2024年の夏は「暑熱・酷暑」で、台風は多発すると予報し、今は「台風10号」に振り回され でも2022年は「台風11号」が沖縄で迷走し、2018年は既に20号で
台風10号は、
中心の気圧を落としながら九州北部で北へも東へも進めず、停滞し居座っていますが、大外の縁を取り巻く厚い雨雲は、1000キロ近く離れた首都圏や中部東海に激雨を見舞っています。
本当に、適わないですねぇ。
昨(8/29)夕、友人との雑談で、
「数年前に沖縄で台風が迷走し居座った事がありましたね」との事になりました。
改めて台風についての投稿記録をチェックしてみますと、
ナンと、それは2年前の2022年の「台風11号」でした。
この台風11号も、フィリピン海で発生し、北上しながら日本列島を前に、北へも東へも進まずナンと「西」へ進み始め、南北大東島を東から襲い、沖縄本島を取り巻き居座り続けたのです。
夏の台風は「迷走する」と言われますが、
まぁ、そのとおりですね。
でもでも、2024年の「台風10号」は迷走を重ね九州北部に居座り、大騒動の報道が続きますが、
2022年の「台風11号」が同じように迷走し、沖縄本島付近に居座り続けた時に、これほどの大騒ぎをしましたか!?
日本は、中核中枢なら「大変だ!タイヘンだ!たいへんダ!」と、国を挙げて煽り騒ぎ立てますが、
辺境の地と考える「沖縄」に台風が1週間も居座ろうと、素知らぬ顔で過ごしていたハズです。
所詮は、日本の本土に暮らす側にとり、沖縄が抱え込む自然の摂理や、人(政治)が強制する困難など、痛くも痒くもなく真に痛痒にも感じないのです。
所詮は他人事に過ぎず、同情しても、自然が美しければ、それを体感できれば、それでヨイわけで、
ここに、最大のギャップがあると言えます。
何度も、執拗で申し訳ないですが、
2024年の夏は暑熱もあり、エルニーニョがどうとかこうとかで、
台風は多発すると気象関係者は気象予報士の業界も含め、
気象庁への「出禁」を懼れ「垂れ流し」を繰り返していますが、以前も触れたとおり、2018年は「この時期には、既に「台風19号・20号」でした。
多発と「オオカミ少年」は言い続けますが、
2024年の現在「台風10号」に、いま振り回されているのですよ。
また、この指摘でもお分かりのように2022年の8月末は「台風11号」でした。
気象庁を非難しているワケではありません。
自然現象というのは、例え「AI」を駆使しようと、
そう簡単に予想し予測できるほど安易な相手ではないという事を、皆様も弁知される方がよいのではないかと。
人の保つ感性で最も重要な点の一つに「観天望気」があります。
戸外で外気に触れ、腫れても曇っても「空の雲や空気(風)」の流れを感じ取り、
天気の変化を捉える能力を人(生命体)は固有に持っているのです。
それを安易な「空調の利いた(室温24度/湿度40~50%)部屋」で過ごし続け、
視覚や耳情報に依拠し続けた事で「大騒ぎ」を繰り返す愚から脱け出せず、
逆に発信元の「気象庁や気象予報士」を非難するという馬鹿げた事になり果てているとも言えます。
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