30年前も、今も「業界を握る小ボスどもは、自らが描く狭い世界に浸り、変化の大波を感じず、それを指摘する側を罵倒」するが、必ず斃され踏み付けられ
ユニクロというか、そりゃイヤァ〜ナイ!
アッパーは、セオリーで少し稼ぎ、
ユニクロは、ミドルて勢力を張り、金城湯池を創り出し。
GUを、固め強化して、ボトムの底辺を独占できりゃ世界市場で10兆円は軽い軽いと、ほくそ笑んでオル把!
ユニクロは、表向きは「アパレルビジネス」だが、
本質は「データビジネス」で「データ化」できる分野から得た情報を生産手段に反映させ「モノ」に置き換えているワケだ。
従って、データ化を得ても忠実に工業的に反映できないナマモノではデータを活用できても、
安定的に形を再現できない対象は、事業化できずに失敗している。
あれは凡そ30年前、バブル経済という浮つきがピークの頃で、
当時、今日に至る「国際分業(サプライチェーン)網」の形成を想定し、
当時、既に「中国」での委託生産に着手していた「ファストリテーリング」の柳井氏を、
大阪商工会議所大ホールへお招きし、問題提起と解決を要する課題を議論した事を想起した。
その日は、
①外国人労働力への依存が抱える基本課題を、森永卓郎氏(当時は三和総合研究所)に、
②アパレル製品の付加価値についてを、コレクションデザイナーの山本耀司氏に、
③消費クラスターに合わせた製品サプライチェーンの形成と供給を柳井正氏に、登壇を求めお願いした。
これは、現在に至る「解決が必要な日本社会の構造課題」として提起したが、
対象業界の主要な役員も構成員も全く埒外と、当時は激しく批判され非難された。
しかし、その時に想定したとおりに推移し、
当時、見下していた対象業界は雲散霧消し、
肩で風を切っていた役員の事業会社は市場から駆逐され消滅すると共に姿を消した。
いまも、罵詈雑言の嵐だった重要なセミナーを回顧し、
心底では「ザマァ見やがれ!」と快哉しているのが正直な処だ。
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