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2024/09/08

医療機器とも言える「Ray-Ban」レンズを加工したトレードマークのグラスが、何かの不注意で行方不明になり、不自由もあり気分的に落ち込んでいます

トレードマークのグラスが4日の夕方から行方不明で落ち込んでいます。

Rayban

レンズは以前の「Ray-Ban」社の謹製(B-15TGM)で、素晴らしく優秀なモノで、現在「Bausch & Lomb」から「Ray-Ban」のブランドだけを買った紛い物屋には造り出せない緻密さが秘められています。


左眼に「中心性網膜炎」を抱え込んだ者には「医療機器」でもあり、強い紫外線から目を守り続け36年の代物ながら、「Ray-Ban」スタイルはイヤだった事もあり、数年前に「鯖江」で一山フレームを特注し、その際に最も難しい「ミラーコートレンズ」をフレームに合わせ削り填め込んだ特注品で、素晴らしい相性で身体の一部になりました。


その相棒が、何かボンヤリしていた事が原因でしょうが行方不明になり、スッカリ落ち込んでいます。
たかが眼鏡、たかがレンズと言われましょうが、
既に「Bausch & Lomb」は、このレンズの受注生産すら停止しており、打つ手がないのです。


トレードマークの Ray-Ban (Boasch & Lomb) のミラーコートレンズ(B-15 TGM)は上部が可視光線6%、下部が15%でしっかり、紫外線からも保護してくれますが、それでも例年になく、眼は激しい疲労を受けたようです。
((2018年8月18日の記述記録))

1988年の8月末、左眼に「中心性網膜炎」を発症し、完治はしましたが強い紫外線からの保護が必要で、Boasch & Lomb の Ray-Ban で、1988年末に「B-15 TGM」をウェリントン型とナス型フレームの2本(いずれも度なし)を手当しました。
濃色でミラーコート加工されていますが、視界はトンネル内でも、ほぼ自然光状態といえます。

そんなボシュロムのレイバンでしたが、1999年に Ray-Ban の事業を、イタリアのフレーム屋 Luxottica (ルックスオティカ) へ売却してしまいました。

以降、Ray-Ban はボシュロムの名を幻想する者には冠させ、米空軍のイメージを借りるだけの、機能的裏付け伴わない殻に堕しています。
高機能伝説の B-15 TGM は生産も供給も停止され廃番にされました。

いまの Ray-Ban は、格好付けのデザインだけで、既に米空軍と共に歩み抜群の高機能を発揮した Ray-Ban ではありません。

2014年の夏の終わりに、ウェリントン型のフレームが毀れ、鯖江の知人にオリジナル一山フレームを発注し、いまのフレームへレンズ再カットを行い、置き換えを図りました。レンズは現在30年を超え既に躰の一部です。

よく、
「なぜ、いつも、濃いサングラスを?」と訊かれ、
その度に、
「決して、怪しい者ですから!」と応えていますが、
実は保護用具(躰)の一部なので、伊達や酔狂じゃありませんので。

今日、説明用にと写真撮影を試みましたところ、カメラのレンズはメガネレンズの「着色(アンバー)」を捉え反応してしまうようで、添付写真はレンズに反応した部分がアンバー色になっていますが、実は重なっていない部分と、人の眼に見える色は殆ど(自然光の像と)変わりません。

映り込む人もクッキリ、ハッキリしています。
いまは、予備にと持つ1セット(度なし)だけになりました。


今は、同時に予備として手当の大ぶりな、This is Ray-Ban を引っ張りだし用いていますが、スッキリしませんし馴染めません。


発見されるよう一縷の望みをかけているのですが・・・


眼鏡屋で同じ性能のレンズは特注できるか?
問い合わせた処「可能だが10万円程との事に」なり、
いきなり躊躇してしまいました。


40年ほどで価格が3倍くらいになっているワケで。
本当、実に思案のしどころですねぇ。

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