイエメン沖で船舶が拿捕(だほ)されたと発表した。日本の国土交通省は、日本郵船から日本時間同日午後10時すぎ、同社運航の自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」が「拿捕されたようだ」との連絡を受けたと明らかにした。日本人は乗船しておらず、国交省が情報収集を進めている。

 イスラエル首相府は声明で、親イランのイエメン武装組織フーシ派が「イランの指導を受けて(船を)乗っ取った」として、「国際船舶へのイランの攻撃を強く非難する」と強調した。一方、フーシ派は19日、「イスラエルの船」をイエメンの沿岸へ連行したと発表。「抑圧され、イスラエルの恐ろしい爆撃下にあるパレスチナ人への人道的、道徳的責任に基づく作戦だ」と主張した。

 首相府によれば、拿捕された船にはウクライナやフィリピン、メキシコなど多国籍の船員25人が乗っていた。イスラエル人は含まれていないという。船はトルコからインドに向けて航行していた。

 ギャラクシー・リーダーは英企業が所有し、日本郵船がチャーターしていた。イスラエルのメディアは、英企業の経営にイスラエル人富豪が深く関与していると伝えた。←引用終わり


引用開始→ 紅海で乗っ取られた日本郵船の輸送船、イエメンの武装勢力は「イスラエルの船」と声明
(讀賣新聞 2023/11/20 11:01)

 【エルサレム=田尾茂樹】イスラエル首相府は19日、イエメン沖の紅海で、日本企業が運航する船舶がイエメンの反政府武装勢力フーシに乗っ取られたと発表した。 拿捕だほ されたのは、日本郵船が運航していた自動車輸送船だった。松野官房長官は20日午前の記者会見で、日本人の乗組員はいないと明らかにした上で、「このような行為を断固非難する」と強調した。

 松野氏は、フーシに船舶と乗組員の解放を求めるとともに、フーシに影響力を持つサウジアラビアやオマーン、イランなどに働きかけを行っていると説明した。

 日本郵船によると、船名は「ギャラクシー・リーダー」。バハマ船籍で英国の企業が所有し、日本郵船がチャーターしていた。船に積み荷はなく、欧州方面からインドへ向かう途中だった。乗組員は25人で、同社は「乗組員の状況を確認している」という。

 パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、イスラエルに攻撃を仕掛けているフーシの報道官は19日、「イスラエルの船を拿捕した」との声明を発表した。AFP通信はイエメンの海運筋の話として、船が同国西部ホデイダの港に連行されたと報じた。フーシは14日、紅海でイスラエルの船を標的とする軍事行動を予告していた。

 フーシ報道官は、イスラエルがガザ侵攻をやめるまで、イスラエルが関係する全ての船舶を標的とする方針を示した。ガザでの戦闘は周辺海域に拡大し、国際的な海上輸送にも影響を及ぼすことになった。

 イスラエル首相府は、拿捕された船がイスラエル船籍ではなく、乗組員もウクライナ人やフィリピン人、メキシコ人などで、イスラエル人はいないと指摘した。

 イランの支援を受けるフーシは、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘開始以降、ミサイルや無人機によるイスラエルへの攻撃を散発的に続けている。イスラエル首相府は今回の拿捕について、「イランによる新たなテロ行為だ」と非難した。←引用終わり

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2023/11/19

イスラエル軍は「ガザ」の北部をほぼ制圧したか? 「シファ病院」の地下がハマスの戦闘指揮所だったとの主張を裏付ける検索で証拠の裏付けが必要だ

パレスチナ・ガザの「シファ病院」を巡る状況:


「ハマス」軍事指導部の主要な面々が、どう民間人に身を替えシファ病院地下に構築した拠点から、南部へ逃亡したのか?


その追究がイスラエルには必要で課された重要テーマだ。


国際世論を転換させる上からも、
アルジャズィーラなどを含めたパレスチナ側に立ち「イスラエル非難報道」を繰り返す側に取材させる事が避けられなくなるだろう。


国際世論などと言うものは、
WWⅡに至った「満州事変」で、日本は非道で悪だと決めてかかる側が、
国際連盟という名で現地調査に派遣した「リットン調査団」を引くまでもなく、先に基本的な「結論」があり、その結論に至るための方法に則り「証拠」を集め「検証」し、予定の「結論」に至るように全体を整え形成し構築するワケで、大きく覆す事は、それ以上の論点を以て臨み打ち砕く必要がある。


引用開始→ イスラエル軍、ガザ最大病院で「トンネル」発見 建物近くで人質遺体―国防相「次の段階開始」
(時事通信 2023年11月17日 08時37分)

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 【エルサレム時事】イスラエル軍は16日、地上侵攻しているパレスチナ自治区ガザで最大の医療機関、シファ病院の敷地から「作戦用の地下トンネル」を発見したと発表した。イスラム組織ハマスが10月7日の奇襲用に準備した大量の武器や弾薬を積んでいたとする車両も見つかったという。ハマス側は一貫して否定している。

 イスラエル軍は15日に、地下にハマスの司令部があるとしてシファ病院に突入したが、イスラエルの主張を疑問視する声も出ていた。発見したトンネルとされる動画を急襲翌日に公表することで作戦を正当化し、疑念を払拭したい思惑があるとみられる。

 ネタニヤフ首相は16日、米CBSテレビで、「(人質が)シファ病院で拘束されている可能性を示す情報があった。それが突入した理由の一つだ」と説明。「人質に関する情報はあるが、言わない方が良い」と語った。

 軍はまた、同病院近くの建物で、イスラエル南部のキブツ(集団農場)から拉致されたイスラエル人女性の遺体を収容したことも明らかにした。死因や死亡した時期は不明だが、軍報道官は「テロリストに殺された」と非難。建物には自動小銃なども残されていたとしている。

 ハレビ軍参謀総長は16日、「ガザ北部に存在する軍事システムの破壊に近づいている」と戦果を誇示。ガラント国防相も同日、「過去24時間でガザ市西部を掌握した。次の段階が始まった」と述べ、ハマス壊滅に向けた攻撃を拡大する意向を強調した。

 一方、ハマスの最高指導者ハニヤ氏は16日にSNSで公開した演説で、「敵の計画は失敗する」と徹底抗戦の構えを改めて鮮明にした。←引用終わり


引用開始→「手を上げろ」 ガザ最大病院に突入のイスラエル軍
(時事通信 2023年11月16日 15時27分)

【ガザ市(パレスチナ自治区)AFP=時事】数十人でなだれ込んできたイスラエル軍兵士が、拡声器を使って「16歳以上の者は手を上げろ」とアラビア語で叫んだ。顔を目出し帽で覆った兵士や、威嚇射撃する兵士もいた。

 イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザ地区最大のシファ病院に突入した。院内には患者や医療従事者、避難民など数千人が残っているとされる。
 数日前に同院内へ避難し、AFPと連絡を取り続けているジャーナリストによると、イスラエル兵は人々に「建物から中庭へ出て、降伏しろ」と命じた。

 イスラエル軍は、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがシファ病院の地下を司令部として使い、武器も保管していると主張。病院への攻撃は「精密で標的を絞った」作戦だと発表した。

 イスラエル、パレスチナ双方の当局によると、ここ数日でイスラエル軍はガザ北部にあるシファ病院を包囲し、昼夜を問わず激しい攻撃を浴びせている。周辺も空爆されており、10日には病院自体が砲撃を受け、13人が死亡した。
 目撃情報によると、院内は凄惨(せいさん)な状況で、麻酔なしで医療処置が行われ、食料や水も乏しく、避難家族が廊下にあふれ、遺体の腐敗臭が充満している。

 前述のジャーナリストは、イスラエル兵が廊下を走るとあちこちの病棟から数百人の若者が出てきたと語った。兵士たちはハマスの戦闘員を探して部屋から部屋へ移動しながら、威嚇射撃を繰り返したという。

病院敷地内に戦車
 また広大な病院の敷地内には、数台の戦車が入ってきているという。
 イスラエル軍は声明で、作戦実施中に保育器、離乳食、医療品などを病院に届けたと発表。「これらの物資を必要とする人々に確実に届くよう、われわれの医療チームとアラビア語を話す兵士が現場にいる」と述べた。

 だが、ハマスが運営するガザ当局は、病院で戦闘員を捜索するイスラエル軍の行為は「戦争犯罪と人道に対する罪」に相当すると非難している。
 一方、米ホワイトハウスは、ハマスとパレスチナの別の武装組織「イスラム聖戦」がシファ病院の地下に作戦用の「指揮統制司令部」を設けたとするイスラエル軍の主張を米情報筋が裏付けたと発表した。
 しかしハマス側はこれらの疑惑を否定。ガザ地区は数週間にわたってイスラエル軍に包囲されており、電気も発電機用の燃料もないとして病院内の窮状を強調している。

 国連は病院内に少なくとも2300人の患者、職員、避難民がいるが、戦闘が激しく脱出できない恐れがあると警告している。
 国連人道問題調整事務所(OCHA)はガザ保健当局のまとめで、14日に同病院で患者40人が死亡したと発表した。
 モハマド・アブサルミヤ院長は、これまでに計179人の遺体が敷地内の集団墓地に埋葬されたと述べている。【翻訳編集AFPBBNews】←引用終わり
〔AFP=時事〕

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2023/11/18

日本と自民党を破壊し続けるPMキッシーこと岸田文雄の内閣! 売国を厭わず「日本の破壊と消滅」へ懸命な取組みの二股外交は国際的な信用も無く

黄昏のPMキッシー!


お亡くなりになった青木幹雄氏が指摘した「青木の法則」ではないが。
内閣支持率+政党支持率の合計が50%を切れば、内閣も与党も保たない。


時事通信の調査で、内閣支持率が20%カツカツで、与党「自民党」の政党支持率が20%を切る状況がハッキリと示され明らかになった。
合計で40%だ!


何を言っているのか全く分からない「黄昏語」を、毎日毎回にわたり連発し呆気ヅラで悦に浸っているが、自民党に期待し熱く応援してきた国民は呆れ返り、既に突き放している。


PMキッシーの外交は、
「袖引き外交」で、USはSFO(サンフランシスコ)での「APEC」に出席し、中獄の臭禁屁との形だけの会談をしようと懸命に袖を引く。


臭禁屁も、怒阿呆だけれど、周辺を取り巻く面々は、ワンワン王毅を始め、日本の事情に通じているのが固めているため、PMキッシーの政治力や指導能力を始め、支持率を厳密に評価しており「値踏み」している。
(それくらい分かれよ)


何よりも、
PMキッシーには政治の原則がない。


政権をに就き政策を差配しようろするなら、政治家には「政治原則」が必要で「芯」もなければ、話にならないのだ。
日本の政治を潰し、自民党を潰す事に日々にわたり邁進しているのだ。
これ以上「日本」を破壊し潰してはイケナイ!


中獄と話をするなら、

①アステラスの駐在社員の解放を要求しろ。

②USペロシ下院議長の台湾訪問でミサイルを放ち、その5発が日本のEEZへ撃ち込んだ事を謝罪させよ。

③尖閣海域で日本のEEZ内にブイ設置を強く怒り撤去させ、二度と蛮行に及ばないと約束させよ。

④東電の福島第一原発の処理水の海洋放出に根拠もなく言いがかりをつけ、数々の無法行為と海産物の輸入禁止を繰り広げる事を撤回させよ。

⑤滞日中国人の不法行為を抑制させよ! 徹底的に強制送還する事を宣べよ!


引用開始→ 内閣支持21.3%、最低更新 自民も下落19%―時事世論調査
(時事通信 2023年11月16日 17時47分)

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【図解】岸田内閣の支持率推移

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【図解】政党支持率の推移

 時事通信が10~13日に実施した11月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比5.0ポイント減の21.3%だった。岸田政権で過去最低だった前月をさらに下回り、2012年12月の自民党政権復帰後に実施した調査でも最低となった。不支持率は同7.0ポイント増の53.3%で岸田政権として最も高くなった。

消費減税「賛成」6割 「反対」は2割―時事世論調査

 内閣支持率が政権維持の「危険水域」とされる2割台となるのは4カ月連続。自民党の政党支持率は19.1%で、政権復帰以来最低だった前月からさらに1.9ポイント減らした。総合経済対策に盛り込まれた定額減税への厳しい評価や、自民所属の政務三役の相次ぐ辞任が影響した可能性がある。

 岸田文雄首相が打ち出した所得税・住民税の計4万円減税に対しては「評価しない」が51.0%と半数を超え、「評価する」は23.5%。住民税が課税されない低所得世帯への7万円給付は「評価しない」44.4%で、「評価する」は33.4%だった。

 10月26日に山田太郎氏が文部科学政務官を、同31日に柿沢未途氏が法務副大臣を辞任した。首相の任命責任について「重い」と答えた人は57.5%に上り、「重くない」は14.7%にとどまった。調査最終日の今月13日には神田憲次氏も財務副大臣を辞任した。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、多い順に「他に適当な人がいない」9.8%、「首相を信頼する」3.8%、「印象が良い」3.5%など。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」(31.8%)、「政策がだめ」(27.3%)、「首相を信頼できない」(20.0%)の順だった。

 政党支持率は自民に続き、日本維新の会4.6%(前月比0.7ポイント増)、公明党4.1%(同1.0ポイント増)、立憲民主党2.7%(同0.4ポイント減)の順。以下、れいわ新選組1.6%、共産党1.1%、国民民主党0.9%、社民党と参政党がいずれも0.5%、みんなでつくる党(旧政治家女子48党)0.1%。「支持政党なし」は62.5%だった。

 調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は57.2%。←引用終わり


主要点のみ引用開始→ 野党転落前夜?麻生政権末期に近づく 岸田内閣、止まらぬ支持率低下【解説委員室から】
(時事通信 2023年11月17日 17時00分)

 時事通信社の11月世論調査で、岸田文雄内閣の支持率は21.3%(前月比5.0ポイント減)、自民党の支持率は19.1%(同1.9ポイント減)で、いずれも岸田政権発足以来の最低を更新した。特に、自民党の支持率が20%を切ったのは、2012年12月の政権復帰後、初めて。岸田政権に対する有権者の厳しい評価は、衆院選惨敗で野党に転落した麻生太郎政権末期に近づきつつあることが、調査結果から読み取れる。(時事通信解説委員長 高橋正光)

<<論点の概要>>
 ◇政権復帰後初の20%割れ―自民
 ◇「民主主義の危機」菅政権より進む
 ◇自民支持層の内閣支持、麻生政権と同水準

政権復帰後初の20%割れ―自民
 調査は10~13日に、全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は57.2%。それによると、岸田内閣の不支持率は53.3%(同7.0ポイント増)、「わからない」が25.5%(同1.9ポイント減)。世代別の支持率を見ると、「18歳~29歳」で若干持ち直したが、それ以外の世代では全て減少。50歳代以下の世代はいずれも2割に届かず、60歳代も22.0%(同10.4ポイント減)と大きく落ち込んだ。不支持率は全世代で上昇した。←主要点のみ引用終わり

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2023/11/17

ハマスがイスラエル攻撃を始めた時に、この度の悲劇は幕を開け! ハマスはパレスチナのためにを掲げるが、彼らの喰い扶持を得るためのビジネスだ

パレスチナのガザ中心部での攻防戦が喧しくなり、
遂にイスラエル軍は「ハマス」が地下に司令部を形成していた「シファ病院」へ突入し、作戦の指揮を執っていたと思われる司令部を明らかにした。


一方で、あの「WHO」の事務局長テドロスが、病院を攻撃したと「イスラエル」を、国際人道の精神に反する行為だと激しく非難しているが。
相変わらず「中獄」に首縄をかけられ「臭禁屁」の顔色を窺いながら、中獄の臭い大便を垂れ流してオル。


ハマスが、拠点化し出撃基地にしていた事を批判し非難するのが「WHO」の基本原則だろう。
それを許した病院管理者を批判すべきじゃないのか?
国連機関は、全てが間違っているし、全てが狂っている。


政府組織でもない単なる「テロ組織」に過ぎない「ハマス」の犯罪を擁護し恥じる事がない、国連事務総長のグテレスも、その配下にある「WHO」の事務局長テドロスも首縄を絞められるべきじゃないか?


ハマスは、悪事を暴露され「イスラエルの捏造」だと、激しく非難しているが。
後は、「ハマス」を恥もなく支援する「カタール」と「イラン」を締め上げ、踏み潰す事だ。


引用開始→ イスラエル軍、ガザ・シファ病院に突入して「作戦司令室」発見か…ハマスは「虚偽の安っぽい宣伝」と否定
(讀賣新聞 2023/11/16 11:36)

 【エルサレム=田尾茂樹、ワシントン=田島大志】イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザのシファ病院への突入作戦で、イスラム主義組織ハマスの「作戦司令室」を発見したと発表した。院内から武器や弾薬などを回収したとして、動画を公表した。軍は病院での作戦を続ける方針を示している。

 シファ病院はガザ最大の総合病院で、イスラエル軍は、地下にハマスの司令部があると主張している。

 軍は院内で作戦司令室のほか、様々な軍事装備品、 諜報ちょうほう 関係の資料などを発見したという。動画では、軍の担当者が自動小銃や弾薬、防弾チョッキなどが磁気共鳴画像(MRI)検査室に隠されていたと説明した。ハマスが病院を軍事拠点に利用していたとして、作戦を正当化する狙いがあるとみられる。

 軍のダニエル・ハガリ報道官は「病院内でのテロ活動を暴くため、作戦を継続し、さらに情報を集める」と述べた。これに対し、ハマスは「虚偽の安っぽい宣伝活動だ」とし、軍の主張を否定した。

 病院関係者の話では、軍兵士はいったん病院の施設から離れたが、戦車などが包囲を続けているという。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は15日、ガザ近くの軍基地での演説で病院での作戦に触れ、「ガザにハマスが隠れることができる場所はない。我々はハマスを排除し、完全な勝利をつかむ」と述べた。

 病院での作戦について、米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は15日、記者団に「病院を隠れみのとして利用してきたハマスの能力を取り除きたいと考えるのは無理もない」と一定の理解を示した。その上で、作戦の実施はイスラエル軍独自の判断によると強調した。←引用終わり


「ハマス」は、パレスチナ自治政府の軍隊ではなく、
単なるテロ組織で、元はエジプトから放逐されたヤツラで、対イスラエル戦争をビジネスにしているクズだと、此方は何度も指摘し批判し非難しています。


そして、今回は宣戦布告もなく10分程の間に5000発のロケット弾やミサイルをイスラエルへ一方的に飽和攻撃として撃ち込み、同時にイスラエル領へ進入し民間人を殺害し、更に240名余りを人質として連れ去ったワケですから、イスラエルは防衛するために自衛戦争として反撃する権利があります。


それを徹底しているだけで、ハマスが拠点とする、病院や学校や宗教施設に逃げ込み抗戦しているワケで、その総ての原因は「ハマス」にあり、選挙で負けたハマスをガザへ受け入れ、徹底支配され収奪されても「イスラエルが悪い」と洗脳され、全く考える事を奪われ、ただ泣き喚くガザの人心レベルが自ら招き入れた事に過ぎません。

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2023/11/16

2025大阪・関西万博は、無定見・無能・無責任なJETROのシロート石毛博行を事務総長に据えた時点で失敗は「お約束」だったが、いよいよ確定か

まぁ、万国博覧会とは言うモノの、
基本の構図は「先進工業国の先端技術を展示し自慢し合う場」だから、
基本的に、後発国や発展途上国は、実際に展示する先端的な工業技術や、それに類する自慢のネタやモノがないのが事実で、多くは「観光と物産展」になるのがオチだ。


日本も、160年前にロンドンやパリで開催された「万国博覧会」と称する場に出たものの、幕府も、薩摩藩も、実際に出品する工業製品は皆無だった。
ゆえに、有田焼やら九谷焼の巨大壷の工芸品を並べたりで恥を凌いだ。
しかし、幕府も薩摩も、出品することで諸外国の工業製品を目の当たりにし、その出品者と交流し彼我の落差に驚嘆し、また驚愕させられ近代日本の礎となった。


日本も背伸びし明治政府は「万国博覧会」の開催を企図したが叶わず「日本勧業博覧会」として、大阪は天王寺公園を中心に開催し新世界の通天閣を残した。


まぁ、何かの役には立つであろうと斜め見しながら皮肉に考えてはいますが。


後発国や発展途上国は、日本の政府が支援し丸抱えで援助してくれるなら、「禿げ山に花を咲かせる程度は」が本音だろうね。
カネも技術も備える国は、恐いものナシだろう。


中進国は、世界経済の状況に翻弄され、国内政治も不安定なら、日本の政府が様々な援助と支援の手を差し延べてくれる範囲で・・・
まぁ、本音でしょうね。


JETROの石毛博行を事務総長というか事務局長に据えた事そのものが、そもそも失敗を約束したようなモノだ。


「日本維新の会」幹事長の藤田は、もとボスの橋下 徹と松井一郎への遠慮があるため、党として全力で取り組むとポジショントークを重ね。
失敗したら、次の選挙でテメェ~の首もアブナイから必死だろうよ。


開催の1年前になれば、失敗か、敗残か、責任の擦り合いも含め、維新の大風呂敷の辻褄が合わなくなり、「ハッキリ」する事になるだろう。


引用開始→ 万博国際会議閉幕 各国から懸念の声相次ぐ タイプX先行発注に不信感も
(産経新聞 2023/11/15 20:01 黒川 信雄)

2025年大阪・関西万博に参加を表明している国・地域の責任者らに、日本国際博覧会協会がパビリオン出展に関する情報を提供する国際会議が15日、2日間の日程を終え閉幕した。約150カ国・地域から500人あまりが出席するなど、約1年半後に迫った万博開幕に向け、各国が準備を加速している様子が伺えた。ただ、遅れや混乱が指摘されるパビリオン建設では多くの国から懸念の声が上がり、万博の準備が依然厳しい状況にあることが浮き彫りになった。

「万博から撤退した国が出たことはそれぞれの国内理由によるものだ。準備は非常にポジティブに進んでいる」。15日夜に大阪市内で会見した博覧会国際事務局(BIE)のケルケンツェス事務局長は、このように万博準備への懸念を打ち消す発言を繰り返した。

ただ、各国からは厳しい見方が相次いだ。独自で設計、建設する「タイプA」パビリオンを計画する旧ソ連アゼルバイジャンの担当者は「建設を請け負う事業者を見つけることが容易ではない。ただ、協会が提案する簡易様式のパビリオンに移行する考えもない」と話し、「タイプA」パビリオンの実現に苦心している現状を明かした。

「タイプA」を計画する国の多くは、資材価格の高騰などで予算が折り合わず、建設事業者が見つかっていない。協会は日本側が代行して発注、建設する簡易な「タイプX」の採用を提案しているが、2カ国しか正式に受け入れていない。

協会幹部は「今回の会議でタイプXの説明を行う計画はない。個別の国との話し合いになる」と述べ、働きかけに苦慮している現状を明かした。

協会は今月、各国の最終決定を待たずに25カ国分のタイプXをゼネコンに先行発注した事実が明らかになったが、欧州のある国の担当者は「会場の見た目だけを取り繕おうとしているのではないか」と述べ、協会への不信感をあらわにした。

協会が本体を建設して貸し出す「タイプB」や「タイプC」と呼ばれるパビリオンを採用する約100カ国も、今後は内装業者の確保を行う必要があるが、工事が集中することで業者が見つからない事態が懸念されている。

一方、アフリカのナイジェリアがタイプAをあきらめ、複数国が一つの建物を共同で使う小規模なタイプCに移行することも明らかになった。担当者は「為替相場の影響が要因」としている。(黒川信雄)←引用終わり

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2023/11/15

PMキッシー、アホウの見本で全く通じない呆気の「黄昏語」を延々と熱もなく、周囲の反応を確かめず観もせず、悦に浸り喋り続け、相手にされず低迷し

四面楚歌のPMキッシー


産経の支持率調査で27%、NHKでも29%で30%を切り。
いずれの調査でも、自民党支持層の内閣支持率は60%で、
自民党の基盤支持層の40%はPMキッシーの内閣を支持していない。
実体的には18%程で、最悪の事態だ!


あぁ、ホォ、嗚呼、オォ!
呆ぉ、そぉ、呆ォ、屁ぇ!


地方選挙を痴呆選挙にし痴崩させ、報道は連敗中というが、
実際は「惨敗中」で惨敗のオケラ街道をマッシグラだ。


大笑い開眼は、税金滞納4回で差し押さえ4回の、
しかも税理士だという酷怪疑陰の神田を財務副大臣の就けた事だ。
それも発覚し、当人も認め、謝罪し、任を果たしたいと言い。
(個人の納税滞納と差し押さえの事実が通常は外部へ漏れ出す事はない。税を司る分野の組織からのリークを懸念する)


清和会・安倍派(神田の所属)の逆襲を懼れ、何もせず、手を拱き、狼狽え、意味の無い気持ちの通わない臭い呆気便を垂れ流し。
しかしながら、清和会・安倍派の重臣、自民党の政調会長を務める萩生田光一が、PMキッシーに「神田の首を切れ」との進言にも取り合わず、ワケの分からぬアザトサを発揮し、いよいよ大笑い開眼の嵐で・・・


万事が万事なので、アホクサイと国民は見放し!


引用開始→ 岸田自民党は保守を「敵」に回した 日本保守党の街頭演説に大聴衆 LGBT法成立が境…今や政権打倒のムーブメントに
(夕刊フジ 2023.11/15 11:50 平井文夫)

岸田文雄首相は15日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、米サンフランシスコに向けて出発する。内閣支持率が「危険水域」とされる30%以下に下落するなか、外交で存在感を示せるのか。こうしたなか、ベストセラー作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏らが立ち上げた「日本保守党」が先週末、大阪・梅田で行った街頭演説に想定を大きく超える聴衆が集まったことが注目されている。「リベラル」「親中・媚中派」では大逆風を止められないとの声を受け、自民党保守派の高市早苗経済安全保障相は15日、自身主宰の勉強会を発足させる。フジテレビ上席解説委員の平井文夫氏は、LGBT法成立で離れた「岩盤保守層」が、岸田自民党の「敵」となったと分析した。

税金を滞納していた財務副大臣がようやく辞任した。その日に出たFNN(フジニュースネットワーク)と産経新聞の世論調査で、岸田文雄内閣の支持率が8ポイント近く下落し、20%台(27・8%)になったことが「引き金を引いた」という記者の解説を見たが、辞めなかったから支持率が下がったのではないのか。

普通の感覚なら、徴税が重要な業務である財務省のナンバー2が税金を滞納していたら、即刻罷免されるはずだ。だが、官邸は「これで辞めるとあしき前例になる」として副大臣に辞任を求めなかったという。これは相当マズい。

週末に驚くべき映像を見た。ベストセラー作家の百田尚樹氏らが立ち上げた日本保守党の大阪での街頭演説が、想定以上の人が集まって危険であるとして、警察の要請で中止となった。

確かに、ものすごい数だったが、ほとんどの人が静かに百田氏の演説を待っていたのも意外だった。小泉純一郎首相が2001年に勝った自民党総裁選の遊説で、北千住駅前(東京都足立区)に数万人が集まったときのことを思い出した。

「政治の変化」を熱望する人たちが、街頭演説を聴こうと足を運ぶ、まさに「民主主義の原点」の光景だ。だから、わずか30分で中止になったのは残念だった。

「警備がおろそかだった」との批判がある一方、日本保守党によると「人が将棋倒しになっている」という通報があったが、実際に将棋倒しの事実はなかったということで、街宣を妨害するための虚偽通報の可能性も指摘されている。

いずれにしても、政治に対する有権者の強いエネルギーが、今後どこに行くのか非常に気になる。そして、ここまでヒートアップしている根っこは岸田政権への不満だ。

日本保守党の結党宣言には、「LGBT理解増進法にみられる祖国への無理解によって、日本の文化や国柄、ナショナル・アイデンティティーが内側から壊されかかっています」とある。


このLGBT法の成立を境に「岩盤保守層」が自民党支持から離れた。だから支持率が低迷している―とよく言われるのだが、実は離れただけではない。彼らは敵に回ってしまった。

今回の「減税騒動」では、当初多くの保守派論客が岸田首相に減税を求めた。政府は賃上げのための法人税減税や低所得層への給付金を考えていたのだが、この「減税圧力」に負けた岸田首相が突然、所得減税を打ち出した。

しかし、保守派はこれを「ショボくて遅い」とさらに罵倒し、「どうせ、この後に増税するんだろ」とあおった。これに保守派でない人たちも同調した。所得の多寡に関わらず国民は「税」に常に敏感に反応する。

保守派が火をつけた「減税騒動」は、今や「岸田政権を倒せ」というムーブメントにもなりかねない勢いになっている。これが「岸田降ろし」だけで終われば実は御の字で、もしかしたら「自民党は下野せよ」ということになるかもしれない。←引用終わり


高市早苗も、
政府の一員{内閣の閣僚」だとの言い訳(理由)で、LGBT法案には賛成した事は隠しても隠せない。
いま、仲間集めに「政策研究グループ」を形成したそうで、呆気の「杉田水脈」が草履取りでは、余計に仲間が寄りつかぬと自覚したのか?本当に大切な仲間が必要だと悟ったのか、椅子と帽子を得るには「友達と仲間」の大切さを身に沁みて識ったのか?
それなら、周囲の仲間や人を、上から目線で小馬鹿にするモノ言いを止めよ!


引用開始→ 親中リベラルではダメ!高市早苗氏が決起、現職閣僚では異例の勉強会発足 次期総裁選に向け岩盤保守層の呼び戻しなるか
(夕刊フジ 2023.11/15 11:52)

政界有数の保守政治家である高市早苗経済安全保障相が15日、自民党内に勉強会を発足させる。現職閣僚としては異例の動きで、来年秋の総裁選に向けて党内の支持基盤を固める意向とみられる。内閣支持率の急落に直面する岸田文雄政権だが、リベラル・親中色の強まりを嫌気する「岩盤保守層」の離反が加速したとの観測もある。「女性初の宰相」としても期待される高市氏の動向が注目を集めそうだ。

勉強会の名称は「『日本のチカラ』研究会」で、高市氏自身が会長に就く見通しだ。15日に初会合を開き、初回は日本大学危機管理学部教授の小谷賢氏から「インテリジェンス」のレクチャーを受ける。小谷氏は、防衛省防衛研究所主任研究官、英国王立統合軍防衛安保問題研究所客員研究員などを歴任したスペシャリストだ。

同会は今後、月に数回のペースで会合を開く予定というが、狙いはどこにあるのか。

ベテラン議員は「岸田政権で、自民党は『保守層』の支持を失った。保守派が一致結束しなければならない危機だ」と語る。

最近の世論調査では、自民党支持層の内閣支持率が急落している。中でも、LGBT法の拙速な法制化や、中国が、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に無断で設置した「海洋ブイ」について、毅然(きぜん)とした対応を取れない外交姿勢などが、岩盤保守層の反発を招いているとされる。

中堅議員は「自民党を支えてきた岩盤保守層の支持を取り戻すには、保守派の政治家が〝主導権〟を取り、党をリードする姿をみせるしかない。『ポスト岸田』が親中リベラルでは、二度と保守層の支持は戻ってこない」という。高市氏は旗頭というわけだ。

その先には、次期総裁選もある。

2021年の総裁選で、安倍晋三元首相は高市氏を推した。岸田首相に敗れたが、高市氏自身は、総理・総裁に強い意欲を示し続けている。

今後、「ポスト岸田」の動きが加速するのか。

政治評論家の有馬晴海氏は「岸田首相の『次』は具体化しておらず、『運動』としての広がりはない。目的をつくって塊を形成するのは重要で、早く手を挙げた高市氏に支持が集まる可能性がある。一方で、高市氏は無派閥で直系の『親分』『子分』がいない。どれだけ支持が広がるかは不透明だ」と語った。←引用終わり


青山繁晴氏が、自民党の総裁選に立候補するとの挑戦状を表明し!
自民党の下位組織が機能停止せず(死んでない)なら、党員投票では圧倒的で絶大な支持を集め得ることだろう。
小泉純一郎の総裁選での戦い(煽り)方に倣え!


引用開始→ 青山繁晴氏、自民総裁選出馬へ 「野望ではなく、やむにやまれずという思い」 岸田首相に嘆き、中国ブイ即時撤去の決断促す
(夕刊フジ 2023.11/11 15:00)

沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に中国が無断で海洋ブイを設置した問題で、自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会(護る会)」は10日、ブイの即時撤去を求める岸田文雄首相宛ての提言書を提出した。護る会代表の青山繁晴参院議員は「日本は中国に値踏みされている」と述べ、首相に決断を促した。次期党総裁選への「出馬」についても真意を語った。

「中国がわが国の度重なる抗議に耳を貸さず、ブイの撤去に応じないのであれば、政府は(中略)『海洋ゴミ』として、粛々とブイの撤去を実行すべきである」

青山氏は7人の議員とともに首相官邸で森屋宏官房副長官と面会し、ブイの即時撤去を求める緊急申し入れを「護る会のメンバー93人の総意」として手渡した。青山氏は「『総理の覚悟の問題』であると伝えてほしい」と述べ、別の議員も「(来週にも開催で調整中の)日中首脳会談を意義あるものにするためにもブイを撤去すべきだ」と首相への伝言を頼んだという。

中国が設置したブイについて、日本政府は国連海洋法条約に「撤去」に関する規定が明文化されていないことを理由に、抗議と撤去要請にとどめている。青山氏は「総理が政治責任を背負って決断すべき場面で、それがなされていない」と嘆いた。

青山氏によると、2日の党外交部会で、政府側から「ブイの外見は気象観測用に見えるが、データが送信されたり回収された形跡が見られず、使っているとは思えない。設置の目的は日本がどう反応するかを見ているものと思われる」と説明があったといい、青山氏は「日本は中国に瀬踏み、値踏みをされている」と話す。

青山氏は10日朝に出演したインターネット番組「帰ってきた虎ノ門ニュース」で、「岸田政権になってから自由民主党内の部会などの議論が官邸に軽く扱われている。議院内閣制の破壊にも繫がる。総裁を選び直さなければいけない」という趣旨を述べ、次期総裁選には「出ます」と明言した。

この発言について青山氏に問うと、「野望ではなく、やむにやまれずという思い」と答えた。出馬に必要な20人の推薦人確保は未定だという。

岸田首相が年内の衆院解散見送る方針を固めたことについて青山氏は、「党内の雰囲気がガラッと変わった。特に振り回された若手議員たちからは憤懣(ふんまん)が出ている。岸田政権は(総裁の任期満了の)来年9月までもたないのではないかという声も党内では聞かれ始めた」と明かした。

青山氏は6月にはLGBT法案の反対を明言して採決を退席した。←引用終わり

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2023/11/14

日本保守党、百田、有本、河村の揃い踏み「大阪・梅田」で初街宣は社会に不平不満を持つノンポリのヤジウマが1万人ほど押し寄せ大混乱の内に中断す

大阪・梅田へ初見参し、街頭演説に集まった聴衆が、その数ざっと1万人。
地上の歩道を、ビル間を結ぶデッキは立錐の余地もなく。
雑踏整理に急遽、警察、消防が駆けつけ、演説は有本、河村、百田の3名が短時間をリレーし30分弱で切り上げたとか。

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それを巡り、X(ペケッター)上では、熱を帯びる者、揶揄し批判する者、互いが吾こそは正義の味方なりと、滑稽な泥団子を投げ合う。
挙げ句の果てに、リベ珍ヒダリの Share News にまで同情され揶揄われ・・・
現場を観たワケではないのでナンとも言えませんが、


メディア各社「新聞、地上波TV、AM放送、スポーツ紙、通信社、各社電子版など」は、報じず触れず一切なかった事のよう・・・
それを巡り、場外乱闘の如く喧しい限りで。
X(ペケッター)上では、喧しい程に「賛意」と「共感」に加え「警察の圧力」と非難する声が飛び交い。
一方では、カネで動員したのだろう(いつも、それをやっている側はホンネを吐露し)と。


それを、日曜日の暇な時間に退屈凌ぎで眺めて過ごしました。
チョイとした皮肉を述べりゃ、
「1968年の春が再現されたか、ノンポリながら社会に不満を持つヤジウマが、いきなりアジられ街頭行動に飛び出してきた」とも言え。
いまは「熱」があり、大きな声で指し示される方向を見て、激しく同意し、一つの流れとして街頭行動に参加し「ガス抜き」の糞慢を投げつけた。
その高揚した流れと、実に似通っているなぁ!


街頭行動に出る「ヤジウマ」は、基本がノンポリで、アジり方とアジりの熱量により動きが変化するワケで。
例えば、いまも賑やかな「日本大学」が経営陣「理事会」の不正を学生が糺した一連の要求運動は、高揚し蔵前にあった「日大講堂」で、殆どノンポリの気持ちが熱いだけの日大全共闘は、巨悪のカシラ「古田会頭(理事長)」を団交で追い詰め全面的に非を認めさせ勝利したが、秋には逆襲され翌年から翌々年にかけて追い詰められ放逐された。
その追われる過程ではノンポリのヤジウマは砂のように消えた。


また同年7月に東京大学は、日本の知性を象徴するとされた大河内一男総長と東大全共闘はノンポリのヤジウマを含め安田講堂での団交で、論理的にも圧倒し全面勝利したが、その後は東大全共闘は目標を喪い、翌年の1月に東大は入試を中止しても警視庁の機動隊を総動員し、安田講堂を占拠する者を一斉に排除し逮捕し正常化へ向けた権力行使を断行し、結果はチリジリばらばらになった。


この激しい攻防戦でも、当初は熱かったノンポリのヤジウマは一斉に姿を消し、素知らぬ顔で東大全共闘を非難する側にも転じた。
ノンポリのヤジウマは、基本的に「砂」であり、水分を含み湿っている間は堅い結束力もあり、有効な塊だけれど、乾けば直ちに個別の砂に戻りバラバラになるのはお約束の事だ。


ゆえに、掴もうとする砂には「水分」を与え続けないと消えてしまう。
しかしながら、また、何処かへ水分を求め彷徨い続けるのだ。
だから「政治」はアジり続け、刺激を与え汗を出させ、次にカネを撒き惹き付けるのだ。
その頂点が「パンとサーカス」の提供という事になるワケで。
すなわち餓えを凌がせ「パンを喰うためのカネ」を与え。
暇な時間を無駄に過ごさせながら充実感を満足させる「イベント(例えばスポーツゲーム)」で手に汗をとなり、有効な「ガス抜き」をするのだ。


11月11日の出来事は、社会的な不平や不満を貯め込んだノンポリのヤジウマが、恐いモノ見たさで押しかけた結果とも言える。
政治を変えるには、選挙に勝つ必要があり、それには適切で有力な候補者が必要で欠かす事はできない。
物見高いノンポリのヤジウマだけでは一過性に過ぎず土台は無理な話なので。


日本保守党の元は「虎ノ門ニュース」の熱心なコアゆえに、一定程度ながらも多くが「軸の知性や理論を共有」しようと考えるのではないか、ゆえにノンポリのヤジウマも熱く期待を寄せるのだろう。
まずは、それを確認しようと大阪・梅田へ押し寄せたのだろう。
百田、有本、河村の3名に、北村弁護士が
「板垣死すとも自由は死なず」の精神で、
「百田と日本保守党は斃されても、日本の伝統や社会文化は斃れず死なず」の精神で踏ん張られる事を期したいと存じます。


所管の曾根崎警察署から、人が集まり過ぎ(雑踏で)危険だと、
「中止の要請」があったとの事で、要請を受け入れ短時間で終えた。
それを巡り、百田氏と有本氏が心境と状況を「X」へペケッターし、
早速、喰らい付いたメンメンが、拡散し炎上し果てしなく燃え上がり。
まぁ「夕刊フジ」が、報じたようですが。


体制側の新聞各社は、12日が日曜日、13日は新聞休刊日で、手薄でもあり、一つの政党の広告塔に手を貸すことはナイと!
まぁ、ざっと1万人も集合するとは誰も思いもよらず想像もできずだったかと。
かといって、道路使用許可を与えた警察も「止めろ」とは言えず。
妥協の末に「中止要請」と、警察は雑踏整理に取り組んだ、消防は事故に備え取り組んだ、救急は身体生命の危機に備えた。
日本保守党は、曾根崎警察署の要請を受け入れ、街頭演説を短時間で切り上げ終えた。
「モヤッ」とする何かが残っても、互いに傷付け合う事は得策ではないので・・・


まぁ、分かった事は、ノンポリのヤジウマは煽り次第という現実が目の前に現れたというワケで。
1990年代は細川護熙の「日本新党」に煽られ、
2000年代は小泉純一郎の「自民党をブッ毀す」に煽られ、
2008年の大阪は橋下 徹の「大阪維新の会」に煽られ、
同様に、鳩山由紀夫の「民主党」に煽られ、夢見の幻覚を煽られ見せられ、
2012年から安倍晋三に巧く煽られ踏み付けられ支持したが、何もせず虚飾の積み上げに終わった。
2023年には、そのフラストレーションから、百田尚樹氏と有本香女史の「日本保守党」が「虎ノ門ニュース」を基軸に煽り上げ。
ノンポリのヤジウマは狂喜し熱烈に支持の声を上げ・・・
(いまココ)


引用開始→ 日本保守党が大阪街宣 有本氏「日本を豊かに強く」 河村氏引「国会も地方も『議員の家業化』ストップ」 百田氏「今のままでは日本が壊れる」
(夕刊フジ 2023.11/11 21:06)

ベストセラー作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げ、名古屋市の河村たかし市長が共同代表として加わった「日本保守党」が11日夕、大阪市のヨドバシカメラマルチメディア梅田前で、初めての大阪街宣を行った。3氏の演説に聴衆は盛り上がったが、想定以上の人々が集まり、大阪府警からも中止要請があり、約30分ほどで中止となった。同党の勢いが感じられた。

「やっと、大阪、関西にあいさつに来ることができた。日本はこの30年間、サラリーマンの給与が全然上がっていない。大阪も同じです。これは大変な問題です。『日本を豊かに、強く』するには、大阪をもとのように豊かに、強くするしかない。そのために日本保守党を立ち上げた」
事務総長の有本氏は最初にマイクを握り、こう訴えた。背後などのデッキ上を入れると、数千人から1万人を超えそうな聴衆からは拍手と、「そうだ!」「日本を立て直すぞ!」といった声援が上がった。

河村氏は「日本で一番給与が安い市長です。日本では、税金を払う方はどえらい苦労しているが、税金で食っている方は極楽です。国会も地方も『議員の家業化』をストップせんといかん。長くやることばかり考えて、言ってきたこととコロッと違うことを言っている。ウソに包まれた日本の政治。これをつくり変えるしかない」などと呼び掛けた。
聴衆からは「世襲ばっかりや!」という声や、拍車が起こった。

続いて、百田氏がマイクを握り、話し始めた。
「私が日本保守党を立ち上げたのは、いろいろ理由がありますが、今のままでは日本が壊れるからです。半年前までは、政治の世界に入るなんて、微塵(みじん)も考えていなかった。今年6月、天下の悪法・LGBT法の可決を見て、『日本の伝統と文化、偉大な素晴らしい国、これが壊れてしまう。なんとかせないかん』『腹立つから、もうやるしかない』と」「大阪も変わりました」「大阪はもともと、モノづくりの文化がある。いろんなものを作って、日本を支えてきた」

このころから、数多くの消防車や救急車が集まり始めた。いくつものサイレンの音が響き渡った。「119番した人はいますか?」といった呼びかけが聞こえた。
有本氏は「何が起きているのか分かりませんが、警察や消防の車両がたくさんきていますが…」と心配した。

百田氏は「(大阪府警)曽根崎署から『危険な状態が近づいている』ということで、『中止してくれ』と言われました。あと、5分だけお願いしました」といい、こう語った。
「日本は30年間、給与が上がっていない。そういう国は世界にいくつもあるが、『なるほどな…』と分かる。ただ、日本人は世界でもっとも勤勉で誠実。にもかかわらず、給与が上がらないのは『政治のせい』です」←引用終わり


日本保守党の大阪初街宣」に伴う、警察・消防・救急を巻き込む大混乱を引き起こしたのは、
梅田(ヨドバシカメラ前)の日本保守党の街頭演説で「人が将棋倒しになっている」との1本の虚偽電話からだと。
電話をかけた人物は記録から特定できる。


その事実と意図を掌握し、悪質な妨害行為と判断できれば偽計業務妨害として法の適用を考えるワケだが・・・
まぁ、偽計業務妨害を立証するのは難しい一面もあるため、警察は慎重だろう。
しかしながら、悪質な妨害意図を隠し持つなら、妨害目的は十二分に達成したと言える。


これは、十重二十重に選挙の街宣への妨害を考慮し警察官を配置しても、東京は秋葉原で、北海道は札幌で、正面から組織的な妨害ヤジや街頭演説を上回る音量で実質的な妨害行為を止める事ができなかった。
検挙し逮捕しても、立件できずに「言論・表現・批判の自由」を掲げるメディアの袋叩きに曝されるという事になる。


日本保守党も、ヤジや妨害行為に対処できる街宣防衛要員を獲得し、適切に配置する必要があるだろう。
まぁ、現代社会は「新撰組」が突然に現れ斬りかかる事もなく、
はたまた「天誅組」が「錦旗」を掲げ、襲いかかり打ち壊し焼き討ちする事もない。
とにかく、ノンポリのヤジウマは、怖いもの見たさも手伝い、日頃から抱える社会的不満や不平を投げつけ、受け止めてくれる相手(政治)を求めている。


そんな社会で、産声を上げた「日本保守党」に期待し、その街宣を聞こうと駆けつけたのだろう。
その数が、ナンとザッと1万人に及んだ事で大混乱を衝かれ、結果は偽計業務妨害を受けたと言うべきか。
(当日の現場を観ていないのでナンとも言えませんが)


引用開始→ 日本保守党の大阪街宣〝大混乱・中止〟の裏、夕刊フジが追跡 「人が倒れている」と通報も…搬送者なし
(夕刊フジ 2023.11/13 10:17)

ベストセラー作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」が11日、大阪・梅田で初めてとなる「大阪街宣」を行った。ところが、大阪府警が、想定以上の人が集まって危険があるとして中止を要請し、わずか30分で終了した。「人が倒れている」との通報が府警にあり消防車と救急車計23台が出動したが、搬送者は確認されていない。SNSでは、聴衆の安全確保に問題があったとの指摘がある一方、日本保守党の支持者らからは、通報が「街宣妨害」を目的としたものだったのではとの声もある。大混乱の現場で何が起きていたのか。府警や消防を取材した。

「(府警)曽根崎署から『今非常に危険な状態が近づいている』ということで、『中止してください』という要請がありました」

街宣が始まってから二十数分後、代表の百田氏はこう、聴衆に異常事態を告げた。

百田氏と事務総長の有本氏、共同代表の河村たかし名古屋市長が顔をそろえて大阪・梅田で行われた街宣は、同党の想定以上の人々が集まったため、午後6時開始の予定を繰り上げて5時50分ごろに始まった。

当初は静かだった現場に異変が起きたのは、スタートから約10分後。消防車のサイレンが演説の声をかき消すように鳴り響いた。その後も現場周辺に集まる消防車や救急車の数は増え続けた。曽根崎署の要請を受けた百田氏が冒頭の発言を行い、間もなく街宣が終了した。

日本保守党が大阪街宣 有本氏「日本を豊かに強く」 河村氏「国会も地方も『議員の家業化』ストップ」 百田氏「今のままでは日本が壊れる」

大阪市消防局に当時の状況を聴くと、午後5時54分ごろに府警本部から、街宣現場に「負傷者が多数いる」との連絡があり、消防車と救急車計23台が出動した。搬送者は確認されなかったという。

現場を管轄する曽根崎署によると、5時49分ごろ、通行人から、街宣が行われていたヨドバシカメラマルチメディア梅田前付近の歩道橋で「人が倒れている」と通報があり、消防に連絡したという。

同署は、中止要請の理由について「かなりの人数が集まり、雑踏事故が起きそうだったので、こちらから『中止も検討してください』と投げかけた」と説明する。

結果的に事故は起こらず、負傷者も確認されなかった。SNSでは通報について「妨害する意図があったのでは」とする声の一方、「雑踏での警備をおろそかにしている」との批判もある。

曽根崎署は「人が大勢集まっており、悪意のあるものとは考えづらく、一概に『いたずら』ととるのは難しい。演説者にも(消防車などの出動について)説明し、納得いただいている」と話した。

有本氏は夕刊フジの取材に「当日は河村氏率いる地域政党『減税日本』のスタッフや大阪のボランティアが多数警備に入ったが、想定をはるかに超える人が集まり、一部で通行が滞る場所も出てしまった。サイレンで演説が聞こえなくなったので中断を決めた。より多くの人を配置すべきだったことが反省点だ。不可解なのは『街宣をやめます』と言った途端にサイレンがやんだことだ。通報も悪意のある虚偽通報ならば憲法で保障されている権利(集会や言論、表現の自由)の侵害になるので気になる。ただ、警察の方から説明を受け、面識もできた。他の街宣を経験している周辺施設からもいろいろ教えてもらった。大阪は百田氏が生まれ育った街で、豊かな街でもある。大阪が元気になれば日本も元気になれる。今回の反省点を踏まえ、大阪でまた開催することを検討したい」と語った。←引用終わり

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2023/11/13

もぉ、ガザで「ハマス」は完全に詰んでいるが、最後の一兵までガザ市民を楯に人質を武器にした楯で「聖戦」と称し人間爆弾を突撃させても戦うだろう

いよいよパレスチナ・ガザを拠点に立て籠もりゲリラ的に破壊戦を敢行する「ハマス」との戦闘は決戦の場に!


最大拠点が、最大の病院という、如何にも人を盾にする汚い「ハマス」らしい事だ。
「病院には、1万5千人の収容者がいる」と、ハマスは国際社会へパレスチナのメディアを利用し、中東全域へアルジャジーラなどでイスラエルは非道だとの非難を拡散し。


チョイと冷静に考えてみよ!
1万5千人を収容する建造物って、相当な規模で統治も含め、混乱なく仕切るには相当程度の高度な統治能力が要求されると考えるが。
そこへ逃げ込んだガザのパレスチナ人は「命からがら」だったのだろうが、それは相当な「カオス空間」だろうと考える。


その現実的なカオスを形成した張本人は、何を隠そう破壊テロのゲリラ戦を、ビジネス業務(彼らへの支援金を得るため)として仕掛け敢行し続ける「ハマス」そのもので、親玉の代表はカタールでぬくぬくと王侯貴族の暮らしを安全な環境の下で送っているから、お笑いもお笑いも大笑い開眼だ!


引用開始→ シファ病院に1万5000人、迫るイスラエル軍の戦車…爆発は「ガザのテロ組織が発射」と主張
(讀賣新聞 2023/11/11 11:30)

 【エルサレム=倉茂由美子、ワシントン=田島大志】米CNNなどによると、パレスチナ自治区ガザ北部に地上侵攻しているイスラエル軍は10日、ガザ市中心部にあるシファ病院や学校などを相次いで攻撃し、複数の病院を包囲した。イスラエル軍は10日、民間人の退避ルート「人道回廊」を通じ2日間で約10万人が南部に避難したと発表したが、住民の犠牲は拡大している。

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 ロイター通信は、イスラム主義組織ハマスが実効支配するガザ当局の情報として、避難中の住民3人が攻撃で死亡したと伝えた。イスラエルは人道回廊の安全確保のため1日4時間の戦闘休止で米国と合意した。
 シファ病院では10日、大規模な爆発が発生した。中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラなどはガザ保健当局の情報として、9日夜以降の攻撃で少なくとも13人が死亡したと報じた。

 英BBCによると、シファ病院には約1万5000人が残っておりイスラエル軍の戦車が約100メートルの距離に迫っているという。
 イスラエル軍は声明でシファ病院の攻撃被害に関し「ガザのテロ組織が発射したものだ」などと関与を否定した。イスラエルはハマスが公共施設の地下に拠点を構えていると主張する。
 ガザ市中心部のクドゥス病院でもイスラエル軍の銃撃で死者が出た。小児病院など複数の病院が包囲下にあるとされる。学校への攻撃では少なくとも20人が死亡した。

 米国のブリンケン国務長官は10日、訪問先のインドで「あまりに多くのパレスチナ人が殺され、あまりにも多くの人々が苦しんでいる」と強い懸念を表明した。
 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は職員の死者数が10日、101人になったと発表した。イスラエル政府は10月7日以降のイスラエル人の死者数を約1400人から約1200人に下方修正した。←引用終わり

20231109-1
(地下トンネルの解説図はBBC)

引用開始→ ガザ病院攻撃に米高官「患者が殺されるのを見たくない」…イスラエル側にも懸念伝える (讀賣新聞 2023/11/13 09:14)

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官は12日放送の米CNNのインタビューで、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの病院を標的にしていることについて、「病院で銃撃戦が起き、患者らが負傷したり殺されたりするのを米国は見たくない」と述べた。イスラエル側にこの懸念を伝えていることも明らかにした。

 サリバン氏は、イスラム主義組織ハマスが武器庫や戦闘員の居住スペースなどとして病院を利用してきたと指摘した。その上で「テロリストと市民を区別しながら作戦を遂行するのはイスラエルにとって負担だが、戦争のルールに従って行動する責任が軽減されるわけではない」とイスラエルに対応を求めた。←引用終わり


引用開始→「ガザ、病院は機能不全に」 レバノン国境でも交戦 イスラエル・ハマス大規模戦闘
(産経新聞 2023/11/13 08:44 佐藤 貴生)

【カイロ=佐藤貴生】パレスチナ自治区ガザのイスラム原理主義組織ハマスに対するイスラエル軍の攻撃で、ガザ北部の人口密集地、ガザ市にあるシーファ病院など主要な病院は負傷者の治療などができない状況になりつつある。ロイター通信などが12日、ガザの保健当局や国際支援組織の話として伝えた。

シーファ病院では電力や燃料不足で暖房が使えず、新生児3人が死亡したもよう。世界保健機関(WHO)は同病院と連絡が取れなくなったと明らかにした。パレスチナ赤新月社はガザ北部の主要病院のアルクッズ病院でも、医薬品や食料、水が欠乏し治療などが不可能な状態だとしている。

イスラエル軍報道官は11日、北部の病院からの乳幼児らの避難を支援すると語ったが、ガザの当局者は避難方法などについて連絡がないとした。

イスラエル軍は北部の主要病院の地下や周辺にハマスの軍事インフラの中枢があるとみて攻撃しており、12日も南部に退避するよう求めた。北部の難民キャンプで戦闘が激化しているとの情報もある。ガザ当局は12日、南部ハンユニスでも空爆により13人が死亡したと述べた。

一方、レバノンの親イラン民兵組織「ヒズボラ」は12日、国境付近のイスラエル軍に攻撃したと述べた。イスラエル軍は対戦車ミサイルが撃ち込まれ反撃したとしている。

12日にはガザの外国旅券保有者と負傷者計約80人がエジプトに出た。対象者の出域は10日に停止して以来初めて。この日は少なくともトラック80台がガザに入った。←引用終わり

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2023/11/12

寝惚けた「民主主義の理想」を掲げ自縄自縛でイスラエルに蛮行ヤメロと、一方「アッラー アクバル(神のご意志)」と人を人とも思わぬハマスを擁護するか

パレスチナとイスラエルが、
「互いに理解し合い、尊重し合い、扶け合い共に生きる」
これは、互いに「平静で平穏な環境」でなければ成立しない。

この短いインタビュー(レポート)記事を、よくよくご一読ください。

何が原因か、何により破壊戦争が続くのか、イスラエルの存在は悪か?


WWⅡの反省で「国連」は組織され、その総会決議の下に国家建設されたイスラエルの存立が「原因」だと愚かな発言を為した国連のグテレス事務総長は、なぜ居座っているのか。


この間、70年以上にわたり、無能で無責任な国連は何もせずウロウロしただけで、有効な知恵も出さず「パレスチナ」を放置し続けたのだ。
これこそが、国連の無能を示し余りあり、現在に至るパレスチナ問題の悲惨な巌根ではないのか。


一方に、剥き出しの憎しみがあり、それを煽る事が主目的の暴力手段があり、それが無知な民を狭い「宗教の教え」として強制し、兵力の組織に組み入れ「聖戦」の思想を吹き込み強要し平然と人を武器とする。


強要された側も「無定見」を比較する知恵(事)もなく、言われ唆されたまま厭わず「自爆攻撃」に出る。
これが、基本的な半世紀(50年)だった。


この間に進化したのは「ハマス」が受けた「軍事力強化」による作戦展開の高度化だろうと言われている。
それを可能にしたのは「イラン」である事は間違いない。
「イラン」は自らの中東支配「大ペルシャ」の再構築を目指し浸食を増している。
「ロシア」の弱みに付け込み付け入り、プーチンを手懐け暗黙の了解の下で協力関係を固め我がもの顔だ。
イスラエルとヨルダンにサウジアラビアを囲むように、パレスチナでは「ハマス」をレバノンでは「ヒズボラ」をイエメンでは「フーシ」を手懐け助け手の内に加え、外周の強力な戦力として地域を威迫し続けている。


「ハマス」は、対イスラエル攻撃が彼らの存在基盤として、資金援助を獲得するための「産業(ビジネス)」であり、彼らの最重要の「モノ造り」でもある。
ゆえに「パレスチナの民」の命などは、どうでもヨイのだ。
「ハマス」を指揮する指導者は、彼らの生活が安寧であり「王侯貴族」が保障されるなら、亡命先のカタールから適当に指示命令を発揮すれば、イランからカネは贈られる。


「ハマス」は、イスラエルの手で「ガザ」の破壊が派手に進めば、国際世論に訴えガザのパレスチナ難民へ、国連機関を通し民生援助が「物資も資金も」拡大する。
それを強奪すれば懐は傷まない。良心の呵責など考え負う事もない。


総ては「アッラー、アクバル(神のご意志)」を唱える事でチャラになる。
こんな馬鹿げた世界(独善の都合良い価値観)を相手に、民主主義やら人道主義やらを掲げる側へ、「ハマス」はイスラエルの蛮行だと報じさせ、同情を買い「ハマス」は正当で、イスラエルは邪悪だと言い続け、歳月が経過すると、またもや破壊戦争を仕掛け、無知なパレスチナの民を煽り、戦争の悲惨をモノともせず「アッラー アクバル」を唱えるワケで際限がない。


引用開始→ ガザ取材30年、見逃した二つのこと 共生「永遠に不可能」―イスラエル人ジャーナリスト
(時事通信 2023年11月11日 13時39分)

 私は何を見逃していたのだろう―。パレスチナ自治区ガザを30年以上取材してきたイスラエル人ジャーナリストのシュロミ・エルダール氏は、10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル急襲以降、自身に問い続けている。

 ◇越えた一線
 エルダール氏はガザを実効支配するハマスに精通し、後に最高指導者となるハニヤ氏の単独インタビューも行ったことがある。監督を務めたドキュメンタリー映画「いのちの子ども」(2010年公開)では、難病を抱えたガザの赤ん坊を救うためにイスラエル人とパレスチナ人が協力する姿を描いた。

 それでも、時事通信とのインタビューで「私は二つのことを理解していなかった」と振り返る。一つは、ハマスのガザ地区トップ、ヤヒヤ・シンワル氏の人物像。そして、ガザの若者のことだ。
 シンワル氏は11年の捕虜交換でイスラエルから帰還した1人。より危険視されていた人物もいたが、釈放当日、バスに乗る人々とは別に、黒塗りのメルセデス・ベンツに乗り込んだのがシンワル氏だった。その後、指導者の1人になったシンワル氏は、他の囚人奪還を誓ったという。
 エルダール氏は、ハマスはかつて軍事部門と教育や医療などを行う福祉部門がバランスを取り、「ハマスの活動を危険にさらす一線は決して越えなかった」と指摘する。しかし今回はそれを大きく逸脱。仲間の奪還という目的達成のためには犠牲もいとわないシンワル氏の人間性が反映されたとみている。

 ◇「もうたくさん」
 ハマスは05年にイスラエル軍と入植者が撤退した後の07年にガザを実効支配。ガザは同年、イスラエルに封鎖された。
 カタールなどからの資金を市民生活の向上に充てずに武器や地下トンネルの整備に費やし、貧困の原因はイスラエルにあると若者に教え込んだ。07年以降に生まれた世代は、イスラエル人を一度も見たことがなく、「イスラエル人は怪物だ」というハマスのプロパガンダに「洗脳されている」とエルダール氏は説明する。

 今回の襲撃で、ガザの重病人をイスラエルの病院に送り届けていたイスラエル人ボランティアもハマスに殺害された。エルダール氏は「いつか和平が訪れると信じていた人たちだ」と怒りをにじませる。
 「もうたくさんだ」。エルダール氏は取材中、そう繰り返した。ガザに対する見方は変わった。「(共生は)永遠に不可能だ。ガザの体制が変わってもだ」とも言い切った。
 「いのちの子ども」に登場した赤ん坊は少年に成長し、ガザで暮らしているという。電話で無事を確認できたと話した時は、安心した表情をのぞかせた。←引用終わり


パレスチナの安定と平和な再建を誰が負うのか?
今回、これを避けては、永遠に「解決」できず、同じ事を繰り返すだろう。


国連が、
本当に「平和」の機関であるなら、
国連事務総長は、その職を賭して「安全保障理事国」へ働きかけ、
全世界の支持を集め、身勝手な事を平然と行う「ロシア」「中国」「米国」を国際世論で非難させ孤立させても、国連が世界の平和と地域の安定に向け「イラン」と配下の「ハマス」「ヒズボラ」「フーシ」を摘発し潰滅させる事に全力で取り組み、法の「秩序」と「規律」を打ち立てなければ、世界の平和も、地域の安定も、全くの絵空事で終わるだけだ。


「国連」には喧しい「議論モドキ」はあっても、
求められる「議論」はなく、互いの「批判」と激しく口汚い「非難」だけだ。
「ガザ」の自治政府を誰がどう担い、今日の無秩序な混乱を生み、究極の混沌を創り出したのか、背後で温々と「私腹」を肥やすカタールへの亡命滞在者を含め適正に処罰し「法に因る秩序と規律」を厳格に創出し提供できなければ、この戦闘で命を喪った1万を超える人の霊は救われないだろう。


引用開始→ 戦後統治、誰がする? 「ハマス後」のガザ―自治政府の能力に疑問符・パレスチナ
(時事通信2023年11月12日 06時49分)

 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの壊滅を掲げるイスラエルの攻撃が続く中、戦闘終結後のガザ統治の在り方について、各国から意見が出始めている。しかし、イスラエルを含め「ハマス後」を想定した具体的な将来像は、まだ描けていない。
ハマス大規模テロ攻撃◆「最恐」のスパイは大失態を犯したのか?

 ◇「2国家共存」が不可欠
 ブリンケン米国務長官は8日、東京都内で記者会見し、ガザ住民の強制退去や、イスラエルによる再占領などを認めない姿勢を強調。戦後統治に関し「パレスチナ人の声と願望を中心に据えなければならない」と語り、将来的にはパレスチナ自治政府がヨルダン川西岸と共にガザも統治することが必要だと訴えた。

 パレスチナ通信は、アッバス自治政府議長が「パレスチナ国家」樹立を認める「2国家共存」の枠組みの下であれば「責任を引き受ける」と表明したと報じた。パレスチナ側は西岸、東エルサレム、ガザを将来の国土と見なしている。パレスチナ解放機構(PLO)のシェイフ事務局長も米紙ニューヨーク・タイムズに、3地域を包括する政治体制について「イスラエルに順守させる真剣な取り組み」を米国に求めていると語った。

 衝突前にガザで行われた世論調査結果では、7割がハマスではなく自治政府の統治を望んでいた。しかし、自治政府は長年、汚職の問題を抱え、独裁的と評価されるアッバス氏の求心力は低下。統治能力が疑問視されている。
 イスラエルとパレスチナの和平交渉は2014年に中断。ネタニヤフ政権は対パレスチナ強硬路線を取っており、米政権が関与してもイスラエルに自治政府の要求を受け入れさせるのは困難だ。

 イスラエルの著名ジャーナリスト、エフード・ヤーリ氏は、自治政府が「(ガザ統治の)候補者ではない」と語り、エジプトやサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)が積極的に関与する重要性を強調。当面ガザを管理する国際的枠組みが必要だと指摘した。

 ◇見えないビジョン
 イスラエル政府から「ハマス後」の具体像は見えてこない。ネタニヤフ氏は6日、米メディアのインタビューに「無期限」でガザの安全保障の責任を担うと述べた。政府内でも「再占領」や長期的な部隊駐留を示唆していると懸念が高まり、ネタニヤフ氏は9日、米FOXニュースに「ガザを占領するつもりはない」と軌道修正を図った。10日の会合では「イスラエルが軍事的に管理することが、ガザ非武装化の唯一の方針だ」とも語っており、一貫した全体像は示されていない。

 戦時内閣入りしたガンツ前国防相は8日、治安情勢が落ち着いた後で「腰を据え、代替となる仕組みを検討する」と発言。「戦後構想」は計画段階にすらないことを認めた形だ。
 イスラエルの攻撃で、ガザはインフラを含め街や社会が著しく荒廃。将来像なく戦闘を続ければ、終戦後に混乱が深刻化することが危惧される。対処を誤れば、さらに過激化した武装組織の登場を招く恐れもある。

 イスラエルの世論調査によると、ハマス打倒後について、41%がガザからの撤退、44%が支配継続を支持。国民の意見は割れている。←引用終わり

塩野七生 先生、流石のご賢察とご見識:
ご指摘は全くそのとおりです。
極めて妥当な見解と支持いたします。


平和を保つには、その意義を認める思考論理が不可欠です。
併せて、何よりも「人が人として生きる事に伴う必要不可欠な理念の共有」が欠かせません。
その前提があり、その理解があり、その理念の共有があり、初めて統治が機能し効用を示します。


先ずは、如何に理に反すると言えども、広く国際社会が認めた事を否定しようと、如何に高邁な理屈を並べ起て、非人間的な手法を用い、非難しても根源の解決には結びつかないでしょう。
双方ともに想像力を大きく働かせる事が重要です。


例えば、
開戦の宣戦布告もなく、一方的に飽和攻撃と呼ばれる戦術手法で、軍事も非軍事も区別もなく、民間人の居住区へ短時間で5000発のロケット砲やミサイル攻撃をすれば、一般論として十倍以上の軍事力に開きがある被災国が、国家の存亡として攻撃側を非難し、同時に報復の軍事防衛行動に出る事くらい承知の事でしょう。


その反撃を甘く観ていたとすれば、本当にお粗末なテロ組織でしかありません。
況してや、民間人を240人「人質」に盗り連れ去り「人間の盾」とするなどの行為が許されるワケもないのは当然の事です。
なお、稚拙な事は、本来が中立な非軍事建造物である「病院」「学校」「宗教施設」「難民収容施設」を軍事上の出撃拠点にし、それぞれの地下をトンネルで結び、そこを拠点にゲリラ戦争を遂行しているなら、その中立であるべき非軍事建造物が「軍事施設」そのものなのであって、そこを攻撃されても対抗の余地はないワケで、ハマスは非人間的であったも、実に汚い戦術(方法)を採ったのかとしか言えません。


それを、国連の場で無能な国連が「ハマス」を口を極めて批判し非難しても、ハマスは痛痒にも感じないでしょう。
それを解決するのは、一方が「軍事的に圧倒し解体し尽くし納める以外に方法はありません」ので、寝言を言っても意味などないでしょう。
「平和を形成し、平和な社会を構築するには、圧倒的な軍事力による秩序の強制」が必要で欠かせません。


その点は、塩野七生 先生のご指摘と全く同じです。
人はローマの時代から、本質的にはナンらの成長もなく、実に下らない「争い」を愚かにも、10年に1度は、繰り返し繰り広げてきたのです。


引用開始→ 文化勲章の塩野七生さん、ガザ情勢語る「外部の国家が介入すべき」「平和には軍事力が必要」
(産経新聞 2023/11/10 18:31)

ローマ在住の作家、塩野七生さん(86)が10日、東京都内で文化勲章を受けての記者会見を開き、イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの情勢について「弾を撃ち合い、憎しみが堆積している当事者間だけで解決するのは難しい。(米国など)外部の国家が介入すべきだ」と語った。

さらに「平和のためには軍事力が必要。勝ち負けが付いた後に、勝った方が譲ることが重要だ」とも述べた。塩野さんは「ローマ人の物語」をはじめとした歴史巨編を多数発表。地中海世界を舞台に、キリスト教徒とイスラム教徒の衝突や共生についても描いてきた。

文化勲章の所感を尋ねると「どの組織にも属さず、推薦してくれる人もいないと思っていた。選考委員の誰かが、私の本を読んでくれていたのかもしれませんね」とほほ笑んだ。←引用終わり

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2023/11/11

PMキッシーは、オノレの黄昏はともかく「日本を黄昏れ」させ、一生懸命の取り組みは、日本社会の破壊と、国民の財産を米国と中国へ売却した犯罪だ

大笑い開眼ニュース!
国会(衆議院)を解散しようと画策し、ホンマに笑わしょるナァ! 怒阿呆!


解散するのは、PMキッシー、オマィの内閣ダロと。言われ、笑われ、バカにされ!
阿呆陀羅狂とは、オマィの事だ。
まぁ、既に支持基盤を喪い彷徨っている事を自覚せよ。


その内閣の大番頭「財務大臣」が、
PMキッシーの減税を、どこにその財源があるのかと批判。
「減税と還元(策)発言」について、内閣不一致を、PMキッシーの追い込まれと、その場の思いつきであった事を露呈し。


それに追い打ちをかけるように、文春砲が激しく炸裂し、黄昏のPMキッシーと決定的に自民党を襲っている。
ナンと財務副大臣が、
「4度にわたり税金を滞納し差し押さえを受けていた」と。
しかも、誤当人は「税理士」だというから全くの「大笑い開眼」だ。
税金(納税)をあの手この手で操作したと思われるが、税制は厳密だったワケだ。


引用開始→ 神田財務副大臣、税金の滞納認める…「13年以降に計4回でいずれも固定資産税」
(讀賣新聞 2023/11/09 11:35)

 税金の滞納疑惑が浮上している自民党の神田憲次財務副大臣(60)(衆院愛知5区)は9日午前、参院財政金融委員会に出席し、「私が代表取締役となっている会社が保有する土地及び建物について税金の滞納により市税事務所から差し押さえを受けたことは事実だ。深く反省している」と述べ、滞納の事実を認めた。滞納は2013年以降、計4回でいずれも固定資産税だったとも明らかにした。←引用終わり


引用開始→ 税金滞納の神田財務副大臣、辞任しない考え…「引き続き職務の遂行に全力を傾注」
(讀賣新聞 2023/11/09 11:58)

 税金の滞納疑惑を認めた自民党の神田憲次財務副大臣(60)(衆院愛知5区)は9日午前の参院財政金融委員会で「引き続き職務の遂行に全力を傾注する所存だ」と述べ、副大臣を辞任しない考えを示した。これに先立ち、神田氏は滞納の事実を認め、滞納は2013年以降、計4回でいずれも固定資産税だったことを明らかにした。←引用終わり


財務副大臣は辞任しないと主張しているらしいが、先ず何よりも自身が代表する法人である事は、情けないという他ナシで、その主張にも驚愕させられるが「国税庁を所管し司る財務省の副大臣」が、4度にわたり税金を滞納し差し押さえを受けた事実は否定できない事に加え、
ナンと税理士でもあるというのだから「驚き、桃の木、山椒の木だ!」


社会の公正を著しく失墜させる以外にナニも残さないだろう。
PMキッシーの人事というか人を観る目の無さ、黄昏を表徴し余りある。


自民党は自分党だけれど、国会議員の候補者としての敵性を厳密に調査し審査しなければ話にナランだろう。
この文春砲は決定的で、真に「地に堕ちた」ね!


支持率低下は、経済の回復で、その起爆剤として「国民にカネを撒く」と言えば、回復すると考える事そのものが既に地に墜ちている。
カネを撒き続け、支持率を買収し続けた「アホシンド」も相当だったが、後を継いだスカスガは政権の基盤そのものを保持しなかった事で、カネを撒こうが何をしようが支持率は回復しなかった。


その後釜に手を挙げたのが「黄昏のPMキッシー」堕。
決意もなく、主張もなく、真っ当な取り巻きもなく、何をしても笑われるだけで「残念な人」の典型だ。
まぁ、口先は高邁で「ネットの人気だけに頼る」高市早苗も同様だったであろう。
更に、何を言っているのか、全く意味不明な「ホウケ堕ロォ」も同じムジナだ。


野党は、いずれも大半が「物もらい」夜盗の集合体でしかなく、ニポンの政治は国民から遊離し行き詰まっていますよ。
それもこれも口先で、憲法改正を大上段に構え、ヤルヤル詐欺でしかなかったアホシンドの10年にわたる犯罪だ。

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2023/11/10

低賃金に埋没した社会悪を払拭し社会全体が「生産性」を高める事が必要で、現代にも根を延ばす宿痾の「社会構造の改革」もせず避けては得られない

賃金を上げ続けるには、社会も事業者も個人も、
生産性の合理的な向上を欠いては不可能です。


国全体の生産力を回復させる事です。
トライ・アンド・エラーは付きものです。
それを懼れずヒット・エンド・ランを成功させ、社会全体の得点に結びつけましょう。


国が、政府が、幾ら「カネ」を撒いても、国の経済力が回復するワケじゃナイ。
国の「生産力」が回復するワケじゃナイ。


撒いた「カネ」は、総て退蔵されるか「消費」されてオシマイだ。
生産力を上げ、所得を上げると、社会全体に「投資」と「消費」で「カネ」が廻り、社会経済は「善循環」するという古典的な理屈が生きる。

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「賃金」を上げる『生産力』の重要性を指摘すると、基本的な「賃加工」の業務に就く方から質問を受けました。
打破できない強い「価格キャップ」があり、どうしろと言うのですか?


「タマゴとニワトリの関係」ですが、
①市場全体の消費価格上昇が生じるのは「賃金上昇」でコストプッシュが起きるワケで。
②その「賃金上昇」を支えるのが「生産力」であり「生産性」なのです。
 それを上昇させるチカラがなければ、持続的な「賃金上昇」は不可能で、一過性で終わりますから、それはマスマス生産に従事する側の首を絞めます。
③「生産力」を強化するには「生産性」の改善を図る事が不可欠です。
④「生産性」を高めるためには「社会改革」を避ける事はできません。
⑤全体の流れを変え、上昇機運を得る事で、市場は「より良いモノを、適正な価格で」求める傾向を強めます。
 *その市場がないため、適正価格を求め「より良いモノ」が海外市場へ流出しているのです。
 *北海道は「オホーツク海沿岸の " ホタテ貝 " が、中国市場から閉め出され危機に瀕する事態」に象徴されています。
日本の国内市場では買い叩かれ利益を得られないため、適正価格を得られる中国市場を開拓し安定しかけた処だったと・・・


中国市場に全面依存しようとし陥穽に嵌まった事は悲しい話ですが、これは日本の海産物(工業製品も、観光での訪日者へのサービス提供も)同様に、国際的な市場価格から完全に安価へ外れている事を示しています。


日本の国内市場は、閉鎖された島国市場で、WWⅡ以降は、とりわけ80年代半ばに「日米経済戦争」を経て、日本の中で完結させようとしてきたワケですが、それゆえ小さく縮まってしまいました。


いま、160年前の「幕末」の状況と全く同じです。
国内市場で売る、国内市場が買える価格を、それが最良と刷り込まれ、それに慣らされ、結局は大きな「内外価格差」を生み出しながら、日本国内に閉じ込められた大半の人には理解できないまま、更に低価、安価を求める声に圧され、それを正義とし、その正義を守るため堂々と「労働収奪」する事が罷り通っている事にあり、その傷口を舐め合い「苦しい、苦しい」と言い合っているのが実際です。
政治は、付け焼き刃の見える政策を、モグラ叩きの如くに繰り返すだけです。


最大の原因は、
顔も心も思想・思考も歪んだ「竹中平蔵」が、無知の小泉純一郎を嗾け「非正規労働」を法制化した事に象徴されます。
それを期に、日本の賃金抑制(労働収奪)が正当化され、足りない部分はより低廉な「外国人労働」を導入する政策を恥も無く採用したのです。


以降、低賃金は定着し、それにつられるように日本の市場価格は低迷し始めました。
同時に、その低価格の維持を「市場」を守るためと称する最終的な供給社の声(要求)だと、あらゆる製品の「価格キャップ」を強要する傾向が定着したワケで、いまやそれは「市民権」を得たように誤解してしまったのです。
それが大きな要因となり、徐々に「低価で安価な商品」以外には売れなくなり、低価安価をウリにする「安物市場」が日本全国を席巻してしまいました。


これは真に「経済政策」「社会政策」の失敗(見本)です。
より競争力のある分野から、生産性の向上を図り、生産力を高めると共に「市場価格」を変え「労働所得」を変える事です。
徐々に取り組み全体がチカラを育む事が必要です。


よいですか、日本人が採用できないのは「賃金と労働」が均衡していないからで、それを外国人労働に頼り、いまは採用できても「国際的な労働賃金平価」と比べ、均衡しないと考える側は応募しなくなり、外国人労働者も採用できなくなります。
その時が、尾羽を打ち枯らし市場からの退場時期とも言えますが。
それは真に悲しいワケです。


市場価格と、労働賃金と、生産力に生産性の関係は、
真にタマゴとニワトリの関係なのです。
質問者の事業環境を冷静に冷徹に分析し考える必要があり、
一概に論じる事はできませんが、考え方や捉え方を切り替えるポイントにして頂ければとの願いです。

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2023/11/09

少子化は高学歴化の進行および子育ての成人までの総費用や住居費を賄えぬ「賃金構造」と社会基盤があり社会の生産力や生産性の低さが原因だろう

「人は生まれながらに平等で、人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は、慶應義塾を興した福沢諭吉翁の言葉です。


おそらく、この言葉は日本では幕末の頃に開眼された、
モンテスキューが説いた「法の下での平等」に起因すると考えている。

20231107

それは、
「自然の状態では、人は平等に生まれるが、人はその状態に止まる事はなく、社会的に平等を喪う。そのため法の下で再び平等を得る事ができる」との指摘だ。
福沢諭吉翁が、この(上記)精神を掲げ「慶應義塾」を、江戸は芝高輪の三田に義塾を開学したワケだけれど、160年を経て「慶應義塾」は塾員も塾生も押し並べて、その多くが「人の上に立ち、下に立つ人を見据えている」のは、何よりも皮肉な事だと眺め観ている。


まぁ、それは「ヤッカミ」だろうと、東京は三田方面から酷い毒矢を鋭く放たれそうで、この辺りで控えておきますが。


さてさて、「日本の労働賃金が低廉すぎるため、結婚もできず子供も設けない事で少子化が進み、2080年には7500万人程度になり、市場は一段と縮小しGDPの伸びなども減少し続け、完全な黄昏の国になる」との指摘があります。
その指摘は概ね間違いのない点で、争う余地もない。


しかし、なぜ貧困化が進んだのかと・・・
基本は適正な「生産力」を喪ったからで、分かり易く言えば「キャッチアップ」された側の国との賃金競争に敗れ、生産コストを価格抑制を受け、賃金を抑制し続け、生産構造も変化させず30年を太平に過ごしたからです。


つまり分かり易く言えば、
鄧小平の言葉に騙されマンマと乗せられ、中国へ投資(技術移転)した事で大量の製品が日本市場を始め世界市場に溢れ、自縄自縛となり自分で自分の首を絞め、藻掻き苦しみ「のた打ち廻っている」のです。


日本が中国へ投資し技術移転しなくても、競争相手の他国が投資(技術移転)しますから、実際には同じ事です。
例として、米国のアップルが中国で「iPhone」を製造し、世界のスマホを圧倒的にリードし、事実上の標準を形成し、日本のスマホは実質的に駆逐されてしまいました。
しかし、日本人は多くが「iPhone」を使用しても、他の分野でどう対抗するかなど、考える事もせず呆気の汚馬鹿ドモに至ると、総ての機器をアップルの製品で固め自慢するという度し難いのも身近で散見します。


本当は、その辺りも事実を冷静に考えると厚みが増したと考えますが、そこは別に触れないのが、アチラの方々の考えで、労働環境と労働賃金の劣悪さに焦点を絞り論じています。
(その意味でも指摘は間違いはありませんが、解決のヒントにはなりません)


PMキッシーも賃金や所得また資産倍増と簡単に言いますが。
さて、それでは、どの程度の労働賃金が妥当なのかを考える必要があると思います。

通常の生産適性年齢は、15歳~65歳とされ、50年間ですが。
しかし、日本は高学歴化が進み、実際の労働年齢人口は23歳~70歳程へ変化しています。
斜め見をすれば、25歳~65歳の40年間と考える方が妥当でしょう。

それでは、どの程度の生涯賃金を必要とするか?
それは、各人(各家庭)の生活設計によりますが、

A) 夫婦+子供2人を前提に考える。
  1)子供を社会人に育てる過程で、
   ①全てを私立学校での教育を受ける
    1人当/2000万円✕2=4000万円(現在価格費用)
   ②夫婦の年金とは別の老後の預貯金(資産)を5000万円
   ③住居費ですが自宅購入保有(資金)7000万円/支払いローン総額1億4000万円(高めに設定)
   *必要総額は2億3000万円です。
現在の税制・社会保険・公租公課は、巷間で指摘される50%と設定すれば。
4億6000万円の生涯賃金を必要とするワケです。

1年の総労働時間日数を200日とすれば、年間1150万円となります。
これ、1150万円を1年の総労働時間1600で割ると1時間当たり7178円になります。
それを支払う事業者は凡そ同額が必要とされますから、1時間当たり14366円の賃金を支払う勘定になります。
事業者の人件費(給与)は、売上高対比30%以内が安定した経営の限度とされますから、分かり易く言えば43068円の粗利益を必要とします。

即ち、当該事業社の「粗利益率」の多寡が重要な問題になります。
仮に、売上げ対比10%の粗利益率なら、1時間当たり10倍の430680円の売上げが不可欠になります。
分かり易く言えば、一人の営業上の稼ぎが1時間当たり45万円を切ると支払えないワケです。
(分かり易いですね)

B)夫婦2人+子供2人の前提のまま。
  2) 子供を普通に育てる過程で、
   ②全てを公立学校で教育を受ける
    1人当1000万円(800万円説も)✕2=2000万円
    ③夫婦の年金以外の預貯金(資産)は3000万円程
   ④自宅購入はせず公営集合住宅(標準)を利用4800万円
    (定期収入が消滅し預貯金で25年死去まで賃料を支払う)
   *必要総額は9800万円
現在の税制・社会保険・公租公課は、巷間で指摘される50%で設定すると。
1億9600万円の生涯賃金が必要になります。
1年の総労働時間日数を200日とすれば、年間490万円となります。
これ、490万円を1年の総労働時間1600で割ると1時間当たり30625円になります。
それを支払う事業者は凡そ同額が必要とされますから、1時間当たり6125円の賃金を支払う勘定になります。
事業者の人件費(給与)は、売上高対比30%以内が安定した経営の限度とされますから、分かり易く言えば18375円の粗利益を必要とします。
即ち、当該事業社の「粗利益率」の多寡が重要な問題になります。
仮に、売上げ対比10%の粗利益率なら、1時間当たり10倍の183750円の売上げが不可欠になります。

分かり易く言えば、一人の営業上の稼ぎが1時間当たり19万円を切ると支払えないワケです。
(分かり易いですね)


まぁ、国が社会経済をどのように計画し設計するかで労働政策と所得政策も決定されますが、日本の現況は、多くがB)に止まっておりますので、先般まではもの凄く「安逸」に何も考えずに30年を過ごした事で、発展途上国までもが日本をキャッチアップし、猛烈に追いかけています。


そして同じようにWWⅡの敗戦国であったドイツは、分割された西ドイツが東ドイツを統合し1990年代~2000年代までの20年は鳴かず飛ばずでしたが、2010年代には東西ドイツの統合によるパワーが功を奏し始め、2023年の発表では、GDPで遂に日本を追い抜いた事が報じられています。
日本の周囲を固める競争相手は、明確な労働生産性を掲げ挑戦し続けています。


PMキッシーは所得や資産を倍増させると公言していますが、どのようにするかを具体的に語る事ができません。
世論の多くは、所得と労働環境が悪すぎる事もあり「少子化」が進み、日本國は衰退の兆しを明確に示しているとの指摘です。
さてさて、ここで日本の平均的な賃金を2例あげてみました。


A)で掲げた賃金は、日本のJPX上場事業者で10社ほどが生涯賃金4億円以上の射程圏内を見据え可能性を持ちます。
また以下40社ほども、事業の組立て次第で十分に可能な余地があります。
上位の10社は、40代の平均賃金が既に年間1000万円を超えています。
残りの40社は、40代前半の賃金が750万円以上の状況にあります。

しかし大半の事業社はB)に沈んでいます。
況してや、上位の事業者に組み敷かれた中堅処以下の事業者は青息吐息だろうと考えます。


なぜ、それが生じるのか?
それは、人が生まれた時は「平等」でも、先天的な個性、あるいは後天的な育つ環境、また刺激により、個々の個性や、それに基づく「能力」が異なる事で自然に「格差」が生じます。


それは致し方のない事で、しかしながら近代以降の民主主義国家では「法律の定める下の平等」が謳われ保障される事で、義務や責任の均衡を得ようとしています。


そこから脱するには、
「付加価値生産性」を高める以外に方法はありません。
そのために現在の構造や方法を抜本的に改革する事は避けられません。


基本の「構造改革」を断行する事で、生産・労働に見合う所得を事業として得る事が不可避です。
「日本人を採用できないから外国人を」という思考論理は甘え以外のナニモノでもなく、基本は外国人搾取ですから、近い時点で「外国人」も採用できない状況に陥ることは間違いナイです。


いま、この現況も含め、日本の社会は「平等主義」の自縄自縛で自ら首を絞めており、それを国民が自らの上にも降りかかる不幸と考えず、あらゆる「社会構造」の変革に反対し、真っ当な政策遂行にも断固反対を主張し足を引っ張り、損得を主張しカネのバラ撒きを求めて止みません。
その間に、日本は国としての本質的な「生産力」喪い、明確に衰退期に入りました。
「円安」から脱け出せないのは、生産力をなくしたその象徴です。


一つの例として、時間給に頼る傾向があり、能力主義に依る給与を否定する傾向があります。
また、一つのアイデアを提供あるいは提案する際に、思考し検討した時間や誰がを評価の基準として求めたがります。
時間をかける事を評価したがりますが、同じ中身で同じ内容なら、短時間で同じ金額を得る方が、より生産性が高い事を冷静に考えるべきです。


必要にして標準的に安心して「喰える」事業へ転換し、必要な「生産力」を維持する事で、求める「所得」を産出でき得られる事実に目を開く事です。

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2023/11/08

イスラエルとパレスチナの抗争は、形を変えた「ロシアのユダヤ問題」が集約圧縮された事案とも言え、ロシアは巧妙に立ち回り混乱させる事を企図し

パレスチナのテロ組織軍「ハマス」が、イスラエルへロケット砲とミサイルを一気呵成に5000発撃ち込み、イスラエルが自衛戦争として反撃に出て1ヵ月が経過した。


以前も指摘したが、
パレスチナのガザを支配する暴力組織の「ハマス」が、人としての想像力を保持するなら、現在の状況を想像する事はできても、痛痒に感じる事などあり得ない。即ち「人手あり、人でナシ」は、イスラエルとの戦闘は「善」であり、何をしてもアラーから赦される「アッラーアクバル」だと刷り込まれ、それを最優先する人としての教義だと信じ切る「狭義」であるかと。


そこを国際社会の世論が理解しているかどうかだ。

街頭へ繰り出し「戦争に反対」しても、本質は何も変わらない。

A)ここまでの現況:

① イスラエルは軍事的に強い攻勢でガザの北半分を制圧し、ハマスの制圧には一定の効果を示すだろう。

② ハマスは組織戦争に勝つ事はなく、ゲリラ戦を選び、より凄惨なテロ攻勢を仕掛け続け、制圧を妨げ続け長期化させるだろう。

-2 国際世論へイスラエルの行為は非人道的とする工作を強め分裂を図り生き延びるための手を駆使するだろう。

③ 周辺の「アラブ諸国」は、手を焼き「ハマス」への応援や支援を続けるだろう。

④ イランは、徹底的にパレスチナで「ハマス」を、レバノンで「ヒズボラ」を支援し続け、国際社会を手玉に取り続けるだろう。

ー2 サウジアラビアは、アラビア半島の大半を治めるが、イエメンで暗躍するイランに支援されるテロ組織との戦いもあり、積極的にイスラエルとの仲介をする事はない。

⑤ パレスチナと国境を接するエジプトもヨルダンも、パレスチナ難民の大量受け容れで疲弊しきっているため、相当な処へ追い込まれない限り仲介に動く事はない。

⑥ カタールは、中東の「スイス」を標榜し中立を崩さず、テロ組織「ハマス」の最高指導者を受け入れ定住させ安全を提供している。手は汚れていないと平然と善い顔をし平気だ。

⑦ カタールは、テロ組織「ハマス」を、表に出ず支援しているとも言える。
(この点は見逃せない)


B)ハマスを後ろから嗾けたのは何処の誰か?

① ハマス」は、50年前の10/06に第4次中東戦争が開戦した日を忘れさせないために攻撃に出たと主張している。

② それを嗾けたのはイランであり、後方から「対イスラエル戦争」を指揮している。

③ 更にイランは、ハマスにイスラエル攻撃をさせる件を、事前に十分なロシアとの擦り合わせをした上で、ハマスへの指示を下したと思われる。

④ ロシアは、ウクライナ戦争の膠着を続け、ウクライナ東部地域の実質的占領支配(領土組み入れ)構想から、欧米社会の批判や非難を逸らすために、パレスチナではハマスを、レバノンではヒズボラを、イランが支援し「イスラエル」攻撃をさせる事で、対ロシア非難の目線を変え鉾先を転換させ、欧米社会の世論分断を図り「ウクライナ」への軍事支援を減少させる事、ロシアのウクライナでの戦争批判を減退させる狙いを達成する。

⑤ そのために、勝つとか、敗けるとか、パレスチナの人命が、人道がなどは、何らの痛痒もなく、イスラエル(アメリカ)非難が高まれば絶好機会と手薬煉を引いている。

⑥ イスラエルは長期戦で構え、ハマスを徹底潰滅させる存亡を賭けた戦略と戦術で臨んでいるが、欧米社会は1~2年の短期戦で捉え考えているため世論操作次第だと、ロシアやイランまた中国は考えているだろうから歴史観の尺度が異なるのだ。

⑦ ロシアもペルシャも国家や社会文明の歴史を半世紀単位~1世紀単位で捉える歴史戦でもあり、それは中国も同様だ。


C)中東でパレスチナやレバノンの後ろに控えたイランとロシア

① B)で指摘のように「歴史観」「時間概念」「人の命の捉え方」の思想や思考が根源で異なるため、単純な「人道觀」を掲げ、喧しく批判し非難する欧米型民主主義の思想や思考論理を刷り込まれ、それが絶対的に正しいとする思想や思考論理では捉えきれない。

② 中国と表面上は妥協できても基本原則で欧米的民主主義の価値観が一致できないのは同様の思想思考論理からである。

③ 中国は、米国の社会制度を破壊するために、ありとあらゆる様々な手法を駆使し、見えない形で要員を送り込み、秘密裏に組織的また個別に工作し展開している。


イスラエルの地へ帰国定住したユダヤの民の多くはロシアからだ。
欧州大陸の西方、いわゆる西欧社会からイスラエルの地へ移住定住したユダヤの民の数は少ない(と言われている)。
なぜ、ロシアからの移住が多かった(多い)かと言えば、それはロシアでの生活が、余りにも酷く追い込まれ「農奴以下」とされ続け最下層へ閉じ込められる状況だったからと、言われていた事(聞いた)を想い出した。


勿論、ロシアで主導権を握り政治や経済で頭角を現しロシアの政治経済を金融差配する側もいるワケで、実に複雑だ。
ロシアからの移住定住者の多くは、パレスチナを侵食した「新入植地」を切り拓き、パレスチナ人を追い払い定住した。
(これが、パレスチナを侵食し続けるイスラエルの植民地主義と言われ、憎しみを増す所以だ)


ロシアは、困窮すると周辺の他国へ平然と侵入し植民地化する思想は一般化しているため普通の事だ。
つまり、ウクライナ東部へ侵攻侵略するウクライナ戦争と、パレスチナへの侵攻侵略で植民地化を進めるロシアからの移住者が進めるイスラエルは同じ事だ。


反撃するガザを支配するパレスチナ側の武力テロ組織「ハマス」は、パレスチナの解放とイスラエルの打倒を掲げ「武装解放戦争」を主張する。
しかし、その本質は「スラブ社会」の「ユダヤ」問題でもあると言える。


世界で生じている事は、個別の案件であり、単独に見えるが、
全体は、強固に結びついている事を理解すべきである。

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2023/11/07

阪神タイガースが「日本シリーズ」を制し、阪神百貨店(店頭)も「ご声援感謝セール」が軸に、駆けつけ押し寄せる「自称(熱烈)タイガースファン」は嗚呼叫喚

「阪神タイガース」の日本シリーズ制覇で、
「阪神百貨店」へ駆けつけ、押し寄せた" 野次馬 " 自称(熱烈)タイガースファンの買い物客。


商売的には正直な処、最終戦が日曜日でよかった。
土曜日なら、まるまる日曜日のプロパー販売がメチャクチャになる処。


まぁ、今日は月曜日ですが、それでも押し寄せる人の波は尋常ならずで。
「ご声援感謝セール」で、バーゲン品を買い漁る事が「熱狂的ファン」を示す行動だと言わんばかりに。


「阪神タイガース」のファン基盤は「最大多数」「最大ボリューム」を狙い、
AMメディアと地上波TVに関西のスポーツ紙を軸に形成し、映像では「サンテレビ」が完全中継を行い、圧倒的な熱烈ファンを形成し、最近はBSを含め専門メディアが純化を進めています。
それが幅広く深く浸透し「ファミリー」を含め強固な基盤が模られています。


「阪神百貨店」押しかける「自称(熱烈)タイガースファン」は、中間層というかミドル層のようですが、「最大多数」「最大ボリューム」の姿を現認する事ができます。


駆けつけ押しかける「買い物客」は、
このセールに行き参戦した事が基本で、何か想い出になりそうな商材を上手く安く買えればよいワケで、その争奪戦は凄まじい展開ですね。
自らが納得できる「お得な価格」であれば・・・


「プロパー商品」の売り場は、★★%割引価格を表示しても、ポイント還元率の大きさを表示しても、何よりも分かりやすい「セール価格」の前には弱いもので。


基本的には、

B1Fの食料品売り場では、レジに長い行列が。
(人は、何よりも「食い意地」が大切なようで)

2Fの小物用品売り場はセールイベント会場と化し、
他は、プロパー品を減率で販売するフロアーには、通常の客数より30%ほど多めに推移している様子。

8Fは、狭い「タイガースショップ」を拡大拡充し、押し寄せる様々な自称熱烈ファンに対応し。
まぁ、その他の各フロアーにもセール品を展開するワケですが。

そして、応援スタッフとして、統合会社「H2Oリテイリング」と、遊軍としてお隣の「阪急百貨店」からの人員が、お手伝いに入り混雑を捌き事故やトラブルに対処すべく、共に汗を掻き。


リーグ優勝時は、約30億円前後の売り上げ増だったとか。
今回は、5日間の期間限定で少なくとも約20億円増前後かと。
(リーグ優勝の7日間+延長したセール時に迫るかも。


因みに、今季の阪神タイガースの球団としての年間収益は350億円++程か?


引用開始→ 阪神頂点、セールも盛り上がり 38年ぶり快挙に行列2000人―大阪
(時事通信 2023年11月06日 18時26分)

 プロ野球・阪神の38年ぶり日本一を記念したセールが6日、阪神百貨店で始まり、大阪市の梅田本店には開店前から約2000人が並んだ。阪神・岡田彰布監督が試合中に食べていた「パインアメ」など関連消費も活発化。低迷する関西経済は、久しぶりの「起爆剤」で盛り上がりを見せている。

 「客足は想定以上だ」。阪神梅田本店の担当者は目を見張る。混乱を避けるため、この日は通常より40分早い午前9時20分に開店したが、容器などに「CHAMPIONS」のロゴが入ったバウムクーヘンは開店3分、プリンは1時間余りで当日販売分が完売した。

 午前9時半に到着したという兵庫県西宮市の40代女性は「欲しかったロゴ入りのお菓子は売り切れだった」と残念そう。セールでは衣料品などを購入したという。

 阪神百貨店によると、前回日本一となった1985年のセールでは、8日間で前年同時期の2倍となる約40億円を売り上げた。今回は5日間で数十億円の売り上げを見込み、小森栄司梅田本店長は「熱気としては当時を上回っている。(前回に)限りなく近づけたい」と意気込む。

 パイン(大阪市)が販売する「パインアメ」は、8、9月の売り上げが前年の2倍に急増。阪神、オリックス両球団の本拠地球場をつなぐ阪神電気鉄道が10月22日に限定販売した日本シリーズの記念乗車券セットは販売翌日に完売した。

 関西大学の宮本勝浩名誉教授は、関西勢同士による日本シリーズの経済効果を双方のリーグ優勝なども含め約1449億円と試算。23日には大阪、神戸両市で両チームのパレードも予定されており、熱気はしばらく冷めそうにない。←引用終わり


関西は、本当に「ローカル地域」だという事を示し表している。
これで全体の地域が一喜一憂し、経済効果の「ポジショントーク」で必ず登場する宮本勝浩という関西大学迷余狂呪(元は大和銀総合研究所所長)が、得手に帆を上げと馬鹿吏に登場し、役にも害にもならぬ自説「経済効果(連関係数)」を発表し悦に浸っているが。
これは、法螺も駄法螺も堂々たる法螺話でダボラのキワミ堕!
日本シリーズ終了後の今は、経済効果(推定)が1450億円ほどだと上方修正し、恥じなく公言している。


実際に、始まりと終了を決める手立てはなく、何よりも誰も検証した事はない事もあり、阿呆陀羅経は言いたい放題の阿呆リ放題だ。


引用開始→ 阪神優勝、経済効果969億円 万博にも追い風期待―関西財界
(時事通信 2023年09月15日 20時32分)

 阪神のセ・リーグ優勝から一夜明けた15日、関西財界からは景気の浮揚と2025年大阪・関西万博への追い風を期待する声が上がった。阪神優勝の経済効果は約969億円と関西大学の宮本勝浩名誉教授は試算。関西地域の証券会社からは「阪神が優勝すると株価が上昇するジンクスがある」との声も聞かれた。

 「モノが売れるだけではなく、社会のムードに影響する。大阪・関西万博の機運醸成にもつながっていく」。大阪商工会議所の鳥井信吾会頭は15日の定例記者会見で、阪神優勝が社会にもたらす数字では表せない波及効果にも期待感を示した。

 宮本教授が約969億円と試算した経済効果の内訳は、阪神ファンの飲食代などで約325億円、球場に来た観客の増加で約56億円など。「18年ぶりの『アレ』でファンが大いに盛り上がった」ことで、前回2005年の優勝時の約643億円、今春に日本代表「侍ジャパン」がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した際の約654億円を大きく上回る効果が見込まれるという。

 関西地域の証券会社のアナリストは「阪神が優勝した03年、05年とも株価は大きく上昇した。前回と同じ上昇率なら日経平均は3万6500円になる」と皮算用を始めていた。←引用終わり

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2023/11/06

PMキッシー! いよいよ詰みましたネェ 固より「無知、無定見、無能、無責任」で、この上ない「無恥」だ。話にならない。然したる政策もなく、施策もなく

PMキッシー
ホントに黄昏れてしまいましたね!


大半の日本国民は、ミギもヒダリも、マジメに働き汗を流し取り組んでいますよ。


霞ヶ関と日本橋室町で、数字だけ眺めて「アァ言えば、コォ言う」などと言葉遊びなどで、日を潰し時間を弄び俸給を手にする側を、苦々しく思いながらもオトナシク叛乱も起こさずにデス。


イロイロ不平不満はあり、サマザマな不平不満を抱えても、まぁセンベロ居酒屋などで安酒を呷り愚痴を吐露し合い、プロ野球や、プロサッカーの結果に、時に癒され溜飲を下げ、嘆き苦しみながらも「僅かな賃金を手に」慎み深く暮らし凄しているのです。


そんな時に、居酒屋のTVで流される「ニュース」に、PMキッシーの間の抜けたバカヅラが映し出され、何を言っているのか全く伝わらない「官僚作文」を読み間違え、丁寧に読み直すのに出会う度に「怒り」が内面から噴き出し抑える事もできず、ついついもう1杯と、僅かな消費に貢献し、情けない思いをしているのですよ。
分からんだろうねぇ!


アホシンドも、時折「意味不明(発する原稿の言葉の意味が分からぬまま)」は、ありましたがアホはアホなりに求められた演技を表面上は力強く熟しておりました。
ゆえに「マッ、いいか!」と理解し見詰め、支持していたのです。


でも、スガスガしいはずのスガは、発する言葉に感情がなく表情もなく何らの説得力も感じられず、1年で追われる事になりました。しょうガネーシャだったかと。


後を嗣ごうと手を上げ「聞く耳」を持つと言い、黒革の手帖を示し、全国を回り膝詰め懇談で得た国民の声をノートに記録していると大上段に構えましたが、中を開いて見せた事は一度もなく、それは「大冗談」だろうと揶揄されたまま、「のっぺらぼうの間抜けな馬ヅラ」に最近は拍車がかかり、いよいよ正真正銘の汚馬鹿が見えるようになりました。


すると、
世間は無責任なメディアを使い、要求を高め強く攻撃します。
追い込まれると直ちに、周囲の茶坊主に弥縫策を求め発表し。


やがて継ぎ接ぎだらけの憐れな衣服ができあがり、実際にクリエイティブな能力とデザイン処理する技量を備えれば、衣服を端正に見事なパッチワークに整える事もできますが、何分にもセンスを欠く「のっぺらぼうの間抜けな馬ヅラ」ですから、シャモジで掻き回す事はできても装う事など不可能で、ボロボロと溢し、茶坊主はそれを観て「ア~ァ!?」と溢すワケで。


やがて、継ぎ接ぎのパッチワークに使う素材も無くなるだろうと、インナーの周辺はイライラしているワケですが、静かでオトナシイ日本国民の多く(半分以上)が見放してしまいましたとサ!


引用開始→ 内閣支持率、ついに政党支持率を下回る…自民党“岩盤支持層”もついに岸田政権を見放した!
(FLASH 2023/11/04)

マスコミ各社の最新世論調査で、岸田文雄内閣の支持率が崩壊状態だ。

20231104

直近発表のデータでいえば、日本経済新聞社とテレビ東京が10月27~29日におこなった調査での内閣支持率は、9月の調査から9ポイント低下して、33%だった。これは2021年10月の政権発足以来最低で、2012年に自民党が政権復帰してからでもっとも低い。

ANNが10月28~29日におこなった調査での内閣支持率も、前回9月の調査から3.8ポイント低い、26.9%だった。これも、政権発足以降、最低である。
この結果に、中堅自民党議員は「岸田首相が自信を持って打ち出した所得税減税も大不評でしたから、支持率はこの先どこまで落ちるのか。10%台もありうるのではないでしょうか」と表情をくもらせる。数日後には経済対策発表後の調査結果が出てくるので、「支持率は奈落の底を見るかもしれない」(政治担当記者)という悲惨な結果が予想されている。

こうしたなか、永田町で注目されているのが「内閣支持率と政党支持率の逆転」だ。
「自民党支持者が内閣を支持する理由は『支持する政党の首相だから』という、シンプルなものです。つまり、岸田首相じゃなくても支持する“岩盤支持層”です。そのため、もし内閣支持率が政党支持率を下回ったら、それは『岩盤支持層からも見放された』ということを意味します。日経・テレビ東京の調査では、自民党支持率が32%。かろうじて内閣支持率が上回っていました。しかし、ANNの調査では自民党の支持率が38.3%でしたから、内閣の支持率がすでに大幅に下回っているのです。間もなく出る他社の結果でも、逆転は起きると見ています」(前出・政治担当記者)

NHKの過去の世論調査データを調べてみると、岸田首相と同じように「減税政策」で国民から批判を浴びた橋本龍太郎内閣が退陣した1998年6月は、内閣支持率が24%に対して自民党支持率は25.8%。森喜朗内閣が退陣した2001年4月も、内閣支持率はわずか7%に対して自民党支持率は21.4%だった。
永田町には「内閣支持率と政党支持率を足して50を下回ると危険水域」という、青木幹雄元参院議員が提唱した「青木の法則」もあるが、この「内閣支持率と政党支持率の逆転」も気になるところだ。←引用終わり

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2023/11/05

茶番の国連、その頂点に立つ事務総長グテレスは無定見、無知、無原則、無能、無責任の典型だ! テロ集団「ハマス」は人間を盾にしゲリラ戦を敢行中だ

パレスチナ・ガザでの戦闘:


いま、4000年前は、どうだったか?
それを言い始めた処で栓なき事で、WWⅡの終結を踏まえ、
イスラエル建国を推し進め、現在の形を造った「国連🇺🇳決議」に従う事だ。


国連の事務総長グテレスは、全く無定見の無能で無責任だ。
いまや誰も、国連が有能だとは考えていないだろうが、この事務総長グテレスは、その無能を示し余りある。
自らの無能を「イスラエル」の存在責任へ転嫁するなど、話にならず。
怒阿呆は、直ちに辞任せよ!


内野も外野も「市民の犠牲」が多いと、激しく鍋釜を叩き喧しい限りだ。

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最初に戻る必要がある。
半世紀前の「第4次中東戦争」の開戦を思い興せと10月6日に、イスラエルへ向け5000発のロケット弾やミサイルを、一気呵成に撃ち込んだのは、何を隠そう「ハマス」だろう。


イスラエルは「自衛のための戦争を決意」し、反撃行動に出た。
それは、ガザを武力制圧するテロ集団「ハマス」の徹底潰滅以外に「イスラエル」の安全な生存はない。
その目的を達成するにはガザの武力支配者でテロ集団「ハマス」の潰滅と根絶やしは明解な事だ。


攻撃されない[平和、中立の地域や建物の地下」に、
テロ集団「ハマス」は縦横無尽に地下トンネルで結び「精巧で強固な戦闘基地や司令部」を築き「ゲリラ行動」で出撃している(らしい)。


それを防ぐには、
先ずは、その機能を破壊する事で、中立の地域を攻撃する事も致し方ナシかと思われる。
戦争は、必ず「市民」の犠牲が大量になる。

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それが「戦争」というものだ。
特に「ゲリラ戦」を採用すれば、ゲリラ戦で攻撃する側を、正規軍が反撃すれば、必ず「市民」とされる側に多くの犠牲が出る。
そんな事をテロ集団の「ハマス」は承知で、
それを「人間の盾」として「国際世論の楯」として利用している。


テロ集団「ハマス」は重々「承知」の戦術で、そんな手段を選ばぬ側の暴圧を受け武力制圧され、従い耐えてきた「ガザの住民」に同情しても、10年ほど前に、万雷の拍手でテロ集団「ハマス」を迎え入れたのも「ガザの住民」である事を忘れるな。


直近の歴史を忘れ、現実を目の前に、被害者が加害者の悪者に置き換えられる「国際世論」の無責任さを前に、これほどの無定見、無知、無責任の連打に、別の激しい怒りを押さえる事ができない。


いま騒いでいるトルコのムスリムよ、エルドアンが率いるトルコ軍のクルド人への大量虐殺は構わないのか?

イランで騒いでいるムスリムよ、アフガニスタンでタリバンが大量に不服従のアフガン人を殺戮粛正した時には黙って眺めていたではないか?

欧州大陸へ逃れたムスリム達よ、欧州地域の確立された諸国で社会文化を破壊し続けるなら、それぞれの出身系譜母国へ戻り「パレスチナ」と連帯せよ。

USはNYで騒ぎ立てる「ニワカ人道平和主義のムスリム」よ、USが提供する平和と安全な世界に浸り、NYで自由を満喫しカネを稼ぎ安穏と凄し暮らし、イスラエルによるパレスチナ攻撃を激しく非難するなら、そのNYでカネを稼いでいる事を激しくハジよ。


USの経済と金融はイスラエルである。イスラエルはUSの経済と金融を差配している。
つまりUSはイスラエルであり、イスラエルはUSだ。
(怒鳴る怒トランプは、明確にその姿勢を示している)

それはEUも同様である。その世界に逃れ安穏と暮らす者が、それを自覚せず、端緒的に自らの手も心も綺麗だと「笑わせるな!」よ。


何よりも、
そこまでムスリムの同胞意識が高く、悲惨な攻撃を非難し糾弾するなら、中国が平然と「ウイグル人(ムスリム)」を抹殺するが如くの弾圧を高め強めている事に、もっと激しく怒れよ。


中国の製品などを身に着けるな。中国から供給される製品など打ち壊してしまえ!


一過性で、ワァワァ騒ぐな!
ガザで「市民」を人間の楯にし、中立な建造物(学校や病院また難民キャンプ)を出撃の基地にしているテロ集団「ハマス」を排除しなかったのは、何処の誰でナゼか?


国際世論は、身勝手なモノだ。
国際連合という国連は無能で無責任の極みだ。
その事務総長グテレスは、下劣で愚劣な怒阿呆で汚馬鹿の典型だ。


停戦させたいなら、全てをかなぐり捨て、自らガザへ出向き最前線に立ち「殺すな!」と掲げ、立ち尽くせよ!

オノレの名誉欲と金銭欲で国連事務総長にシガミ就いているピエロだ
一日も早く辞任せよ!

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2023/11/04

「市民社会」の民主主義基盤は「法の下の平等」を建前に掲げ、何よりも基本原則とするが、実態は支配者の「市民層」と、従いを強制される「隷属層」に

市民はイロイロ


実際の市民層と隷属層について、指摘しました。
分かりやすい、お叱りも頂戴します、現代の民主主義社会は絶対的な底辺層を抱え、その上に築かれ形成されています。


理念を掲げ建前を論じ現実を「否定」しても、
その事実を変える事はできず、事実上は、あり得ません。
それを前提に「理念の建前」を活かし共同し協働する事が重要かと。


例えば、
米国もトランプが「移民流入」の全面禁止(武力排除)を主張しますが、完全に成し遂げると「米国社会」は維持できず崩壊するとも言われています。
逆に、トランプの主張どおり「移民流入」を阻止できなければ、米国を支えるアングロサクソンが250年にわたり形成した歴史的文化基盤の社会が崩壊すると、懸念され指摘されています。


欧米社会が「市民革命」を経て形成した「市民」中心の「民主主義社会」は、時節を経て大きな基本の「社会文化」による「価値観」の違いから争闘が絶えず、転換期にあると言えます。


日本も、戊辰戦争で「薩・長・土」が勝ちを得た事で、
米・英・仏・独・蘭に影響され、明治政府は日本独自の「民主主義」を目指しました。


長州は、高杉晋作や大村益次郎が形成した「徒士、百姓、町人」を厭わず「兵」として活用した事で、
後に「国民皆兵」を形成した事が上げられます。

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結局は、綺麗事の建前を述べ連ねた処で、市民社会には「支配層と隷属層」が明確にあり、画然とされています。


「市民社会」という「民主主義社会」は、これまで触れずに隠し続けてきた「民主主義」の優位性に疑問が打たれ、冷徹な現実の「市民層」と「隷属層」が明らかになり、建前の「市民」称しに酔う「モドキ市民」が、義務を果たさず平然と権利だけを主張する傾向を強めて堕落しています。

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2023/11/03

自律し自立できる「市民」と、依存し仮借する「市民擬き」が " 市民 " として存り、一方には現実の社会で「隷属」を強いられ依拠する明らかな「層」が在る

学術的な定義ではない実質的な「市民」という概念(イメージ)について:


捉え処のない空想を喧しく議論しても「実」がありません。
現実の社会を実際に指揮し支える側がどのような実態で存在しているのか?その点が何よりも大切です。


先ず、日本では「市民」という概念より、「国民」という大きな傘を概念的に選ぶ刷り込みが圧倒的で、
「お上>国民」が500年にわたり強固に象られ定着しています。
「日本國」を形成した中央集権は細部に「各藩」を組織し、そこに「隷属」させる方法で「所属=統治」される意識で約250年にわたり幕藩統治した事の成果かと。


欧州大陸で過酷な政治(統治)を打破する「革命」により、
近代社会が形成され、をれを指揮する「市民」という概念と「民主主義制度」が形成され、
時に「国家」と対抗し対峙する「市民」という概念が確立されたワケですが。


「市民」という存立概念(イメージ)は、何よりも「自律姓」と「自立性」にあります。
全てが自らを自ら「律」し「自立」しているワケではありません。


「自立」しているように見えながらも「依存性」が高く、組織に「隷属」している人は、
基本的に「自由」を制限されているワケで、何よりも「市民」とされる側は「依存」し「隷属」するよりも、
規模の大小を問わず「自由」に「自立」し、自身の責任で自律し、何よりも基本的な「納税」義務を果たし「選挙権」を行使し社会参加する能力(責任を果たす)を持つ事が重要です。


何れの国民も、自由に発言し自由に行動しているようでも、見えざる力で「仕掛け網」に囲い込まれた状況の下に置かれています。
対抗力を持たない側は「組織」に依拠します。
自律し自立した自己存在よりも、一定の規模を保つ組織に依存し、自らの頭脳や技術を提供する事で、自身の自立や自律性を保つ人もあります。
とはいえ、個々人が保つ「頭脳」や「技術」はそれぞれが、内容や質も異なり、寧ろ「労働力(=汗)」の提供に軸足を置く方法で社会参加する人もあります。


同じように、単純な作業を繰り返す方法で「労働力(=汗)」を提供する人もあります。
オフィスで、工場で、作業現場で、店頭で、その他の場で、など様々ですが、幾つもの方法で社会を形成する「ヒエラルキー(傘)」の一角を占め、ポジションを得ます。


社会は、その「対価」を個々に支払う方法で組織し、より大きな「生産」を得ています。
(これは組織活動でも個人活動でも大きくは同じです)
業務というか仕事がなければ対価としての「収入」はありません。
いわゆる「飯の食い上げ」になり生存が危うくなります。


そこで、自立と隷属の関係が浮かぶワケです。
「自らの責任で喰える=自立」
「組織に絶対依存し喰う=隷属」
これが「社会参加」を、無言で規定します。
とりわけ、低賃金で押し込められ「隷属」を強いられる側で、組織下に縁遠い人には、無言の圧力となり「社会的発言」を制限します。


問題意識の高い人は、現代ではSNSなどを用い愚痴や批判・怨念を吐露し溜飲を下げます。
まぁ、社会も完全に個人の内面まで支配できませんから、そこはフリーハンドの要素が高いワケですが、決して健康的な社会とは言えません。
でも、現実は「自由な市民」と「不自由な市民」に「隷属させられる側」に、厳然とした線引きがあるように見受けます。


日本は、それを大きく「日本国民」として括り位置づけ概念上の漏れを防いでいるように見受けますが、実態は「社会の底辺」を大都市圏もローカル圏も平然と切り捨て、弥縫政策で表面上を整え「市民社会」の権利擁護を宣べ、救済の社会政策を繰り出す事で崩壊を止めているワケです。


現実の姿を、客観視すると真実の姿が浮かび上がり、見える事でしょう。
それを、敢えて自由な「市民層」と制限を受ける「隷属層」に分け、定義の方法としてみたワケです。


これはコンサバでも、リベラルでも、コミーでも、何らの関係もなく、社会の層を眺め掴む上での「階層」分類方法の一つでもあります。

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2023/11/02

" 「人口ゼロ」の資本論 " で、整理され提起された「人口減社会の問題」と「原因指摘」は避けず国を挙げ真剣に取り組むべき重く深いテーマだ

久々に、アチラの世界の論考を読む。


意外に、問題提起と、使用データが整理されており、
全体の主張や提言が分かりやすく、参考になる論点を得られた。


さすがに、京都大学での経済学研究者としてのキャリアによる面目躍如と言え、讃えたい。
更に、慶應義塾大学が経済学の塾員(教授)として専任招聘し、教鞭を執っておられる事に驚いた。


「マルクス経済学」を「アカマル」として警戒し敵視したり、感情的に稚拙な反発をして排外するのは幼稚な愚か者の思考であり、単純馬鹿の思想追求者の思考能力低下を表徴しているワケです。


その種の人物が提起する議論などは相手にしないが、この書(新書)は、本当に良く論点が整理されており掴みやすい展開だ。
ガチガチの「マル経」嫌いの人も視点整理の参考にされる事をお勧めします。

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「人口ゼロの資本論」を読み進め読了し、
思いだした過日のことですが、某大学を退官した知人と雑談と意見交換を。


何れの社会も「上部構造が、下部構造を規定する」のが基本原則であり、厳然たる事実だ。


「市民社会」は、当然ながら「プチブル社会」で、それも上位は「高いインテリジェンスやテクノロジー」を持ち、下位は「モノ知りを吹聴する " 知的俗物 " に過ぎずで、煽り次第で、右顧左眄し、右往左往する夢遊浮游でしかない」のだが、これが典型的な社会の煩い集団に化す。


1) 民主主義社会の建前は、誰もが社会参加できるを掲げ、その根拠に「納税義務」と「選挙権」を掲げ均衡を採る。

2) 民主主義社会も、(独裁ではない)社会主義社会も、
  いずれも「社会は、
  主として、①支配層、②準支配層、③中間層、④中間下層、⑤底辺下層で構成されている。

3) 独裁社会は、①支配層、②準支配層、③隷属層、④農奴などの底辺層で形成され、意思決定は①支配層だけが保持し、②~④は「支持投票」を強制され「政策支持率は、ほぼ100%」を示す分かり易い構造だ。

4) 民主主義社会も、基本的な選挙権を持ち、意志表示できるとされるが、投票行動に出る実態は2)ー①~②~③の半数で、2)の④で組織された一部の人で、2)ー⑤は放棄し、全体では50%が基本ではないか?
 *2)ー④の40%ほど、2)ー⑤の大半は非課税(免税)の収入であり、(政策や社会について)難しい事は考え(る余裕など)ない。

★なぜか、それは大半は「思考・比較の邪魔臭さ」が先に立つ。

★それには、彼が指摘した事は、何れの体制であろうとも、
 政治(政策選択)に参加するには一定の能力(思考力や比較力、選択力)が必要だ。

★そのためには、生育過程も含め「思考力の訓練(教育)が必要」で、左右の勢力や民主主義も独裁主義とも、考える能力が不可欠だと。

★ゆえに「納税義務と選挙権行使」を行う側と、2)ー③~⑤の一部は、免除され回避する側に分かれる。

★基本的に、民主主義社会が掲げる「市民や市民社会」とは、
 *2)ー①~③で構成・形成される社会ではないかと。
 それなら3)ー①が、3)ー②は、上意下達を形成し、仲間内で椅子と帽子を廻し合い、3)ー③以下を都合良く喰い尽くす社会も変わらないのだ。
  *2)ー③の半数と④~⑤は、煽り煽られ単純行動に出るのは、ガザを軸に周辺の地域も欧州社会も米国社会も全く同じで。
  トランプは、その呷りに長けているワケだ。

 フランス大革命の前も、今も「市民社会」の基本構造は殆ど変わらない。

★結論は、何れの社会も「下位層を喰い尽くす」事で、上位は維持成立している。
 基本は、上位構造が下位層を隷属化させ喰うのは、どちらも同じだ。

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2023/11/01

イスラエルは、ハマスのガザでの非道さを明らかに批判し非難主張しないと、軍事的に勝っても「国際世論戦」で追い込まれ敗ける可能性は極めて高い

イスラエルとハマスの戦争:


イスラエルは、ガザでの戦闘で勝利しても、このままでは「国際世論戦争で敗北」させられるのではないか?


イスラエルは、ハマスが「人間の盾」「子供の楯」「医療施設を砦」にし、地下を巧妙に結び戦略道路として活用し、戦術的に対イスラエル作戦でに重要な効果を上げている事を、また「人質を幽閉し楯」にしている事をもっともっと公表し、なぜ砦の攻撃に踏み切らざるを得ないかについて、ハッキリと国際社会へ向け、ハマスの汚さ巧妙さを批判し非難する「キャンペーン」をもっと大々的に張るべきだ!


イスラエルを支配するネタニエフは、現在の段階では自信満々だが、
実際には軍事面での優位性を自信満々で強調するが、
「戦争」は、軍事と国際世論との戦いで、双方で圧倒的に「勝利」しなければ終わらない。


実際には、過去の日本も「軍事と国際世論」の両面で勝つ事を考えもせず、自らの「正当性」を主張し続けなければ、追い込まれ敗退する。


現状を見ると、
軍事で勝っても、国際世論で敗ける可能性が高い。
国連の無責任も含め、徹底的にイスラエルの「正当性」を主張しなければ追い込まれてしまう。


引用開始→「ガザは子供たちの墓場」 水不足、トラウマで自傷行為も―ユニセフ
(時事通信 2023年11月01日14時49分)

 国連児童基金(ユニセフ)のエルダー広報官は10月31日、スイス・ジュネーブで記者会見し、イスラエル軍が攻撃を強めるパレスチナ自治区ガザの状況について「子供たちの墓場と化している」と述べ、即時停戦と持続的な人道支援の必要性を訴えた。

 エルダー氏は「子供たちへの脅威は爆弾や迫撃砲だけではない」と強調。ガザでは電力不足で海水の淡水化が滞っており、「100万人以上のガザの子供が水の危機にさらされている。水の生産能力は通常の5%になり、乳幼児らが命を落とす恐れが高まっている」と指摘した。

 また、子供たちは戦闘によるトラウマも抱えていると言及。「戦闘が収まったとしても、子供たちとコミュニティーが受ける代償は、何世代にもわたって続く」と懸念を示した。エルダー氏によると、ガザで働くスタッフの4歳の娘は、ストレスと恐怖で髪をむしり取ったり、血が出るまで太ももを引っかいたりする自傷行為に及んでいるという。←引用終わり


引用開始→ ガザから外国人脱出 対エジプト国境から、名簿に邦人
(時事通信 2023年11月01日17時39分)

 【エルサレム時事】中東のテレビ局アルジャジーラによると、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ南部のラファ検問所が1日、外国人らの脱出のために開放された。重傷を負ったパレスチナ人ら約80人と共に、隣接するエジプトへ移動する。7日のハマスとイスラエル軍の衝突発生以来、エジプトがガザ在留外国人を受け入れるのは初めてとみられる。
死者1万人に迫る イスラエル、対ガザ攻撃緩めず

 ラファ検問所の運営当局はこれに先立ち、外国人の名簿をインターネット上で公開。1日朝に検問所に集合するよう呼び掛けた。中には複数の日本人の名前が含まれている。←引用終わり


引用開始→ 国際社会の圧力奏功 外国人脱出も窮状変わらず―ガザ
(時事通信 2023年11月01日22時07分)

 【エルサレム時事】イスラエルが地上部隊を投入して作戦を拡大させているパレスチナ自治区ガザで1日、エジプトと接する南部のラファ検問所が開放され、ガザに取り残されていた一部外国人らの退避が始まった。ガザの人道状況悪化に懸念が高まる中、自国民らの救出を求める国際社会の圧力が奏功した形だが、苛烈な攻撃にさらされるガザ住民らの窮状は変わらないままだ。

 ロイター通信によれば、ラファ検問所の開放は、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスと太いパイプを持ち、イスラエルからガザへ連行した人質の解放交渉などを仲介してきたカタールが主導。米国と連携しつつ、イスラエルやハマス、エジプトとの合意を取り付けたという。

 1日中にガザ領外へ逃れることができるのは、500人規模になる見通し。イスラエルによる空爆などで重傷を負い、治療を必要とするパレスチナ人ら約80人と共にエジプトに入り、その後はそれぞれ帰国の途に就くとみられる。
 ただ、外国人や二重国籍を持つパレスチナ人の脱出者の人数は限られ、検問所がいつまで開放されるかも不明だ。空爆や地上作戦の強化で生命への危険が及ぶ状況で、希望者全員が脱出できる保証もない。

 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は10月下旬に米メディアのインタビューで、ガザからの外国人脱出を巡り、エジプトやイスラエルは同意しているものの「ハマスがさまざまな要求を出して拒んでいる」と批判していた。ハマスが説得に応じた背景は不明だが、脱出容認の見返りとして、国際社会が停戦拒否を貫くイスラエルに戦闘停止などを促すよう求めている可能性もある。←引用終わり


追加記述:
(2023/11/02 15:50)

イスラエルは、国際社会へ明確に「ハマス」の非人道性を非道を徹底的に暴き、国際世論に圧されてはイケナイ!
「ハマス」を殲滅する以外に、地域の「平穏」も「安寧」も「安全」も保持し保障には繋がる事はない。
「アッラー、アクバル」を唱えれば、全てが赦されると平然と主張し、人を突撃武器にし、人質や住民を平然と「楯」にする事を平気で行う(強要する)非人間的なテロ集団は潰滅させる以外にナイと!


イスラエルのハマスとの戦闘は、
地域の安全、世界の安全、個人の尊厳などは、確立できず「人権」などが「寝言」で終わると、世界に向けた「プロパガンダ」を徹底する事だ。


引用開始→ イスラエル国防相がハマスに「死ぬか、無条件降伏しかない」…ガザ退避希望しない日本人1人
(讀賣新聞 2023/11/02 14:35)

 【エルサレム=酒井圭吾】イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザから1日、外国籍保有者300人以上がエジプトに退避した。日本人10人が含まれている。ガザにとどまっている外国籍保有者は計7500人とみられ、今後も退避が進む見通しだ。

 上川外相は2日午前の衆院安全保障委員会で、ガザに滞在して退避を希望していた日本人10人、パレスチナ人家族8人の計18人が現地時間の1日、ガザからエジプトに陸路で退避したと明らかにした。外務省によると、現時点でガザには退避を希望していない日本人1人が残っているが、緊密に連絡を取り合っているという。

 外国籍保有者の避難に先立ち、パレスチナ人ら約80人の負傷者がガザとエジプトとの境界の「ラファ検問所」を通過した。10月7日の戦闘開始以降、イスラエルはガザを封鎖し、同月21日に人道支援物資の搬入が始まって以降も民間人の往来を認めていなかった。

 米CNNは検問所の当局者の話として、第1弾となる退避リストに外国籍保有者が491人おり、11月1日夜までに少なくとも361人が退避したと伝えた。

 イスラエル軍の空爆が激化する中、各国は退避ルートの設置を求めていた。ハマスとの関係が深いカタールが仲介し、ハマスとイスラエル、エジプト側が合意して実現した。

 一方、ガザ北部で地上作戦を続けるイスラエル軍は1日、空爆を中心としたこれまでの攻撃について「1万1000か所以上のハマスの軍事拠点などを標的にした」と発表した。

 地元紙タイムズ・オブ・イスラエルは1日、軍司令官の話として、地上作戦を行っている部隊がガザの中心都市であるガザ市の入り口にいると伝えた。ガザ市を陸上と海上から包囲し、空爆も含めてハマスの拠点への攻撃を続けているという。

 イスラエルのヨアブ・ガラント国防相は1日、ハマスに対し、「死ぬか、無条件降伏しかない。第三の選択肢はない」とする声明を発表し、攻撃をさらに強める考えを示した。

 イスラエルの隣国ヨルダン政府は1日、駐イスラエル大使を召還すると発表した。ガザでのイスラエルの軍事行動拡大への抗議を理由としており、イスラエルに対する中東各国の反発が広がっている。←引用終わり


高橋和夫氏へのインタビューは、答は明快で「本質」を指摘し「懸念」に触れている。


引用開始→ イスラエルの本気度…「芝刈り」から「根絶やし」へ 高橋和夫・放送大学名誉教授
(産経新聞 2023/11/2 13:43 黒沢 潤)

中東情勢に詳しい放送大学の高橋和夫名誉教授が産経新聞との電話インタビューに応じた。パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスへのイスラエル軍の地上作戦は今後も苛烈を極めると語るとともに、ハマス掃討は長期戦を強いられると指摘した。主な一問一答は以下の通り。

〝芝が絶対に伸びないように〟
--今後、地上作戦を本格化させるイスラエル軍とハマスとの激闘が予想される

「イスラエルのネタニヤフ首相がいう『ハマスの軍事力壊滅』なら、全面介入でガザ全体を制圧しないとできない。イスラエル軍はハマス掃討終了まで1~3カ月かかると言ってきた。イスラエルは今回、50万人も動員し、『息の根を止めないと』というのが公式発言だ。これまでは、イスラエル人がよく言う『芝刈り』程度だった。つまり〝芝が延びてきたので、その分を刈る〟というものだ。だが今回は『根絶やし』と言っている。〝芝が絶対に伸びないように〟という意味だ。ただ実際にそれが可能なのか、3カ月で終わるのか。米国ではそれほど甘いものではないとの議論が出ている」

--ハマスはどう戦っていくか

「基本的にハマスはゲリラ戦で戦うほかない。戦車や大きな大砲を持っていないためだ。米国がウクライナに供与した携行式対戦車ミサイル『ジャベリン』などを持っていない。闇市場で調達した、1980年代の北朝鮮製の古い武器などで戦わざるを得ない」

--ガザでハマスへの住民の支持はどれぐらいか

「ガザの生活環境は良くないため、ハマスへの不満の声があるのは事実だ。ただ、イスラエル軍による虐殺があると、ハマスに対する支持は上がる」

最悪は過激派ISの台頭
--ハマスの戦士を殺害しても、その父母や子、兄弟たちを殺された家族は、イスラエルへの復讐心を半永久的に持つ

「誰もがそう思っている。ハマスを潰した後、一体、どう対応するんだ、と。イスラエルとしては『ハマスを潰した後、考える』というノリであり、議論が煮詰まっていない。ハマスをほぼ掃討したとしても、良くてハマスと同程度、悪ければハマスより過激なイスラム教スンニ派過激組織『イスラム国(IS)』などが台頭しかねない」

--「ハマス後」のイスラエルのガザ統治・管理は困難を極める

「ガザの中でパレスチナの代弁者を選んでイスラエルの『下請け』をさせるのか、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治政府をガザに連れて行って統治をさせるのか。だが、現時点で〝引き取り手〟はいない。誰もが下請けなどして住民から嫌われたくないからだ。イスラエルがガザ住民をシナイ半島に追い出し、定住させるとの観測がある。ガザ南部ラファ検問所を開き、シナイ半島に逃れさせた後、検問所を再び締めて『帰ってこなくていい』と。1948年、イスラエルが建国されたとき、難民になったのと同じになるのでは、と懸念するパレスチナ人は多い」

金を出すカタールの言うこと聞く
--サウジ、ヨルダンは難民を引き受けるか

「それはない。ヨルダンの人口の6割以上がすでにパレスチナ人だからだ。国内でヨルダン人の人口比率が低くなるという事態はあり得ない。また、サウジはこれまで、パレスチナ人を引き受けたことがない。イスラエルは『豊かな国が引き受ければ済む問題じゃないか』と言うが、サウジ人は『パレスチナ人は自分たちの土地に住んで当然。どうして引き受けなければならないのか』と抵抗してきた」

--ハマスとイスラエルをカタールが仲介する可能性は

「カタールが働きかけるからイスラエルが妥協する、というわけではない。イスラエルとハマスが妥協するなら、カタール経由でやるということだ。米国が直接出ていくよりは、受け入れられやすい。ハマスはもともと、エジプトのムスリム同胞団の中から出てきた。ムスリム同胞団は今、カタールでの影響力が強い。カタールはムスリム同胞団のつながりで、ハマスの指導者を引き受けている。ハマスにカネを出さないサウジよりも、カネを出すカタールの言うことをハマスはよく聞くと思う」

■たかはし・かずお 福岡県北九州市生まれ。大阪外国語大学ペルシア語科卒。米コロンビア大学国際関係論修士。クウェート大学客員研究員、放送大学教員などを経てフリーに。『パレスチナ問題の展開』(左右社)など著書多数。←引用終わり

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