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2024/05/09

衆議院議員補選とりわけ「東京15区の選挙妨害や投票結果」を眺め観た感想は、乾いた砂の熱気に踊らされ浮つき掴めず選挙戦処理も組織総括も不明

門田隆将氏

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社会矛盾や危機やらを、いち早く社会へ問題提起するのは、
感服しますが、如何に広げるか、深めるかについては、週刊誌編集者の領域を脱せず。


高橋洋一センセも全く同じで、元財務官僚とコンマ以下大学教授を打ち出すだけで危機を煽っても一般へは広がらず深まらず。
夕刊フジと日刊ゲンタイが泥団子を投げ合いガス抜きする状況から脱け出せない。


「ニコテレ」も「朝8」も、所詮は「2ch」と同じで、話にならず。
​社民党批判の大キャンペーンを起こせないなら、ゴミの泣き言や愚ッ痴ィの掃き溜め場に堕すだけで、保守の改革勢力にはズバリ程遠い。


百田尚樹氏の「日本保守党」が、SNS「X(ペケッター/バカッター)」を手段に保守層への支持拡大を手に入れ、
強固な基盤形成に至らないのは、単に「付和雷同」の不満批判層の「クチだけ寄せ集め」に過ぎぬからだ。


東京15区の補選を戦った百田尚樹氏が率いる「日本保守党」
フワァっとしたSNSの世論に押され、百田尚樹氏の日本保守党は補選とはいえ国政選挙に挑戦した。
しかしながら、SNSでの盛り上がりほど世論は動かず支持も広がらず。
所詮は、狭い「オタクの世界」の寝言や言い争いに終始した。


SNSでの寓にもつかぬ批判や非難また言い争いは、見るに耐えず語るに堪えず。


始まりから終わりまでコップの中の嵐🌀だったかと。
選挙を戦いきるには、党の基盤を支える「丈夫な足腰」がなければ無理な話で、オツカレさまとは言っておきます。


朝日の分析では、候補を立てず不戦敗した自民党支持者の票が多く、
狙いどおりの浮動票でもある「無党派保守層の票」を掴んだものの、
絶対数には結び着かずという事だろう。
(基盤組織と足腰の弱さを露呈している)

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だのに、未だに、コップの中で罵詈雑言の応酬をしているのを見ると、
シロォ~トの手慰みで、バカげているとしか言えない。

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門田隆将氏は、問題提起者として優秀ではあるが、
所詮は「週刊誌屋」で、次々にネタを拡げ追究するが、
その問題を追及する上での広がりと政策がないのは悲しい。


この構図は、凡そ半世紀前に大学を拠点に激しく展開された「全共闘」運動と同じ構図で、
それに一瞬でも呼応し騒ぎ立てた、
いわゆる一般学生を明確に組織できず大きなチカラにできず​蹴散らされたのも同じ構図だ。


いまSNSとりわけ「X(ペケッター/バカッター)」でネタを拾い、
一時的に激しく共感し期待し熱く声援しガス抜きしても、
時間が経過し状況が変わり環境も変化し熱が冷めると「砂」は固まらず、
サラサラと姿を消し何も事もなかったかのように・・・


東京15区の補選で、
日本保守党の飯山 陽候補へ投票した年代別の層を眺め観て、

70~80代は「全共闘世代で、その時も無党派(ノンセクトラジカル)」
40~50代は「全共闘世代の子供たちで潜在的に無党派不満層」
20~30代は「全共闘世代の孫たちで社会的阻害感や不満を抱えた層」

固より旧サヨクの社民党やコミーには靡かず。


然りとて政権を担う自民党には身を寄せず。
更に潜在的には社会的不満をブツブツ言い続け、
保守の側で英雄的な者が現れると、無批判に期待し高揚しまるで満たされたかのように振る舞い浸るのが特徴で。


旧くは、三島由紀夫に熱狂しても盾の会には身を寄せず、
少し前は石原慎太郎に熱狂し期待し高揚した。
同じく一部は橋下 徹の煽りに呼応し持ち上げ期待し裏切られ、
その反動もあり安倍晋三には大きな期待と希望を寄せたが、
所詮は乾いた「砂」は乾いた「砂」でしかなく。


いまは、門田隆将氏も高橋洋一センセも同様に無手勝流で故・安倍晋三を持ち上げ英雄視する事で、
自らの「保守」としての立ち位置を保ち無聊を慰めているとしか言えず。


その延長上にあるのが百田尚樹氏であり有本香女史だと捉えている。


ゆえに高市早苗女史を推挙し命脈を保つ努力を重ねているが、
一向に拡がらないのも事実だとも言える。


この間に、既成のサヨクも新サヨクも、激しく理論闘争を繰り広げ、
コミーは組織を減退させながらも基盤の体制を維持している。

リベチンのタチミンは、チャビンのアンポンタンムズホを切り、
チンミン勢力として官公労を軸に基盤の勢力を温存した。

切り捨てられたアンポンタンムズホのチャビンは、
沖縄の「ヘノコ反対闘争」を歯ぎしりしながら維持し、
積極的な外国勢力への売国勢力として一新されず腐り残りしたままだ。

新サヨクは、激しい内部の理論闘争や権力闘争また抹殺粛正を繰り広げ、
革共同(中核派)が命脈を保ちジャマモットダロォのレイチンを友好(有効)な表看板に抵抗勢力として生き延びた。

対する革共同(革マル派)は、松崎明が率いた鬼の動労もJR総連に合同し、
その理論的覇権を握り牙城にし強固な拠点を得た事で平然と体制内破壊を企図している。


日本の革命勢力は3%ほどと推量するが、
本質的な「保守」の勢力も3%に満たず弱体なまま、日々の生活信情的保守を煽る事で、
命脈を保つが強固な「政治勢力」とは成り得なず、相変わらず乾いた「砂」であるのが実態だ。

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