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2024/05/22

社会が健全な生産力を喪うと人手が余り、社会が標準的に求めるスキルを持たぬ側は排除され、生業を保つため安易な囁きに呼応し重大な犯罪に走る

社会悪は徹底検挙と厳罰を!


世の中、カネに目が眩むヒトは絶えず、その種の亡者を餌にして太り続けるワルブタども。
安易な「詐欺」を囁き仕掛け、釣り上げ徹底的にカネを吸い上げる。


しかも、その吸い上げたカネから足がつくのを回避するため、巧妙な仕掛けでいわゆる「マネーロンダリング」を繰り返し、
綺麗なカネにして胡散臭い世間へ供給し、カネに付く「利息」を拈り取り、その種のカネに手を出した側を吸い付くし破綻させる。

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(写真の記事は「日本経済新聞」2024/05/22)


もぉ、完全な犯罪であり社会の敵だろうが、日本の社会は緩いのか、未だに繰り返され続け被害は後を断たない。


ワルは、相対的に「阿呆」と相場が決まっているが、それでも「阿呆」はアホウなりに社会への復讐心が強いのだ。
それに少しアタマの切れるのが、巧妙に「手立て」を吹き込み、いわゆる「汚ツム」の悪い側は、言われるままに指示されるままに忠実に与えられ求められた役割を果たす。


それにより、僅かな収益を分け与えられ、末端の兵隊は用済みとなり棄てられる。


この繰り返しではないか?


引用開始→ 不正4000口座で700億円マネロンか、グループ12人を逮捕「トクリュウ」の可能性
(産経新聞 2024/5/21 20:22)

他人に設立させたペーパーカンパニーの法人口座で犯罪収益の送金を繰り返し、マネーロンダリング(資金洗浄)したとして、大阪府警は21日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)などの疑いで、会社役員の藤井亮平容疑者(41)=川崎市多摩区=ら12人のグループを逮捕した。グループは約500のぺーパーカンパニー、4千以上の法人口座を不正に管理。少なくとも約700億円の入金が確認され、府警は資金洗浄したとみて実態解明を進めている。

他に逮捕されたのは、富山県高岡市下関町、会社役員、大和隆生容疑者(40)らで収納代行業「リバトングループ」と自称。ただ実態は不明で府警は「匿名・流動型犯罪グループ」とみている。

グループは交流サイト(SNS)や知人を通じて、「副業として稼げる」などと勧誘。設立の方法を指南し、法人口座を開設させて管理していた。口座には令和5年1月から約半年で約700億円の入金があったという。

府警が金の流れを調べたところ、入金されたのは違法なオンラインカジノや詐欺事件の犯罪収益で、海外の法人口座にも流れていたとみられる。

府警はグループが別の犯罪組織から資金洗浄を請け負い、入金額の数%を取り分として少なくとも28億円を得た上で、海外経由で組織に還流させていたとみている。

12人の逮捕容疑は共謀し、昨年5~6月、詐欺の犯罪収益210万円を含む約559万円を複数の他人名義の法人口座に送金したなどとしている。府警は認否を明らかにしていない。他に30人以上が関与し、一部は海外に出国しているといい、捜査している。

令和4年9月、ネットカジノに絡み特定商取引法違反容疑で会社経営の男らを逮捕し、捜査の過程で発覚した。

マネロン横行、日本も厳罰化
詐欺や違法薬物の取引、脱税など犯罪で得た収益を出所や本当の所有者がわからないようにするマネーロンダリングに絡む事件の摘発は後を絶たない。

代表的な手口は、他人名義や架空の企業の口座を使って、送金を繰り返す▽電子マネーや暗号資産(仮想通貨)へ交換する▽株などの購入や正当な事業収益を装う-といったものだ。

警察庁の統計によると、マネロン絡みの組織犯罪処罰法違反事件の摘発件数は年々増加し、昨年は888件と10年前と比べ3倍に。警察庁などが届け出を受けた「疑わしい取引」の数も昨年は過去最多の約70万件に上った。

テロ組織など犯罪集団の資金源となることからマネロン対策は国際的課題となっている。国際組織から対策の遅れを指摘された日本は令和4年12月に組織犯罪処罰法などを改正。マネロン行為を厳罰化する法整備を行うなど対策を強化している。←引用終わり


引用開始→ <独自>旧「五菱会」関係者か 3~17倍の超高金利でヤミ金営業 警視庁が4人逮捕
(産経新聞 2024/5/22 04:40)

超高金利でヤミ金業を営んだとして、警視庁生活経済課は21日、貸金業法違反(無登録営業)などの疑いで、東京都大田区の無職、針谷恭輔容疑者(44)ら男女4人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。針谷容疑者は「五菱(ごりょう)会事件」と呼ばれ、平成15年に大規模な摘発を受けた指定暴力団山口組2次団体「五菱会」(当時)が運営していたヤミ金グループとの関係をほのめかしており、同課が組織の実態を調べている。

捜査関係者によると、針谷容疑者らは令和5年10月~6年2月、無登録で9人に約180万円を貸し付け、法定利息の約3~17倍となる約68万円の利息を受け取った疑いが持たれている。

集客はホームページで行い、電話を通じて顧客とやり取りして口座に入金。返済時には入金させた金を別の口座に移し替えた上で、出し子が引き出して駅などのコインロッカーに入れ、運び屋がさらに別のロッカーに移すなどして、捜査の目をかいくぐるように対策していたという。

針谷容疑者とともに逮捕された出し子と運び屋も、旧五菱会系の別のグループで債務を抱え、返済のために協力していたとみられる。

同課は針谷容疑者らが平成30年からの約6年間で延べ約1万5千人に約5億円を貸し付け、約6億円の利息を得ていたとみている。

社会を食い物 手口変えて「出戻り」
「五菱会事件」では、指定暴力団山口組2次団体「五菱会」(当時)の実質ナンバー2で、〝ヤミ金の帝王〟と呼ばれた男を中心とした大規模なヤミ金組織が、バブル崩壊後の社会を食い物にしていた。徹底的な取り締まりでヤミ金組織は鳴りを潜めていたが、今回の摘発により、水面下でなおうごめく関係者たちの存在が浮上した。

かつての五菱会は、隠語などを使ってピラミッド型に築かれた組織を〝帝王〟の男が統括。顧客情報や集金を管理する「センター」の傘下に延べ1千以上とされる業者を置いて厳しい取り立てを行っていた。

平成15年6月には、大阪府の主婦ら3人が取り立てを苦に心中するなど悲劇は後を絶たず、多重債務による自殺者の増加が社会問題化。警察はトップを含め徹底的な摘発を進めた。スイスの銀行に50億円超の犯罪収益が隠されていたことが発覚するなど、大規模なマネーロンダリング(資金洗浄)を行い、暴力団の資金源となっていた事実は、社会に衝撃を与えた。

こうした問題を受け、貸金業法は2度にわたって改正され、規制や罰則の強化が進んだ。ただ、ヤミ金そのものの根絶には至っておらず、新たな手法を取り入れながら、営業を続けている。

集客方法も、対面や電話での勧誘から、ホームページなどインターネットを介した方法に変化。商品売買を装い、カネの貸し借りではないように偽装する手口に移行している。

捜査関係者によると、警視庁生活経済課が21日に逮捕した針谷恭輔容疑者は、かつて五菱会傘下でヤミ金に関わり、組織の摘発後に一度離れたものの、再度始めた「出戻り」とみられる。

手口を巧妙化させており、固定の事務所は使わず、電話と振り込みを活用して債務者と対面しないようにしていた。また、返済された現金も、振り込ませた後は出し子や運び屋を利用し、指示役だった針谷容疑者らは互いに顔を合わせないようにしていたといい、同課が解明を進めている。←引用終わり

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