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2024/02/13

政治資金は「政治活動費」も「文書交通費」も含め、収入も支出も全てを堂々と徹底的に「公開」し「透明性」を確保し、隠さず批判に応え尚かつ耐えよ!

政治資金の透明化について、誠実な姿勢が必要だと主張してきましたが、かつて「大阪維新の会」を創業的に組織し「行財政改革」に挑んだ橋下徹氏は「政治資金の透明化」について数々の指摘をしています。


予てよりの指摘や主張を簡潔にまとめ、自民党と並び政治資金の公開化に反対する「維新」をも創設者として強く批判し論難しています。


その指摘や主張は傾聴に値しますので、全文を引用紹介しておきたいと考えます。
やや長文(3分ほど)ですが、さすがに論点整理が程良く、十分な読み応えがあり、理解を深める事ができます。


思えば、15年前は、この提議と議論で
「誤魔化し続けた者は論破され、市民から非難され、社会的にも論難され、地方政治ではありましたが退場させられ」ました。


引用開始→【僕が政策活動費の領収書公開にこだわる理由】

現在自民党と同じく維新の会も政策活動費の領収書の公開を拒んでいます。

維新の会は今般、政治と金の問題について、僕が維新を創業した当時よりも進んだ改革案をまとめましたが、なお政策活動費の領収書の公開は拒んでいます。

旧文通費の領収書公開については僕が代表時の約10年前に実行したものですが、現在に至るまで維新の会はそれを政治的にアピールし、立憲民主党がその公開を提案しながらも実行しない点について「口だけだ」と批判してきました。それなのに、いまや維新の会が政策活動費の領収書公開を実行しません。

自民党と維新の会の政策活動費の領収証公開拒否の理由は全く同じものであり、それに対して僕はメディアを通じて領収書の公開をしつこく求めています。

僕のこのような態度を見て、先日ある維新関係者から、僕がどうしてそこまで政策活動費の領収書公開にこだわるのか尋ねられました。
以下にそこで答えた理由を述べます。

一つは領収書公開は僕のコメンテーターとしての政治評論活動の原点だからです。
僕が約20数年前に情報番組のコメンテーターをやり始めたときに、役所の食糧費問題や裏金問題、地方議員の政調費問題が大爆発していました。

現在の維新メンバーでも記憶にない人も多いかもしれませんが、今の政策活動費のような報道状況でした。

今でこそ地方議員の領収書は全面公開になっていますが、当時は公開を渋る地方議会が多数でした。

ところがメディアを通じての世論に負けて全面公開。

ここで僕は、国会議員には旧文通費がある!と指摘し続けましたが、力及ばず世論は動かずに国会議員は無視を決め込みました。

地方議員の領収書が全面公開になるや、そのお金の使い方のでたらめさが暴露されて世間から徹底批判を受けることになり、そこからは地方議会においては政治と金の問題が話題になることはめっきりと減りました。他方、領収書非公開を堅持している国会議員たちには、政治と金の問題は鳴りを潜める気配は一向にありません。

結局、国会議員たちは非課税、領収書公開なしのお金をあまりにも手にし過ぎて、金の扱いや納税意識が完全に麻痺しているのだと思います。
このような国会議員たちがおこなう政治が良いものになるはずがありません。

そこで僕は、ここを改めるにはまずは領収書公開が必要だとこだわっています。

もう一つは、政治家としての成功体験からです。約15年前、僕がコメンテーターとして役所の食糧費問題や裏金問題について、政治行政の公金の扱いが酷すぎることを批判し続けましたが何も変化は起きず、他方府市政の不祥事ニュース、財政が危ないというニュース、大阪衰退のニュースはとどまるところを知らない状況でした。それだったら自分でやってみるかと全額自己資金で府知事に立候補しました。

知事就任直後の財政再建、市長就任直後の市政改革においては、自らはもちろん、役所職員にも議員にも金の使い方を改めてもらうことに全エネルギーを割きました。

公金の使い方にはとにかくうるさくやりましたので、予算・補助金を削減する改革では猛批判を浴びました。

そのような僕の大阪維新創業時代を経て、その後の松井・吉村氏体制、吉村・横山氏体制、国政維新の体制によって大阪府市政が大きな積極的・能動的な予算を組めるほどの活気を取り戻し、また国会議員のみならず全国の地方議員が大幅に増えました。
僕のこのような金の扱い方の態度振る舞いは、その後の大阪府市政の活力、維新の党勢拡大のきっかにすぎませんが、それでも僕はきっかけにこだわっています。

自分のこの経験を基に、金の扱いにシビアな集団でないと良い政治行政はできないし、今の日本の国政がしゃきっとしないのは、金にだらしない集団が政治行政をやっているからだとの思いを強く抱いております。

維新創業時には、維新という組織運営のために公金が必要だ、金がなければ選挙に勝てない、ましてや戦略的な金が必要だ、ということなど微塵に思ったことはなく、自分たちのポケットマネーを基に手探りで党運営を始めましたが、もちろん現在においては時代も維新のステージも変わり、維新は今では主要野党を担うほどの規模になりました。

こうなれば創業時代とは異なる金の使い方も必要になってくるでしょう。

それでも僕は第三者チェック機関がない現在において、国会議員たちに金の扱いを厳しく監視されているという恐怖感を持ってもらうためには、どんな理由があれ、領収書の公開が必要不可欠だと思っています。

イギリスにおいても何やかんやと理由を付けて公開を拒んでいた下院議員たちの金の使い方が暴かれて、約150人の議員が政界を去りました。
そういう政界の浄化を日本においても強く望んでいます。

僕が知事としてボールペン1本の購入にも口うるさく言っていたときのことを知っている人たちは維新にも少なくなってきました。ましてやいきなり維新国会議員になった人たちだと大阪府市改革の実相をほとんど知らないでしょう。

昔はこうだったということに拘泥する組織にイノベーションは生まれません。今は今のやり方があります。それでも、政治には高額な飲食が伴う付き合いがつきもの、高額な贈答品がつきもの、戦略的なお金も必要という感覚が少しでも改まり、純粋な政策論で政治が進んでいく日本になってもらうことを夢見ながら、これからも政策活動費の領収書公開にこだわっていきたいと思います。

2024年2月10日 橋下徹 ←引用終わり

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