2025大阪・関西万博は、無定見・無能・無責任なJETROのシロート石毛博行を事務総長に据えた時点で失敗は「お約束」だったが、いよいよ確定か
まぁ、万国博覧会とは言うモノの、
基本の構図は「先進工業国の先端技術を展示し自慢し合う場」だから、
基本的に、後発国や発展途上国は、実際に展示する先端的な工業技術や、それに類する自慢のネタやモノがないのが事実で、多くは「観光と物産展」になるのがオチだ。
日本も、160年前にロンドンやパリで開催された「万国博覧会」と称する場に出たものの、幕府も、薩摩藩も、実際に出品する工業製品は皆無だった。
ゆえに、有田焼やら九谷焼の巨大壷の工芸品を並べたりで恥を凌いだ。
しかし、幕府も薩摩も、出品することで諸外国の工業製品を目の当たりにし、その出品者と交流し彼我の落差に驚嘆し、また驚愕させられ近代日本の礎となった。
日本も背伸びし明治政府は「万国博覧会」の開催を企図したが叶わず「日本勧業博覧会」として、大阪は天王寺公園を中心に開催し新世界の通天閣を残した。
まぁ、何かの役には立つであろうと斜め見しながら皮肉に考えてはいますが。
後発国や発展途上国は、日本の政府が支援し丸抱えで援助してくれるなら、「禿げ山に花を咲かせる程度は」が本音だろうね。
カネも技術も備える国は、恐いものナシだろう。
中進国は、世界経済の状況に翻弄され、国内政治も不安定なら、日本の政府が様々な援助と支援の手を差し延べてくれる範囲で・・・
まぁ、本音でしょうね。
JETROの石毛博行を事務総長というか事務局長に据えた事そのものが、そもそも失敗を約束したようなモノだ。
「日本維新の会」幹事長の藤田は、もとボスの橋下 徹と松井一郎への遠慮があるため、党として全力で取り組むとポジショントークを重ね。
失敗したら、次の選挙でテメェ~の首もアブナイから必死だろうよ。
開催の1年前になれば、失敗か、敗残か、責任の擦り合いも含め、維新の大風呂敷の辻褄が合わなくなり、「ハッキリ」する事になるだろう。
引用開始→ 万博国際会議閉幕 各国から懸念の声相次ぐ タイプX先行発注に不信感も
(産経新聞 2023/11/15 20:01 黒川 信雄)2025年大阪・関西万博に参加を表明している国・地域の責任者らに、日本国際博覧会協会がパビリオン出展に関する情報を提供する国際会議が15日、2日間の日程を終え閉幕した。約150カ国・地域から500人あまりが出席するなど、約1年半後に迫った万博開幕に向け、各国が準備を加速している様子が伺えた。ただ、遅れや混乱が指摘されるパビリオン建設では多くの国から懸念の声が上がり、万博の準備が依然厳しい状況にあることが浮き彫りになった。
「万博から撤退した国が出たことはそれぞれの国内理由によるものだ。準備は非常にポジティブに進んでいる」。15日夜に大阪市内で会見した博覧会国際事務局(BIE)のケルケンツェス事務局長は、このように万博準備への懸念を打ち消す発言を繰り返した。
ただ、各国からは厳しい見方が相次いだ。独自で設計、建設する「タイプA」パビリオンを計画する旧ソ連アゼルバイジャンの担当者は「建設を請け負う事業者を見つけることが容易ではない。ただ、協会が提案する簡易様式のパビリオンに移行する考えもない」と話し、「タイプA」パビリオンの実現に苦心している現状を明かした。
「タイプA」を計画する国の多くは、資材価格の高騰などで予算が折り合わず、建設事業者が見つかっていない。協会は日本側が代行して発注、建設する簡易な「タイプX」の採用を提案しているが、2カ国しか正式に受け入れていない。
協会幹部は「今回の会議でタイプXの説明を行う計画はない。個別の国との話し合いになる」と述べ、働きかけに苦慮している現状を明かした。
協会は今月、各国の最終決定を待たずに25カ国分のタイプXをゼネコンに先行発注した事実が明らかになったが、欧州のある国の担当者は「会場の見た目だけを取り繕おうとしているのではないか」と述べ、協会への不信感をあらわにした。
協会が本体を建設して貸し出す「タイプB」や「タイプC」と呼ばれるパビリオンを採用する約100カ国も、今後は内装業者の確保を行う必要があるが、工事が集中することで業者が見つからない事態が懸念されている。
一方、アフリカのナイジェリアがタイプAをあきらめ、複数国が一つの建物を共同で使う小規模なタイプCに移行することも明らかになった。担当者は「為替相場の影響が要因」としている。(黒川信雄)←引用終わり
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