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2023/12/08

ガザの攻防は最終段階を迎え、イスラエルはハマスが築いたガザのトンネルへ「海水」の大量注入で追い出しと一網打尽を狙い、屑のトルコは牽制を狙い

ガザの攻防戦:


イスラエルは、ガザの指導者の拠点を包囲しているらしい。
「ハマス」が掘ったトンネルの攻防で、武器として海水の大量注入を準備し、水没させる水攻めのを展開す予定だとか!?


それは阿鼻叫喚をもたらすだろうが困難でも有効性が高いかと。
単なるテロ組織と国際法に因る主権国家が、同一にして話し合いのテーブルに着けるワケなどあり得ない。


次は、イランの排除に移るだろう。
先ずは、レバノンでヒズボラを再び拈り潰し、
アラブの穏健派を抱き込みイエメンでフーシを叩きつぶせるか?


併せてシリアからロシアとイランの傀儡に過ぎぬアサドを徹底排除だが。
その後の、統治をどうするか?
この点が明確に描けていない。


そこへトルコの妖怪エルドアンが失態を隠そうと介入の時を狙っている。
この紛争に最も責任があるのは、トルコなのだ・・・
偏にこれに懸かる。


引用開始→「ハマスの防衛線突破」 イスラエル軍、ガザの指導者の自宅包囲―南部攻防、接近戦も
(時事通信 2023年12月07日 08時04分)

 【エルサレム時事】イスラエル軍報道官は6日、パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤとシェジャイヤ、南部ハンユニスで「ハマスの防衛線を突破した」と発表した。軍は北部に加え南部にも地上部隊を展開。イスラム組織ハマスとイスラエルの衝突発生から7日で2カ月となり、軍はハマスの「心臓部」(報道官)であるハンユニスへの攻撃を強めている。

 軍報道官によると、ハンユニスなどでは過去48時間、激しい戦闘が続いた。ハマスの戦闘員は地下トンネルから姿を現し接近戦を試みたが、イスラエル側が優勢だと語った。
 ネタニヤフ首相は6日のビデオメッセージで、10月7日のイスラエルへの越境攻撃の首謀者と見なすガザでのハマスの指導者、ヤヒヤ・シンワル氏のハンユニスの自宅を包囲したと説明。「見つけ出すのは時間の問題だ」と述べた。
 自宅にシンワル氏はいないとみられる。軍報道官は同氏について、地上ではなく地下に潜伏していると指摘。「われわれの任務は、シンワルに到達し、殺害することだ」と改めて表明した。←引用終わり


引用開始→ ハマス幹部暗殺なら「大きな代償」 イスラエルをけん制―トルコ大統領
(時事通信 2023年12月06日 20時52分)

 【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は5日、イスラエルがトルコやカタールなどに滞在するイスラム組織ハマス幹部の暗殺を計画しているとの報道について、「(トルコで計画を実行すれば)二度と立ち上がれないほどの代償を払うことになる」と警告した。カタール訪問からの帰途の発言として、大統領府が6日公表した。
イスラエルは「テロ国家」 トルコ大統領「戦争にも限度」と非難

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、イスラエル情報機関がネタニヤフ首相の指示で、パレスチナ自治区ガザの戦闘終了後にハマス幹部を世界各地で殺害する計画を立案中だと報道した。イスラエルの国内治安機関シャバク(シンベト)の長官も暗殺の意図を明言。これに対し、エルドアン氏は「トルコの情報・安保分野の進歩を誰も忘れるべきではない」とけん制した。←引用終わり


イスラエルもナカナカの「水攻め」作戦の展開を準備中らしい。


引用開始→ ガザのハマス地下網「水攻め」か イスラエル軍、海水注入計画とWSJ報道「追い出し一網打尽の狙い」専門家
(夕刊フジ 2023.12/6 15:30)

イスラエルが、イスラム原理主義組織ハマスの地下トンネル攻略に「水攻め」を準備している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、日本語版)が5日、米政府当局者の話として報じた。大型ポンプで海水を注入してトンネルを破壊し、戦闘員を追い出すことができるという。日本では戦国時代、豊臣秀吉が「水攻め」を得意とし、攻城戦に使用したと伝えられる。21世紀の「水攻め」の狙いはどこにあるのか。

イスラエル軍の報道官は5日、パレスチナ自治区ガザ南部の最大都市ハンユニスで部隊が戦っていることを明らかにした。報道官はハマス指導部の多くが「進軍先に隠れているだろう」と述べ、南部の作戦で「取り除く多くのチャンスがある」と指摘した。

ハマスが防衛に使用しているとされるのが、ガザ地区の地下に「クモの巣」のように広がるトンネルだ。今月3日のイスラエル軍の発表によると、これまで800以上のトンネルを発見し、500カ所を破壊した。このトンネル網への攻撃の一つとして、「水攻め」が新たに浮上した。

WSJによると、イスラエル軍は11月半ば、大型の海水ポンプを組み立て終えた。ポンプは少なくとも5つあり、1つで毎時数千立方メートルの海水をトンネルへ流し込むことができる。トンネル網は数週間以内に浸水するという。記事では、イスラエルが計画実行にどれだけ近づいているかは把握していないという米政府高官の話も伝えた。

日本の戦国武将、豊臣秀吉はたびたび、城を水没させる「水攻め」を使用したとされ、備中高松城(岡山)、忍城(埼玉)、太田城(和歌山)の戦いは「日本三大水攻め」として知られている。

世界的には「水攻め」の実績はどうなのか。イスラエル軍の海水注入計画を識者はどうみるのか。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「『水攻め』というと秀吉が思い浮かぶが、地下壕を攻めるのに水を使った作戦は聞いたことがない。ハマスの地下トンネルは縦横無尽に張り巡らされ、総延長約500キロともいわれる。イスラエル軍も一つ一つ攻めていくのでは大きな犠牲を出しかねない。リスクを最小限に抑えたうえで、トンネルから追い出した相手を一網打尽にする狙いがあるのだろう」と話した。←引用終わり

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