余りにも衝撃的だったUSでのトランプ銃撃事件・・・ 米国の銃規制や地涌の責任を脅かす事態に対し、米国社会はホントに何もせず遣り過ごすのか
14日「トランプ氏が狙撃され、犯人は射殺された」の衝撃的な一報を知り、
何が何やら意味不明の驚愕を受けた。
その後の続報で右耳を銃撃されたが立ち上がり空に向け拳を突き上げたとか。
咄嗟に思い浮かんだのが、フランスのシャルル・ド・ゴール大統領の暗殺未遂を描いた
フレデリック・フォーサイスの小説「ジャッカルの日」だった。
シチュエーションも置かれた背景も異なるが、
置かれたというか、設定された「状況」の基本的な枠組みは、大きく変わらない。
選挙活動中の狙撃犯による殺人事件は、
日本では2年前の7月に、安倍晋三元首相が凶弾に倒された。
パキスタンでは、ナジブール・ブッ度首相が街頭演説中に狙撃され凶弾に倒れた。
オソロシイ事で、言葉がない!
民主主義の言論に対する挑戦だなどと浮ついた事は言いたくない。
如何に、選挙運動の過程で候補者の安全を守るか護り抜くかは何よりも大きな課題だ。
日本では、東京15区の補欠選挙で「つばさの党」を名乗るバカどもが、破壊的な暴挙に出た。
また、この度の東京都知事選挙では、「立花私党」の立花孝志が、選挙を資金集めの手段にし、公然と侮辱する行為に出た。
これらを放置する日本の統治機構は、果たして正常なのか?
引用開始→ わずかな動作で命拾い トランプ氏、銃撃を回顧―米メディア
(時事通信 外信部 2024年07月15日 19時49分配信)
銃撃後、警護官に抱えられて選挙集会会場を去るトランプ前米大統領=13日、米東部ペンシルベニア州バトラー(AFP時事)【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】「あの時そうしていなかったら、きょうこうして話していることはなかっただろう」。トランプ前米大統領(78)は14日、保守系メディア「ワシントン・エグザミナー」のインタビューに応じ、狙撃された際、後方を向くほんのわずかな動作で死を免れたと回顧した。
トランプ氏は13日の東部ペンシルベニア州での演説中、資料を映すスクリーンを振り返った瞬間に銃撃を受けたが、負傷したのは右耳上部だけだった。危機一髪の状況に「ようやく実感が湧いてきた」という。同氏が事件後、メディアのインタビューに応じるのは初めて。
撃たれて立ち上がると、トランプ氏は銃声に身を伏せて動かない聴衆に気がついた。「彼らはただじっとしていた。あの時の感覚はどう表現したらいいか分からない」。その後、聴衆に向かって拳を突き上げた同氏は、「世界が見ていると思った。歴史がこれを裁くことは分かっていたし、『大丈夫だ』と伝えなければいけないと思った」と語った。
トランプ氏は退避する際、聴衆に「米国は続き、われわれは前進する。われわれは強いのだ」と訴えようとしたという。事件後には政治的見解の異なる人々を含め、各地からたくさんの激励の電話を受けたと明かし、党全国大会で「全米を一つにする」指名受託演説を行うと述べた。←引用終わり
引用開始→ 英国王がトランプ氏に手紙 首相も電話で見舞い
(時事通信 外信部 2024年07月15日 21時08分配信)【ロンドン時事】チャールズ英国王がトランプ前米大統領に手紙を送っていたことが分かった。BBC放送によると、在米大使館を通じて14日に送付。内容は明らかでないが、銃撃されたトランプ氏を見舞ったものとみられる。
また、英首相官邸によると、スターマー首相も14日トランプ氏に電話した。首相は暴力を非難し、トランプ氏と負傷者の早期回復を願うと表明。事件の被害者と遺族に弔意を示した。
スターマー氏はX(旧ツイッター)にも「トランプ氏の集会で起きた衝撃的な出来事にがく然としている」と投稿した。←引用終わり
引用開始→ トランプ氏、演説で「米国団結」呼び掛けへ 共和党大会開幕へ厳重警戒
(時事通信 外信部 2024年07月15日 19時49分配信)【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】米共和党は15~18日、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで全国大会を開き、トランプ前大統領(78)を大統領候補に正式指名する。暗殺未遂事件で負傷したトランプ氏も出席し、最終日の指名受諾演説で「米国の団結」を訴える方針。開幕を控え、会場や周辺には厳重な警備態勢が敷かれた。
トランプ氏は銃撃から一夜明けた14日午後、当初予定通り現地入りした。保守系メディアのインタビューで「私には米国を団結させる機会が与えられた」と言及。バイデン政権への対抗を意識して準備した指名受諾演説を、「全く違う内容」に書き換えたと明らかにした。
バイデン大統領は14日、共和党大会に備え警備の見直しを当局に指示。最大限の警護を約束すると記者団に述べた。会場周辺は数ブロックにわたって道路が封鎖され、各地から招集された警官が警備に当たった。
事件を受け、支持者の間では、九死に一生を得たトランプ氏を神格化する機運が高まっている。SNSには頭から血を流すトランプ氏を天使が守るイラストと共に、「神が彼を救った」と「奇跡」をたたえる投稿が相次いだ。
1981年に銃撃されたレーガン元大統領(共和)は、精神的強靱(きょうじん)さを示して支持率を急上昇させた。トランプ氏が銃撃を受けた直後、星条旗を背景に拳を突き上げる象徴的な写真はメディアを席巻。共和党では「トランプ氏が負ける可能性はゼロになった」(下院議員)と、早くも大統領選に楽観ムードが漂う。
大会ではトランプ氏一族や上下両院議員、各州知事らが順次演説する。米メディアによると、トランプ氏と指名レースを最後まで争ったヘイリー元国連大使は当初招待されていなかったが、一転出席し演説する運びとなった。
期間中にはトランプ氏の伴走者となる副大統領候補も指名される。同氏はまだ意中の候補の名を明かしていないが、米メディアでは、トランプ氏に忠誠を誓う若手代表格バンス上院議員や、ビジネス界出身のバーガム・ノースダコタ州知事、ヒスパニック系の穏健派ルビオ上院議員らが有力視されている。←引用終わり
引用開始→ いつも一人、物静かな子 射撃クラブ所属、いじめ被害も―トランプ氏銃撃のクルックス容疑者
(時事通信 外信部 2024年07月15日 14時39分配信)【ベセルパーク時事】米東部ペンシルベニア州でトランプ前大統領を銃撃し、射殺されたトーマス・クルックス容疑者(20)は、高校時代は一人でいることの多い「物静かな子」だった。複数の米メディアが14日報じた。地元の射撃クラブの会員でもあったが、凶行に及んだ動機などは現時点ではうかがえない。
容疑者は同州ベセルパークに住んでいた。公的な記録や米メディアによると、共和党員として登録していたが、民主党系の団体に少額の寄付をしていた。容疑者が2022年に地元の高校を卒業した時は、数学と科学で表彰された優秀な生徒の一人として地元紙に報じられた。
報じられた元同級生らの話によると、容疑者は高校では友達が少なく、昼食の時は一人で座っていることが多かった。他の生徒からいじめられていたとの証言もある。
高校のライフルチームの選抜試験を一度受け、不合格となったことがあった。また、CBSテレビによると、容疑者は地元の射撃クラブで少なくとも1年間は会員だった。容疑者が犯行当時に着ていたTシャツは、銃器に関する投稿が多い人気ユーチューバーのブランドの商品に酷似していた。
容疑者の父親はCNNテレビの取材に「何が起こっているかを把握しようとしている」と述べたが、治安当局と話すまでは取材に応じられないと説明した。←引用終わり
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